トップページ>他山域山行リスト>羅漢寺山_記録20170502
2017年5月2日(火) 晴 |
同行者:「山の会」メンバー 6名 |
昇仙峡口(9:05)〜(10:10)刀の抜き岩(10:18)〜(10:32)白山展望台(10:52)〜(11:24)白砂山(11:34)〜(11:54)八雲神社〜(11:59)パノラマ台駅(12:30)〜(12:55)弥三郎岳〜(13:20)パノラマ台駅(13:40)=(ロープウェイ)=(13:47)仙ガ滝駅(13:57)〜(14:11)仙娥滝〜(14:17)昇仙橋〜(14:42)遊歩道途中地点 |
「山の会」定例会で、今年3月の山行として羅漢寺山の名を聞いた時、どこにある山?と、全く自分にとって知らない山でした。地図を広げて、甲府の北部、昇仙峡の近くの山ということを知りましたが、その昇仙峡にも行ったことがありません。そんな訳で、興味津々の山でしたが、あいにく天候不順で中止となってしまい、この5月GWに個人山行として再計画されました。
詳細は、以下をご覧下さい。
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いつものように松本行きの特急スーパーあずさ1号に乗車し、甲府駅で下車。予約済みのジャンボタクシーに乗って、一路、昇仙峡を目指す。
今回のメンバーは、7人。但し、会長とTOSさんは、別行動とし、ロープウェイ利用で登り、その後、合流するプランとした。残りの5人は、途中の昇仙峡口でタクシーを降り、ここから歩いていく計画だ。
上空は、青空が広がり、まさに山行日和。ワクワクしながらスタートする。(9:05) |
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[スタート地点(昇仙峡口付近)で、タクシーを下車] |
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車道を長潭橋に向かって歩くと、すぐに登山口の道標が目に入った。道標に従い、左の登山道に入る。するとどうだろう。周囲は、素晴らしい新緑真っ盛りだった。太陽光が当たり、新緑が蛍光色のように見えてくる。気がつけば、デジカメで撮影しながら歩くハメに。 |
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[新緑の中を行く] |
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9:15、林道(舗装路)に飛び出た。
持参の地図(山と高原地図:金峰山・甲武信)では、この林道は、載っていなかった。
あれっ、おかしいなと思っていると、持参した地図が2012年版ということに気がついた。YUTさん持参の地図には、載っているのを確認する。やはり、地図は、新しいのがベストだなぁと反省。 |
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[林道(舗装路)に出た] |
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道標に従い、再び登山道に入る。
この辺りも新緑が続く。歩いていて、癒される気分だ。 |
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[再び登山道へ] |
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少し登りがきつくなったなと思って、振り返ると、富士山の姿が目に入った。思わず、皆で撮影タイム。ここから眺める富士山は、左右対称で、残雪の量もちょうどいいくらいで、いかにも富士山らしい姿だった。 |
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[富士山の眺め] |
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緩やかな斜面を登って行く。左手には、石垣のようなものが見える。昔、人々が活動していた場所のように思えた。こんな山奥で、何をしていたのでしょうねとメンバーと話す。 |
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[幅広の斜面を行く] |
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段々と傾斜がきつくなると、正面に大岩のようなものが見えてきた。その手前を左に登って行くと、尾根の上に出て、すぐ先が分岐路となった。獅子平への道が左に分かれている。また、右手には、「太刀の抜き岩 3分」という小さな立札があり、そちらに進む。
右の尾根筋を進むこと約1分、尾根の先端となり、視界が広がった。すぐ先に尖塔状の岩が見える。あの岩が刀の抜き岩だろう。その奥には、富士山が聳える。尖塔状の岩と富士山で、なかなか絵になる光景だ。
SHRさんとYUTさんは、その岩の下まで歩いていく。 |
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[刀の抜き岩を眺める(地図上では、「刀の抜き岩」と記載されている)] |
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再び、分岐点に戻り、メインの尾根筋を進む。
すると、別行動のTOSさんから携帯に着信が入り、会長とともに白山展望台に向かっているとの事。ということで、白山展望台で合流しましょうということになった。
相変わらずの新緑が続いている。10:28、白山展望台分岐点に到着。
大きな案内板が立っている。左折して、展望台に向かう。
ひょいと斜面を登ると、なんとビックリ。素晴らしい光景が広がった。
その光景に見とれていると、会長とTOSさんも到着。ここで再び合流する。 |
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[白山展望台分岐点にて] |
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7人パーティとなって、パノラマ台(ロープウェイ駅)を目指す。(※会長とTOSさんは、来た道を引き返すことになる)
途中で、右手に白砂山分岐があり、ここで寄り道することとした。(※会長とTOSさんは、寄り道せず、パノラマ台へ直行)
樹林の中を進み、白砂山へと向かう。
最初は、通常の土質だったが、進んでいくと、先程の白山展望台と同様、白ザレだらけの尾根筋となった。正面には、弥三郎岳の白い岩と樹木が混在するピークが目に入る。
このあたりも瑞牆山のような巨岩の多い山があるということを初めて知った。 |
