トップページ山行リスト(日付)>白山・順礼峠_記録20230926


白山・順礼峠
 山行日
2023年9月26日(火)    晴    単独行
 コース
尼寺(10:17)〜(10:53)木の国だいら(10:55)〜(11:08)桜山(11:20)〜(11:30)白山神社(11:32)〜(11:40)白山(11:56)〜(12:19)物見峠(12:21)〜(12:59)順礼峠〜(13:08)ながめの丘(13:19)〜(13:39)七沢森林公園中央口〜(13:43)東丹沢七沢観光案内所(13:50)〜(14:29)薬師入口
 前回の燧ヶ岳では、右膝の問題は発生しませんでしたが、その後の右膝の調子を確かめるために近場の丹沢前衛の白山・順礼峠を歩いてきました。白山は、昨年12月に訪れていますが、順礼峠は、2年半ぶりの訪問です。
 右膝の結果は、如何に。詳細は、以下をご覧下さい。


 本厚木駅から宮ヶ瀬行きバスに乗り、久しぶりに尼寺にて下車。今回は、右膝をサポートするために、このスタート地点からダブルストックを使用。
 まずは、桜山を目指す。
 小鮎川を渡ると、丁字路にぶつかる。左右どっち?と、ちょっとウロウロ。東丹沢登山詳細図を広げてみると、ちょうど地図の端で切れていて、丁字路が載っていない。だが、その後は、右のルートに赤線が記載されていることに気がつき、ここは、右に進む。 
 ....後でGoogle マップを見たら、どちらでも行けることが分かった。
[尼寺バス停にて下車]

 左折して小径の坂を登っていくと、大きな案内図が目に入る。(写真下) ようやく目的の桜山ルートにたどり着いた。しかし、ここまでのルートは、わかりにくい。途中、道標らしきものを見たが、文字が消えているので、判断できなかった。
 ここから桜山へは、左のゲート経由と右の林道ゲート経由の2通りがあるが、今まで歩いた記憶のない林道ゲートの方を進む。
[大きな飯山白山森林公園案内図と林道ゲート]

 林道をゆっくり登っていくと、左手にトイレを発見。(写真下左)
 さらに進むと右手には、桜山への道標があった。(写真下右)
 この光景は、何となく見覚えがある。以前は、先ほどの大きな案内図での分岐点で、左のゲートを通過して登ったようだ。
[トイレ前に到着] [桜山へと向かう]

 「これ何の木?」という小さな立札が木の傍に立っている。(写真下)
[クイズ形式の「これ何の木?」]

 質問カバーをめくると、答えが書いてある。
 そういえば、以前も、こうやって答えを見ながら登ったことを思い出した。
 ....調べてみたら前回訪問は、2008年だった。少なくとも15年間は、この「これ何の木?」が続いていることになる。
[答えは、質問カバーをめくると書いてある]

 「これ何の木?」エリアが終わると、下りとなり、木の吊り橋を通過。(写真下)
 この下りの時は、ストックを使って、右膝を庇うように歩く。
 ....ストック無しでの下りにちょっと自信なし。
[木の国橋]

 10:53、少し登り返して、木の国平に到着。視界が広がるかと思ったが、樹林に囲まれていた。
 そんな訳で、すぐに出発。
[木の国だいら]

 植林帯の斜面を登っていく。背中のザックが軽く、ダブルストック使用なので、登りにもかかわらず、自然とスピードがアップする。
[植林帯を登る]

 11:08、桜山到着。
 ヤマビルがいないか、靴や足周りのヒルチェックを実施。幸い、今日は大丈夫だった。その後、ここのベンチにて小休止。まだ右膝を曲げても、それほど気になるような痛みは出ていないが、念のため、右膝を極端に曲げるストレッチを行なう。
 次のポイントは、白山だ。
[桜山に到着]

 桜山からは、ミニ縦走となる。左右は、樹林が続いている。
 ちょっと登りが急だなと思ったら、登り切った所が白山神社だった。
 白山神社正面にある白山池は、今までいかなる干ばつでも涸れなかったと言われている。この日もしっかりと水が溜まっていた。(写真下)
[白山神社の白山池]

 白山に向かっていき、いつものスダジイに挨拶。相変わらず不安定に見えるスダジイだ。だが、今回よく見ると、根元から曲がった幹のすぐ先で一本、垂直に伸びている立派な枝があり、これで重心を根元側に寄せていることに初めて気がついた(と思う)。 (写真下)
[レイバック・イナバウアーしているスダジイ]

 11:40、尾根筋をほぼ水平に歩いていき、白山に到着。展望台に上がってみる。今日は、意外と遠くまでよく見える。ランドマークタワーがすぐ特定できた。関東平野方面は、手摺に設置されてるパネル説明図が役に立つ。(写真下)
[関東平野方面の眺めとパネル説明図]

