トップページ他山域山行リスト>城山・幕山_記録20180310


城山・幕山

 山行日
2018年3月10日(土) 曇 同行者:「山の会2」メンバー 3名
 コース
城山入口(10:34)〜(10:58)城山(11:09)〜(11:50)椿台(しとどのいわやバス停)(12:05)〜(12:20)しとどの窟(12:33)〜(13:03)菜畑林道合流点〜(13:10)一の瀬橋〜<梅林散策路>〜(14:30)幕山(14:43)〜(15:26)幕山登山口〜(15:35)幕山公園
 「山の会2」メンバーと共に湯河原の山を登ってきました。幕山は、2度目ですが、今回は、梅の咲く絶好の時季に梅林側から登りましたので、満開の梅を観賞することができました。但し、ちょっと天候に恵まれなかったのが残念です。
 詳細は、以下をご覧下さい。


 湯河原駅改札口に10:00集合ということだったが、メンバーが早めに集合したので、曇天の下、バス乗り場に向かう。乗車予定の箱根登山バスの前に伊豆箱根バス:箱根関所跡行き10:05(1日のダイヤは、この1本だけ)があったので、乗車する。
 湯河原温泉を通り、奥湯河原温泉入口から人家がなくなり、道は、山を登っていく。

 10:32、城山入口バス停にて下車。
 この辺りは、まだ雨が止んだばかりのようで、路面が濡れたままだった。車道を渡り、城山への登山道に入る。
[城山入口バス停にて下車]

 樹林帯の中を進む。ガスがかかっていて、なんだか今にも雨が降りそうだ。
[城山に向かって出発]

 10:58、城山頂上に到着。(写真下左)
 晴れていれば、ここから相模湾、伊豆半島、大島等が見渡せるはずだが、今日は、ガスで全く周囲は、見えない。
 山頂の奥に立札が立っていた。
 『硯石(すずりいし)
 源頼朝が力試しに石を力一杯、踵で蹴ったところ、その石に踵の跡が付き、その跡が硯石に似ていることから硯石と言われています。1930年頃まで夏の日照り続きの時、お年寄りがその硯石を水で洗い、雨乞をしていたとも言い伝えられています。』 (句読点追加:花立小僧)
 う〜む。ここにも頼朝伝説があったとは、知らなかった。
 ちょうど雨が降ったせいか、石の窪みには、水が溜まっていて、確かに硯のように見えた。(写真下右)
[城山に到着] [硯石]

 登ってきた方向とは、反対方向に下っていく。
 すぐに石畳の道となり、歩き易いかと思ったのだが、雨に濡れた石は、滑りやすく、石畳を避けて歩くようになった。
[椿台へ向かう]

 やがて殆ど水平道となり、左手の視界が広がる。
 相模灘の向こうには、利島、新島が薄らと見えた。利島は、三角形の島に見えるので、非常に目立ちやすい。
 一方、道の周りに対して、これは、イヌガヤの木、これは、ヤシャブシの実と、同行のAKFさん、MAWさんから説明を受ける。お二方ともに植物に詳しく、歩いていて楽しい。
[遠くに利島・新島が見えた]

 坂道を下り、眼下に駐車場が見えた。(写真下)
 椿台だ。だが、バス停は、「しとどのいわや」となっていた。しとどの窟(いわや)の方が、有名になってしまい、椿台という地名は、横に追いやられているのかもしれない。椿台という名が目についたのは、「かながわの景勝50選 椿台」という石碑だけだった。
 しとどの窟の案内板(徒歩20分⇒)の方が、目立っている感じだ。
 ここには、トイレや展望台のような建屋があったので、ランチタイムとした。
[椿台に出てきた]

 城山隧道を抜け、しとどの窟へと向かう。下り坂となり、舗装路ではあるものの、濡れているため、滑りやすくなっていた。緊張しながら、下っていく。
[しとどの窟へと向かう]

 12:20、しとどの窟に到着。ここは、自分にとって初めての訪問だ。
 頼朝は、石橋山合戦で平家側、大庭景親の軍勢に敗れ、このしとどの窟に隠れていたといわれているが、頼朝は、どこに隠れたのだろうと思えるほど、岩の中で身体を隠せるようなところはなかった。だが、ここに立っている説明板の一つ(4種類の説明板が立っていた)を読んでみると、関東大震災のとき、入口が崩れたと記載されてあった。以前は、奥行きがもっとあり、中は、暗かったのかなと思いながら、しとどの窟を撮影する。(写真下)
 ちなみに周囲に立っている説明板を全部読んでも、梶原景時の名が出て来ない。源平盛衰記では、当時、頼朝を捜索していた平家側の武将、梶原景時は、頼朝と、この窟の中で顔を合わせたものの、見逃したことになっているが、それは、やはり伝説扱いなのだろうか。
[しとどの窟]

 しとどの窟を出発し、湯河原梅林に向かう。
 この下り道は、濡れていて、滑りやすい。また、登山道とはなっているものの、そんなに整備されているとは、言い難かった。
[湯河原梅林へと向かう]

 菜畑林道に出て、さらに下っていき、舗装路を直進せず、梅林の散策路に入る。この方が、梅林の中を歩けるだろうと予測した。
[梅林の散策路に入る]

 散策路に入ると、梅林は、予想通り満開状態だった。
 いきなり紅白の花が我々を迎えてくれた。
[梅林は、満開]

 水平に歩いていくと、左右が梅林となり、ハイカーだけでなく、梅目当ての観光客ともすれ違う。やはり、天気は、今一つだが、訪問客は、多いようだ。
[梅林を水平に歩いていく]

 梅林の奥には、クライマーが岩に取り付いていた。
[梅林の奥にロッククライミングを見る]

 梅林エリアを抜けると、まだ樹林帯は、冬枯れ状態。
 見上げれば、頂上あたりが見えるのだが、なかなか距離が縮まらない。
[幕山への登り]

 樹林の間から真鶴半島が見えた。青空の下でないのが残念だ。さらに初島の奥に大島が眺められた。
[真鶴半島が見えてきた]

 14:30、幕山頂上に到着。
 すでに時間帯が遅かったせいか、頂上には8人程度しかいなかったが、その後、7,8人のグループが登ってきて、少し賑やかになった。真鶴半島を見下ろした後、じっとしていると寒くなってくるので、10分ちょっとで下山することに。
[幕山頂上にて]

 登りと同じルートで下山するが、スピードは、かなり違う。ここは、濡れていた訳ではないので、滑るリスクも少なく、どんどん下っていけた。
 再び麓の梅林帯に突入する。
[幕山の下りにて]

 車道に出てきて、幕山方面を振り返る。
 紅白梅の花が一面に広がり、いいタイミングで来たなと思う。湯河原梅林「梅の宴」は、明日までの予定で、おかげでバスは、本日、臨時便が出ている。
[振り返って、幕山の眺め]

 幕山公園まで歩いてくると、ちょうど臨時バスが発車寸前だった。
 飛び乗るようにして、湯河原駅へ向かう。
 [幕山公園からバスに乗車]


 「山の会2」メンバーの方々
 本日は、お疲れ様でした。天気が今一つでしたが、雨には降られず、梅は満開で、ラッキーでした。また、湯河原駅での生ビールも美味しかったです。今後とも、宜しくお願い致します。


 それにしても、この地域には、頼朝伝説が多く散在していることが分かりました。頼朝が後世に如何に名を残していたか、痛感しました。




※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。