トップページ山行リスト(日付)>塔ノ岳_記録20230428


塔ノ岳  〜トレーニング登山〜
 山行日
2023年4月28日(金) 晴       同行者:「山の会」メンバー 1名
 コース
大倉(8:09)〜(9:37)駒止茶屋〜(9:57)堀山の家(10:09)〜(11:16)花立〜(11:39)塔ノ岳(12:40)〜(12:58)花立〜(14:03)堀山の家〜(14:28)駒止茶屋〜(15:42)大倉
 昨年は、夏山の宿泊登山に向けてトレーニング登山を大倉尾根で3回、実施しました。その季節が今年もやってきました。ということで、今年も大倉尾根へ。
 詳細は、以下をご覧ください。


 7:20、渋沢駅を出て、表丹沢方面を眺める。(写真下)
 上空は、文字通りスカイブルー。昨日に続いて、今日もいい天気になりそうだ。
[渋沢駅前から表尾根を望む]

 同行者のAKFさんと、7:40発の大倉行きバスに乗車。平日なのに座席は全部埋まり、立ち乗客が多い。明日から大型連休ということで、今日も休みとする人が多いのだろうか。
 だが、大倉で出発しようとしたら、周囲にいた登山者は、既に出発していた。(写真下)
 大倉では、いつもスタートが遅くなってしまう。
[大倉バス停にて]

 観音茶屋を通過。
 服を脱いでいる休憩中の登山者を追い抜く。
[観音茶屋にて]

 見晴茶屋前にて小休止。
 ここで、早くもペットボトル1本目を開けて飲む。やはり、今日は、気温が上昇しそうだ。
[見晴茶屋にて]

 一本松を通過した後の水平路を行く。陽光に照らされ、モミジの若葉がより一層、色鮮やかになっていた。(写真下)
 ....残念ながら、(写真下)には、その鮮やかさが出ていない。
[新緑の中を行く]

 駒止茶屋を通過し、再び水平路になる。(写真下)
 昨年の4月は、このあたり、マメザクラが満開だったことを思い出す。今年は、去年に比べて、訪問が2週間遅いため、すでにマメザクラは、散っていた。地面をよーく見ると、僅かな花びらを発見。
[マメザクラの花は既に終了]

 9:57、堀山の家前に到着。多くの登山者が休憩中だった、我々も小休止とした。
 標高が上がったせいか、ザックを下したら、徐々に背中が冷えてくる。意外と風が冷たいようだ。バナナを食べた後、出発。
[堀山の家に到着]

 堀山の家をスタートし、岩場に上がったところで、西側に富士山が見えた。南側に怪しい雲が浮かんでいる。(写真下) 果たして、塔ノ岳頂上からの富士山眺望は、大丈夫だろうか。
[富士山が見えた]

 岩場を過ぎると、地獄のような階段歩きが続く。個人的には、この大倉尾根の場合、戸沢分岐辺りの登りが一番キツく感じる。それがひと段落すると、水平路が始まる。(写真下) ここは、息を整えることができる天国エリアだ。 だが、木陰が少ないため、直射日光を浴び、滅茶苦茶暑かった。
[フラットな歩き(振り返って撮影)]

 花立山荘直下の階段開始地点に到着。
 富士山を眺める。まだ山頂の光景は、大丈夫だが、南側に雲が棚引いている。(写真下)
[花立山荘直下の階段登り開始地点にて]

 花立山荘直下の階段をクリアして、花立山荘へ。(写真下)
 この階段エリアも木陰が欲しいところ。
[花立山荘前にて(振り返って撮影)]

 花立山荘前のベンチで小休止。(10:59〜11:05) ここで、1本目のペットボトル(500ml)が空となった。飲み終わった後、出発。だが、花立山荘の先も木陰は、期待できない。今日は、帽子を被っていても、かなり日焼けしそうだ。(写真下)
[花立山荘前を出発]

 11:16、花立を通過。
 すると、先を行くAKFさんの歩行ペースが上がる。どうも、下りになるとスピードがアップするようだ。かなり間隔が開いてしまった。
[花立から塔ノ岳を望む]

