トップページ山行リスト(日付)>塔ノ岳_記録20230718


塔ノ岳  〜トレーニング登山〜
 山行日
2023年7月18日(火)   晴       同行者:「山の会」メンバー 1名
 コース
大倉(8:11)〜(9:58)駒止茶屋〜(10:21)堀山の家(10:30)〜(12:01)花立(12:05)〜(12:34)塔ノ岳(13:21)〜(13:41)花立〜(14:54)堀山の家〜(15:21)駒止茶屋〜(16:53)大倉
 7月に入り、恒例の大倉尾根トレーニング登山を実施しましたが、気温が高すぎて、こんなに暑い登山は、生まれて初めてと思いました。
 詳細は、以下をご覧下さい。


 小田急線で秦野手前で大山・表尾根がクッキリと見えていた。この時点でも、これから暑くなるのが予期できるような光景だ。今朝の天気予報では、秦野34℃(最高)/24℃(最低)で、降水確率は、午前中から14:00まで、0%。15:00以降が10%という予想。15:00以降の雨は、夕立のようだ。
 いつものように渋沢駅7:40発のバスに乗車。同行者は、先日の大山と同じAKFさん。
 大倉を8:11に出発する。(写真下)
[大倉バス停を出発]

 大倉から舗装路を歩いていくと、路面上にミミズが大量に干からびている光景が目に入る。もう次から次へと死んでいるので、うっかり踏みつけそうになってしまう。雨が降ると、地中の水分が飽和状態になって、地面にミミズが出てくるという説を聞いたことがあるが、雨は、このところ全然降っていないので、今回、雨が原因というのは考えられない。このところの猛暑で、地中が暑すぎて地上に出てきてしまうのだろうか。
 ミミズが干からびているのを延々と見続け、登山道入口の坂道まで来てしまった。(写真下)
 ....ところで、ヒルは、猛暑で死なないのだろうか。
[大倉尾根の登山口を進む]

 観音茶屋前のベンチで小休止。(写真下左)
 まだ歩いて30分も経っていないのにもう水分補給。(写真下右)
冷凍ペット(アクエリアス)を今朝、コンビニで購入したのだが、だいぶ解けていた。
[観音茶屋は休み] [すでに冷凍ペットは解けていた]

 見晴茶屋を過ぎ、登りになったところで、右膝にちょっと痛みを感じてきた。登りで痛みを感じるのは、珍しい。おそらく最近の運動不足が原因だろう。ということで、急遽、階段上でストレッチを実施し、尻と右足踵が接触するように思いっきり右膝を曲げる。これを何度か繰り返す。但し、この時、膝に荷重をかけないのがポイント。すると、あら不思議、右膝の痛みが気にならなくなった。
 ....最近、この対処法で、急に右膝が痛くなっても、リカバリーできることを覚えた。
 一本松への登りは、日陰を求めて、ジグザグに進む。(写真下) やはり、汗の出方が半端ない。顎から滴る汗が地面にポタポタと落ちている。
[一本松への登り]

 9:40、一本松を過ぎたところにある仮ベンチのようなところで小休止。水分補給。
 10:00、駒止茶屋の先のベンチで小休止。とにかく、今回は、汗の量が酷く、すぐ休みたくなる。
 ....大量の汗の原因は、水分の過剰補給ではないかと推察。でも、飲まないと歩けない。
 10:09、右手に三ノ塔を見る。最近は、定点撮影地になってしまった。(写真下)
[いつもの三ノ塔撮影ポイント]

 堀山の家(休み)で小休止し、水分補給。アクエリアスの氷がなくなる。ここからストックを2本取り出し、登りに備える。
 10:30、堀山の家を出発すると、単独男性2名とすれ違う。もう下山?と思ったら、単独男性、単独女性(トレラン姿)、単独男性と次々と追い越される。
 ....暑さにやられた模様。
 10:59、塔ノ岳チャンプさんとすれ違う。こんな猛暑でも荷揚げされているのかと、ちょっとビックリ。(写真下)
[フラットな木道歩き(前方にチャンプさん)]

 チャンプさんとすれ違った後、花立山荘直下の階段途中(写真下)までに続々と9人の下山者とすれ違う。朝一番のバスで登った人たちだろうか。
[花立山荘直下の階段途中にて]

 12:01、花立に到着。ようやくここまで来れた。(写真下)
 花立を過ぎると、日が陰り、涼しくなった。また、どうやら高度が上がったことで、幾分、気温が下がったようだ。
[花立から塔ノ岳を仰ぐ]

 12:34、塔ノ岳到着。4月の時よりも、1時間近くオーバーしていた。
 まあとにかく登れたということで、尊仏山荘で冷えたコーラペットボトルを2本購入し、1本目は、一気飲みし、2本目は下山用とした。
 ....コーラ中毒になってしまい、その副作用が怖い。
[塔ノ岳頂上に到着] [尊仏山荘で2本購入]

 富士山は、雲に隠れているが、蛭ヶ岳や檜洞丸は、雲の下に見えていた。東側は、大山までは見渡せたが、相模湾は、今ひとつはっきりしない光景だった。(写真下)
[大山方面を撮影(塔ノ岳頂上にて)]

 塔ノ岳でゆっくりとランチして、13:21、頂上を出発。
 13:41、花立を通過。(写真下)
[花立を通過]

 その後も順調に下っていく。今日は、行きで右膝が痛くなったが、この下りは、絶好調。AKF さんは、相変わらず下りが速い。撮影していたら、姿が見えなくなってしまった。(写真下)
[木の階段下り]

 堀山の家手前の岩場の木陰で、小休止中のAKFさんに追いつき、こちらも小休止。その後、堀山の家を通過。(14:54) 堀山の家前のベンチで、もう休憩している登山者は、見当たらなかった。
 15:47、雑事場ノ平でのベンチで小休止。頂上でコーラのペットボトルを1本飲み、その後、下山中に2本目のコーラを飲み、お茶のペットボトルを飲み、最後の十六茶のペットボトルも、ここで空にした。これでザックの中の水が全てなくなった。
[雑事場平のベンチにて]

 最後の休憩を観音茶屋でとる。(写真下左)
 ベンチで腰を下すと前方にやマユリが咲いているのを見つけた。(写真下右) 行きでは、花の姿だけでなく、匂いにも全く気がつかなかった。
[観音茶屋で小休止] [ヤマユリを発見]

 16:30、いつもの自販機で冷えた缶コーラを購入。(写真下)
 また、いつものようにヒルチェックを実施。今日は、AKFさんも私も全くヒルは、見つからなかった。AKFさんは、いつもの30年前のタイガ―バームを靴に塗り、私は今回、ヤマビルファイター(最近、初めて購入)をスプレーしていた。やはり、暑すぎると、ヒルの活動は、鈍るのだろうか。
[いつもの自販機で缶コーラ購入]

 16:53、大倉バス停に到着。ちょうどバスが出発していったばかりだった。ということで、靴を洗ったりして時間を潰す。
 [大倉バス停に戻ってきた]


 今回の暑さは、異常でした。小田原の最高気温は、12:00で、34.0℃ということでしたが、この大倉尾根の日が照っている箇所は、そんなレベルではなかったのでは?と思っています。まあ、これだけ暑い中を登れたということで、本番の夏山に自信が湧いてきました。



※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。