トップページ山行リスト(日付)>大山_記録20240907


大山
 山行日
2024年9月7日(土) 曇       単独行 
 コース
ヤビツ峠(8:26)〜(9:48)大山(11:42)〜(12:52)見晴台(13:24)〜(13:52)二重滝〜(14:07)下社(14:30)〜(14:33)阿夫利神社駅(14:40)=(ケーブルカー)=(14:46)大山ケーブル駅(14:49)〜(15:15)大山ケーブルバス停
 9月に入り、単独で大山に行ってきました。単独の場合、途中でチョコチョコ撮影したりして、マイペースで登っていましたが、体力低下が著しい昨今、今回はコースタイムを意識したら、どの程度の時間で登れるのか把握したく、まずは短めの距離であるヤビツ峠〜大山でチャレンジしてみました。
...大倉尾根は、ちょっと長すぎるという判断。
 詳細は以下をご覧下さい。


 秦野駅7:20発ヤビツ峠行きに乗車。バス乗り場には、登山者の長い行列がまだ出来ていた。恐らく増便が出そうだ。
 7:56、ヤビツ峠到着。すると、案の定、すぐ後に増便が到着。(写真下左) その後、ストック2本を取り出し、準備運動をした後、いざ出発という時に次のバスが2台やってきた。秦野駅7:44発のバスにも増便が出たようだ。(写真下右)
 同じような光景を撮影した後、出発。(8:26)
[最初の2台(振り返って撮影)] [次の2台(振り返って撮影)]

 8:37、いつもの定点撮影点。右手の相模湾は靄っていてハッキリ見えない。(写真下) 今回は歩行優先なので撮影はすぐに終了。
[相模湾方面は靄っていた]

 最初の登りで飛ばしすぎたせいか、水平になった途端、ペースダウン。すると後方から単独女性にあっさりと追い抜かれた。(写真下)
...ちょっと想定外。
[後方から追い抜かれる]

 その後、単独女性と同じぐらいのペースにギアを入換えてみたが、急登になった途端、息切れし、ベンチで小休止。(9:08〜9:16) 頭から大量の汗が噴き出し、思わずタオルを鉢巻にして使用。(最近、頭から出る汗が多いと感じている)
 9:30、ガレ場の上に到着。(写真下) 富士山だけでなく表尾根も見えない状況だった。
...今朝の天気予報では富士山を期待していたのだが。
[表尾根を眺める]

 9:32、表参道と合流すると、登山者が目立ってきた。
 途中の小休止がよかったのか、その後は息切れすることもなく登れ、9:48、大山頂上に到着。(写真下) 山と高原地図「丹沢」では、ヤビツ峠〜大山間のコースタイムは1時間10分と記載されているが、今回は途中の休憩時間を含めて1時間22分。
 過去の実績を調べたら
  2022/8/1 1時間05分(大山本社まで)
とある。この日は最高気温36.3℃(小田原)という異常な暑さだった。だが、記録を読むと登っている時は、曇っていて涼しかったようだ。
 今回は、大山本社までは1時間18分。後で調べたら、最高気温は32.5℃(小田原)だったが、特に気温が高いとは感じなかった。やはり、体力が落ちているようだ。
[大山頂上にて]

 頂上に着くと汗が止まらない。ということで山頂茶屋にてかき氷を注文。(写真下) 最初、量が少ないと思ったのだが、食べ終わる頃は、かなりクールダウンしていた。
[茶屋でかき氷]

 しかし、どうも疲労が溜まっているような感じで、この後すぐ歩く気がしない。ということで無理をせず電波塔の下で横になり昼寝をする。(写真下左)
 気がついたら、なんと1時間も横になっていた。こんなに長く寝ていたのは久しぶりだ。寝不足が原因?軽い熱中症?単に登りでエネルギーを使い果たしただけ?なかなか真の原因が分からない。
 その後、丹沢方面を眺めるが、到着時よりもガスに覆われ、他の山々は全く見えない状況になっていた。(写真下右)
[電波塔を見上げる] [丹沢方面はガスで全く見えない]

 11:42、頂上を出発。見晴台へ下っていく途中、後方からの下山者にどんどん追い抜かれていく。(写真下) まあ、これはいつものことで今日に限ったことではないが。
[見晴台に下る]

 樹林の間から平野部が見えたので望遠で撮影。(写真下) 結構、建屋が集中している。帰宅後、調べてみると、どうやら伊勢原工業団地辺りのようだ。
[望遠でアップ]

 12:32、「危険 滑落事故多発」の立看板の前を通過。ここは、クサリが以前より増えたような気がした。(写真下)
[危険個所を通過]

 12:52、フラットな広場となっている見晴台に到着。多くのベンチが並んでいるが、既に登山者で埋まっていた。奥に進み、一つだけ空いていた箇所を見つけて腰を下す。
 大山頂上方面を見上げると、頂上付近はガスに覆われていた。(写真下左)
 頂上から見晴台までのコースタイムを確認すると、山と高原地図「丹沢」では1時間05分。実績は、1時間10分ということで、そんなに遅くはなかったが、他の登山者と比べると圧倒的に遅かった。(途中、何人も追い抜かれたが、これは、他登山者が速かったということだろう)
 目の前では、ベンチで小休止していた下山者が次々と出発していく。ざっくり数えていたら70人ぐらいの下山者が通過していった。驚いたことに行先は100%下社で、日向薬師方面への下山者は皆無だった。

 結局、ここでもゆっくりと休憩し、13:24に出発。この頃には大山頂上方面のガスが薄くなっていた。(写真下右)
[見晴台で大山を振り返る(到着時)] [見晴台で大山を振り返る(出発時)]

 どうやら体調は、復活したようだ。幸い熱中症にかかった時のような疲労感は出ていない。単なる体力不足と思えた。だが、今日は他の下山者と同様、下社に向かうことにした。途中、スギの大木とアカガシが並んだ樹木を参拝し、撮影。(写真下)
[スギの大木とアカガシ]

 13:52、二重滝の前を通過。(写真下) こんなに水量のある二重滝を見たのは、記憶になかった。何枚か撮影した後、出発。
[二重滝]

 14:07、石段を登り切り、寄り道して下社を参拝する。(写真下) ここまで来て参拝しない訳には行かないだろう。下社の前に立つと、土曜日という割には、参拝者が少なかった。
[下社に参拝]

 石段上から相模湾方面を眺める。(写真下) 午前中のようなガスが消えていて視界が広がっていた。頂上では眺められなかった相模湾方面の遠景をしばし堪能。
...カメラだと今一つ、クリアでなかった。
[石段上からの眺め]

 石段を下り、左手の茶店に寄り道。冷えた生ビールの禁断症状が出てしまい、我慢できず注文。(写真下) やはり喉ごしが最高。
[茶店で生ビール]

 ちょっと下りが心配で、ケーブルカーで下ることにした。(写真下) ケーブルカーは、ほぼ満員状態。登山姿の乗客が結構目立っていた。
[ケーブルカーで下山]

 ケーブルカーから降りて、いつものようにコマ参道を下る。駐車場まで下ってきたとき、ちょうどバスが発車していくのが見えた。このため、トイレ入口でストックや靴を洗ったりして時間調整。
 15:22伊勢原駅北口行きのバスに乗車し、帰路につく。(写真下)
 [大山ケーブルバス停に到着]


 今回は、普段と違って前半の登りをハイペースにしたため、エネルギーを使い果たしたようです。ですが、その後は、徐々に快復してきました。やはり日頃の運動不足を痛感しました。...今後の山行が気になるところ。



※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。