トップページ他山域山行リスト>滝子山_記録20160522


滝子山

 山行日
2016年5月22日(日) 晴 同行者:「山の会」メンバー 7名(+4名)
 コース
寂ショウ苑入口(8:34)〜(8:37)寂ショウ苑(8:39)〜<寂ショウ尾根>〜(9:06)林道横断点〜<寂ショウ尾根>〜(11:17)浜立山分岐点(11:23)〜(11:40)滝子山(12:19)〜(12:27)鎮西ヶ池〜(12:31)大谷ヶ丸分岐点〜(12:59)難路分岐点〜<難路>〜(13:21)迂回路合流点〜(13:57)道証地蔵(14:06)〜(14:55)笹一酒造酒遊館(15:48)〜(15:53)笹子
 滝子山は、桜の咲く4月上旬に下見山行しましたが、今回は、山の会としての正式山行です。山の会メンバー7名とともに寂ショウ尾根を登ってきました。
 尾根の林相は、4月とは全く異なっていました。
 詳細は、以下をご覧下さい。


 今回は、大月からタクシーで、寂ショウ尾根入口までやって来た。これで、4月の時よりも1時間弱、早く着くことが出来た。
 準備運動後、出発する。(8:34) 今回の隊列で、私は、先頭を歩くことになった。最後尾は、リーダのTOSさんだ。下見の時に同行されたYUTさんも、今回参加している。
[寂ショウ苑入口にてタクシーを下車(振り返って撮影)]

 8:37、寂ショウ苑の前で左折する。
 前回あまり目立たなかった「滝子山」と書かれた標識が、すぐ目についた。ここで、直進せず、標識に従って、左折する。
[寂ショウ苑にて]

 急な登りが続く。途中の送電鉄塔下において、休憩中のパーティを追い抜く。
 9:06、林道を横断する。(写真下)
[林道を横断する(振り返って撮影)]

 9:25、20人弱の中高年の団体さんが休憩中だった。その後、先行する2人の女性パーティを追い抜く。
 前回は、このルートで、そんなに登山者を見かけなかったが、今日は、だいぶ登山者が目立つ。どうやら、アカバナヒメイワカガミ(ベニバナヒメイワカガミ?)目当てのようだ。

 前回は、冬枯れの樹林帯だったが、今回は、完全な新緑だった。このため、視界が塞がれ、全くと言っていいほど、周辺の景色が見えない。そんな状況で、ヤマツツジがアチコチで、咲いていた。(写真下)
[ヤマツツジが咲いていた]

 なかなか岩場が始まらないなと思いつつ、後ろを振り返ると、列最後のリーダTOSさんが立ち止まっていた。どうも、TOSさん、今日の調子は、今一つのようだ。
[今日のリーダTOSさんの調子は、今一つ]

 10:06、鳥獣保護区の赤いカンバンの所で、小休止。ここから岩場が始まるのだ。 
 各自、水分補給などをした後、スタートする。(10:13)
[岩場に突入する]

 岩場と言っても、足場はしっかりしているので、登りやすい。今回の参加メンバーは、山の会でも健脚タイプの人が多いので、岩場と言えども、時間は、かからない。
[岩場となる(振り返って撮影)]

 10:32、木の間から富士山が見えた。思わずデジカメを取り出し撮影。(写真下)
 前回の4月では、富士山が見えなかったが、今回は、ラッキーだった。
[振り返ると富士山が見えた]

 岩場が続くなぁと思ったら、土の斜面となった。そこを登り切ると、浜立山分岐の道標が立っていた。
 木陰があり、ここで小休止とした。(写真下)
 11:23、出発する。
[浜立山分岐点にて小休止(振り返って撮影)]

 登山道の左右は、トウゴクミツバツツジが満開。丹沢と同様、ここもトウゴクミツバツツジが多い。(一応、オシベの数から、トウゴクミツバツツジと判断)
[トウゴクミツバツツジが満開]

 11:40、滝子山頂上に到着。
 頂上では、山の会の他メンバーと合流。実は、今回、別のメンバー4人(山の会会長含む)がスミ沢沿いルートで登っていたのだ。予定では、我々の寂ショウ尾根ルートの方が先に到着すると思っていたのだが、撮影等で時間を費やしてしまったせいか、他メンバーの方が先に到着していた。
[滝子山頂上にて全員で記念撮影]

 北側の眺めでは、雁ヶ原摺山などが見える。
 どこも緑一色の山となっていた。そんな緑の山々を眺めながらランチタイムとする。

 12:19、滝子山頂上を後にした。会長を含むスミ沢沿いから登ってきたメンバーは、桧平を経て初狩駅に下るが、我々は、予定通り、スミ沢沿いに下っていくことにした。(但し、下りメンバーは、RIKさんが抜けて、代わりにHIYさんが加わった)
[滝子山頂上から北側を眺める]

 防火林帯?を下っていく。前回と違って、登ってくる登山者と多くすれ違う。やはり、今が春における滝子山のシーズンなのかもしれない。
 ここは、日陰が少なく、とにかく暑さを感じる。
[防火林帯のような幅広の草地(振り返って撮影)]

 12:59、分岐点に到着。前回は、右の迂回ルートを歩いたが、今回、山頂で会った山の会会長から、ここは、左手の難路が面白いよと言われていたので、左手のルートを選択する。
[どちらも笹子駅と書かれてあるが、今日は、難路を進む]

 左に沢を眺めながら、下っていく。途中、登山道が崩れていたが、たいした事ではない。
 沢は、ナメが続いていた。真夏だったら、あの一枚岩の上に寝っ転がっていたら、気持ちいいだろうなと思う。
[沢筋を下っていく(振り返って撮影)] [倒木あり(振り返って撮影)]

 13:10、左手に滝を見ながら小休止。木陰の中、涼しい。
 この沢は、沢登り対象になっているのだろうか。下流から沢登り装備の2人が登ってきた。 
[滝が現れた(振り返って撮影)]

 13:21、合流点に着く。
 ここまで難路と記載されていたコースを歩いたが、それほどの難路とは思えなかった。前回歩いた迂回コースと比べると、4分ぐらい時間が短縮できるコースだった。
[迂回路と合流(振り返って撮影)]

 13:57、道証地蔵前に出た。ここからは舗装路となる。
 10分弱、休憩した後、歩き始める。ここからは、緩い下り道が続いている。頭の中は、既にビールのイメージがはっきり浮かんでいる。
[道証地蔵の前に出た]

 前回同様、笹一酒造の酒遊館に立ち寄る。
 ....このメンバーで、通過は、ありえない。

 ここは、本来、日本酒の店だが、缶ビールも用意されている。ということで、取りあえず缶ビールで乾杯。今日は、量を抑え、初狩駅に下った他のメンバー連絡を待っていると、1時間後の中央線の電車で合流できることが分かった。
 ということで、大月駅前のいつもの店で待ち合わせとなった。
 ....飲み会は、まだ続くのだった。
 [笹一酒造 酒遊館にて]

 今回出会った花  ・・・ 今日は、この撮影で時間をとられてしまった。
 [アカバナヒメイワカガミ]

 今回も天気は、最高で、前回と違って、ヤマツツジやトウゴクミツバツツジが満開、さらにアカバナヒメイワカガミも数多く咲いておりました。まさに花に囲まれた山歩きでした。
 滝子山、いい山です。今度は、紅葉のシーズンに訪れたいと思います。




※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。