トップページ他山域山行リスト>三ツ峠山_記録20161023


三ツ峠山

 山行日
2016年10月23日(日) 晴後曇 同行者:「山の会」メンバー 8名
 コース
三ツ峠登山口駐車場(9:43)〜(10:20)ベンチ(10:27)〜(10:52)展望地(10:54)〜(10:57)木無山(11:01)〜(11:05)天狗岩(11:08)〜(11:10)展望地(10:21)〜(11:23)三ツ峠山荘(11:25)〜(11:30)四季楽園(11:39)〜(11:47)開運山(11:55)〜(12:08)御巣鷹山(12:50)〜(13:32)茶臼山(13:36)〜(13:53)大幡山(13:55)〜(14:03)送電鉄塔(14:05)〜(14:17)大幡八丁峠〜<清八林道>〜(14:52)三ツ峠登山口駐車場
 今回は、山の会の月次山行として、三ツ峠山に行ってきました。紅葉と富士山を期待しましたが、結果は、如何に。
 詳細は、以下をご覧下さい。


 河口湖駅で、メンバーと集合し、予約済みのタクシー2台に分乗する。(9:09)
 河口湖畔なんて、何年振りだろうと思いながら、車窓からの富士山を眺める。(写真下)
 今日は、富士山がよく見えるだろう。そんなことを思った。
[タクシーの車窓から]

 三ツ峠登山口バス停から、さらに先の林道に入り、9:31、駐車場に到着。
 マイカーやタクシーだと、ここまで入れる。またトイレも完備していた。
 リーダのTOIさんから、本日の行程説明を聞いて、出発。
(9:43)
駐車場にて事前ミーティング

 車が通れるほどの幅広の登山道が続く。
 メンバーと雑談しながら、歩いて行けるほど、登りがキツくなかった。それでも、汗が出てきたところで、ちょうどベンチがあり、小休止とした。今日は、だいぶ気温が高いのか、私は、半袖Tシャツ1枚で、ちょうどいいくらいだった。
 10:27、ベンチを後にする。(写真下)
[幅広の登山道が続く]

 ベンチから先、徐々に紅葉した樹木が目立ってきた。
 やがて、道がY字路となる。このあたり、道が複雑なので地図で確認。今日は、まず木無山へ向かうために右側を進む。(写真下)
 すると、4分後、尾根筋の丁字路に出た。今度も右折する。
[分岐点で右へ進む]

 10:52、展望地という所に着いた。しかし、あれほど朝は、天気が良かったのに今は、ガスで全く遠景が見えない。展望地と言っても、何が見えるのか、サッパリ分からない状況だった。
 ザックを置いて、木無山に向かう。

 10:57、木無山に着いた。どこがピークというような平坦な山頂だった。よく見ると、本当のピークは、笹原の中のようだ。取りあえず、登山道横に立っていた「木無山」の標識を入れて記念撮影を実施。
 木無山の標識には、
 「富士箱根伊豆国立公園 木無山
  テレビ塔のある御巣鷹山、開運山(三角点がある)と三山あわせて、三ツ峠といわれている。」

との説明文あり。
[木無山に到着]

 三ツ峠の三山の一つという割には、ちょっと地味だった木無山頂上から、来た道を引き返す。
 すると、右手に細い経路があり、ちょっと寄り道してみたら、ロッククライミングの練習をしている若い女性と、ベテラン山男風のグループに出会う。地図で確認したら、ここが天狗岩という岩トレの場所だとわかった。
 そんな中をRIKさん、YUTさんが、岩場の先端までスイスイと行ってしまう。
 足下は、垂直に切れているのだが、二人は、平然と端に立っている。見ているこちらの方がハラハラしてしまう。
 ....お二人は、インドアクライミングも得意だけれども...
[天狗岩に寄り道]

