トップページ山行リスト(日付)>三ノ塔・二ノ塔_記録20260210


三ノ塔・二ノ塔
 山行日
2026年2月10日(火)  晴       単独行
 コース
大倉(7:50)〜<萩山林道>〜(8:55)牛首(9:03)〜(10:58)三ノ塔(11:53)〜(12:14)二ノ塔(12:22)〜(14:33)表丹沢林道横断点〜(15:32)葛葉の泉(15:53)〜(16:08)表丹沢野外活動センター(16:20)〜(16:55)菩提原
 週末に降った雪により、本日朝5:00時点でも、神奈中バスのネット情報では蓑毛〜ヤビツ峠、石倉〜大山ケーブル、上煤ヶ谷〜宮ヶ瀬のバスが運休区間となっていました。ということで、雪景色が楽しめそうな三ノ塔を大倉から行くことにしました。
 詳細は、以下をご覧下さい。 


 渋沢駅改札口を出て右折し、コンコースから外に出る。思った通り、表尾根や鍋割山稜は、まだ雪化粧したままだった。(写真下) 天気予報だと本日15:00以降、曇るようだが、現時点では青空が広がり問題なし。
 階段を降りていき、7:16、大倉行きバスに乗車。今日は平日なのに車内は満席で立ち客が2名。殆どが登山者だ。
[表丹沢方面]

 7:30、大倉到着。ダウン上着を脱いだり、登山者カードを提出したりと作業開始。気がついたら30人程度、バスから降りた登山者は、いつの間にか自分以外に一人だけとなっていた。(写真下)
[大倉バス停]

 7:50、風の吊り橋へ向かって出発。(写真下) 左奥に見えている山は、大山だと思ったら、真正面の吊橋奥にも、何と大山らしき山が見える。あれっと、左奥の山をよくよく見たら、三ノ塔だと分かった。
...どうも最近、視力だけでなく山座同定能力も低下しているようだ。 
[風の吊橋]

 吊橋を渡り、左折して三ノ塔尾根に向かう。戸川2号林道を歩いていくと、右手に近道の立札を見る。(写真下) 何度か通ったことがあるので、今回はこの近道を選択。
...夏ならば、間違いなくヤマビルだらけのルートだ。
[右手の近道を選択]

 近道の山道を選ぶと、結構、雪が残っていた。また踏跡が多く、すでにかなりの登山者が歩いていたことが分かる。(写真下) このルート、確かに近道には違いないのだが、途中、分岐点が多い。分岐点に道標の貼紙がある所は問題ないが、無い所では、初めての場合、道に迷うこと必至である。
[近道を進む]

 8:16、近道を終え、萩山林道に合流。(写真下) 林道の雪はそれほど多くなかった。
[萩山林道に出た]

 すぐ先で登山道分岐点に到着。(写真下) 左折は、三ノ塔尾根筋の登山道。直進は、尾根の腹を進む萩山林道。今回は、このまま舗装路の林道を進むことにした。
[今日はこのまま萩山林道を進む]

 緩やかな登り道を歩いていくと、時々、左右の植林から林道上にドサッと大量の雪が枝から落ちる音が聞こえる。直撃を受けたら危険と、進路を見上げながら歩いていく。
 8:55、丁字路が見えてきた。牛首に到着だ。(写真下)
[牛首に到着]

 牛首からは登山道に入る。右手に稜線が見え、ピークが見える。(写真下) てっきり大山だと思っていたが、撮影後、地図を取出し、調べてみたら、岳ノ台だと分かった。
...やはり、視力だけでなく山座同定能力が低下していることを100%確信。 
[右手にピーク]

 徐々に雪が多くなってきた。(写真下) 大倉から眺めた三ノ塔は雪が少ないように見えたのだが、実際はしっかりと積もっているようだ。植林密度が高く、植林の枝葉には雪が付いていないので、雪が少ないように見えたのかもしれない。
[雪が多くなる]

 やがて植林帯の間から西側に富士山が姿を見せた。(写真下) これだ、これだとウキウキしながらデジカメ撮影。この天気がキープ出来れば、三ノ塔頂上での風景も期待できそうだ。
[富士山が視界に現れる(望遠)]

 また塔ノ岳方面の光景もよく見えた。(写真下) やはり、白く見えているのは落葉樹林帯で、スギやヒノキの植林帯は、雪が付いておらず濃緑エリアのままだ。
[塔ノ岳(中央)方面]

