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大山
 山行日
2025年10月29日(水)   曇時々晴       単独行
 コース
ヤビツ峠(9:16)〜(10:42)大山(11:39)〜(12:10)富士見台〜(12:21)十六丁目〜(13:27)下社(13:38)〜<女坂>〜(14:15)大山寺(14:18)〜<女坂>〜(14:55)茶店(15:20)〜(15:38)大山ケーブルバス停
 今月に予定していた丹沢の山歩きが全て天候不順のため中止となってしまいましたので、天気の良さそうなこの日に単独で紅葉前の大山に行ってきました。
 詳細は以下をご覧下さい。 


 秦野駅バス乗り場にてヤビツ峠行きの列に並ぶ。平日の場合、ヤビツ峠行きは午前中1便だけなので並ぶ登山者は多い。(写真下左) 現在、北海道や東北でクマ被害が頻発しているが、神奈川県でもクマ目撃情報が増えており、この大山でも山頂にて目撃されているようだ。(写真下右)
 発車直前にて車内が登山者で満杯となり、その後やってきた高校生には、運転手から「次のバスに乗車して下さい」という非情のアナウンス。だが、調べてみたら、8:25ヤビツ峠行きの後、高校生にとっては、神奈川病院行きが8:32、8:40とあるので大丈夫かもしれない。
...だが、遅刻になりそう。
 満員状態でバスは定刻通り、8:25に発車する。
[ヤビツ峠行きバス乗り場] [クマ目撃情報]

 9:04、ヤビツ峠に降り立つと、外気が冷たく感じる。(写真下) 季節はようやく秋になったと実感。トイレ前の登山者が次々と出発していく。
 9:16、ストックを2本取り出し、スピードを付けるためにWストックスタイルで出発。
[ヤビツ峠にて]

 まだ紅葉シーズンには早いと思ったけど、もう既に黄葉している樹木があり、立止まって撮影。(写真下)
[一部、黄葉あり]

 表尾根方面を振り返ると、南側にガスが湧いていた。(写真下) ちょっと珍しい光景だったので何枚も撮影してしまった。
[塔ノ岳南側にガスが湧く]

 表参道に合流して、約12分後、阿夫利神社本社に到着。(写真下) 今日は、茶店が営業しておらず、本社の戸もカギがかかったままだった。戸の外から参拝。
[阿夫利神社本社]

 本社を参拝後、いつものようにブナの御神木を撮影。(写真下) さすが頂上だ。もう殆ど黄葉していた。その後、頂上のベンチでゆっくり休憩していたら、次々と登山者がやってくる。いつの間にか20人ぐらいになっていた。
 頂上を出発しようとしたとき、迂闊にも置いていたストックを踏みつけてしまい、1本を曲げてしまった。元に戻るかチャレンジしてみたが、簡単には戻らず。ということで、ここから1本ストック山行となってしまった。...今年6月に1本曲げ、これで2本目。ちょっとストック消耗が激しい。
[山頂の御神木]

 山頂標識から電波塔のある西側に移動する。先ほどの表尾根のガスは消えていて、富士山、三ノ塔から丹沢山まで晴れ渡った眺めとなっていた。(写真下)
[山頂裏手に移動]

 山頂裏手を出発し、下の鳥居に向かう。途中、久々に富士山を望遠で撮影。(写真下) 今年、丹沢エリアから富士山を眺望できたのは、4月の玄倉以来で、その後の塔ノ岳や弘法山・権現山などでは全く見れてなかった。
[富士山も見えた]

 下山は表参道を選択。一般登山道なのだが、結構、岩場や急な階段が多く、バランス感覚を養ったり、右膝のトレーニングになりうるルートだ。
 13:13、夫婦杉を見上げて撮影。(写真下) 夫婦杉と名付けられているが、実際は幹が3本高く伸びている。
[夫婦杉]

 13:27、下社にようやく到着し、参拝する。(写真下)
 頂上から下社まで、それほど撮影に時間を費やした訳でもないのにコースタイム1時間10分のところ、1時間50分ぐらいかかっていた。どうも右膝を屈曲した時の強烈な痛み(9/26物見峠下りで突如発生)から思いっきり右膝を曲げるのを避けた歩き方になっている。このため段差のある岩場を下るときに時間を喰ってしまう。それと今回、右脛あたりも痛みがあることに気がついた。
[下社]

 下社の地下の大山名水を参拝。(写真下左) その後、江戸時代の納め太刀、さざれ石などを見学。(写真下右)...最近、ここを見学することが多い。
[大山名水] [納め太刀など]

 下社から石段方面を見下ろす。(写真下) あと1ヶ月もしないうちに辺り一帯が紅葉となるだろう。
[石段の上にて]

 下社から女坂を下り、大山寺を参拝。(写真下) ここまで来ると人影が少なくなった。
[大山寺]

 石段下からモミジの樹林帯を眺める。(写真下) ここも1ヶ月後が楽しみだ。
[石段の下から見上げる]

 大山寺から下っていくと、左手にシカの親子を発見。(写真下) 撮影している間、じっとしていて2頭とも全く動く様子がなかった。
[シカの親子]

 14:51、大山ケーブル駅横を通過。なんと下社から1時間13分かかっている。撮影タイムは大山寺と先ほどのシカ親子ぐらいなので、せいぜい10分程度だろう。女坂の下り初めは急だが、手摺があるのでそれほど時間がかかっていないと思っていたが、どうやらそうでもないことが判明。
[大山ケーブル駅を左に見る]

 コマ参道を下っていく途中、空腹感を覚え、茶店に入り、山菜そばを注文。(写真下)
...美味しく戴きました。
[山菜そばを食べる]

 山菜そばを食べ終わった後、ゆっくりと階段道を下っていく。次のバス時刻は、茶店の人から15:45と聞いていたので、慌てる必要はなかった。
 15:38、大山ケーブルバス停に到着。予定通り15:45発のバスに乗車。(写真下)
 [大山ケーブルバス停]


 今年の3月以来、大山に登ってきました。3月の時は下山時、コマ参道にて旅館ねぎしでジビエの猪鍋を味わいましたが、今回は茶店にて山菜そばを初めて食べました。
 歩行については、登りの場合、問題なしでしたが、下りの場合、コースタイムの1.5倍から2倍かかっていました。痛みを避けるため
右膝の曲げを小さくして下っていること、右脛に痛みを感じ歩行スピードが出ないということが原因のようです。
...右膝の他、右脛といろいろと出てくる今日この頃。



※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。