トップページ山行リスト(日付)>大山三峰山_記録20240127


大山三峰山
 山行日
2024年1月27日(土)  晴     同行者:「山の会」メンバー 6名
 コース
清川村役場前(9:30)〜(9:34)煤ヶ谷〜(10:54)物見峠分岐(11:01)〜(12:59)三峰山北峰〜(13:37)大山三峰山(13:46)〜(14:13)七沢山(14:20)〜(14:36)不動尻分岐点(14:40)〜(15:44)不動尻(15:57)〜(16:19)山神隧道出口〜(17:05)広沢寺温泉入口
 今回、「山の会」で大山三峰山を登ってきました。「山の会」では、8年振りの訪問です。天気が素晴らしくヤマビルのいないこのタイミングは最高でした。詳細は、以下をご覧下さい。 


 本厚木駅から出て、見上げた空は見事なスカイブルー。これからの山歩きが楽しみになってくる。宮ヶ瀬行きのバスに乗車し、清川村役場前にて下車。本厚木駅改札口にてメンバー集合した際、メンバーの一人が煤ヶ谷の先のトイレが使えないという情報を得たとの事。それならば、道の駅のトイレを使用するかと煤ヶ谷の一つ手前の清川村役場前で下車した。
 道の駅トイレを利用した後、9:30、出発する。
[清川村役場前バス停にて下車]

 煤ヶ谷の丁字路にて谷太郎川沿いに左折。
 やがて道は、Y字路となり、左の川沿いには、煤ヶ谷のトイレが見えている。右は、上り坂で正住寺へ続いている。我々は正住寺への道を進む。このため、この先、川沿いにある煤ヶ谷のトイレが使用不可か否かは、結局分からないままとなってしまった。
 9:39、正住寺の前を通る。入口の紅梅が満開だった。(写真下)
[正住寺]

 正住寺の先で道幅が広がる。そういえば、以前、この辺りで道路工事をしていたのを思い出した。右手の擁壁工事は終了しており、三峰山方面の登山道ルートに道標が立ち、新しい階段を登っていく。(写真下左)
 そういえば、この辺りにあった登山ポストが消えている事に気がつき、道標周りを見渡したが、見つからず。「登山届は、ネットで提出しましたよ。」と、今回のリーダAKFさんが言う。それならば問題ないかと登山道を進んでいくと保護柵の扉を通過した先に登山ポストを発見。(写真下右) こんな奥に引っ込んでしまったのかと、ちょっと意外だった。
[三峰山入口が変わっていた] [登山ポストが移設されていた]

 尾根筋を巻いていくように登っていく。そんな訳で歩き易い傾斜だ。やがて、左手前方に今回の目的の山である大山三峰山の稜線が見えてきた。(写真下)
[左奥に大山三峰山の稜線を見る]

 10:54、物見峠との分岐点に到着し、ベンチにて小休止。ここには、注意看板が立っている。(写真下) 毎年のように転落事故が起きているから、決してオーバーな表現ではないことは確かだ。
 11:01、ベンチを出発する。
[登山への注意看板あり]

 11:16、ベンチがあり、ここでも小休止。奥に祠があるのだが、もう4本の柱と屋根ぐらいしかないような状況だった。(写真下左) この「山の会」で前回訪問した2016年3月の画像と比べると、同じ祠とは思えない。(写真下右)
[祠は、もう倒壊寸前] [2016年3月での祠]

 大山三峰山への稜線に上る途中、左手に相模湾が見えた。いつもながら、ここでしばし眺め入ってしまう。(写真下)
[江ノ島が見える]

 11:30、稜線に上り、物見峠からの登山道と合流したところでベンチあり。ここでも小休止。しかし、標高が上がったせいか、結構風が冷たい。メンバーは皆、服を1枚羽織る。
 11:36、出発する。「稜線に上ったので、この先は、そんなに登りはきつくないですよ〜」と豪語したら、目の前に急な登りが現れ、皆からオオカミ少年だと見られてしまった。(写真下)
[稜線での登り]

