トップページ山行リスト(日付)>蓑毛越・下社_記録20231215


蓑毛越・下社
 山行日
2023年12月15日(金)  曇       同行者:「山の会2」 メンバー3名
 コース
蓑毛(9:05)〜(9:06)大日堂(9:09)〜(9:10)道標まで戻る〜(9:16)常夜燈〜(10:05)大山分岐点〜(10:14)蓑毛越(10:19)〜(10:48)下社(11:00)〜(11:04)阿夫利神社駅(11:20)=(ケーブルカー)=(11:26)大山ケーブル駅(11:28)〜(11:35)ねぎし旅館(14:28)〜(14:40)大山ケーブルバス停
 今回は、「山の会2」忘年山行ということで、蓑毛から下社に行ってきました。
 詳細は、以下をご覧下さい。


 秦野駅でメンバー4人が集合し、8:35発蓑毛行きバスに乗車。 
 8:55、蓑毛に到着。上空を見上げると、雨が降りそうなのでザックカバーを取り出し、雨具(上)を着用する。準備運動後、出発。(9:05)
[簔毛バス停を出発]

 まず大日堂へちょっと寄り道。大日堂の仁王門を見たら、平安後期頃の作と言われる阿形・吽形の二王立像2体は、修復作業場所からまだ戻っていなかった。調べてみたら、なんと4年間かけて修復するという事なので、当面、この空席状態が続くようだ。(写真下左)
 奥に入り、大日堂の前までやってきた。(写真下右) 目の前の立札には、「大日堂のまわりの通行に際しては瓦、落下の恐れがあります。ご注意下さい。」と書かれてある。建屋を見上げ、そんなに危険なのかと思いながら、蓑毛バス停の方へ戻る。
[仁王門は通行止め] [大日堂]

 蓑毛バス停の先、道標まで戻り、ヤビツ峠への坂道を進む。
 右手の大山南尾根の斜面にて、時々「バーン」と破裂音がする。花火だろうか。音がしたところには、煙が出ている。熊が出没しているのだろうか。(写真下)
[下社へ向かう]

 常夜燈が立っている分岐点に到着。(写真下) 左は、柏木林道でヤビツ峠へ、右は、蓑毛道と呼ばれる道で蓑毛越へと続く。常夜燈は、大山詣りが盛んな頃、文化元年に建立されたものと言われている。今回は、素直に右折する。
[ヤビツ峠との分岐点]

 途中、林道を横断する。(写真下)
 道標の他に赤枠黄色板の遭難対策用の立札が立っていて、ここは、「大山コースNo.14」 と書かれてある。
[林道を横断する]

 9:31、暑くなってきたので、雨具(上)を脱ぐ。幸い、雨は降っていない。
 9:55、左手に関東ふれあいの道の石柱と赤枠黄色板「大山コースNo.12」を見る。
[関東ふれあいの道の石柱]

 10:00、ガスがだいぶ濃くなってきた。この先は、雨ではないかと思えてきた。
[ガスが濃くなってきた]

 10:05、大山頂上へのルートとの分岐点に到着。
 10:09、
左手に道標と石垣が見えてきた。相変わらずガスが濃い。(写真下) 蓑毛道は、現在の大山ケーブルバス停方面からの表参道に対し、裏参道とも呼ばれていたという。小田原方面から来る大山詣りの参拝者が利用したと考えられるが、小田原方面からの表参道経由がそんなに遠いのかなと思ってしまう。
 ....蓑毛の御師の営業力が強かったということだろうか。
[蓑毛越に向かう]

 蓑毛越手前で、雨が強く降ってきた。やはり、尾根筋は、雨のようだ。
 10:14、雨の中、蓑毛越に到着。小休止とする。流石にこの天気では、他の登山者を見かけることはなかった。立ち止ると寒くなるので、撮影だけ実施し、早々に出発。
[蓑毛越に到着]

 蓑毛越から下社へのルートを進む。(写真下) ここからは、ほぼ水平道となり、楽に歩ける。
[水平道を行く]

 途中、クサリ場が現れる。雨が降っているので、クサリが滑りやすい。(写真下)
 クサリ場を過ぎて約10分後、前方からカラカラとケーブルカーが走る音が聞こえてきた。だいぶ下社に近づいたことがわかる。すると、それを裏付けるようにかごや道ルートと合流した。
[下社へ向かう途中でのクサリ場]

 11:00、下社に到着し、参拝。(写真下) ここもガスが濃い。だが、雨は、だいぶ弱まった。下社と言えども、他の参拝者は、見かけなかった。
[下社を参拝]

 石段を下っていく。(写真下) 石段下の茶店(さくらや)は、こんな天気でも営業しており、「ルーメソ」の文字がひと際、目立っていた。
 女坂で下ることを予定していたが、石段は、雨が降って滑りやすいという事で、安全第一にケーブルカーに乗ることに計画変更。
[石段を下る]

 11:20発のケーブルカーに乗車。乗客は、我々4人だけだった。
[ケーブルカーで大山ケーブル駅へ]

 大山ケーブルに着いた後、コマ参道を下っていく。そして途中のねぎし旅館に立寄る。(写真下左) 今日は、ここで猪鍋を堪能するのだ。
 ....前回、豆腐料理を食べたので、今回は猪鍋にチャレンジ。
 今回の山行を見送り、この猪鍋や豆腐料理だけに参加するメンバーの到着を待つ。こちらは、本来、ケーブルカーを使用しない時間で計画していたので、だいぶ早く旅館に着いたのだが、旅館のおかみさんの厚意から、部屋で待っていてもいいですよとの言葉を頂いていた。

 9人全員揃ったところで、食事スタート。(写真下右)
[ねぎし旅館にて食事] [猪鍋をリクエスト]

 猪鍋をゆっくり味わった後、バス停に向かう。
 大山ケーブルバス停では、最後の紅葉が目に入る。(写真下) 紅葉に見送られて、伊勢原駅北口行きのバスに乗車した。
 [最後の紅葉と遭遇]


 天気は、イマイチでしたが、土砂降りにはならず、降ったり止んだりの雨でしたので助かりました。
 今年の山行を振り返りますと、ここ数年、丹沢が少なく、他山域が多かったのですが、来年は、もう少し丹沢にカムバックしたいと思っています。
 ....撮影に時間を使わず、タイムチャレンジするようなトレーニング登山を増やしたいです。(減量優先のため)



※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。