トップページ>山行リスト(日付)>塔ノ岳_記録20230101
2023年1月1日(日)・2日(月) 晴・晴 |
単独行 |
大倉(11:25)〜(11:49)観音茶屋〜(12:45)駒止茶屋〜(13:04)堀山の家(13:10)〜(14:25)花立山荘〜(14:38)花立(14:40)〜(15:06)塔ノ岳(泊)
塔ノ岳(7:56)〜(8:22)花立〜(8:36)花立山荘(9:00)〜(10:06)堀山の家〜(10:28)駒止茶屋〜(11:26)観音茶屋(11:31)〜(12:02)大倉 |
今年も正月は、例年通り、塔ノ岳の尊仏山荘に泊ってきました。昨年では、夕日の富士山は、撮影できたのですが、翌日のご来光は、頂上がガスに覆われ、全く撮影できない状況で、ガッカリした記憶があります。さて、今年は、どうでしょうか。
詳細は、以下をご覧ください。 |
早めに家を出たつもりが、渋沢には10:42着。
改札を出て、丹沢方面を眺めると、雲一つない青空の下、表尾根、鍋割山稜が見渡せた。(写真下) 今年の元日も素晴らしい天気となった。
これならば、景色を撮影しながらの登山になりそうだ。 |
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[渋沢駅から表尾根方面を眺める] |
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10:56発の大倉行バスに乗って、大倉に11:10到着。
大倉バス停には、すでに渋沢駅北口行のバスを待つ登山者の長い列ができていた。今年の初日の出は、満足できるものだっただろう。
中に着ていたダウンを脱いで、GPSをONし、登山届を出して、いざ出発。(11:25) |
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[大倉バス停にて] |
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何年か前から中型カメラを持参しなくなったので、ザックが軽くなっている。中型カメラを背負わなくなった理由として、小型デジカメでの撮影でOKだと判断してしまったことが大きい。中型カメラは、撮影するまでの準備(三脚やカメラのセット等)に時間がかかり、夕日や朝日は、まだいいのだが、写したい時に撮影が間に合わない(陽が一瞬差し込むタイミングやシカなどの撮影)のが、徐々に気になってしまった。
....もちろん、ザックが重くなるという理由もあり。
11:47、観音茶屋を通過。なんと元日から営業していた。(写真下)
この茶屋が、今まで元日に営業しているのは、あまり記憶がなかった。 |
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[観音茶屋にて] |
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13:14、堀山の家の前で小休止。ここも営業中だった。
小屋の前で小休止していると、続々と下山者がやってきた。 |
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[堀山の家にて(振り返って撮影)] |
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13:50、花立山荘直下の階段開始地点で、富士山を撮影。(写真下)
陽が高くなり、だいぶ、霞んできてしまった。
ここまでいいペースで登っている。この分ならば、15:30までには、塔ノ岳に着きそうだ。 |
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[富士山の眺め] |
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花立山荘を過ぎ、花立に近づいたところで、振り返り、三ノ塔を撮影。(写真下)
奥には、三浦半島や江の島が望めた。
この光景は、今まで花立山荘前で、もっぱら休憩がてら撮影していたのだが、現在、そこは手前の植林が伸びてしまい、視界が今一つとなってしまった。そんな訳で、今後は、花立寄りで撮影することになりそうだ。 |
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[三ノ塔を見下ろす] |
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14:38、花立に到着。(写真下)
前方には、塔ノ岳がくっきり見える。
上空は、まだ雲一つない青空。元日にふさわしい天気だ。 |
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[花立を通過] |
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塔ノ岳に近づいていく途中、いつも撮影している場所から、蛭ヶ岳・檜洞丸方面を撮影。(写真下)
昨年12/20に登った弁当沢ノ頭が臼ヶ岳の手前に見える。しかし、あの時は、真っ白な丹沢だったが、今では、全く雪が消えている。
「こんちは〜、今年もよろしく〜」
背後から、声が聞こえた。いつもこの元日に登ってくる尊仏山荘の常連さんだ。今年も、無事、お会いすることができた。 |
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[蛭ヶ岳・檜洞丸方面の眺め] |
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15:06、塔ノ岳頂上に到着。15:00を過ぎたせいか、山頂での登山者の姿は、北側に1名しか見られなかった。さっさと尊仏山荘にチェックインする。
不思議なことに、あれほど下りでは右膝が痛くなるのに登りでは、膝の痛みが出てこない。
膝は、明日が問題だなと思い、富士山撮影の準備を進める。 |
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[塔ノ岳頂上に到着] |
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16:36、陽が富士の裾野にかかってきたので、撮影開始。(写真下)
不思議なくらい、今日は、それほど寒くない。山荘を出る前に、ネックウォーマー、耳当て等を着け、フードを覆い、完全防寒したら、むしろ暑くなった。
夕日を撮影後、夕食のために山荘に戻る。食べ終わった後、山荘の温度計を見たら、外気は、マイナス1.1℃だった。道理で暑かった筈だ。
◆本日すれ違った登山者数
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大倉〜観音茶屋 |
:39人 |
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観音茶屋〜見晴茶屋 |
:25人 |
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見晴茶屋〜堀山の家 |
:62人 |
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堀山の家〜花立山荘 |
:110人 |
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花立山荘〜塔ノ岳 |
:36人 |
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合計 |
:272人 |
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[富士山の裾野に日が沈む] |
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5:30、起床。すぐ外を見る。昨年、夕日の撮影はバッチリだったが、翌朝は、ガスで何も見えなかったことを思い出す。だが、今回は、違った。夕日と同じようないい天気だ。
6:40、山荘の外に出て、頂上でのご来光を待つ登山者を撮影。(写真下)
今朝もそれほど寒くない。夜明け前は、だいたいマイナス10℃程度が当たり前だったが、今年は、撮影するには好都合だった。
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[ご来光を待つ登山者] |
