トップページ山行リスト(日付)>大山_記録20220801


大山
 山行日
2022年8月1日(月) 晴→曇→晴     単独行
 コース
ヤビツ峠(9:18)〜(10:23)大山(10:49)〜(11:12)富士見台〜(11:21)16丁目〜(12:06)下社(12:42)〜<女坂>〜(13:09)大山寺(13:12)〜<女坂>〜(13:35)大山ケーブルバス停
 考えてみたら、今年は、まだ大山に登っていないことに気がつきました。ということで、久々に晴が続いている8月1日に行ってきました。 
 詳細は、以下をご覧下さい。


 今日は、平日の月曜日で、秦野駅からヤビツ峠行きは、8:25発の1本だけ。快晴ということもあり、早めにバス停に着いたのだが、それでも、既に10人が並んでいた。
 8:25、バスが発車。乗客は、登山者姿が23,4人で、高校生が3人。この時季、平日の丹沢で、これだけ乗ってくるのは、多いなと思えた。
 9:04、ヤビツ峠に到着。早速、自販機で冷えた缶コーラ(350ml)を購入して、一気飲み。その後、準備に手間取り、気がついたら、殆どの乗客は消えていた。(写真下)
 9:18、出発する。
[ヤビツ峠にて]

 階段を上がっていき、新しく出来たヤビツ峠レストハウス前を通る。今年の正月に来たときは、営業していなかったので、営業中なのは、今日が初めて。
 店の壁に「飲みごたえとキレのよさ 新!辛口<生> スーパードライ樽生」の垂れ幕を見る。(写真下) そうか、ヤビツ峠に下山したら、生ビールが飲めるのかという知識が、最重要ランクで、私の脳内データベースに格納された。
 だが、注意しなければならないのは、水・木が定休日だという事。平日行くときは、要注意だ。
 ....これを忘れて、水・木に行ったら、この上ないショックだ。
[レストハウス側面]

 9:22、上空を見上げたら、岳ノ台方面上空に怪しい色のついた雲が一段低く、浮かんでいることに気がつく。どう見ても雨雲である。今日は、流石に雨はないだろうと思っていたが、涼しい風が吹いてきた。どうも雨の予兆である。まあ、今日は、大山だけなので、深く考えずに登っていく。
 9:30、ふと目の前を見たら、緑の樹林に一本道。思わず、雨雲のことを忘れて撮影。(写真下)
[緑と茶色の登山道]

 10:07、木道を進む。(写真下左)
 ガスが下から上がってくるのが分かった。また、今朝、小田急線からは、青空の下、大山の姿がクッキリと見えていたにも関わらず、大山頂上方面は、既にガスに覆われていた。

 10:09、ガレ場の上に出た。晴れていれば、富士山や表尾根方面の眺めがよい所である。だが、今日は、富士山どころか、表尾根方面の丹沢も全く見えなかった。(写真下右)
[木道を行く] [眺望無し]

 10:23、大山本社に到着。参拝後、御神木を撮影。(写真下)
 いつの間にか、御神木手前にあったベンチが消えて、砂利が敷かれてあった。
 御神木の奥には、伊勢原市街などが見下ろせるのだが、山頂は、ガスの中にあり、視界ゼロの状態。結局、何枚も御神木を撮影してしまった。
 なお、幸いにも、岳ノ台上空に見た雨雲は、来ていないようだった。
[御神木]

 取りあえず、山頂標識を撮影。(写真下)
 山頂標識下のベンチ群が、リニューアルされていた。それと、御神木前と同様、この辺り一面に砂利が敷かれ、雨後のドロドロ道が解消されてあった。山頂まわりでは、結構、大掛かりな工事がされたことを知る。
[大山頂上にて]

 電波塔の横を通り、西側の光景を眺めてみた。(写真下)
 やはり、ガスに覆われて、富士山や丹沢方面は、全然、見えない。だが、青空が一部見えていた。
 今朝、小田急線から見た、青空の下の大山の姿は、いったい何だったんだと、改めて思う。
[山頂の西側へ]

