トップページ山行リスト(日付)>三ノ塔_記録20231103


三ノ塔
 山行日
2023年11月3日(金)  晴 単独行
 コース
ヤビツ峠(8:32)〜(8:52)富士見橋(8:56)〜(9:57)二ノ塔(10:01)〜(10:19)三ノ塔(11:17)〜(13:08)牛首(13:15)〜<萩山林道>〜(14:29)大倉
 半原高取山、関東ふれあいの道と、このところ、右膝痛が出ていませんが、下り時では、右膝を極端に曲げるのが怖くて、おそるおそるでの歩行となっています。そんな折、右膝の様子を見るため、三ノ塔に行ってきました。
 詳細は、以下をご覧下さい。


 7:22、秦野駅北口のヤビツ峠行き乗り場に着くと、ちょうどヤビツ峠行きのバスが到着し、乗客を乗せている光景を目にする。だが、バスを待つ行列は、バス1台程度で終わるようなものではない。シーズン中のいつもの光景だ。
 ということで、行列の最後尾へと向かう。ホテルを過ぎ、交番まで行っても、まだ行列は続いている。あれっと思い、交番の角を曲ると、水無川沿いの道路まで続いていた。(写真下) 交番を曲がるという経験は、以前もあったが、曲がった先でも、これほど長い行列は、初めてだった。
[水無川沿いの道路まで続いていた]

 ようやくヤビツ峠のバスに乗れたのは、4台目のバスだった。7:36、秦野駅を出発する。
 もうすぐヤビツ峠というところで、神奈中バス同士のすれ違いが発生。我々のバスが少しバックして道幅を確保。対向バスが通り過ぎて、さあ出発だと思ったら、次のバスがやってきて、我々は停車したままとなる。すると、3台目のバスが続き、「ほう、3台も出発していたかと」と思った瞬間、4台目、5台目が続いた。
 ヤビツ峠のロータリーに5台のバスが停車できたのだろうかと思いながら、5台目の通過を見届ける。ということは、バス乗り場で最初に見たバスが3台目だったということになる。あのバスの前にすでに2台のバスが発車していたのだ。
 8:27、ヤビツ峠に到着。(写真下)
 他にバスは、駐車していなかった。ということで、自分が乗ったバスは、6台目だと分かった。
[ヤビツ峠にて]

 ヤビツ峠のトイレ前には、まだ大勢の登山者が準備中。その先に紅葉したモミジの木を発見。思わず撮影。(写真下)
[ヤビツ峠で紅葉したモミジを撮影]

 その紅葉したモミジを撮影していると、後続のバスが連続して2台やってきた。(写真下)
 結局、現時点で、5台+1台+2台で8台のバスがヤビツ峠に来たことになる。(但し、そのうち2台は定期便)
 う〜む。
 慣れているとは言え、バスや運転手の確保等、神奈中バスの受入れ体制には脱帽だ。
 8:32、他の登山者に混じりながら、ヤビツ峠を出発する。
[後方から続けてバスが到着(振り返って撮影)]

 富士見橋まで下りの舗装路だったが、右膝の調子はいい。
 その後、二ノ塔への登りとなる。それにしても登山者が多い。バスの台数から見ても当然なのだが、登山道が狭くなると、前後が登山者だらけとなる。
 9:46、木道の登りとなる。(写真下)
[木道が現れる]

 木道まで来たところで、振り返ると大山の姿が見えた。(写真下)
[振り返って大山を撮影]

 木道をさらに進むと、黄葉真っ盛りの樹木に遭遇。思わずデジカメを取り出す。(写真下)
[黄葉した樹木あり]

 9:57、二ノ塔頂上に到着。いくつかあるベンチは、休憩する登山者で満杯状態。
 奥に進んで、富士山を撮影する。(写真下)
 ちょっと霞んでいるものの、頭が雲に隠れていないので合格点だ。
[二ノ塔からの富士山]

 10:01、二ノ塔を出発。目の前に聳える三ノ塔に向かう。(写真下)
 すると、鞍部に下っていくとき、右膝に痛みを感じるようになった。おお〜、ついに出たかと、右膝が治っていなかったことにガッカリ。
 何故、右膝痛が発症したのだろうと考えながら三ノ塔へ登り返す。すると、登り返しの時も右膝に痛みが出てきた。笠ヶ岳の時と同じような症状だ。
 ....これは、重症か?
[三ノ塔を見上げる]

