トップページ>山行リスト(日付)>頭高山_記録20240809
渋沢(11:17)〜(11:48)若竹の泉〜(11:56)白山神社(12:07)〜(12:22)頭高山休憩所(12:33)〜(12:42)頭高山(13:10)〜(12:23)頭高山休憩所〜(13:34)祈りの丘(13:36)〜(13:43)雁音神社〜(13:52)畑の展望台〜(13:56)須賀神社分岐点(14:07)〜(14:19)須賀神社(14:22)〜(14:39)曲松郵便局〜(14:51)渋沢 |
猛暑が続く中、丹沢はどこに行ってもヒルが出てきそうで、今回は林道歩きや車道歩きの多い渋沢丘陵の西端、頭高山(今年の3月、頂上が整備中だった山です)に行ってきました。但し、せっかくなので初めてのルートを積極的に取り入れて歩いてみました。
詳細は、以下をご覧下さい。 |
11:17、渋沢駅南口を出発。駅前ロータリーにて「渋沢駅」敷設の由来の説明板を見る。
『「渋沢駅」は渋沢共有地管理組合が所有地を無償提供して、この場所に昭和2年に敷設されました。関東大震災後、小田原急行鉄道株式会社(現小田急電鉄株式会社)により、新宿ー小田原間に鉄道建設が始まりました。西秦野村内に駅を設置するにあたって大字渋沢の管理地(現渋沢共有地管理組合)の先人たちは、苦しい生活を強いられながらも「村や地域が発展するなら」と、共有地の下三屋(現曲松一丁目)の1町1歩(1ヘクタール)有余を無償提供。乗降口を南側に設け、駅名を「澁澤驛」にするなどして駅の敷設・誘致に尽力されました。(以下略)』
そういえば、丹沢に通い始めた頃、渋沢駅で降りたら、大倉行きバス乗り場は、南口側だったことを思い出した。今の橋上駅舎になったのは1993年(平成5年)だ。それから北口側が整備され、北口バス乗り場が出来たと記憶している。 |
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[渋沢駅南口ロータリーにて] |
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駅から西寄りに歩いていった後、スマホのGoogleマップで白山神社へのルートを確認したら、峠行きのバス通り(県道708号線)を歩くように表示された。ということで東に戻り、県道を南下する。
その後、Googleマップに従い、渋沢小学校入口の交差点で右折し県道を離れ、小学校へ続く登坂を進む。登り切ったら左折し渋沢公民館の前を下っていく。室川沿いに西へと進むと、若竹の泉の前に出てきた。(写真下)
ここも秦野市内の湧水の一つだ。
この小学校・公民館ルートは初めて歩いた。また、若竹の泉は久々の訪問だった。頭高山方面から渋沢駅に向かう場合、いつも泉蔵寺の方を通るのでこの若竹の泉を通らないのだ。 |
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[若竹の泉にて] |
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坂道を上り、右手の白山神社への道が地味なので最初、通り過ぎてしまった。慌てて戻り、白山神社を訪問。かながわの名木100選に選ばれているスギを見上げる。(写真下左)
樹高44mで樹齢は約600年(推定)。平日の昼間、誰もいない境内でランチタイムとした。
12:07、神社を出発し、裏手の頭高山へのルートを進む。(写真下右) このルートは、以前、X(旧ツィッター)でのルル@黒の森猫さんのポストを見て知った。このルートのお蔭で、神社の入口まで戻る必要がなくなったのは有難い。
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[白山神社入口] |
[裏山から頭高山に向かう] |
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植林帯を進むので、ヒルが出てくるかと緊張したが、12:11、林道に合流した。(写真下) 幸い、ヒルには遭遇せず。 |
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[林道に合流(振り返って撮影)] |
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林道を進んでいき、頭高山休憩所手前のパネルに到着。(写真下) ここからは、大山から三ノ塔、塔ノ岳、鍋割山方面の山並みを眺めることができる。 |
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[パネルが設置されてある] |
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実際に眺めてみると、今日、この時間帯では、少し靄っていた。(写真下) ここからだと、大山が意外に尖がっているように見える。 |
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[パネル横から大山・表丹沢を眺める] |
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パネルから少し進むと休憩所があり、トイレや東屋、ベンチなどが用意されてある。(写真下) ここから眺める東側エリアは、八重桜の林になっているので春になると花見ができるような場所だ。
ここのベンチに腰掛け、冷たい麦茶を飲もうと渋沢駅のスーパーで購入した冷凍ペットボトルを取り出すが全然解けていなかった。ということで断熱袋から取出してザックに収納。 |
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[東屋からトイレ側を眺める] |
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12:33、休憩所を出発。登坂を行くと、頭高山の周回路に出た。(写真下) ここで、左の周回路を進む。こちらの方が頂上への最短ルートだ。よく見ると、左の周回路は、整備された道となっていた。 |
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[頭高山の周回路の前に出た] |
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周回路から途中で右折し、頂上への道を登る。(写真下) ここも整備され、左に手摺があり、綺麗な階段道となっていた。 |
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[階段道が整備されていた] |
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頂上に到着。(写真下) 従来からある東屋は、地面の部分がリニューアルされていた。 |
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[整備された東屋] |
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東屋の地面がリニューアルされたのを見た後、北側の展望エリアの方に歩いていく。すると、ベンチまで用意された、見晴らしのいい頂上に変わっていた。(写真下) |
