トップページ山行リスト(日付)>弘法山_記録20220819


弘法山
 山行日
2022年8月19日(金) 晴       単独行
 コース
秦野(11:05)〜(11:40)浅間山〜(11:50)権現山(11:59)〜<馬場道>〜(12:17)弘法山(12:22)〜(13:17)吾妻山(13:20)〜(13:39)弘法の里湯〜(13:41)鶴巻温泉
 この度、新しいトレッキングシューズを購入しました。やはり、いきなり本番の山へ履いていくより、一度は、試しに履いておいた方がいいだろうと思い、弘法山に行ってきました。
 詳細は、以下をご覧下さい。


◆今回、ダメになったトレッキングシューズは、長年履いていたものだと思っていたが、調べてみたら、何と昨年の6月に買った靴だった。いつもより、ちょっと奮発して買った靴だったが、1年2ヶ月でダメになってしまった。両足ともに、つま先が曲がる部分の靴の甲の内側、外側の両方にある補強ゴムが剥がれてきて、穴があき、防水できなくなったことから、今回ダメだと判断した。(接着剤を使用して対応していたが、それも限界となった) だが、この靴は、靴底のグリップ力が素晴らしく、かつ足裏のクッション性も良かったので、結局、同じものを買ってしまった。
 ....同じ靴を買ったのは、初体験。


 11:06、秦野駅を出発。(写真下)
[秦野駅北口にて、高取山方面を眺める]

◆今までトレッキングシューズは、何度も買替えている。というのも、安価な靴を使い捨てと割り切って使っているからだ。ソール張替不可の靴ばかりなので、靴底がすり減ってダメになったケースもあるが、記憶としては、その前に靴の甲の横側に穴があいて、防水機能がダメになったというのが多い。また、見た目は、OKなのだが、内装がボロボロに破れ、履き心地が限界ということでダメになった靴もあった。


 正面の水無川沿いに続いている遊歩道を歩く。車の往来を気にせず歩けるのはいいのだが、日陰が少なく、暑い。(写真下)
[水無川沿いの遊歩道]

◆個人的には、靴で重要視しているのは、靴底ゴムのグリップ力だ。山を歩き始めた頃は、靴底がビブラムソールならば、皆同じだと思っていたが、買替えしているうちに違うことが分かってきた。靴底パターンがほぼ同じでも、靴底ゴムの材質が靴によって異なり、その結果、履いた時に柔らかく感じるゴムの方が滑りにくく感じられ、自分好みだと分かってきた。なお、この場合、ゴムの摩耗度が高くなるのは、やむを得ないと思っている。


 11:22、弘法山公園入口に到着。ここから車道を離れ、いよいよ登山道になる。(写真下)
[弘法山公園入口]

安価な靴だと、足を包み込むフィット感やクッション性がイマイチということは、コストの面から見て当然の事だろう。昔は、使い始めて履き心地が悪いと、ソックスやインソールで工夫することを楽しんでいたが、前述の通り、1年2ヶ月前は、もうちょっと高めの靴(ソール張替可能)を選択した。というのも、靴底ゴムのグリップ力や足裏のクッション以外に履き口や踝周りのフィット感も気になってきたからだ。それゆえ、履き心地は向上し、気に入っていたのだが...
 ....加齢とともに靴に対する要求が増えてきた。


 階段状の登りを終えて、広場に出た。(写真下) 
 ここで、右手を眺める。残念ながら、今日も雲に隠れ、富士山の姿が見えなかった。
[浅間山に上がる]

◆今回、同じ靴を購入したのだが、実は、サイズが0.5cm小さいものを選んだ。そもそも1年前に買った靴のサイズがやや大きかったからだ。なんで大きいサイズを買ったのか、今となっては分からない。店に持参した自前のソックスが厚すぎたせいかもしれない。つま先に余裕があると、足の爪や指を痛めない等、メリットがあるものの、歩いている時、石に躓きやすくなるのも事実。そんな訳で、今回は、サイズを変更した。


 浅間山の標識を右に見た後、左に大山を見る。(写真下)
 ここは、いつもの定点撮影地。桜が咲く頃は、左にオオシマザクラ、右にソメイヨシノが咲く。
[左手には、いつもの大山]

◆1年2ヶ月でダメになった靴は、買ってから何回、山に行ったのか、過去の山行メモから調べてみた。すると、山行日数にして延べ69日だった。
 う〜む。69日の使用だと、年24日(月に2日)使用ならば、2年10ヶ月ぐらいの寿命となる。それでも靴の寿命としては、ちょっと短い気がする。


 
車道を渡り、権現山への登りに入る。
 階段登りの途中で、何度か息を整え、11:50、権現山の頂上広場に到着。
 すぐに展望台に上がって、西側を眺める。(写真下)
 箱根や西丹沢の山々は、眺められたが、肝心の富士山は、やはり姿を見せず。手前の雲で遮られていた。(写真下)
[権現山展望台から富士山方面]