 この分では、ガスが消えないと思い、山頂からの眺望は諦め、下社へと下ることにした。

 11:12、富士見台を通過。富士山方面は、まだ三ノ塔すら見えていない状況だった。(写真下)
 涼しい風が吹いてくることもなく、このガスの動きから見て、ヤビツ峠から登るとき見た岳ノ台上空の雨雲は、こちらに来ていないようだ。あるいは、消えてしまったのかも。
[富士見台にて]

 16丁目の分岐点を過ぎ、どんどん下っていく。
 11:18、登山道が右にカーブして下る所で、下界が見えた。(写真下)
 靄がかかっているようで、はっきりしなかったが、やはり、眺めが見えたことがとても嬉しい。
[伊勢原方面を見下ろす]

 11:43、夫婦杉を通った時、陽が差してきた。どうやら、ガスの下に出たようだ。
 12:04、登拝門の扉が全開となっているのを見て、今の時期が夏の山開き期間だったことに気がついた。(写真下)
 登拝門の説明板には、下記のようなことが記載されている。
 7/27〜8/17間が夏の山開き大祭とのことで、明治初年の神仏分離までは、この期間以外は固く閉ざされ、山頂への登拝は禁止されていた。明治20年に春山開き大祭(4/5〜4/15)が新たに設けられた後、徐々に緩和され、今では、年間を通じて登山できるようになっている。但し、夏・春の大祭期間以外では、登拝門の扉は、片開きとし、登拝門の名残をとどめている。
[登拝門の扉が全開(振り返って撮影)]

 下社を参拝する。さすがに平日の月曜ということで、参拝客は少ない。
[下社を参拝]

 下社から相模湾方面を眺める。遠景は、靄がかかっているが、本来であれば、このような光景を山頂から眺めるつもりで登ったのだ。
[下社からの眺め]

 今日ならば、食べれるかもしれないと、下社の横にある期待して「茶寮 石尊」に入る。(写真下左)
 目当ては、抹茶のかかった升ティラミス。
 今まで、何度か食べてみようかと立ち寄ったが、いつも品切れ。だが、今日は、違った。
 ということで、雨岳の梅ジュースと升ティラミスを注文。(写真下右)
 実は、この梅ジュースが濃厚で衝撃的だった。こんなジュースは、初めてだ。
 続いて升ティラミス。
 鮮やかな緑の抹茶にスプーンを入れると、その下は、通常の色をしたチーズとクリームだった。そうか、通常のティラミスならば、ココアパウダーかチョコパウダーがふりかかっているが、その部分が、抹茶なのかと理解。
 これまた、コクのある味で、ゆっくり時間をかけて味わう。通常のティラミスと違って、抹茶の風味が大人の味という感じだ。
[茶寮石尊 入口] [升ティラミス&雨岳の梅ジュース]

 12:42、石尊を出て、石段を下っていく。
 いつものパターンだと、誘惑に負けて、石段下の茶店で生ビールを注文し、帰りは、ケーブルカーとなるのだが、今日は、違った。
 まだ歩く意思があったので、女坂を下っていき、大山寺に到着。(写真下)
 参拝後、さらに下っていく。
[大山寺(大山不動尊)]

 男坂と合流し、観光客が少なく、閑散としたこま参道を下っていくが、屋根のない箇所で、強烈な直射日光を浴びる。これは、滅茶苦茶、暑いぞと思いながら、バス停に向かう。
 バス停手前で、いつもの冷えたコーラを自販機で購入し、一気飲み。
 その後、ゆっくりと大山ケーブルバス停に向かった。(写真下)
 ....後日、調べたら、今日は、最高気温36.3℃(小田原)と、驚異的な暑さだった。
 [大山ケーブルバス停に到着]


 今回は、下社の茶寮石尊にて、念願の升ティラミスを戴いてきました。これだけでも登った甲斐がありました。なお、今回は、どういう訳か、山頂に居た時だけ、ガスっていたことが判明しました。どうも最近、山頂からの展望に縁がありません。
 下山後、東海大学前の「さざんか」に行く途中、振り返って撮影、大山を撮影。(写真下)
 [大山頂上を振り返る]



※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。