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[白砂山にて(左ピーク:展望台、右ピーク:弥三郎岳)] |
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白砂山を出発し、パノラマ台駅に向かう。
最後は、結構、きつい登りとなった。息を切らして、最後の斜面を登り切ると、富士山が眺められた。なんだか今日は、富士山に背中をずっと見られているようだ。 |
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[八雲神社手前にて、富士山を望む] |
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八雲神社で参拝したら、その先がパノラマ台駅だった。テーブル・ベンチがあり、ここで先行のお二人と合流し、ランチタイムとした。
5月GWでも、今日は、カレンダー上、平日。だが、ロープウェイで上がってくる観光客は、そこそこ見られた。この先、休日になったら、一層混雑するだろう。日程として、天気といい、混雑度合といい、今日がbestだと思えた。
....実際のところ、単に会長が「火曜が休み」ということで、決まったようだが。 |
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[パノラマ台駅前でランチタイム] |
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ランチタイム後は、全員で弥三郎岳に向かう。
途中、ピークが一つあり、展望台としか書かれてなかった。本来ならば、○○山とか名がついてもいいのではないかと思うようなピークだ。そのピークの先に弥三郎岳があった。最後は、結構な登りとなる。 |
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[弥三郎岳を目指す] |
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大きな一枚岩を通過して、奥へと進んだ先に弥三郎岳の三角点があった。何故か賽銭が散乱しており、思わず撮影。(写真下左)
少し戻り、一枚岩の上で全員の記念撮影。(写真下右)
この一枚岩の上には、グリップがそこそこきいているせいか、クサリがついていない。ここで転落事故は、起きていないのだろうか。(雨の日でも滑らないのだろうか)
そんな事を考え、足下に注意しながら、遠景を楽しむ。
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[弥三郎岳の三角点] |
[全員で記念撮影(左後方は、金峰山)] |
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13:20、再びパノラマ台に戻ってきた。巨峰ソフトクリームを入れて記念撮影。
ここで、山梨百名山「羅漢寺山」の標柱を見つけた。
羅漢寺山とは、パノラマ台(ロープウェイ駅がある所)、展望台、弥三郎岳をまとめた総称のようだ。 |
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[再びパノラマ台にて] |
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ロープウェイに乗って下山することとした。
意外とロープウェイのキャパが小さい。このため、7人がバラバラに並んでいたら、後ろの2人が同じロープウェイに乗れず、次のロープウェイとなってしまった。 |
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[ロープウェイで、一気に下山] |
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仙ガ滝駅にて、次のロープウェイでやってくる仲間を待った後、昇仙峡の遊歩道へ向かう。
仙娥滝を眺めた時は、物凄い水量に度肝を抜かれた。こんなに迫力のある滝は、初めて見たと行っても過言ではない。お蔭で、デジカメで、同じようなアングルを何枚も撮ってしまった。(写真下左)
遊歩道を進み、振り返って覚円峰を眺める。(写真下右) ここは、昇仙峡のポスターによく出てくるアングルだ。今は、新緑(手前のモミジ系)が美しかった。
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[仙娥滝] |
[覚円峰と新緑] |
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昇仙峡の遊歩道は、まだまだ続くが、時間の都合上、途中で打ち切り、予約したタクシーに乗車する。
昇仙峡が有名な観光地ということは、前々から知っていたが、これほどまで、迫力ある光景が続くとは全く思わなかった。脱帽である。また、今回は、新緑だったが、秋には、モミジの紅葉が素晴らしいのではないかと思えた。 |
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[予約したJタクシーに乗車] |
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甲府駅に到着。
メンバーのAKFさんが、帰りのタクシー内で、スマホを使い、特急の指定席7人分を予約することが出来た。不思議なことに「かいじ」は、満席で取れず、「あずさ」の方で指定席が取れた。
あずさが来るまで、まだ1時間以上あるので、甲府駅の中華料理店で、ゆっくり反省会となった。 |
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[甲府駅で反省会] |
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参加の皆様
いろいろとお世話になりました。有難うございました。
また、今回の企画をして戴いたTOSさん、お疲れ様でした。
新緑、南アルプス、富士山、そして昇仙峡(一部でしたが)と、景色を十分味わえた山行でした。
まだまだ山梨の山々には、知らない山が多く、これからも楽しみです。
今後とも宜しくお願いします。
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※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。
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