 金冷シを過ぎて、登りになったにも関わらず、AKF さんに追いつけない。
 さらに進んでいくと、満開のマメザクラを発見。(写真下) そこで、AKFさんが立ち止まっていたので、ようやく追いついた。なんと今回は、ここで、満開のマメザクラと遭遇。どうやらマメザクラは、大倉尾根上部の登山道沿いに延々とあるようだ。
 ....全然、今まで気がつかなかった。
[マメザクラが満開]

 満開のマメザクラを撮影しながら登っていき、塔ノ岳頂上に到着。(11:39) 大倉から、ちょうど3時間半かかった。ザックを背負い、この気温と日差しならば、こんなものだろう。
 頂上を見渡すと、既に60人以上の登山者が休憩中。とても平日の頂上とは思えない。
[塔ノ岳頂上にて]

 頂上では、ランチタイムと称して、かなりゆっくりしてしまった。
 さすがに1時間じっとしていたら、寒気を感じるようになったので、下山開始。
 すると、満開のマメザクラと富士山が同時に見えたので、思わず撮影。(写真下) さすがに午後になり、富士山は、だいぶ霞んでしまったが、幸いにも雲に遮られることはなかった。
[富士山とマメザクラ]

 下りは、AKFさんが速い。全然追いつけない。
 AKFさんが速いという理由の他、絶対的に自分の下りがかなり遅いことに気がついた。原因は、利き腕でない左手によるストック操作が遅いことだ。このため、足のスピードに対し、左手のスピードがついていけてなかった。そこで、途中から右手1本のストック操作に変更。これなら、確かに速くなる。これで後半、加速し、花立の先でAKFさんに追いつく。(写真下)
[花立にて]

 花立山荘前で小休止した後、花立山荘下の階段下りになると、段差が大きいせいか、今度は、右膝に時々痛みが走ることに気がついた。
 サウナでのストレッチで、右ひざ痛は、一気に解消したと、1月の大山の下りで安心していたのだが、その後、ストレッチをサボる?と、再び右膝が痛み出すことが最近、わかってきた。このため、それほどスピードアップは、望めず。
 ....やっかいな右膝だ。
[花立山荘直下の階段下り]

 ということで、堀山の家の手前まで、またしてもAKFさんに離された。途中から後姿を完全に見失ってしまう。追いついたのは、堀山の家手前の岩場で、AKFさんが休憩中だったからだ。ここは、ちょうど塔ノ岳頂上から1時間ぐらい歩いた地点で、足の疲れに気がつかず、惰性で下っていると、足場が悪いのでコケそうになる地点だ。そんな訳で、堀山の家手前の岩場にて小休止しようとAKFさんとは、事前に話をしていた。
 10分強ほど、岩に腰を下して小休止。後方から、どんどん若い登山者が追い越していく。
 再び歩き始めて、14:03、堀山の家を通過。(写真下)
[堀山の家を通過]

 堀山の家を過ぎても、AKFさんのペースは、変わらず、どんどん下っていく。駒止茶屋からの階段下りで、差をつけられ、その後、水平道で追いついても、一本松からの下りで、また差をつけられるような状態。
 ....今年の夏山は、大丈夫か、ちょっと心配になってきた。
[もうすぐ大倉バス停]

 15:42、大倉に到着。
 久々に「手打そば さか間」の前に行ってみたら、14時〜17時は営業時間外となっていた。長らく訪問していなかったので営業時間が変わったことを全く知らなかった。ということで、ビールと蕎麦は諦め、渋沢駅北口行きのバスに乗車し、帰路につく。
 [大倉バス停に到着]


 今年もトレーニング登山がスタートしました。今後、だんだんと暑くなり、サウナのような登山が待っています。また、天気が悪いと、昨年7月のようにヒル出血事件が起こる可能性もあります。ですが、トレーニングしないと、最近は体力の低下が如実に表れます。嫌な年頃になってきました。
 ....厳しい修行が必要。でも右膝が気になる。
 AKFさん、ご同行有難うございました。



※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。