トップページ>他山域山行リスト>高川山_記録20130112
2013年1月12日(土) 快晴 |
同行者:NASさん |
初狩(8:26)〜<沢コース>〜(9:22)女坂ルート合流点〜(9:36)男坂ルート合流点〜(9:48)高川山(10:56)〜(11:02)禾生分岐点〜(11:41)むすび山分岐点〜(12:40)田野倉〜(13:23)大月 |
久々の中央線沿線の山となりました。同行者は、NASさんです。
今回は、ゆったり山行にしようということで、富士山の眺めが最高と言われている高川山を登ることにしました。二人とも初めての訪問です。
その富士山の姿は、如何に。
詳細は、下記をご覧下さい。 |
NASさんと、いつも利用している高尾始発の電車は、河口湖行きなので、今回は、一本前の小淵沢行きの電車に乗車。
8:21、初狩到着。
駅前には、いくつか登山者グループが集まっていた。駅前を集合場所としているようだ。
最近、ポピュラーな山には、必ず見かけるようになった山ガール集団。ここでも5、6人が集まっていた。この時季、初狩駅からだと、皆、高川山が目的だろう。
8:26、先行して出発することにした。
中央線の下をくぐったすぐ先の丁字路に詳細な高川山周辺の案内板が掲げてあった。立止まって、NASさんと本日のコースを確認。その後、高川山への道標に従って進んでいく。
....中央線沿線の登山地図は、詳細なものが多い。 |
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[今日の出発点:JR初狩駅] |
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南側が山なので、日が当たらず、冷え込んだ坂道を進む。
8:48、小広場に出た。(写真下)
ここには、簡易トイレがあり、駐車場スペースになっている。
車のアプローチでは、ここがスタート地点になるようだ。
林道のカンバンがあり、この林道が高川山線だと知る。 |
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[小広場に到着] |
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分岐点に到着。
ここは、沢コースを選択し、右手の林道をそのまま進む。
沢コースだと、玉子石が見物できるというのが、その理由。それ見たさにコース選択したのだが、いつのまにか林道が終了し、細い登山道に変わってしまった。
どうやら目当ての玉子石を完全に通り過ぎてしまったようだ。 |
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[男坂・女坂コースと沢コースの分岐点にて] |
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9:22、女坂コースと合流。
NASさん、ここで上着を脱ぐ。
あたりは、冬枯れの落葉樹が多いのだが、それ以外にもマツの木が何故か多い。登山道には、マツボックリが散乱していた。
ここにきて、ようやく朝日が当たり始めた。 |
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[女坂に合流] |
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木立の間から、頂上にアンテナのようなものが立っているピークが見えた。どこの山だろうかと思っているうちに今度は、富士山が姿を見せてくれた。
思わず、デジカメを向ける。(写真下)
富士山の見える方向から判断して、先ほどのアンテナの立つ山は、三つ峠だと思われた。帰宅後、カシミールで確認してみると、やはり三つ峠で、その右手に見えた特徴あるピークは、本社ヶ丸と判明。
9:36、男坂コースと合流。ここでも富士山がよく見えた。また、西北側には、初狩の町並みが見下ろせる。だいぶ登ってきたことを実感。 |
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[富士山が姿を現す] |
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9:38、尾根の先端のような箇所を通過。(写真下)
ここまで来れば、頂上は、もうすぐだ。
中高年の単独男性とすれ違う。本日初めて、すれ違った登山者だった。
山道周辺には、今までなかったササが広がり始めた。 |
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[高川山の頂上に近づいてきた] |
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9:48、高川山頂上到着。
富士山を眺める。
ここで早い昼食とした。今回の山行は、これが楽しみの一つ。
今日は、アツアツのキムチ鍋を作ってみた。(写真下)
快晴の下、富士を眺めながら食事をするのは、至福のひととき。締めは、麺を入れて完食。
....鍋は、美味かったが、辛いスープを全部飲むのに一苦労。 |
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[高川山頂上] |
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高川山といえば、犬のビッキーが思い出される。
山頂には、『人気ガイド犬「ビッキー」逝く』の記事(平成22年10月9日)が貼られてあった。
