高尾駅には、8:00集合だったが、結構、早く着いてしまった。 　ホームに下りた時、凍みるような寒さだったので、とても外で待つ気がしなかった。そこで駅舎内の喫茶店で時間を潰す。熱いホットコーヒーが美味しい。 　今回の同行者は、「山の会」会員のNASさん、ＳＨＲさんだが、山行としては、個人山行だ。 　おじさん３人は、無事、集合し、駅北側のバス乗り場に移動する。 　手前は、陣馬高原下行きのバス乗り場で、その奥に小仏行きのバス乗り場がある。今日は、天気がいいせいか、年末というのに、どちらも登山者でごった返していた。 　8:12、小仏行きのバスが出発する。前回（2012年）の時もそうだったが、今日も、乗客が多いので、バスは、2台連なって発車となった。 　8:30、小仏到着。(写真下) 　バス停は、日陰となっており、冷気のせいで刺すように頬が痛い。周辺は、霜が降りて真っ白だったので、見た目でも一層、寒さを感じる。 　8:37、出発する。

［バスの終点：小仏］

小仏バス停を出発しても、日陰の道が続く。 　お蔭で、自然と3人の足は速くなった。

［Uターンして登っていく］

8:49、車道から登山道に入るが、まだ日陰が続く。 　9:07、ようやく自然林に出て、日が当たるようになった。(写真下)

［冬枯れの自然林の中を進む］

自然林が終わり、再び植林帯に入る。 　9:35、尾根に乗ったところが分岐点。山頂まで、残り高度差100mぐらいだろう。 　道標には、「ツキノワグマ目撃情報」の貼り紙がぶら下がっていた。小下沢林道周辺での目撃情報とのこと。クマは、山間部であれば、どこでもいるようだ。

［尾根に乗る］

自然林の斜面が急になってきた。(写真下) 　歩行スピードが鈍る。今日は、食材や鍋等がザックに入っており、ザックは、大きめだ。

［頂上への急な登り］

10:01、景信山頂上に到着。 　次々と登山者が登ってくるのがわかる。 　今日は、眼前に関東平野がクリアに見渡せた。景信山って、こんなに景色がいい場所だったのかと、いささかビックリ。（帰宅後、2012年の初訪問時の画像を見たら、この時の光景は、霞んでいたので、気がつかなかったようだ）

［景信山頂上］

さて、蕎麦の用意をしようとベンチに座ったら、「コンロ使用時は声をかけて下さい」の山小屋の貼紙を発見。そこで、山小屋に行ってみたが、人影が無いので、看板に書かれた電話番号にＴＥＬする。すると、山小屋の人と話ができたが、今日は、休みであることが判明。だが、ガスカートリッジ式の火気使用の可否を尋ねてみたら、ＯＫとの返事。 　ということで、NASさんが持参した水を鍋に入れ、蕎麦茹でがスタートした。 　15分ぐらいで、ざる蕎麦が完成。 　ＳＨＲさんが持ってきてくれた日本酒を戴きながら、蕎麦や蒲鉾などを堪能する。 　．．．．蕎麦は、アッという間に完食。
［頂上下のテーブルで蕎麦を茹でる］	［3人前の蕎麦が完成]

蕎麦を食べた後、コーヒーを飲み、まったりとした後、出発する。 　山頂から下側の山小屋の先で、 　　　西丹沢・富士山方面 　　　大山・丹沢方面 の光景に思わずデジカメを取り出す。おかけで、出発が遅れてしまった。

［蕎麦を食べた後、小仏峠に向かう］

12:07、小仏峠に着いた。(写真下左) 　今回の目的は達成したので、後は、下るだけだ。ここで、東西どちらに下るか迷ったが、バスの時刻を見たら、相模湖側の方がタイミングが良かったので、西側に下ることにした。 　だが、車道に出てからが長く感じてしまった。(写真下右)
［小仏峠から相模湖に下る］	［小仏峠から下り、車道に出る]

車道に出たとき、右か左かで迷ったが、左に行き、途中、右手に下る最短ルートがあったはずなのだが、見逃してしまい、やや遠回りのルートを歩いてしまった。お蔭で、乗ろうと思ったバスの発車を見届ける破目となった。

［底沢バス停で、バスが出発していった］

12:53、底沢バス停を通過。 　次のバスは、当分ないので、相模湖駅まで歩くことにした。

［底沢バス停にて］

13:17、相模湖駅に到着。上りの中央線ダイヤを確認した後、駅前の酒屋でアルコールを購入。 　ホームで電車を待つ間、おじさん3人で乾杯となった。

［ＪＲ相模湖駅前にて］

※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。