トップページ他山域山行リスト>西穂山荘_記録20140811


西穂山荘

 山行日
2014年8月11日(月)・12日(火) 同行者:NASさん
 コース
8/11:西穂高口駅〜西穂山荘(泊)
8/12:西穂山荘〜西穂高口駅
 今年も西穂高方面に行ってきました。パートナーは、高校時代からの友人であるNASさんです。
 台風一過の後、安定した天気を期待して、松本に向かったのですが、大ハズレでした。結局、天気が回復する見込みがありませんでしたので、あっさり撤退しました。という訳で、今回は、軽いレポートです。


<第1日>
 NASさんと新宿駅ホームで待ち合わせ、6:30発の松本行あずさ71号に乗車。盆休みに入り、指定席は、取れないと思っていたのだが、8/9にネットで調べると、8/13からは満席だが、意外にも8/11、8/12は、まだ余裕があった。ということで、難なく8/11の指定席を確保することができた。
 今回の懸案事項は、天候だ。先週までの天気予報では、台風11号が過ぎ去った後の天気は、曇り・晴れのマークが続いていたのだが、今週に入って、雲行きが怪しくなっていた。
 それでも天候の回復を願って、出発したのだが、どうだろうか。

 東京は、曇り空だったが、車窓から眺めた甲府盆地では、雨が降っており、NASさんとは、顔を見合わせ、一気にトーンダウン。
 だが、塩嶺トンネルを抜け、塩尻駅に到着すると、北側の松本は、青空が見えていた。これは、ひょっとして...と思ったが、東西の山々には、雲が纏わりついており、残念ながら、平地は、晴れでも、山は、どうやら曇りのままのようだ。 

 9:38、松本駅到着。
 すぐに改札口を出て、松本バスターミナルへ直行する。何せ、9:43には、スーパーあずさ1号が到着するのだ。ここで急がないと、何のために30分も早く新宿を出る臨時特急に乗ったのか、意味がない。幸い、今年も無事、新穂高温泉行バスに乗車できた。昨年に比べると、バス乗客が多かったような気がする。
[松本バスセンターにて]

 日差しが差し込む松本市街であったが、新島々に到着する頃には、曇り空となる。
 バス移動は、2時間あるので、この間に一眠りしておこうと思っていたが、眠気が出てこず、結局、眠ることなく、新穂高ロープウェイ前に到着。
 定刻12:00到着だったが、今日は、最初の松本市街地を抜けるまで渋滞していたのが響いて23分遅れの到着となった。
 上空は、今にも雨が降ってきそうな曇天だった。
[新穂高ロープウェイ乗り場にて]

 1本目のロープウェイから2本目に乗り換え、一気に標高2156mまで上がる。
 あいにく笠ヶ岳方面は、稜線付近は雲に覆われ、景色としては、パッとしない。(写真下左)
 高度が上がると、ロープウェイ自体が、雲の中に突入した。(写真下右)
[2本目のロープウェイに乗車] [途中、雲の中に突入]

 13:23、ロープウェイの終点:西穂高口駅にて下車。
 駅の温度計は、14度を表示していた。
 雨は降っていなかったが、霧雨になってもおかしくない天気だった。
 「ゆっくりと、歩きますか。」と、13:35、出発する。

 途中の登山届の建屋にて、登山届を提出した後、ザックにレインカバーを掛ける。どう見ても、これから雨が降ってきそうな雰囲気だった。
[西穂山荘に向かう]

 昨年と同様のコースなので、コースの状況は、わかっているため、こんな天候でも不安は、なかったが、今日は、ひたすら足下だけを見ながら、我慢の登山が続く。

 14:51、ガスの中に山小屋が現れた。(写真下左)
 幸い、雨に当たらず、小屋まで来ることができた。山荘前には、全くと言っていいほど人影がなかった。(写真下右)
[西穂山荘が見えた] [山小屋の前にて]

 だが、山小屋の中に入ってみると、様相はガラリと変わり、人だらけで賑わっていた。この間の八ヶ岳の黒百合ヒュッテと全く同じパターンだ。
 山小屋にチェックインし、ザックを廊下に置いた後、夕食には、まだ時間があるので、土間のテーブルにてNASさんと生ビールで乾杯。なんだかんだと、その後、缶チューハイに切り替え、飲み続ける。
 話題は、ブラジルワールドカップ。日本代表の試合に対する反省会となった。このネタだけで、2時間弱、話していた。
[山荘にて乾杯]