 展望地に戻り、ザックを背負って、三つ峠山の頂上(開運山頂上)を目指す。
 期待していた富士山の姿が全く見えないので、開運山ピーク下にある、有名な岩場の屏風岩ぐらい見物しておこうかと思っていたのだが、その屏風岩すら、全く見えなかった。
[四季楽園前を通過]

 唯一の眺めは、御巣鷹山だった。ここだけ、どういう訳か、ガスに覆われてなかった。ということで、何枚もデジカメ撮影。
[御巣鷹山の電波塔]

 11:47、三ツ峠山の頂上(開運山頂上)に到着。
 360度、ガスに覆われ、足下の急斜面すら、よく見えない。これほど濃いガスは、久しぶりだ。結局、山頂では、石碑「三ッ峠」と、三角点だけを見物しただけとなった。
[開運山の頂上を目指す] [開運山頂上]

 12:08、御巣鷹山に到着。
 ちょうどいい時間なので、ランチタイムとしたが、ここには、山頂標識とかベンチ等、何も無し。巨大な電波塔が、4基建っているだけという、至って地味な頂上だった。
 地面にシートを各自、敷いて食事する。開運山には、来訪する登山者が多かったが、食事中、他の登山者を殆ど見かけなかった。ここまで来る登山者は、かなり稀のようだ。
[御巣鷹山の電波塔群を見上げる]

 今回は、三ツ峠山の三山を登頂した後、北上し、周回するコースとなっている。
 このガスでは、目の前の紅葉を観賞するぐらいしか、楽しみがないな〜と、覚悟を決めて、下っていく。
[御巣鷹山から北上していく]

 13:32、茶臼山頂上に到着。
 樹林に囲まれ、単なる小ピークといった雰囲気の頂上だ。小さな手製の山頂標識(木製の角柱)が印象的だった。
[茶臼山にて]

 茶臼山から約20分後、大幡山頂上に着いた。
 このあたりの紅葉が一番鮮やかだった。つる山友会十周年記念ということで、立派な山頂標識が立っていた。この標識を囲んで記念撮影を実施。
[大幡山にて]

 前方が草原状態になったと思ったら、送電鉄塔が立っていた。
 視界が広がる場所だが、東側は、次の送電鉄塔までは、見えるが、その先は、ガスで全く見えない。西側は、隣の尾根(八丁峠あたり)が見えていた。その尾根の奥に標高のある山のピーク付近だけが、薄らと見えている。どうやら御坂黒岳のようだ。
[送電鉄塔に出る]
 送電鉄塔を通過した後、再び登りとなった。このルートは、小さなアップダウンが続いている。その小ピークを過ぎると、前方に白い道標がポツンとなっていた。
 道標の標柱には、大幡八丁峠と記載されてある。まだ新しい道標のようだ。直進は、清八山、右折は、高畑経由都留市街と書かれてある。
 あれっ、左折は、と、周囲をよく見たら、道標手前で左に道幅の太い林道が出来ていた。

 ここまで来れば、ゴールは近い。メンバーとペチャクチャ話ながら、林道を進んでいく。
 話しをしていると、単調な林道歩きも、飽きることが無い。
[清八林道を下っていく]

 14:52、再び駐車場に戻ってきた。
 ここで、タクシーを呼び、河口湖駅に向かう。
[駐車場に戻り、タクシ−で駅に向かう]

 15:25、河口湖駅に到着。16:00河口湖発のホリデー快速に乗車しようと、改札口前の列に並ぶが、周りは、日本人でないことにビックリ。ここは、本当に日本か?と思えるほど、東南アジア系の外国人だらけだった。
 ....富士山周辺は、完全に世界の観光地。

 改札を通り、列車に乗り込んだ後、無事の下山を祝し、発車前にて乾杯。
 [河口湖発のホリデー快速に乗車]


 山の会メンバーの皆様

 今回も、いろいろとお世話になりました。富士山や周辺の山々の眺望が得られなかったのは、残念でしたが、今後とも宜しくお願い致します。




※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。