◆そこで、1年2ヶ月でダメになった靴の前に使用していたトレッキングシューズも調べてみた。すると、山行日数にして延べ99日。使用期間としては、2年6ヶ月だった。山行日数は、1.44倍で、使用期間は、2.14倍。う〜む。1年2ヶ月でダメになった靴よりも安価だったにもかかわらず、99日も使用できたことは、特筆すべきか。
 ちなみにこの靴は、防水効果がなくなり、靴底のゴム部分が、全般的にすり減り、特に踵部分のゴム部分は完全になくなっていたため、寿命と判断した。


 南側の相模湾方面を眺める。(写真下)
 この時季では珍しく、大島の右に利島が見えていた。残念ながら、(写真下)の画像では、分からないが、肉眼では、はっきりと三角形の利島が確認できた。
[権現山展望台から大島方面]

◆今回、1年2ヶ月でダメになった靴と同じ型式の靴を購入した訳だが、靴のサイズを変えたので、これにより靴の寿命が変わるのか、興味が湧く。0.5cm小さくしたことで、理屈の上では、つま先の曲る位置がほんの少し前になる筈だ。これが大きく影響するか否か。


 
続いて北側の大山を眺める。(写真下)
 浅間山を過ぎた時よりも、雲が小さくなっており、大山の頂上が見えている。長閑な光景だ。
[権現山展望台から大山方面]

 展望台は、涼しい風が通り過ぎ、背中の汗が乾くのが気持ちよかったが、展望台の眺望を終えたところで、出発。
 坂を下り、馬場道へと向かう。坂の両側には、咲き終わった紫陽花が続いている。今年は、咲いている時に訪問することが出来なかったのが残念。
 馬場道に着いたところで、右手前方に江ノ島が見えた。 江ノ島が見えると、本能的に撮影してしまう。(写真下)
[馬場道に着いたところで、江ノ島が見えた(望遠)]

 殆ど人影を見ない馬場道を過ぎ、弘法山への階段を登っていく。このあたりにも、まだ紫陽花が続いている。
[弘法山への登り]

 12:17、弘法山頂上に到着。ここで、家族4人組と女性2人組が休憩中だった。(写真下)
 ランチタイムの時刻だが、朝が遅かったので、昼食をとる事なく出発。
[弘法山頂上光景]

 弘法山を下り、車道に合流する所で左折し、ちょっと寄り道。この先が、丹沢方面の展望地となっているからだ。
 12:32、大山・表尾根方面の眺めを撮影。(写真下)
 だが、三ノ塔奥に聳える塔ノ岳頂上付近は、雲に隠れていた。
[車道に寄り道して大山・表尾根方面を眺める]

 車道を引き返し、自販機の前に立つ。ここで、冷えた缶コーラを買って、一気飲み。(写真下)
 ....山歩きの途中で、定価よりも安く、冷えたコーラが飲めることが、この弘法山の魅力。
[いつもの自販機にて]

 冷えたコーラでリフレッシュし、快調に進む。(写真下)
 しかし、8月の直射日光は、暑い。もっと木陰があると期待していたのだが。
[暑い登山道]

 13:17、吾妻山に到着。今年5月、南東側斜面の林を伐採し、展望がよくなったということを聞き、訪れたのだが、曇り空で海は見えず、イマイチだった。だが、今回は快晴の下、遠くに三浦半島、その手前に江ノ島などが一望できた。(写真下)
 しばし、撮影を楽しむ。
[吾妻山からの展望]

 吾妻山から、さらに東へと進む。
 登山道が終了し、車道に出て、すぐ東名高速下のトンネルを通過。(写真下)
[東名高速の下をくぐる]

 今日は、平日なので空いているだろうと、弘法の里湯に立ち寄るかなと思っていたら、休館だった。(写真下) 館内工事のため、9月5日までの約2ヶ月間、臨時休館となっていた。
[弘法の里湯は臨時休館]

 13:41、小田急線鶴巻温泉駅に到着。
 この後、東海大学前で下車し、「さざんか」で日帰り入浴。この結果、実にサッパリした気分で帰宅することができた。
[鶴巻温泉駅に到着]


 今回、靴の試し履きのため、弘法山に行ってきましたが、結果として、靴には、全く問題ありませんでした。サイズもキツくありません。お蔭で、この靴を履いて来週、山に行けそうです。

 今回の山行で、花は、ないかとキョロキョロしながら歩き、見つけたのが、(写真下)。
 ヤブランでしょうか。結局、この花、1本しか見つけることが出来ませんでした。
 [ヤブラン?ヒメヤブラン?]



※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。