 登りが緩くなり、植林帯の一直線ルートとなる。(写真下) 左手にはシカ柵が続いている。個人的には、三ノ塔尾根登山道で毎回、印象的な光景だと思っている場所だ。
...大倉尾根で言えば、雑事場ノ平から見晴茶屋に向かう水平道のような所だ。
[左にシカ柵が現れる]

 直線路が終わると斜度が急になり、息が切れてくる。(写真下左) この登りがなかなか終わらない。途中で、休憩を兼ねてチェーンスパイクを装着。その間、単独男性登山者に続けてすれ違う。
 やがて植林帯の中に木の階段を見る。(写真下右) いくつも木の階段があるはずなのだが、雪が積もっていて、木の階段と分かったのは、この一箇所だけだった。
[急な登りとなる] [木の階段あり]

 後方からクマ鈴の音が聞こえてきたと思ったら、ザックを背負ったトレランでない単独男性にあっさり追い抜かれた。この雪道で、あのスピードならば、夏道だったらどれほど速いことだろう。...う、う、羨ましい。
 傾斜が緩やかになってくると正面に丁字路が見えた。(写真下) 右から二ノ塔からの登山道が合流する。左折すれば、三ノ塔頂上だ。
[二ノ塔からの登山路と合流]

 10:58、三ノ塔頂上に到着。山頂には人影が見られなかった。(写真下)
[三ノ塔頂上]

 左手には富士山が見えていたが、手前に怪しい雲が発生していた。(写真下) 予想通りその後、富士山は雲に隠れてしまったので休憩小屋に向かう。
[富士山の手前に雲が湧く]

 休憩小屋に入り、食事をすることにした。小屋内には、既に男女1組と単独男性が休憩中だった。コーヒーを飲もうとしたら、コーヒーセットがザックにないことに気がついた。今まで一度も忘れたことがなかったので、しばし呆然。
...ということで、テルモスの白湯だけとなる。このショックは大きかった。
 食べ終わった後、頂上北側のお地蔵さんを訪ねることにした。再び外に出ると、思った以上に風が冷たい。富士山頂上は、まだ雲に隠れていた。
 雪が積もった木道を進んでいき、赤い服を着た、とても目立つお地蔵さんの前に着いた。手を合せた後、撮影。(写真下)
[赤い服を着たお地蔵さん]

 お地蔵さんから休憩小屋に引き返す途中、塔ノ岳方面を撮影。カメラを変えたことで広角24mmとなり、初めて烏尾山から奥の丹沢山まで写すことができた。(写真下)
 相変わらず風が冷たい。目出帽を被って来ればよかったと後悔。休憩小屋に戻った後、ザックから目出帽を取り出し、三ノ塔を出発する。
[表尾根、塔ノ岳から丹沢山の眺め]

 三ノ塔から二ノ塔に向かう。下りの木道には雪が残っていて、バランス感覚が必要とされ歩き難い。やがて、二ノ塔が見えてきた。(写真下) ここで風がなくなり、暑くなったので目出帽を脱ぐ。
[二ノ塔を見下ろす]

 12:14、二ノ塔頂上に到着。人影は見られない。(写真下)
[二ノ塔頂上]

 二ノ塔頂上から富士山を撮影。(写真下) ちょうど雲が切れて富士山が見えていた。
[二ノ塔頂上から富士山の眺め]

 頂上の5つのベンチのうち、人の手が全く入っていないベンチが一つあった。白いフカフカな布団のようなイメージだったので思わず撮影。(写真下)
 撮影後、頂上を出発する。
[ベンチに積もった雪]

 二ノ塔から二ノ塔尾根を下る。すでにトレースが付いていたので迷う事はなかった。
 12:39、日本武尊の足跡分岐点に到着。(写真下) この先、二ノ塔尾根側にもトレースが付いていたので、そのまま尾根を下ることにした。
[分岐点に到着]

 日本武尊の足跡分岐点からも、まだ富士山が見えていた。(写真下) また、写真では分かりにくいが、南アルプス赤石岳・荒川岳方面も肉眼では見えていた。
[分岐点からの富士山]