 南側を眺めると、高麗山が見えていることに気がつく。この山の東側は、山が終わり、平野となっているので、目立ちやすい。
 高麗山の西側に視点を移すと、(大磯)鷹取山が目に入る。この鷹取山を登ってからというものの、最近、やたらと意識するようになってしまった。(写真下)
 ....ということを最近、何度も書いている。
高麗山・(大磯)鷹取山方面の眺め(望遠)]

 関東平野の反対側は、大山が聳える。(写真下) だが、手前の樹木が伸びているため、そのうち、見えなくなってしまうのではないかと思えた。
 展望台下のベンチでランチタイムとし、その後、桜山と同様、右膝のストレッチを実施。
[大山方面の眺め]

 11:56、白山を出発し、順礼峠へ向かう。白山まではフラットで歩きやすい道だったが、ここからは、小さなアップダウンが続く。
 12:13、むじな坂峠に到着。標柱は、何故か小ピークの上に立っている。だが、地理院地図では、この小ピーク手前の鞍部に貉坂峠と記載されている。なんで小ピークに建てたのだろうか。
[むじな坂峠]

 12:19、物見峠に到着。ここも峠と記されているが、小ピークの上に標識が立っている。(写真下左)ここの峠は、鞍部を指すのではなく、トッケ(尖峰)を指すのだろうか。
 ....ここを通るとき、いつも、そんなことを考えていたような気がする。
 まあそんなことよりも、ここからの階段下りは、非常に長く、右膝が耐えられるかどうかが気になるところ。(写真下右)
[物見峠] [物見峠からの下り階段]

 物見峠からの下りでは、ストックを使用し、ゆっくり下ったためか、右膝の痛みはそれほど出てこなかった。その後は、アップダウンも大したことなく、快調に進めた。順礼峠への下りでもストックを使用しているせいか、右膝の痛みは、特に気にならなかった。
 12:59、順礼峠のお地蔵さんを参拝。(写真下)
[順礼峠のお地蔵さん]

 ながめの丘に寄り道。
 ここのベンチに腰掛け、右膝ストレッチを実施。というのも、順調と思われた右膝だったが、ここにきて膝を曲げる毎に、じんわりとした痛みが出てきた。
 ....やはり、痛みがでてきたかという感じ。
[ながめの丘]

 デジカメを望遠にして、ここでもランドマークタワーを撮影。
[ランドマークタワーを眺める]

 ながめの丘を出発し、野外ステージに向かう際、ストックを使わず思いっきり階段を駆け足で下ってみた。(写真下) すると、すぐ右膝の痛みが出てくるようになった。やはり、右膝痛は、治まった訳ではなかった。
[階段を下っていく]

 七沢森林公園を出て、バス通りに向かう。振り向いた時、公園のシンボル的な建物「森のかけはし」を撮影。(写真下)
[七沢森林公園を振り返る]

 バス通りに出たところで、ストック2本をザックに括り付け、まだ時間があるので、日向薬師の彼岸花でも見てくるかと、バス通りを南下していく。だが、このフラットな車道歩きで、右膝痛がさらにひどくなってきた。
 ....路面が硬いせいだろうか。それとも路面との摩擦力が大きくなったせいだろうか。
 振り返ってみると、9月の山行は、ここまで右膝痛は出てこなかった。痛かったのは、8月末での西吾妻山で、その後12日間空けた後、巻機山に行き、その4日後の平ヶ岳、その9日後の燧ヶ岳では、右膝痛は特に出ていない。だが、燧ヶ岳から2日後の今日、痛みが走る。どういうことだろうか。ある期間内での累積歩行距離(時間?)に上限があり、それを越えると痛み出すのだろうか。
 う〜む。この右膝痛、奥が深すぎる。
 日向川を渡り、県道64号伊勢原津久井線を歩き続け、緩やかな坂を登っていく。高台に出ると、このあたり、彼岸花があちこちに咲いていることに気がつく。(写真下)
[彼岸花が咲く]

 車道を歩き続け、14:29、薬師入口バス停に到着。
 バスダイヤを見たら、14:28とあったが、まだバスに追い越されたという記憶はなかった。ということは、直ぐにやってくるだろうと推察。ちょうど右膝の痛みもあり、今日は、ここまでとした。
 伊勢原駅北口行きバスは、少し遅れて3分後にやってきた。
 [薬師入口にてバスに乗車]


 今回は、白山からの眺望が素晴らしく、しばし見入ってしまいました。一方、右膝は、やはりというか痛みが出てきました。文中にも記載しましたが、右膝痛の発生頻度・間隔がバラバラで、どんな因果関係があるのか、わからない状況です。ということで、今後の山行に一抹の不安が出ております。



※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。