 夕食後、NASさんの大学時代(探検部)の後輩が単独テント山行で、上高地からここに来ている筈ということで、テント場に向かう。
 しかし、テントが多すぎて、どのテントかわからないねと話していると、
 「簡単さ。○○〜」
と、NASさん、後輩の名を呼ぶ。
 ....決して、叫んだわけではないが、こちらは、ちょっとアセる。
 すると、すぐ真下のテントから一人の男性が顔を出してきた。
 「やっぱり、あのテントだった。」
と、NASさんが後輩に挨拶し、しばし、テント場を見下ろすようにして立ち話となった。

 その後、小屋に戻り、朝食用の弁当を受け取る。
 夕方の天気予報では、台風一過とならず、この先も天候が不安定のようだった。
 「まあ、明日、出発時の天気で判断しよう。」
ということで、19:00就寝。
[NASさん、テント場にて知人と出会う]

 <第2日>
 2:30に起きて、外を眺めたら、一面ガスで、全く天候は、昨日と変わっていない。こりゃ、だめだということで、3:00出発を諦め、再び、寝ることにした。

 5:30に起床すると、外は、ザーザー降りの雨。
 6:15、小屋の土間にて、NASさんと、朝食用の弁当を食べる。
 天気予報によると、明日1日だけは、天気が良さそうだが、その後は晴れにならない状況だった。
 明日1日だけ晴れても、仕方がないね。それに今日の雨では、明日晴れたとしても、岩場が濡れている可能性があり、ちょっと危険だろう。
 そんな会話の結果、ここでもう1日粘るということはしないで、今回は、あっさり下山することにした。
[山荘からの眺め]

 「ここまで、本降りだと、諦めもつくというもの。」
と、言いながら、7:19、山荘を出発する。
 テント場を覗いてみると、NASさんの後輩のテントは、既に撤収されていた。
 「この天候の中、稜線に向かったのかな。まあ、下山したら、分かるだろう。」
NASさんとしては、彼の登山経験からして、問題ないだろうという感触だった。

 ロープウェイ駅に近づいてくる頃になると、多くの登山者とすれ違う。この天候で、登ってくるというのは、独標あたりまでを目的としている人たちだろうか。そんなことを思いながら、下っていく。
[西穂山荘を出発]

 8:24、ロープウェイ西穂高口駅に到着。
 昨日と同様、笠ヶ岳の頂上部分には、雲がかかり、全容を見せてくれない。
 入口で、靴をタワシで洗ったり、雨具を畳んだりすることで、時間が過ぎていく。だが、天気に変化はなかった。
[西穂高口駅前にて笠ヶ岳方面を眺める]

 ゆったりとしたロープウェイ車内から周囲の山並を眺めるが、西穂高方面、焼岳方面、正面の笠ヶ岳方面、全て雲が邪魔して頂上は、見えない。
 そんな中、左前方に錫杖岳のピークが見えてきた。ちょっと標高が低いため、上空の雲にかかっていなかった。今回の山行で、唯一眺めることのできた山頂だった。(写真下右)
[帰りのロープウェイ内にて] [唯一ピークが見えた錫杖岳]

 新穂高ロープウェイから松本行のバス時刻は、11:30。途中、バスを乗り換えれば、もう少し早く松本に到着することができるようだったが、乗り換えが面倒なので、この松本直行のバスで帰ることにした。
 まだ時間は、たっぷりあるので、ロープウェイを乗り換えるところで、日帰り入浴することにした。
 ここは、露天風呂だが、屋根があるので、今日のような雨の日でもゆっくりできる。
 ....但し、環境保全のため、石鹸類が使用できなかった。
[ロープウェイを乗り換える途中で入浴]

 新穂高ロープウェイバス停前の建屋で、五平餅を食べたり、土産物を見て回ったり、コーヒーを飲んだりして時間を潰し、11:30、バスに乗車する。行きの逆コースで、安房トンネルを通過し、奈川渡ダムの天端を走り、松本バスターミナルに戻ったのは、13:48。

 14:49松本発の「スーパーあずさ22号」に乗車。
 車中では、NASさんと日本酒三昧。これらは、新穂高でバスを待つ間に買ったものだ。
 中でも、「飛騨のどぶ」というにごり酒が、特に印象的だった。こんな濃いにごり酒は、初めてだ。ドロドロした触感と程よい甘味が、なんとも言えない。酸味が感じられないので、アルコールたっぷりの甘酒といった感じだった。なんだか病みつきになりそうな味だ。

 ....その後も日本酒を飲み続け。上諏訪あたりで、完全に出来上がってしまった。
[スーパーあずさ22号で帰京]
・・・この間の八ヶ岳と同じだった
[酒は、新穂高で購入したもの]


 今回は、単に西穂山荘に一泊しただけの山行となってしまいました。
 まあ、今年は、天候不順ということで、来年もまた、チャレンジしようと思います。
 




※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。