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[整備された山頂広場] |
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この展望エリアは、昨年1月訪問した時、足下は、草ヤブのようなエリアだった。(写真下左右) おまけにナラ枯れの立木があり、危険な状況だった。 |
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[2023年1月での光景(1)] |
[2023年1月での光景(2)] |
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新しいベンチに腰掛け、ランチタイム。ようやく冷凍ペットボトルが解け始めた。表尾根を眺めながらパンをかじっていると、何やら光る物がある。よく見ると烏尾山荘の屋根が光に反射していた。(写真下) |
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[光る物体] |
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山頂を出発し、北西の方へ進む。こちらの道も整備されていた。(写真下) |
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[頭高山頂上から三角点の方へ進む] |
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途中、道を外れて三角点(標高303.3m)に寄り道。三角点の周囲には何やら太い針金のようなものが何故か置かれてあった。(写真下) |
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[三角点を訪問] |
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周回路に降りた後、頭高山休憩所の前に戻り、登山道を東に進んでいく。
13:34、戦没者慰霊碑のある祈りの丘に寄り道して参拝。この時季、木の葉が繁っていて、表尾根方面の光景はパッとしない。大山が眺められただけだった。(写真下) |
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[祈りの丘にて] |
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さらに東に進んでいくと、左手の視界が広がったので思わず撮影。(写真下) だが、遠景はますます靄ってしまい、光景としては、やはり今一歩。 |
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[大山・表尾根の眺め] |
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13:56、須賀神社分岐点の道標の前で小休止して水分補給。今日は、以前から気になっていた、この須賀神社ルートを進む事にした。 |
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[須賀神社・渋沢駅方面への道標] |
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歩き始めると、道の左右の草が繁っていて薄暗い。(写真下) これは、荒れた道かなと思ったのだが、5mも歩いたら歩き易い道となった。 |
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[分岐路を進んでいく] |
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道幅が広くなり、道は明瞭となる。これは、意外だった。(写真下左) やがて、雑木林が見え、道幅は狭くなったが、相変わらずルートは明瞭だ。(写真下右) ここは、裏山という感じで渋沢丘陵では貴重なエリアかもしれないと思えた。 |
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[道幅が広くなった] |
[雑木林を進む] |
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道が下りとなると、左手は小沢が続いていた。さらに進むと、小沢沿いに階段道ができていた。そんな階段道が終わると、前方に須賀神社が見えてきた。(写真下)
須賀神社には、以下のような説明板が立っていた。
『須賀神社(天王社)
鎮座地 秦野市渋沢二二七七
祭神 須佐之男命 (以下略)
由緒沿革
古来天王社として崇敬されている、須賀神社の御神体は牛頭天王(木造)で、祇園精舎の
守護神、除疫神。(以下略)』
ネットで調べたら、鎌倉時代より当時羽根の氏神として尊崇されたとあった。 |
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[須賀神社の前に出てきた] |
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須賀神社から東へ進み、バス通り(県道708号線)に出た後、北上する。すると曲松郵便局のところから下り坂になり、大山が見えてきた。(写真下) |
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[曲松郵便局前にて] |
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渋沢駅に近づいてきたところで、県道708号線から離れ、左折し進むと、渋沢駅南口の前に出てきた。(写真下) |
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[渋沢駅南口が見えてきた] |
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渋沢駅南口のロータリーにて左側を進み、渋沢駅の列車接近メロディ(駅メロ)に採用されているZARD「揺れる想い」についてのパネルを撮影。(写真下)
ZARDの坂井泉水さんと渋沢駅との関連が説明されている。 |
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[渋沢駅南口ロータリーにて] |
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今回は、頭高山だけの短い山行でしたが、初めて通った道が多くあり、いろいろと楽しめました。また、頭高山頂上は、綺麗に整備されましたので、今後、表丹沢がクリアに見える冬の頃か八重桜の咲く頃に訪問したいと思っています。
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※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。
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