トップページ山行リスト(日付)>半原高取山_記録20231022


半原高取山
 山行日
2023年10月22日(日) 晴   同行者:「山の会」メンバー 3名
 コース
撚糸組合前(9:40)〜(10:10)宮沢大橋下(10:12)〜(10:33)林道丁字路(10:40)〜(10:52)林道交差点(10:54)〜(11:11)馬場・大平分岐点(11:18)〜(11:36)半原高取山(12:35)〜(13:11)展望地(13:26)〜(13:45)ダム展望台(13:56)〜(14:21)宮ヶ瀬ダム天端〜(15:01)愛川大橋下〜(15:10)半原
 笠ヶ岳からの下山後、両足の筋肉痛で、まともに歩けない日々が続きました。それから20日以上経ち、筋肉痛や右膝にとっても、いい休養になったのではないかと思い、今回、「山の会」山行の半原高取山に行ってきました。半原高取山は、調べてみましたら、約2年ぶりの訪問でした。
 詳細は、以下をご覧下さい。


 本厚木駅に早めに到着したので、南口に出て、人通りから少し離れた所で一人、右膝ストレッチを実施。やはり、正座するように曲げると、右膝には未だ痛みが残る。久々の山行なのだが、この状況だと右膝痛は、永久に治らないかもと思えてきた。
 8:40、本厚木駅中央改札口で全員揃ったところで、バス乗り場に移動する。
 8:50、半原行き(田代経由)に乗車。車内は満員状態。だが、上荻野で、かなりの乗客が降りた。何かイベントでもあるのだろうか。
 9:35、撚糸組合前バス停にて下車。(写真下) 軽く準備体操をして出発。
[撚糸組合前バス停をスタート]

 宮沢林道を進むと、カタクリの自生地の立札を見る。だが、ここでカタクリの花を見た記憶がない。花期が10日間程度と短かく、3月末頃のため、タイミングが合っていないようだ。(写真下)
[宮沢林道を進む]

 10:10、宮沢大橋の下で小休止。ここは、仏果山登山口でもある。今日は、林道ゲート横を通過し、舗装路の宮沢林道を直進していく。
 すると、左手の植林帯の斜面に「猿にエサをやらないで下さい」のカンバンが目に入る。(写真下) このあたり、猿がいたっけ?と過去を思い出すと、そういえば、経ヶ岳頂上付近で、猿の集団に遭遇したことを思い出した。
 その後、すぐ右手に「高取山登山口(沢を横断し対岸へ登る)」という道標が立っているが、今日は、その道標をスルーし、林道を直進していく。というのも、道標通りに右折すると、ヤマビルエリアが待っているので、ここは、遠回りになるが、舗装路を選択したのだ。
[サルに対する注意看板]

 10:33、宮沢林道が丁字路にぶつかったところで小休止。舗装路された林道とはいえ、斜度がキツかった。その後、右折し、半原大沢林道を進む。この林道は、ほぼ水平に続いていて歩き易い。
 10:52、林道交差点に到着。(写真下左)
 ここは、林道と登山道がクロスしていて、右に下っていく登山道は、先ほどの高取山登山口の道標に通じている。個人的には、ここから下っていくエリアがヤマビル危険ゾーンと判断している。ということで、今回は、舗装路をなるべく利用して、ここまでやってきた訳だ。
 もちろん、これから登っていく登山道でヤマビルと遭遇する確率は、ゼロではないが、確率は低い(あくまでも経験上)と見ている。
 林道には、軽自動車が何台も駐車しており、この時期でハンター?と、ちょっと緊張。(写真下右)
[登山道に到着] [林道側には車が駐車(振り返って撮影)]

 林道交差点から登山道に入っていく。ここから、樹林帯の中の登りとなる。(写真下)
 するとどうだろう。皆、歩行ピッチが速くなった。マイペースで歩いていると、一気に離されてしまう。
[登山道を進む]

 11:11、丁字路に到着。(写真下)
 ここで小休止。高取山は、左折となり、直進方向は、道標では「馬場・大平」が示されているのだが、本当に行けるのだろうかと思ってしまった。以前、この「馬場・大平」へのルートを下ったら、新しい林道のためにズダズダに崩されていたのだ。それが整備されたのだろうか。
 ....これは、「馬場・大平」へ一度行く価値がありそうだ。
 小休止中、高取山の方から草刈り機を担いだ7,8人の集団とすれ違う。下の林道に駐車してあった軽自動車について尋ねると、「そうですよ」の回答。あの車は、草刈りのために山に入っていた人たちの車だったことが判明。
 樹林の間から奥多摩の大岳山が見えることに気がつき、しばし眺めた後、出発。(11:18)
[丁字路に到着]

