トップページ山行リスト(日付)>弘法山・権現山_記録20230527


弘法山・権現山
 山行日
2023年5月27日(土)  晴       単独行
 コース
鶴巻温泉(14:10)〜(14:32)吾妻山(14:35)〜(15:27)弘法山(15:35)〜(16:06)権現山(16:20)〜(16:39)名水はだの富士見の湯(18:27)〜(19:00)秦野
 5/24・25の編笠山・青年小屋の山行計画は、前々から入っていましたが、それ以外は、5月3日の鷹取山山行を終えた後、なかなか時間が取れず、山に行けない状況に陥りました。
 そんな折、5/27土曜日の用事が、たまたま全て午前中に済んでしまったので、突如、空いた午後に弘法山へ出かけました。その結果、いつもと違った光景を堪能しました。
 詳細は、以下をご覧ください。


 14:10、鶴巻温泉駅を出発する。(写真下)
 この時間帯では、日差しが強く、すっかり真夏の気分だ。
 鶴巻温泉「弘法の里湯」の駐車場は、満車状態だった。さすが土曜日の午後だけのことはある。また、この弘法の里湯を過ぎた所で、すでに15人のハイカーとすれ違った。ちょうど弘法山ハイキングを終える時間帯のようだ。
[鶴巻温泉駅を出発]

 登山道に入っても、すれ違うハイカーは続く。39人目を数えた所で、吾妻山に到着。(14:32) 手前の樹林が伐採され、左手の視界が広がる。(写真下)
[吾妻山からの展望]

 よく見ると、江ノ島が薄っすらと見えていた。奥は、三浦半島だ。(写真下)
 今日は、ゆっくりせず、撮影したら、即座に出発する。
[江ノ島が見える]

 15:05、善波峠分岐点に到着。ここから、少し登り道となる。(写真下左)
 ふと左を見たら、珍しい英語の案内板を発見。丹沢で、このような英語オンリーの案内板は見たことがない。結構、外人さんも来ているという事だろうか。(写真下右)
 ....ここでは、そんなに数多く出会ったことは、ないけど。
[善波峠分岐点] [英語だけの道標あり]

 緑の樹林帯を進む。
 木陰では、涼しいのだが、時々、陽が直接当たると、とにかく暑い。
[樹林帯を行く]

 15:27、弘法山に到着。山頂には、男性が一人、休憩されているだけだった。もうこの時間帯になると、ハイカーは、皆下山してしまったようだ。
 頂上にある釈迦堂に参拝する。(写真下)
[弘法山頂上の釈迦堂]

 頂上の南側に進むと、あれっと思った。高麗山方面がよく見えるのだ。どうやら、ここも吾妻山同様、手前の樹林の伐採を行ったようだ。(写真下)
[弘法山頂上からの眺望]

 吾妻山〜弘法山間では、86人のハイカーとすれ違ったのだが、弘法山を過ぎたら、ハイカーと全然すれ違わなくなってしまった。(写真下)
[誰もいない弘法山を下っていく]

 馬場道に出たところで、右手に森林セラピーの案内板を見る。(写真下)
 ここで、「名水はだの富士見の湯」が載っている事に気がつく。実は、今まで一度も行ったことのない、この日帰り天然温泉に今回、行ってみようと思っていたのだ。
 案内板をよく見たら、権現山から浅間山に行く途中の駐車場から、最短で富士見の湯に行けるルートがあることを発見。このルートで行こうと決めた。
[森林セラピー弘法山公園コースの説明板]

 馬場道から権現山への登りに差し掛かる所でアジサイが咲いていた。先ほどの弘法山からの下りでもアジサイが植えてあるのだが、そちらの方は、まだ咲いていなかった。
 思わず、アジサイにカメラを向けると、奥には、鷹取山が目に入った。
 ....最近、登ったということで、鷹取山(大磯)には、愛着あり。
[アジサイと鷹取山方面]

 権現山の展望台に上がる。いつものように大山を撮影。(写真下)
 展望台ですれ違ったオジサンからは、晴れた天気のいい日には、スカイツリーも見えるよと教えてくれた。今日は、残念ながら、スカイツリーだけでなく、富士山も見えていない。
[展望台からの大山]

 権現山から、浅間山へと下っていく。
 階段下りでも、右膝の痛みは出てこない。どうやら右膝の調子は、よさそうだ。
 車道を横切るところで、トイレ方向の浅間山には行かず、駐車場の奥に進む。左手には、道標が立っていた。(写真下)
[浅間山に向かわず、駐車場を進む]

 奥の駐車場に向かっていくと、左手に道標と山道が続いている事が分かった。
 立派な山道で、チップのようなものが敷かれてあり、歩き易い。道標に示された「秦野駅 クリーンセンター経由2.6Km」の方向へ進んでいく。
[道標に沿って山道を下っていく]

 どんどん山道を下っていくと、意外にも山深くなり、住宅地が全く見えなくなる。だが、その樹林帯を抜けると、舗装路にぶつかった。(写真下)
[舗装路に出た]

 舗装路を左折すると、すぐ前方に「富士見の湯」の建屋が視界に入った。(写真下)
 権現山から意外と近いなという印象を持つ。
[名水はだの富士見の湯が見えた]

 土曜日&市外者ということで料金1000円を支払う。
 それほど広いという訳ではないが、空いていたので、ゆっくりと入浴できた。その後、食堂で、生ビールを飲んでいると、テラスの奥に富士山が見えていることに気がついた。
 生ビールを飲んだ後、テラスに出て、思わず撮影。(写真下)
[富士見の湯テラスからの富士山]

 富士見の湯から歩いて秦野駅まで歩くことにした。
 車道を歩いていくと、すぐに弘法山公園入口の前を通る。これならば、権現山から秦野駅に向かうとき、富士見の湯に寄り道してもいいかなと思えた。
 水無川沿いを進むと、ガスタンクの間に富士山を見る。(写真下)
[水無川沿いを歩く]

 秦野駅に近づくと、日がだいぶ暮れてきた。
 正面には、丹沢の山々が見える。調べてみると、左奥の平な山は、檜岳で、正面奥の山が雨山だと分かった。ここからの眺めだと、物凄く高い山稜のように見える。(写真下)
[秦野駅に近づく]

 19:00、秦野駅に到着。
 今日は、いつも歩く時間帯ではなかったので、新鮮な気分で歩けた。
 そして、新たな発見が得られた山行だった。
 [秦野駅に到着]


 午後から出かけた山行でしたが、なかなか興味深い結果をもたらしました。
 東海大学前の「さざんか」が閉鎖となってしまった現在、日帰り入浴は、弘法の里湯の他、富士見の湯が大きくクローズアップしてきました。



※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。