トップページ山行リスト(日付)>大野山_記録20230423


大野山
 山行日
2023年4月23日(日)  晴      同行者:「山の会」メンバー 7名
 コース
谷峨(9:15)〜(9:49)ハイキングコース入口〜(10:08)頼朝桜〜(10:40)十字路〜(11:47)大野山(12:19)〜(12:25)イヌクビリ〜(13:21)共和小学校跡(13:25)〜(14:07)大野山入口〜(14:25)さくらの湯(15:10)〜(15:15)山北
 今回は、「山の会」メンバーとともに大野山へ行ってきました。そういえば、最近訪れていないなと思い、調べてみましたら、2019年9月以来の訪問でした。3年半も経っていたとは、ちょっと吃驚です。今回、個人的には、ちょっとした楽しみがありました。
 詳細は、以下をご覧下さい。


 御殿場線谷峨駅に9:02到着。
 3両編成の車両から多数の登山者が降りてきた。すぐ駅のトイレには行列ができ、駅前広場は、出発前の登山者で賑わっていた。先日の初狩駅ではないが、今回も、この時間帯は、登山者の出発時刻にマッチしているようだ。 
 ....今回は、他の登山者と同じ目的地の「大野山」なので、途中でも登山者だらけになりそう。  
 今日のメンバーは、全員で8名。準備が終了したところで、出発する。(9:15)
[谷峨駅前には、ハイカーがいっぱい(振り返って撮影)]

 同時に渡れる人数は、10人ですという立札の立っている吊橋を渡る。すると、対岸に淡い紫色の藤の花を発見。思わずカメラで撮影。(写真下)
[対岸に藤の花を見る]

 対岸に渡って左折し、車道を進むと、川沿いに別の藤の花を発見。この辺りは、藤が多いようだ。ここでも思わず撮影。(写真下)
[目の前に藤の花]

 車道を登っていくと、左手に谷峨の街並みが見える。(写真下左) これから、舗装された急坂を登っていく。ちょっとキツい登りだ。
 9:49、大野山ハイキングコース左折のカンバンを見る。(写真下右) ここで左折し、車道から離れ、細い山道となる。
[谷峨駅方面の眺め] [ハイキングコースの登山道に入る]

 登山道を登っていくと、20分弱で、車道に出る。目の前には、頼朝桜が出迎えてくれる。だが、もう完全に葉桜だ。
[頼朝桜の前を通過]

 頼朝桜の先にあるトイレのある建屋のベンチで小休止。ペットボトル1本目を早くも開けて飲む。
 約9分の休憩を終え、出発。
 歩き始めは、舗装路の急坂の直線路だが、そこを過ぎると、新緑の樹林帯が続き、快適な山歩きとなる。(写真下)
[新緑の中を登っていく(振り返って撮影)]

 10:35、左手に送電鉄塔が見えたので、寄り道しようとしたら、先客の登山者グループが休憩中だった。その人たちが去った後、送電鉄塔横に立つ。(写真下)
 本来であれば、送電線の左側に富士山の姿が望める筈なのだが、今日は、富士山方面だけ雲が多く、眺望がイマイチとなっていることに気がついた。今回、午前中ならば、富士山がクリアに望めるだろうと考え、谷峨から登るコースとしたのだが、その目論見は、見事に外れてしまった。
[富士山は、残念ながら見えていない]

 10:40、再び車道に出た。ここは、正面の東屋の前を通り、山道に再び入っていく。東屋の前には、別のパーティが休憩中だった。(写真下)
[東屋の前には、人だかり]

 東屋を出発すると、立木の少ないジグザグの登りとなる。振り返ると、箱根の山々の眺望が広がる。左奥には、明神ヶ岳、右手には、独特の山容の金時山が薄っすらと見えている。景色は素晴らしいのだが、ここからは、日陰がなく、歩く面では、修行の道となる。
[箱根方面を振り返る]

 下の方の八重桜は、既に散っていたが、このあたりの標高の八重桜は、ちょうど見頃の満開となっていた。皆で撮影タイムとなる。
[満開の八重桜(振り返って撮影)]