 植林帯の中を登っていく。(写真下)
 途中、新しい林道を横断していくが、これらの林道は、現状、地理院地図には、全く反映されていない。もし、これらが全部、反映されたら、登山道以上に網の目状になってしまうと思えた。
[植林帯を進む]

 右膝の痛みは出ていないものの、右足に力が入らない感じだ。このため、歩行ペースが遅くなり、登りなのにメンバーからすぐに離されてしまう。
 11:37、半原高取山頂上に到着。(写真下) ちょうどランチタイムということで、10人ぐらいの登山者がベンチで休憩中だった。早速、展望鉄塔に上がってみる。
[半原高取山頂上に到着]

 まずは、関東平野を眺める。今日は、意外と遠くまで見ることができる。(写真下)
[関東平野の眺め]

 スカイツリーも肉眼で見ることができた。(写真下)
[スカイツリーが見えた(望遠)]

 北西側の眺め。(写真下)
 手前に石老山が大きい。その奥に左右非対称の三角形である雲取山が見えている。
[石老山の奥に雲取山]

 大山方面は、ちょうど逆光になるので、撮影が難しい。
 表尾根、塔ノ岳、丹沢山、本間ノ頭、蛭ヶ岳などが眺められた。(写真下)
 今回の同行メンバーは、皆、この高取山が初めてなので、この眺めに感動していた(と思う)。
[丹沢方面]

 ランチタイム後、宮ヶ瀬ダムに下ることにする。
 いきなり急な下り(ロ―プあり)&ヤセ尾根の危険ゾーンとなるが、そこを終えたら、気持ちのいい自然林の尾根下りとなる。(写真下)
[宮ヶ瀬ダム方面に進む]

 13:12、送電鉄塔を通過してすぐ、展望地に出る。(写真下) ちょっと送電線が気になるが、宮ヶ瀬を見下ろせる見晴らしのいい場所だ。ここで、結構、休んでしまった。
[展望地に出た]

 自然林から植林帯の下りと変わり、13:45、ダムの展望台に到着。(写真下)
 ここからは、ダムの天端がよく見える。そんな訳で、ここでも小休止。
[宮ヶ瀬ダムを見下ろす]

 ダムを十分眺めた後、いろいよ急な階段下りがスタート。今回、この急な階段下りが、トントンと下っていければ、右膝はそこそこ復活していると考えられるのだが、果たしてどうだろうか。
 結果は、すぐに出た。
 階段下りに対し、皆、トントンと下っていく。あっという間にメンバーと距離が空いてしまった。これは、急な下りとなると、右膝に荷重をかけず、ストックに頼るような歩き方になり、動作がゆっくりとなってしまうためだ。
 ....右膝痛というより、右膝に力が入らないため、バランスが悪いことが原因。
 途中で振り返って撮影。(写真下) 確かに急な階段なので、横にロープがついている。
[ダムへの急な階段(振り返って撮影)]

 急な階段が終わり、ホッとしたところで、宮ヶ瀬湖の湖面を撮影。(写真下)
 すると、同行メンバーの一人があまりにも私の到着が遅いので、引き返してきて様子を見に来てくれた。撮影中だったので、ちょっとバツが悪かった。
[宮ヶ瀬湖]

 舗装路に出た所で足元のヒルチェック。幸いにもヤマビルは、見つからなかった。
 ダムの天端を歩いていく。(写真下) 今日は、天気のいい日曜日ということで、行楽客が目立つ。コロナ禍前と比べても、訪問客が増えたような気がする。
 天端の途中からエレベータでダム下に降りる。
 ....(写真下)では、あまり人が写っていないが。
[宮ヶ瀬ダムの天端]

 ダム下にて、ロードトレイン愛ちゃん号とすれ違う。(写真下)
 人気のある乗り物で、家族連れが多く、小さな子供たちの姿が目立つ。
[ロードトレインとすれ違う]

 ダム下からテクテクと歩き、15:10、半原バス停に到着。
 予定通りの時刻に下山できた。
[半原バス停に到着]


 ご同行の皆様、大変お世話になりました。誠に有難うございました。今日は、天気が素晴らしく、今までのように暑くもなく、山歩きには最高に適した日でした。
 また、半原から本厚木駅に戻った後、いつも立寄っているシロコロの店に直行しました。この食感と味に大満足です。(写真下)
 [シロコロを堪能]



※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。