 11:55、「この先、崩壊地あり」の立札の前を通過。すぐ先からヤセ尾根で、右手がザレ場の急斜面となっている。だが、そのお蔭で木がなく、展望は抜群。表尾根から塔ノ岳、日高、竜ヶ馬場、丹沢山、蛭ヶ岳、丹沢三峰が連なる。(写真下)
[塔ノ岳から丹沢山、蛭ヶ岳、丹沢三峰の眺め]

 ヤセ尾根が終わり、尾根幅が広がり、歩き易くなっていくと、目の前に三峰山北峰が見えてくる。聳え立つ峰を見上げると、「あれを登るのか」といつもため息が出る場所だ。
 12:14、北峰直下のベンチにてランチタイムとした。(写真下) 日が照っているのだが、じっとしているとやはり寒気を感じるのでウィンドブレーカを1枚着込む。
[大山三峰山北峰下のベンチ]

 12:43、ベンチを出発し、北峰へ向かう。急な階段登りが続き、ようやく終わったかと思うと、今度はロープが設置されているような急登が続く。(写真下)
 12:59、北峰に到着。狭いピークで全員が立ち止まることができないので通過していく。
[北峰への登り(振り返って撮影)]

 その後もアップダウンあり、クサリ場ありの難所が続く。だが、そこが大山三峰山の特徴だ。一番ドキッとするのは、登りとなった木橋の上でクサリを掴んだ状態で立ち上がろうとすると、クサリが短かすぎて立ち上がれない時だ。クサリを掴みながら腰を曲げて四つ足歩行していくが、この姿勢は結構辛い。(写真下)
[クサリと木道が連続する(振り返って撮影)]

 13:37、三峰山頂上に到着。(写真下) ここにもペンチがあり、小休止。周囲は、冬木立に囲まれ、見晴らしはそれほどでもない。記念写真を撮った後、出発する。
[大山三峰山頂上]

 三峰山を過ぎてもまだまだクサリ場とヤセ尾根、木橋が続く。昔に比べてクサリ場が増えたような気がしてきた。(写真下)
[クサリ場はまだ続く(振り返って撮影)]

 14:13、七沢山に到着。ここでようやくクサリ場とヤセ尾根縦走が終了。木の幹に七沢山の手書きプレートを見つけた。(写真下) 
[七沢山に到着]

 七沢山からの下りも急で緊張が続く。だが、その下りが終わると、大山に続く尾根筋から外れ、ベンチで小休止。ようやくひと段落した気分になる。
 その後、不動尻への下りルートに入る。だが、ジグザグの急な下りは滑りやすく、油断はできない。(実際、2名が尻餅をつく) そして、クサリ場が何度となく出現。不動尻への下りでも、こんなに多くクサリ場があったっけというのが率直な感想。(写真下)
[クサリ場が出現(振り返って撮影)]

 ようやく緩やかな下りになってきて沢にも水が流れている。(最初は、伏流だった) それにしても不動尻への下りが長く感じられた。(写真下)
[沢沿いに下っていく(振り返って撮影)]

 15:44、ようやく不動尻に到着。
 いつの間にか広場が整備され、ベンチがいくつも設置されていた。ミツマタ観賞地として注力しているのだろう。だがこの時季、ミツマタ開花には、まだ早かった。
[不動尻のミツマタ見物広場]

 不動尻からは舗装路歩きとなる。真っ暗な山神隧道を抜け、ゲートを通過していく。
 
17:05、広沢寺温泉入口バス停に到着。意外にも不動尻からの距離が短く感じた。メンバーとペチャクチャと話しながら歩いたせいだろう。
 [広沢寺温泉入口バス停に到着]

 今回は帰路の途中、シロコロの店に立寄って反省会。生ビールもサワーも旨い。
...〆は、いつものようにシンプルなクッパ。
 [シロコロ食べながら反省会]


 今回は、好天に恵まれ、適度な緊張感を懐きながら充実した歩きとなりました。また、気温が低かったのでヤマビルは出てきませんでした。そして右膝痛も出てきませんでした。この状態が続いてほしいものです。



※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。