記事によると、ビッキー(雑種の雌犬)は、この高川山に約10年にわたって住み着き、山頂付近で登山者を迎え、一緒に登山したりして、小さなガイド犬として人気があったが、10月6日に山頂付近で登山者が、ビッキーの遺体を発見し、市が市内の墓地の片隅に埋葬したという。市職員による「高齢による老衰ではないか」というコメントも載っていた。
(その後、調べてみると、ビッキーは、登山口(初狩)のお寺の銀杏の根元近くに埋葬されたらしい)
頂上三角点の傍には、ビッキーと書かれた小さな木の祠が置かれてあった。 |
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[高川山のビッキーの記事] |
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山頂には、続々と登山者がやってきた。朝、初狩の駅で見かけた山ガール集団も鍋を食べている時に到着していた。
混み合ってきたところで、頂上を出発。(10:56)
富士急線方面に下ることにする。
先ほどの登りと異なり、結構、急斜面が断続的に現れる。
これを登ってくる逆コースは、ちょっと辛いな〜と、NASさん。
確かにそうだろう。(結局、この下りですれ違ったのは、中年女性の3人組だけだった) |
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[急な下りとなる] |
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11:41、田野倉分岐点到着。
直進すると、むすび山経由で、大月に続くが、アップダウンが激しいのを知っているので、ここは、右折し、田野倉に下山することにした。 |
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[尾根上の分岐点] |
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分岐点のすぐ先で楽しみにしていた馬頭観音を見つけた。(写真下左)
岩の下に3体あったが、年号等は、よくわからず。日の当たる明るい場所で、観音様も暖かそうだ。
馬頭観音のすぐ先に地面から突き出たような特徴ある岩がポツンと立っていた。
近くに弁慶岩というカンバンが掛かっており、岩の名前を知る。(写真下右)
この後、植林帯に突入し、斜面を下っていく。
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[馬頭観音3体] |
[弁慶岩] |
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日陰だった植林帯を抜けて、再び日の当たる自然林となる。落葉が積もった登山道を下っていくと、車道に出た。(12:05)
(写真下左)
そのまま正面に九鬼山を見ながら、一本道の舗装路を進んでいく。(写真下右)
高速道路の下をくぐり、適当に左折していくと、桂川にぶつかった。
ここまで来れば、富士急の田野倉駅は近い。国道139号線を歩き、田野倉駅に12:40到着。
ダイヤを見ると、次の大月方面は、13:14だった。
まだ30分以上ある。ここで30分待つかどうか迷ったが、結局、大月まで歩こうということになった。
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[車道に出た] |
[九鬼山を眺めながら歩いていく] |
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田野倉駅を出発し、再び国道歩きとなる。
その途中、馬頭観音の石碑を見つけた。
だが、よく見ると、馬の文字の横に牛の文字も書かれてある。
ちょっと珍しいので、撮影。(写真下) |
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[馬と牛の文字が並列] |
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国道139号線歩きに飽きた頃、国道20号線に合流。
20号線を進み、大月駅に着いたところで、駅前の店に入り、生ビールで乾杯。
今年最初の高川山登山の反省会。
並びに今年の山行計画をディスカッション。 |
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[大月駅前で乾杯] |
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大月駅から東京行きの電車を狙って帰路に着く。
高尾での乗換え無しというのが、嬉しい。
....新宿まで乗るNASさんは、ずっと座っていけるので利便性大。 |
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[東京行き直通列車に乗車] |
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今回は、久々の中央線沿線の山でした。
高川山から眺めた富士山は、手前の鹿留山・杓子山が東側にずれているため、裾野を大きく広げた富士山の姿が印象的でした。
まだまだ中央線沿線の山々には、訪れていない山が多く、これからも通いたいと思っております。
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※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。
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