 10:19、三ノ塔頂上に到着。二ノ塔も多かったが、ここでも休憩中の登山者を数多く目にする。(写真下) だが、よく見ていると、皆、続々と出発していく。塔ノ岳まで行く予定なのだろう。
[三ノ塔頂上に到着]

 ここで、富士山と表尾根方面の眺望をじっくり堪能する。
 雲一つない青空が広がっていて、これだけでも爽快感を覚える。
[表尾根方面の眺め]

 ランチタイム後、表尾根方面を撮影しながら、三ノ塔頂上の北端まで行き、お地蔵さんを参拝。(写真下)
 この間、次から次へと烏尾山方面へ登山者が向かっていく。今日は、ヨモギ平に行こうかと考えていたのだが、右膝痛が出てきたのでリスク大と考え、三ノ塔尾根を下り、大倉バス停に向かうことにした。ということで、お地蔵さんから休憩所の方へ引き返す。
 11:19、三ノ塔尾根への分岐点を通過する。
[お地蔵さんを参拝]

 ストック1本を右手で使いながら、三ノ塔尾根を下っていくが、やはりペースが遅いという事を痛切に感じる。今までと違って、なかなか木の階段が現れないのだ。
 12:04、ようやく木の階段が現れた。(写真下)
 ....最初、木の階段が撤去されたのかと思った。
[三ノ塔尾根を下る]

 膝痛が出てきたので、知らず知らずのうちに右膝をなるべく曲げないような歩き方になり、歩行スピードがダウンする。膝痛とは、厄介なものとつくづく思う。
 ....一瞬でも曲げすぎると、激痛が走ること多々あり
 12:26、シカ柵が現れた。(写真下) ようやく急斜面が終わる。
[シカ柵を見る]

 12:37、右手に間伐された植林帯で、塔ノ岳方面を眺める。(写真下)
 その後、ちょうどベンチがあったので小休止。
[間伐された植林帯から塔ノ岳(中央)を眺める]

 13:08、牛首に下りてきた。(写真下左) ここでも小休止。
 すると、さらに続いている三ノ塔尾根の背沿いへの登山道入口が、整備されていることに気がついた。(写真下右) ここは、長年、ほったらかしになっていて、道はヤブになってしまい、分岐点の道標が全く目立たない状況だった。
 周囲を見たら、12月1日から萩山林道が森林整備のため通行止という立看板を発見。なるほど、このため、分岐点からの登山道が整備されたと推察。
[牛首に下りてきた] [尾根筋への登山道が整備されていた]

 牛首からは、尾根筋の登山道をやめて、距離の短い萩山林道(舗装路)を選択する。
 だが、
林道を下っていく途中、ついに右膝痛が我慢できなくなった。以前の笠ヶ岳の時よりも痛みが強い。ということで、ストレッチを実施しようと思ったのだが、腰を下せるようなベンチや岩が見当たらず、やむなく舗装路の上にベタッと腰を下して、右膝ストレッチを実施。
 だが、この体勢だと、ストレッチをするのが難しい。右脛を両手で掴み、右膝をゆっくり曲げようとすると、路面に寝っ転がるような恰好になってしまう。後方から下ってきた単独女性が、そんな姿を見て、「大丈夫ですか」と声をかけてくれる。「大丈夫です。いつものことなので」と、笠ヶ岳の時と同じような会話となる。今回、地面に腰を下した時の右膝ストレッチが非常に難しいということを身をもって知った。
 ....また、立ち上がる時も、非常に困難ということを知る。
[萩山林道の途中でストレッチ]

 10分ぐらいストレッチすることで、いくらか痛みが和らいだ。
 だが、坂道を下っていくとき、後方から登山者など6人に追い抜かれ、相変わらずスピードが出ていないのが分かった。その後、風の吊橋でも登山者3人に追い抜かれた。
[風の吊橋を渡る]

 14:29、ようやく大倉バス停到着。(写真下左) 牛首から標準タイムより30分以上遅れてゴール。両足を引きずるようにして店に入り、冷えた生ビールで反省。(写真下右)
 ....ヨモギ平に行かなくて正解だった。
[大倉バス停に到着] [冷え冷えの生ビール]


 今回は、右膝痛発症のショックが大きいです。残念無念。何で、ここで右膝痛が出てきたのか、理由がよくわかりません。
 また今回、ニアミスがあったことをAYさんのブログで知りました。三ノ塔頂上にあと3分ぐらい長く休憩していたら、AYさんとバッタリでした。この上なく残念です。



※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。