トップページ>他山域山行リスト>乾徳山_記録20170819
2017年8月19日(土) 晴後曇 |
同行者:「山の会」メンバー 2名 |
大平荘前(9:48)〜(10:32)徳和(道満尾根経由)分岐点〜(10:38)国師ヶ原分岐点〜(11:20)月見岩(11:29)〜(11:32)扇平〜(12:34)乾徳山(13:13)〜(14:05)扇平〜(14:08)月見岩〜(14:38)国師ヶ原分岐点〜(14:42)徳和(道満尾根経由)分岐点〜(15:09)大平荘前 |
8月盆明けの週末、山梨県の乾徳山に「山の会」月次山行として、行ってきました。
乾徳山は、2度目ですが、初回での山行は、ず〜とガスに覆われてしまい、全く景色の見えない山行でした。今回こそ、周囲の山々(できれば、富士山も)の眺めを堪能したいと再訪問しました。
詳細は、以下をご覧下さい。 |
今回、「山の会」同行者は、MIHさん、RIKさんの2名。MIHさんとは、昨年5月GWの八ヶ岳以来、RIKさんとは、今年5月GWの両神山以来だ。二人とも、スタミナの面で全く問題のないメンバーなので、こちらがついていけるかと、やや不安のスタートとなった。
なお、今回は、タクシーで行けるところまで行って、スタート地点を大平荘前とした。そのため、途中の月見岩までは、自己未踏ルートとなった。(前回は、乾徳公園からオソバ沢沿いに登った) ちなみに同行の二人は、乾徳山が初めてとの事。 |
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[大平荘前を出発] |
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大平荘前では、舗装路だった林道が、途中で未舗装となる。
地図を見ると、途中で右折する道がある筈なのだが、どうも見落としたようで、林道をそのまま進んでいく。(写真下)
乾徳山側には、ガスが湧き始めた。この先の景色に対し、一抹の不安を感じる。
....前回と同じか。 |
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[林道を進む] |
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林道が右カーブし、緩い登りを進んでいくと、左手に登山口の看板が現れた。これだけ大きければ、この看板を見落とす事は、無いだろう。ここから、樹林帯に入るように登山道が続いていた。
左手の案内板を見ると、乾徳山では、「山頂からは奥秩父連峰、南アルプスの雄大な景観や遠く富士山を望むこともできる。」との記載あり。 |
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[乾徳山登山口のカンバンあり] |
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樹林帯の中を登るだけかと思ったら、再び林道に出た。最初は、舗装されていなかったのだが、勾配が強くなったせいか、途中で舗装路になった。(写真下)
やはり、二人の歩行ピッチが速く感じる。立ち止まってデジカメ撮影していると、アッと言う間に離されてしまう。 |
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[舗装路の林道] |
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徳和との分岐点に到着。(10:32)
ここで、林道から離れ、右手の尾根筋を直登する登山道を進む。すると、林道が現れるが、登山道は、それを横断するように続いている。この林道横断を何度か繰り返す。どうも林道は、ワインディングロードとなって緩やかに登っていくようだ。
10:38、国師ヶ原との分岐点に出た。
ここでも林道を横断し、月見岩方向へのルートを登って行く。(写真下) |
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[月見岩へのルート(道標の下が林道となっている)] |
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樹林帯の中を登って行くと、途中からフラットな歩きに変わり、歩き易くなった。これは、気分がいいと思っていると、樹林帯から突如、草原に飛び出す。
視界の広がる光景となる筈だったが、草原の上にガスが湧いていた。
同行の二人は、樹林帯から草原に出たことに痛く感動。
....今回も富士山は、お預けということで、花立小僧は、ガッカリ。
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[草原に出た] |
[草原にガスが漂う] |
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草原の斜面の途中にある月見岩で小休止した後、頂上に向かう。ここから先は、以前歩いたルートと同じとなる。
樹林帯、草原から、岩場と場面は、変わっていく。このように一つの山で、様々な場面が現れるのが、乾徳山の魅力だろう。 |
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[頂上に向かう] |
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いよいよ樹林帯の中に岩場が出てきた。クサリもある。先頭のRIKさんがスタスタと登ってしまう。
クサリ場にて、大きい段差があると、どうも足が高く上がらない。年のせいだろうか。運動不足のせいだろうか。やはり、今の体重からマイナス10kgは、必要だと、つくづく思う。 |
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[クサリ場を登る] |
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岩場をトラバース気味に通過する。(写真下左)
ここは、手掛かりが少ないので、少々緊張する。
一段登ると、今度は、大岩と板状の岩の間を下るように進む。(写真下右)
このあたりは、変化があって非常に面白いルートだ。
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[岩場を通過(1)] |
[岩場を通過(2)] |
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カミナリ岩のクサリ場も、RIKさん先頭で進む。
ここは、2段のクサリ場となっている。1段目は、右斜めに登って行くような感じで易しい。
