トップページ山行リスト(日付)>第六天_記録20250302


第六天
 山行日
2025年3月2日(日)  晴       単独行
 コース
田代向(8:20)〜(8:52)長寿橋手前〜<車道>〜<自然遊歩道>〜<車道>〜<虫沢古道>〜<車道>〜(10:25)尺里峠(10:45)〜(10:52)第六天(三角点)(10:57)〜(11:11)送電鉄塔(田代幹線No.375)(11:14)〜(11:41)最明寺史跡公園分岐点〜(11:44)川村小学校高松分校(11:46)〜(11:49)最明寺史跡公園分岐点〜(12:30)最明寺史跡公園(13:11)〜(14:04)西平畑公園〜(14:41)松田(新松田側)
 今回は快晴の下、
  (1)自己未踏の田代向側の虫沢古道ルートを尺里峠まで歩くこと
  (2)河津桜の西平畑公園を初訪問すること
を目的に歩いてきました。
 詳細は以下をご覧下さい。


 新松田駅から7:55発の寄行きのバスに乗車しようと、7:45バス乗り場に行くと、既に20人以上の待ち行列が出来ていた。乗客の殆どはハイカーだ。
 8:14、田代向で下車。同じように降りたハイカーは7人程度。残り20人弱のハイカーは恐らく寄まで乗車するのだろう。ということは鍋割山だろうか。或いはシダンゴ山だろうか。そんなことを考えながらザックにサコッシュをしまい込む。
 8:20、バス停を出発。
[田代向で下車]

 田代橋にて鍋割山方面を望む。奥の左端の山が鍋割山だ。(写真下) その鍋割山の稜線の手前に植林帯の山が左右に続いているのは栗ノ木洞のようだ。ここから眺めると栗ノ木洞から鍋割山へと繋がっているようには見えない。...いつもそう思う。
[鍋割山方面を眺める]

 中津川を渡った後、丘を越えるように歩き、長寿橋の前に到着。橋の手前で左折し、尺里峠へと向かう。(写真下) 右折は、はなじょろ道経由で高松山へのルートとなる。
[虫沢峠への登り道となる]

 9:06、坂道を登り、分岐の前に着いた。(写真下) 左が近道で、こちらも舗装路となっているが若干道幅が狭い。道標横の古い案内板を見たら、自然遊歩道虫沢路線案内図と書かれてある。それを見ると左の近道が遊歩道で、どうやら昔から存在していたようだ。ここは左の近道を進む。
[近道あり]

 だが、近道だから楽とは限らない。この道、斜度がキツいことが分かった。ふと表丹沢方面を眺めたら、春霞の中、見慣れない形の山が手前の鞍部の奥に見えていた。(写真下) こんな饅頭みたいな山なんて、あったっけ?
[どこの山?]

 はて、どこの山と思いながら進んでいくと、饅頭山の左手に稜線が見えてきた。それが烏尾山と分かったので、あの饅頭山は三ノ塔と判明。
...意外だった。見慣れた山でもだいぶ変わることを知る。
 さらにキツい坂道を登っていくと、白梅が満開となっていた。振り返って白梅林の奥に見える山々を撮影。(写真下) 左からタケ山(ピーク手前が見えている)、812m峰、檜岳方面(最奥)、シダンゴ山、タコチバ山、宮地山だ。
[シダンゴ山方面を眺める(振り返って撮影)]

 近道ルートが終わり、車道に合流。西丹沢登山詳細図を見ると、この先で右手に虫沢古道が分岐しているので注意して進む。(写真下)
[虫沢峠への車道を行く]

 だが、行き過ぎたようだ。詳細図だけでなくGPSを見ても行き過ぎたことが分った。ということで右手にゲートのある分岐点で引き返す。(写真下) しかし、何で虫沢古道分岐点を見落としたのだろうと不思議な気分で戻る。
[車道を行き過ぎたので引き返す(振り返って撮影)]