 二ノ塔尾根を下っていくが、吹き溜まりのような箇所があり、雪深くなる。(写真下左) ストックを1本使用しているが、雪道の下りだと、ちょっと短いので難儀する。
 歩くにつれて雪が靴底に付着し始める。(写真下右) 2,3歩進むごとに立止まって雪を落とす動作が必要になってきた。
[雪が深くなる] [靴底に雪が付着]

 標高が下がり、積雪量が減ってきたが、石が露出して却って歩き難かった。(写真下)
[歩き難い下り]

 そろそろ表丹沢林道に出ると思ったら、前方の斜面が急になっていた。(写真下) これを下る?と思ったら、右手に登山道を発見。直進ではなく、ここから一旦右に下っていく。
[急斜面となる]

 14:33、表丹沢林道が見えてきた。(写真下) 林道には既に雪が無かった。
[表丹沢林道に出た]

 表丹沢林道に下り立った後、葛葉の泉方面の登山道にもトレースがあったので、林道を横断して再び登山道を下っていく。(写真下)
[表丹沢林道を横断]

 雪は少なくなったのだが、ここでも靴底に雪が付き始め、非常に歩き難い状況に陥る。(写真下) ちょっと下る度にストレスを覚える。
[再び歩き難い下り]

 ようやく桜沢林道に出た。(写真下) ここでチェーンスパイクを外す。
[桜沢林道に合流]

 桜沢林道のゲートを通過して葛葉の泉に到着。(写真下) ここは「秦野名水まっぷ」に載っている湧水の一つだ。近くに小さな立札が立っており下記のように記載されてあった。
『地域景観拠点
 表丹沢菩提の湧水「葛葉の泉」    【登録番号】第32号 【登録日】令和6年7月1日
秦野の水が環境省「名水百選」に選ばれたことをきっかけに、村おこしの一環として整備された泉です。丹沢山地と渋沢丘陵に囲まれた秦野盆地は丹沢の山々から流出した土砂の層で形成されており、雨水の大半が地下水となって地中にたまり、ミネラル分を大量に含んだ水となって湧き出すことが秦野の水のおいしさの秘密と言われています。(以下略) 秦野市』

 ここで小休止。二ノ塔からここまで結局、誰にも会わなかった。排水溝のところでチェーンスパイクを洗ってザックに収納。
[葛葉の泉]

 葛葉の泉を出発し舗装路を下っていくが、すでに両足共に筋肉痛。痛くてスピードが出ないので途中の表丹沢野外センター前で小休止。(写真下) ここでストックをザックに装着。
[表丹沢野外活動センター(振り返って撮影)]

 下り坂が緩くなると歩き易くなり、民家が現れ、西日が当たる様になった。振り返って二ノ塔ピークを眺める。(写真下) 帰宅後、カシミール3Dで調べてみたら、二ノ塔頂上手前が尖がって見えるようだ。
[二ノ塔を振り返る]

 新東名の下を通過する際、東側を撮影。(写真下) この先は羽根トンネルとなっている。
[新東名の下を通過]

 新東名を潜り、葛葉川右岸沿いに南下してきたが、やがて道は川から離れていき、周りは完全に住宅地となった。顔に当たる風からだいぶ気温が下がったことを実感。
 16:55、誰もいない菩提原バス停に到着。時刻表を見て、次の秦野駅行きバスは17:04とわかり、まずはバス停を撮影と1枚撮影したら、いきなりバスが到着し、ドアがすぐ開いた。アレッと思い、慌てて乗車。
 バスに乗車した後、スマホで調べたら、16:47のバスが遅れて到着したことが分かった。なるほど、そういうことかと納得し、視線を暮れゆく秦野の街に移した。
 [菩提原バス停に到着]


 今回は、予想通り、富士山や塔ノ岳を中心とした丹沢の雪景色を楽しむことが出来ました。特に富士山は、周囲に雲が現れたりして撮影は常に出来た訳ではなかったのですが、今回はタイミングに恵まれました。
 なお、二ノ塔の下り(二ノ塔〜葛葉の泉)は、山と高原地図「丹沢」でコースタイム1時間10分となっていますが、今回は、なんと3時間10分かかりました。こんなにコースタイムに対してオーバーしたのは初めてだと思います。靴底に付く雪だけでなく、やはり右膝の影響が出ているようです。ちなみに登りや平地歩きでは右膝の影響はありません。まだ右膝には、悩まされそうです。



※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。