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東側の空には、薄い雲が見える。ここまで薄い雲は、久しぶりのような気がする。日の出時刻通りのご来光になりそうだ。
6:49、朝日が昇ってきた。(写真下)
今まで何度も眺めているが、やはり、緊張する一瞬だ。 |
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[ご来光] |
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続いて赤く染まった富士山を撮影。(写真下)
刻一刻と富士山の色が変わるので、この時間帯は、非常に忙しくなる。 |
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[朝日を浴びる富士山] |
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富士山の撮影が一段落した後、檜洞丸の山肌に塔ノ岳ピークの影がのびていたので、思わず撮影。(写真下) |
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[塔ノ岳の影] |
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ご来光と富士山撮影が終わり、山荘に戻って、防寒具をザックにしまう。年末の筑波山の経験から、効果がないと思い、膝にはサポーターを着けなかったが、ストックは、2本取り出した。
7:56、塔ノ岳頂上を出発。今回は、右膝の調子が心配なので、大倉尾根を素直に下ることにした。天気がいいのにさっさと下るというのは、初めてのケースではないかと思えた。
山頂標識に設置してある温度計を見たら、マイナス4℃だった。そんなに寒くはない。 |
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[塔ノ岳を出発] |
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金冷シを過ぎたところで、すれ違った単独男性登山者に「自家用車で大倉からですか」と話しかけたところ、「昨日は、富士山頂上に登ってきて、今朝、下の駐車場から登ってきました。クールダウンするつもりで塔ノ岳を目指します」とのこと。
....ちょっとビックリ。
8:22、花立を通過。目の前には、箱根の山々が少し霞んで見えた。(写真下)
やはり、右膝が痛くなってきた。昨年末の筑波山と同じだ。下りがキツいと、症状が表れてくる。困ったものだ。どうすると、特に痛みが出てくるのか、調査しながら下っていく。 |
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[花立から箱根方面の眺め] |
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8:36、花立山荘に入る。
以前、食べたお汁粉の味が忘れられず、今日も注文してしまった。注文してから餅を焼くので少々時間がかかる。その間、ザックからサポーターを取り出す。やはり、右膝にズボンの上から装着することにした。
「お待たせしました〜」と、出てきたお汁粉を味わう。
やはり、熱い餅が嬉しい。普段、滅多に食べないお汁粉だが、山に入ると、なんとなく甘い物が欲しくなる。
9:00、花立山荘を出発。 |
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[お汁粉を注文] |
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花立山荘下の階段を下っていくが、サポーターの効果が若干出ているのだろうか、右膝の痛みが少し和らいでいるような気がする。
一方、相変わらず左手で操作するストックがぎこちない。如何に左腕の筋肉を使わず過ごしてきたのかがよくわかる。
今まで、2日のこの時間帯に尊仏山荘から大倉尾根を下ったことがなかったので、なんとも言えないのだが、登ってくる登山者が多いことに気がつく。天気がいいことも要因の一つだろう。 |
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[続々と登山者に出会う] |
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10:21、堀山の家を通過し、平坦な歩きとなったところで、左に三ノ塔を見る。(写真下)
平坦になると、不思議なことに右膝の痛みは、気にならない。 |
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[三ノ塔を望む] |
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11:26、観音茶屋の前で小休止。右膝の痛みがひどくなってきた。
観音茶屋を出発すると、かなり歩行ペースが落ちていることを実感する。後方から次々と下山者がやってくるので、道を譲る頻度が増えた。
どうしたら、この右膝の痛みが解消されるのか。1ヶ月ぐらい、山歩きを停止したら、回復するだろうか。休息以外に実施することはないだろうか。そんなことを考えながら下っていく。 |
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[観音茶屋は、本日休み] |
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11:54、自販機の前にて小休止。
例によって、100円コーラを買って飲む。冷たい炭酸で身体が冷えないかと思ったが、意外にも暑い夏に飲む時と同じように喉ごしは、快感。 |
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[自販機前で小休止] |
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12:02、大倉に到着。花立山荘で25分ぐらいお汁粉休憩し、観音茶屋で5分休憩し,たが、それ以外は、殆ど1、2分立ち止まった程度だろう。ということは、塔ノ岳から大倉まで、休憩時間を除いて、約3時間36分かかっていたことになる。これでは、殆ど登りの時間と変わらないではないかと、右膝の影響が大きいことを再確認。
う〜む。
やはり。
右膝の痛みは、深刻だ。
◆本日すれ違った登山者数
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塔ノ岳〜花立山荘 |
:30人 |
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花立山荘〜堀山の家 |
:171人 |
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堀山の家〜見晴茶屋 |
:80人 |
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見晴茶屋〜観音茶屋 |
:1人 |
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観音茶屋〜大倉 |
:1人 |
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合計 |
283人 |
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[大倉に到着] |
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今年初めての登山は、例年通り、塔ノ岳としましたが、下りは、筑波山と全く同じ痛みが発生し、スローペースでの下山となってしまいました。
これから、どうすべきか。悩ましい年明けとなりました。
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※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。
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