 やがて左手に虫沢古道の道標を発見。(写真下左) ここからの分岐路は、先ほどと違って細い山道だった。これは、確かに分かりにくい分岐路だなと思いつつ、周囲を見渡したら、右手に白梅の林を見る。(写真下右) これか!と、見落とした原因が分かった。登っていく時、この白梅の林に遭遇し、白梅に視線が釘付けになっていた。結果的に強い逆光だったので、撮影しなかったのだが、この白梅のために車道の右手は全くノーマークだったのだ。
...しかし、最近は、ホントにこのパターンが多い。
[分岐点発見] [白梅が満開]

 虫沢古道の山道に入っていく。経路は明瞭だ。親切にも虫沢古道の標識が立っている。(写真下)
[虫沢古道を進む]

 再び車道に出たが、すぐに右手の山道(虫沢古道)に入る。ここは、やたらと道標が目立つ。(写真下)
[車道に出た後、すぐに古道に入る]

 植林帯の中、虫沢古道を進んでいく。(写真下)
[虫沢古道]

 車道に合流。(写真下) ここで虫沢古道は終わり、あとは車道歩きだ。道標を撮影していたら、登山姿の単独男性が小走りで下りてきた。だが、虫沢古道を無視してそのまま車道を下っていく。距離は長くなるものの傾斜が緩いので車道下りの方が下り易いかなとも思えた。
[車道に合流]

 車道を登っていくと、見知らぬ展望地に出た。丹沢山塊絶景地なる立札を見る。(写真下)
[左側の展望が広がる]

 残念ながら春霞状態で丹沢の絶景は霞んでしまっている。(写真下) 大山から鍋割山あたりまでの眺めが広がっていた。ここで突然クシャミ一発。どうやらスギ花粉が舞っているようだ。見渡すと黄葉しているようなスギを道沿いに発見。...花粉症患者にとっては恐ろしい光景。
[丹沢山塊絶景地からの眺望]

 クシャミと鼻水でティッシュが手放せない状況で、10:24、尺里峠の直前で左に分岐路を見る。(写真下) 昔と違って第六天の方へ続く道が整備されていた。
[第六天(三角点)へのルートを左に見る]

 10:25、尺里峠に到着。(写真下) だが道標には第六天と書かれてある。
[尺里峠]

 車道から尾根に登ると高松山に向かうルートが続いている。その手前には他化自在天と馬頭観音が設置されていて参拝する。いつのまにか2体の上には屋根がついていた。(写真下) また、ここで「虫沢第六天再建経緯」という説明板を見つけた。
『虫沢第六天再建経緯
 高松山の登山口の一つであるここ尺里峠(通称「第六天」という)には、旧来第六天を祀る御堂が建っていたが、昭和10年前後にどういう事情か山北町岸の天社神社に移転合祀されたという(虫沢地区古老の話)。その後は、この広場の馬頭観音石像の隣りに小さな石碑としてひっそりと形をとどめていたが、それも戦後のいつ頃からか消失してしまって台座の石だけが残っていた。
 近年になり、虫沢古道を守る会の手により、周辺の参道が整備されるにしたがい主なき台座の偲び難くとの声が上り、同会の発願寄進により、第六天の石碑(他化自在天)が新たに建立の運びとなり、平成24年10月6日(土)関係者参列の下、石碑除幕、開眼供養式が執り行われている。(以下略)』

 虫沢古道を守る会の説明では、尺里峠=第六天となっているので、ややこしい。確かに先ほどの尺里峠の道標にも第六天と書かれてある。だが、このサイトでは、山と高原地図「丹沢」をベースに表現しているので、尺里峠≠第六天で、第六天=三角点ピーク(569.3m)としている。
 ここのベンチに腰掛けて休憩していたら、高松山方面からの下山者が次々と目の前を通過していく。男女1組のパーティに尋ねたら、ビり堂の方から高松山に登り、西平畑公園に向かうとの事。やはり、最終目的は河津桜のようだ。
[他化自在天と馬頭観音]