2段目のクサリ場は、結構、斜度がキツイ。クサリは、2本垂れているが右側を利用。 |
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[カミナリ岩でのクサリ場] |
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いよいよ頂上直下の名物、鳳岩の下にやってきた。
この岩場があるから乾徳山が楽しいという登山者も多いのではないだろうか。
先行パーティがロープ確保で登っていたので、時間がかかっていた。(写真下左)
まずは、RIKさんが取り付く。ここのクサリ場は、真ん中あたりで、手掛かりが少なくなり、クサリを握る右手に力が入るのだが、あっと言う間に中間地点(小休止できる所)まで登ってしまった。
....撮影するのを忘れた。
続いてMIHさん。真ん中で苦労するかなと思ったのだが、右膝を高く上げ、足場を確保することで、これまた、簡単に登ってしまった。(写真下右)
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[鳳岩を登る(1)] |
[鳳岩を登る(2)] |
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鳳岩を登り切ると、その先が、乾徳山頂上だ。(12:34)
頂上は、残念ながら、360度、乳白色となり、何も見えなかった。やはり、この時季、周囲の眺めは、期待できないようだ。
他の登山者は、5、6人といったところ。ここでランチタイムとした。 |
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[乾徳山頂上(前回と同じ状況)] |
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頂上で3人の記念撮影を実施した後、出発する。(13:13)
前回初めて来たときは、西側の山腹を回って国師ヶ原に出たが、非常に歩き難かった記憶があったので、帰路は、来た道を引き返すルートとした。
鳳岩は、巻道を利用したが、他は、クサリを使って、登りと同じルートを下る。
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[カミナリ岩のクサリ場を下る(1)] |
[カミナリ岩のクサリ場を下る(2)] |
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ここは、登ったなという記憶のある岩場を通過する。本来ならば、視界が広がることで、高度感をより一層味わうことができるのだが、今日は、ガスが立ち込め、高度感はゼロ。 |
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[ガスの中、岩場を通過] |
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樹林帯から草原に出た。
ここまで来れば、もうクサリ場はなく、歩き易い登山道となる。 |
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[草原に戻ってきた] |
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月見岩で、先頭のRIKさんが、国師ヶ原の方に進むので、呼び止める。(写真下)
なんで右折したのか、聞いてみたら、登山道がそっちしかないと思っていたとの事。道迷いになるパターンの一つだ。(分岐点の見落とし)
....登りの時に通った道のはずだが。 |
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[月見岩にて] |
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樹林帯に入ると、日が差し込んできた。(写真下左)
日が当たり、緑の葉がより一層、瑞々しく見える。
右手前には、丹沢でもよく見られるマルバダケブキの群落あり。何度か見かけた。(写真下右) 登りの時よりは、視界が良好となっていた。もう少しガスが切れれば、かなり遠方まで見渡すことができそうなのに、ちょっと残念だ。
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[樹林帯の中で陽光が差し込んできた] |
[マルバダケブキの群落あり] |
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斜面を下ってきて、徳和との分岐点に到着。ここからは、舗装路の下りだ。
前を行く二人は、全く疲れた様子もなく、どんどん先へと進んでいく。 |
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[徳和(道満尾根経由)との分岐点] |
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出発時、行きのタクシーの運転手さんに「帰りは、どうされますか」と聞かれ、急遽、予約を申し入れ、「15:15ぐらいまでには戻ってきます」と言って、帰りの足を確保しておいた。
結果的にその通りの帰着時刻(15:09)となった。 |
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[大平荘に戻ってきた] |
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帰りのタクシーでは、果樹園の即売所に寄り道してもらい、桃や葡萄などを購入。
....自宅近くのスーパーと比べて、だいぶ安い。
そして、塩山温泉に立ち寄り、一風呂浴びた後、塩山駅で反省会。
やはり、下山後のビールは、格別だ。 |
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[塩山駅前で乾杯] |
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ご参加の皆様
乾徳山、お疲れ様でした。ですが、富士山等、遠くの山々の眺めが得られず、残念でした。
いつか富士山を頂上から眺めてみたいと思っております。
今後とも、宜しくお願い致します。
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※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。
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