トップページ山行リスト(日付)>大山_記録20230623


大山  〜トレーニング登山〜
 山行日
2023年6月23日(金)  曇一時雨       同行者:「山の会」メンバー 1名
 コース
大山ケーブルバス停(8:22)〜(8:38)大山ケーブル駅〜<男坂>〜(9:28)下社(9:36)〜(10:37)16丁目(10:50)〜(11:20)ヤビツ峠分岐点〜(11:34)大山(12:31)〜(12:41)ヤビツ峠分岐点〜(13:10)16丁目〜(13:33)かごや道分岐点〜(13:56)下社(14:48)〜(14:54)阿夫利神社駅(15:00)=(ケーブルカー)=(15:07)大山ケーブル駅(15:11)〜(15:23)大山ケーブルバス停
 夏山の宿泊登山に向けたトレーニング登山を5月も予定していたのですが、時間が取れず、6月になってしまいました。また今回は、天気が悪そうで、こんな状況の大倉尾根は、昨年のヒル被害を思い出します。ということで、行先は、大山にしました。
 詳細は、以下をご覧ください。


 大倉尾根の場合は、渋沢駅7:40発のバスだったが、今回は、伊勢原駅7:37発大山ケーブル行に乗車。8:05、大山ケーブルバス停に到着。
 その後、大山観光案内所にて登山者カードを提出し、8:22出発。(写真下)
[登山者カードと大山観光案内所(奥)]

 本日の同行者は、大倉尾根の時と同様、AKFさん。
 まずは、ケーブルカーを使用せず、男坂を進む。こんな天気せいか、周囲に他の登山者の姿は、見当たらない。
[男坂・女坂分岐点にて]

 男坂の石段を登っていくと、ガスが出てきた。雨が降ってもおかしくない状況だ。(写真下)
[男坂を行く]

 9:28、下社に到着。ここまで来たら、完璧にガスの中となる。(写真下左)
 拝殿の地下にある大山名水「神泉」に寄り道した後、登拝門の手前で、れ組 谷中 御供物講の碑の横を通る。この時、碑を囲っている石柱の一つに「岡埜榮泉」の文字をAKFさんが発見。(写真下右) AKFさん曰く、谷中の岡埜榮泉は、豆大福の美味しい老舗とのこと。
 ....岡埜榮泉が和菓子屋の名前とは、知らなかった。

※れ組御供物講の碑には、寛政十年七月 頂上大鳥居奉納建立。明治二十一年七月 頂上大鳥居再建。大正九年七月 御供物奉納建立などの由来が書かれてある。後日調べてみたら、れ組とは、江戸時代の町火消の組の一つで、受持区域は、谷中エリアだった。
[下社を参拝] [岡埜榮泉の石柱]

 9:36、下社を出発。
 下社の標高は、約700m。大山頂上は、標高1248m。標高差は、550m程度。表参道の登りは、大倉尾根と違って、殆ど一定の斜度で登っていく。そういった面で、登りやすいコースだ。
 夫婦スギを過ぎた後、やはりというか、雨が降ってきた。ザックカバーを取り出し、傘を差す。だが、幸いにも直ぐに止んでしまった。だが、ガスが濃いので、いつまた降り始めてもおかしくない状況が続く。(写真下)
[表参道の登り]

 11:01、二十丁目(富士見台)に到着。(写真下)
 富士山方面は、真っ白なスクリーン。何も見えないので、休憩せずに通過。
[二十丁目]

 11:20、ヤビツ峠からの登山道と合流する。(写真下)
 こんな天気でも、二十丁目からここまで、9人の下山者とすれ違う。なお、雨は、夫婦スギの先で降られただけで、その後は、降っていない。
[ヤビツ峠からの道と合流]

 11:34、大山本社に到着。
 本社の引き戸は閉じられ、中に入れず、外から参拝。本社横の温度計は、18℃を指していた。歩き続けていたので、そんなに低いとは感じられなかった。
 いつものように御神木を撮影。(写真下左) その後、頂上へ。
 頂上の山頂標識の前に来たが、登山者の姿は、見られない。(写真下右) ちょうど到着した時間帯が中途半端だったのかもしれない。
 ....その後、続々と登山者が登ってきた。
[御神木を撮影] [大山頂上]

 頂上の裏手に回るが、やはり、こちらもガスに覆われている。
 今日は、富士山どころか、丹沢すら眺めることができなかった。
[頂上裏手でも何も見えず]

 頂上でゆっくり休憩した後、12:31、出発。
 登ってきた道を戻り、十六丁目まで下ってきた。頂上からここまで、25人とすれ違う。頂上で休憩している時も続々と登山者がやってきたことを思い出すと、こんな天気だが、意外と登山者は多い。
 この後は、ルートを変えて、蓑毛方面へ進む。(写真下)
[十六丁目で右折を選択]

 最初は、歩き易い階段状の登山道だが、だんだんと石が多くなり、歩き難い登山道になっていく。途中、植林帯を見上げて撮影。(写真下)
[植林帯を見上げる]

 13:33、かごや道分岐に到着。(写真下)
 ここで、左折し、下社に戻ることにした。十六丁目からは、結局、誰にも会わなかった。
[かごや道分岐点]

 かごや道を下っていく。
 この道は、歩き易いのだが、一箇所だけ、クサリ場がある。(写真下)
[かごや道を行く]

 13:56、下社に戻ってきた。
 拝殿の前で、小休止。ふと見ると、近くで他の登山者パーティがヒルチェックをしていた。どうやらヒルが見つかったらしく、靴を脱いで徹底的にチェック中だった。そんな状況を見て、こちらも足回りが不安になり、こちらもヒルチェックを実施。すると、靴の上にヒルを発見。ということで、こちらも靴を脱いで、本格的にチェック。すると、1匹のヒルがソックスに噛みついていて、被弾していた。「この〜」と思いながら、直ちに駆除。
 冷静に考えると、以前、大山北尾根でヒルに遭遇したことは覚えているが、大山の表参道のようなメインルートでヒル被害に遭ったのは、初めてではないかと思えた。やはり、こういった天気では、大山のメインルートでもヒルが出るという事を改めて認識。
 ....ひょっとして、かごや道がヒルゾーンだったのだろうか?
[下社に到着]

 下社でゆっくり休憩した後、ヒルとの遭遇ショックで、女坂を下っていく気になれず、今回は、ケーブルカーで一気に大山ケーブルまで下ることに。
 ....女坂と言えども石段が濡れていると、滑りやすいことも理由の一つ。
[ケーブルカーを利用]

 15:23、大山ケーブルバス停に到着。
 次のバスは、15:46。ということで、トイレ入口にある洗い場で靴を洗ったりして、時間を過ごす。
 ....ここには、大倉バス停と同じようにブラシも置いてあり、便利。
 [大山ケーブルバス停に戻ってきた]


 トレーニング登山としてザックを重めにし、大山にチャレンジしましたが、表参道・かごや道ルートにて、ヒルに遭ったというのは、いささかショックでした。この時季の雨の日の大山は、大倉尾根同様、避けた方がいいことを実感しました。ヒルに遭いたくなければ、天気の悪い夏の丹沢は、大野山の舗装路登山しかダメかと思えてきた今日この頃です。
 ....加齢とともにヒルに対して拒否反応が強くなってきた。



※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。