 11:16、スカイツリーと同じ高さという634m地点に到着。(写真下)
 ウサギの木彫像が立っていた。ここで、ほんの少し小休止。 
[634m地点で小休止(振り返って撮影)]

 かつての牧場内の舗装路を横断し、もうすぐ頂上。(写真下)
 だが、最後の登りがきつい。
[もうすぐ大野山頂上(振り返って撮影)]

 11:47、大野山頂上に到着。すでに休憩中の登山者の姿があちこちに見られる。
 我々も最高地点辺りで、ランチタイムとした。
[大野山頂上光景その1]

 西丹沢の山々は、殆ど眺められた。菰釣山、畦ヶ丸、大室山、世附権現山、屏風岩山など。
 しかし、相変わらず富士山だけは、見えない。
[大野山頂上光景その2]

 12:19、頂上を出発。山北側に下っていく。
 イヌクビリにて、クマの木彫像に出会い、思わず撮影。(写真下)
[木彫りのクマあり]

 かつての牧場斜面を一気に下っていく階段路に入る。
 逆コースだと、この登りが最後の難関となるのだが、下りだと、それほど辛くはない。
[山北方面への一直線状の階段下り]

 階段路の途中に、こちらにも634m地点の立札あり。
 ここにも木彫りのウサギが立っていた。
[634m地点の立札(振り返って撮影)]

 13:15、車道に到着。ここからは、舗装路となる。(写真下)
[車道に出てきた(振り返って撮影)]

 共和小学校跡の手前で、山北のお峰入りの説明板の横に黄色い幟が立っていた。
 幟には、「山北のお峰入り」がユネスコ無形文化遺産登録と書かれてある。今年の10月8日に記念公演が予定されているようだ。
[山北のお峰入りの説明板と幟]

 山北町サイトを見たら、下記記事を見つけた。
 『山北町の共和地区に古くから伝わる民俗芸能『山北のお峰入り』を含む「風流踊」が、モロッコのラバトで行われたユネスコ無形文化遺産保護条約政府間委員会において審査され、「人類の無形文化遺産の代表的な一覧表」へ登録されました。』 (町長談話から抜粋)  
 なお、民俗芸能「風流踊」の中に神奈川県では、「山北のお峰入り」の他、チャッキラコ(三浦市)も含まれている。
[2017年10月でのお峰入りの1シーン(大野山にて)]

 共和小学校跡を過ぎて、民家の間の坂道を下っていく。
 おお〜、ここだったかと、思わず声が出てしまった。
 個人的には、今回、この丹沢クリステル・キャサリン姉妹に会うことを楽しみにしていたのだ。大倉尾根から大野山に引っ越ししたという情報を得てから、もう1年以上、経っていた。実物は、完全にリニューアルされていて、新品状態だった。
[丹沢クリステル・キャサリン姉妹に再会]

 帰宅後、2019年の画像を見てみた。キャサリンは、青から赤のジャケットに変わっており、クリステルは、ヘルメットの色が青から茶に変わっていた。(写真下左右)
[大倉尾根時代のキャサリン] [大倉尾根時代のクリステル]

 深沢経由(車道経由)大野山ルートとの合流点にて、前方に大量の藤の花を発見。(写真下)
 これは、まさに花だらけと、皆で、しばし撮影タイム。
[藤の花に遭遇]

 山北駅に近づき、時間があるので、さくらの湯に立ち寄って、一風呂浴びることにした。日曜の午後ということで、混んでるかと思ったが、意外に空いていた。
[さくらの湯に立ち寄る]

 サッパリしたところで、山北駅に出て、御殿場線を待つ。
 ホームには、やはり大野山帰りの登山者が目立った。
 [山北駅に到着]


 今回は、富士山の眺望だけが残念でした。また、丹沢クリステル・キャサリン姉妹に再会でき、お二人とも、かなりツヤツヤだったのがとても印象的でした。
 なお、帰りにメンバーのリクエストにより、小田急線某駅にて下車し、生ビールとシロコロホルモンで反省会を実施しております。
 ....久々のシロコロ。タレがマッチして、とても美味。
 [シロコロで反省会]



※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。