 10:45、尺里峠を出発し、ほんの少し戻り、第六天への山道に入っていくと、10:52、水落山(第六天三等三角点)と書かれた山頂標識に到着。(写真下左) つまり、水落山=山と高原地図「丹沢」の第六天となる。すぐ先に三角点がある。(写真下右)
[水落山山頂標識] [三角点]

 三角点から南東方面を眺めると植林帯はなく、松田山のゴルフ場が見えた。(写真下)
[三角点から松田山方面を眺める]

 昔から、こんな道があったかなと思いつつ、三角点から東に進んでいく。(写真下)
[三角点から東に進む]

 途中で、尾根が分岐し、右手の尾根を進む。緩く下っていくと送電鉄塔の前に出た。(写真下) ここからは、道標に従って最明寺史跡公園へと歩いていく。
[送電鉄塔に出た]

 坂道を下り、変則的十字路に出てきた。(写真下) ここで最明寺史跡公園に行く前に高松分校に寄り道することにした。
[最明寺史跡公園への分岐点]

 高松分校に到着。(写真下) 正式には、山北町立川村小学校高松分校。2010年3月25日に閉校となった。もう15年前のことだ。だが、木造校舎は、相変わらずそのまま残っている。私が通った小学校も入学した時は木造校舎だったが4年生の時、取り壊された。足音の響く床が今でも記憶に残っている。ここに来ると、そんな物懐かしい思い出が蘇るのだ。
[旧高松分校に寄り道]

 高松分校から引き返し、最明寺史跡公園へ向かう。このルートは以前歩いたことがある。緩やかな斜面を登っていき、右下に公園が見えてきたところで下っていく。
 11:49、公園に着いたところでランチタイムとした。しかし、桜の季節でもないのにハイカーがなんと多いことか。(写真下) こんなに人気のある所だったかと驚いてしまった。
[最明寺史跡公園]

 13:11、最明寺史跡公園を出発。車道を下っていき、途中の分岐路で左折し、自然館への道に進む。(写真下) ここにも虫沢古道を守る会の道標が立っていた。
[自然館(松田町)へ進む]

 右手に畑のようなエリアが見えた。ここがコキアの里だろう。(写真下) この後、入口建屋の横を通るとソフトクリームを待つ長蛇の列ができていた。
...列が短かったら買っていたと思う。今日は特に暑い。
[コキアの里]

 河津桜?が満開だった。(写真下) 西平畑公園に近づいてきたようだ。
[満開の河津桜?が現れる]

 松田町自然館の前を通る。(写真下) この辺りから道は行楽客だらけとなった。
[自然館の前を通過]

 行楽客が多く、まともに河津桜の歩道に入れない状態。ハーブ館の横から下っていく。(写真下)
[西平畑公園の河津桜]

 途中から河津桜の散策路に合流。だが、人だらけで立ち止って撮影出来ない。(写真下)
[河津桜と菜の花と行楽客]

 東名高速に並行して歩いた後、南下して新松田駅前に下りてきた。ここまで全く電車の時刻を気にせず歩いてきたのだが、結果的に電車時刻を見て御殿場線を利用する事にした。(写真下)
[JR松田駅に到着]

 JR松田駅のホームから先程の河津桜を眺める。(写真下)
 今回初めて西平畑公園を訪問したが、一番印象に残ったのは想像以上の行楽客だった。
 [JR松田駅ホームから西平畑公園の眺め(望遠)]

 田代向側の虫沢古道は初めてでしたので興味深く歩けました。また車道に丹沢絶景ポイントがあることを初めて知りました。ですが、今回、圧倒されたのは河津桜よりも西平畑公園で遭遇した行楽客ラッシュです。日頃の登山がそれほど人に出会っていないことを知るいい機会となりました。



※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。