トップページ他山域山行リスト>瑞牆山_記録20191006


瑞牆山

 山行日
2019年10月6日(日) 晴 同行者:「山の会」メンバー 3名
 コース
瑞牆山荘(9:41)〜(10:19)富士見平小屋(10:27)〜(10:46)天鳥川横断〜(12:01)瑞牆山(12:43)〜(13:40)天鳥川横断(13:43)〜(14:03)富士見平小屋(14:19)〜(14:50)瑞牆山荘
 10月最初の日曜日、「山の会」メンバーとともに瑞牆山に行ってきました。瑞牆山は、2度目になりますが、初回は、もう10年前のことで、記憶が曖昧になっておりました。今回は、天気に恵まれたことと、体調も絶好調だったので、気分のよい山行となりました。
 詳細は、以下をご覧下さい。


 今回は、リーダーRIKさん、TOIさん、KAIさん、花立小僧の4人パーティ。韮崎駅にて、あずさ1号から下車し、タクシー1台で、瑞牆山荘まで一気に向かった。というのも、帰りのバスは、瑞牆山荘15:20発に乗りたかったので、なるべく早めに着きたかったのだ。
 9:28、瑞牆山荘到着。準備運動後、9:41出発する。
[瑞牆山荘前を出発]

 最初は、緩やかな斜面の登り。まだ緑の樹林帯が瑞々しい。
 先頭を歩くリーダーのRIKさんのペースが結構、速く感じる。
[まだ紅葉していない広葉樹林を進む]

 10:06、尾根筋に登ると、今まで全く見えていなかった瑞牆山が突如、眼前に現れた。この演出は、ちょっと憎いところ。なんだか、登山者をビックリさせるためにルートを今のようにしたと思えてしまう。
 残念ながら、頂上付近には、ガスがかかり、ピークが隠れていた。それでも、あの斜面を今から登るのかと、特徴ある山肌をしばし見入っていた。
[眼前に瑞牆山が現れる]

 10:19、富士見平小屋前に到着。ベンチで小休止。
 小屋の前には、テント場が木立の中に広がって、なかなか雰囲気がいい。ベースキャンプとして、テントを張り、瑞牆山や金峰山に行くのも楽しそうだ。テントが嫌な人は、小屋に泊まればいい。そんな話をメンバーと交わす。
 10:27、出発。

 ※瑞牆山荘から、ここまですれ違った登山者数:21人
[富士見平小屋前にて]

 山腹をトラバース気味に進んだ後、急な下りとなる。
 どんどん下っていくと、天鳥川に出合う。だが、水が流れていない。よく見ると、下流側には、水があり、ここまでは、伏水となっているようだ。
[天鳥川(涸沢)を渡る]

 天鳥川を横断し、いよいよ瑞牆山への登りとなる。
 11:06、小休止。ここに来て、どうもKAIさんの調子がおかしい。顔から汗が滴り落ちている。市民マラソンランナーなので、体力には問題ない筈なのだが...ということで、少々長めに休む。

※富士見平小屋から、ここまですれ違った登山者数:21人
[瑞牆山への登りとなる]

 大岩が目立つようになる。小休止中に追い抜かれた団体さん(14人ぐらい)を途中で追い抜いた。
 KAIさんの調子は、先程、小休止したことで、少し持ち直ししたようだ。
[大岩が現れる]

 11:39、振り返ると、木の枝の間から、茅ヶ岳・金ヶ岳の山容が見えた。登っている時、時々、振り返るのだが、樹林が邪魔をして、視界が広がる地点が少ない。どうも頂上まで、パノラマ光景は、お預けのようだ。 
[振り返って、茅ヶ岳方面を眺める]

 12:01、瑞牆山頂上に到着。
 北側は、樹林があるが、それ以外は、見晴らしがいい。だが、北西の八ヶ岳、北東の小川山方面の上空には、雲が湧いて、完璧には見えていなかった。
 岩だらけの頂上には、まだ多くの登山者が休憩中だった。(写真下)

※小休止地点からここまですれ違った登山者数:67人
 ....結局、頂上まですれ違った登山者は、109人。やはり、人気の山。
[瑞牆山頂上にて、八ヶ岳方面を望む]

 金峰山は、見えないな〜と思っていたら、突然、雲の動きが激しくなり、一瞬、山頂の五丈岩が見えた。ちょうどカメラを出していたので、その瞬間が撮影できた。
[金峰山の五丈岩が一瞬、見えた]

 リーダーのRIKさんは、いつものように見てて恐ろしい箇所に腰を下ろして休憩中。(写真下)
....本人は、全然、大丈夫と言っているが、見ているこっちが、いつもハラハラする。
[頂上で休憩するRIKさん(TOIさん撮影)]

 記念撮影したり、頂上でのパノラマ光景を堪能した後、下山開始。
 帰りは、来た道を引き返す。
 下りとなると、KAIさんの調子が戻り、全く問題なく、下っていけた。
[来た道を引き返す]

 登りと同じルートなので、迷いはしないと思っていたのだが、途中、こんな所、登りで通ったかなと思える箇所が何度か出てきた。ルートが完全に一本道とならない箇所があったため、ちょっと新鮮な気分。
 13:39、再び、天鳥川近くまで降りてきた。(写真下)
[天鳥川手前まで下ってきた]

 天鳥川のところで、小休止し、これからの登りに備える。
 下山なのに少々、登らなければならないのが、ちょっと嫌らしいところ。
 登り終えれば、後は、ほぼフラットな歩きとなる。(写真下)
[富士見平小屋へと向かう]

 14:03、富士見小屋に到着。この時間に戻ってこれたことで、15:20のバスには乗れるだろうと判断し、ゆっくり休憩する。小屋に入って、瑞牆山の登山バッチなどを購入。
[富士見平小屋前に戻ってきた]

 富士見平小屋から下っていく途中、電波の入る箇所をキャッチし、TOIさんのスマホで、帰りの特急指定券を駅ねっとで、予約してもらう。これで、帰りも座って帰れることが確定。
 ....便利な世の中になったものだ。

 その後、行きの時、通った瑞牆山のビュ―ポイントに到着。雲がかかっていない見事な瑞牆山を眺めることができた。(写真下)
[瑞牆山の見納め]

 樹林帯をどんどん下っていき、見覚えのある車道が見えてきた。
 このあたりの樹林帯は、紅葉シーズンに見事な光景を見せてくれそうだ。TOIさんとともに樹林帯の撮影を楽しむ。
[瑞牆山荘前に戻る]

 14:50、瑞牆山荘前に到着。韮崎行きのバスは、すでに停車しており、運転手さんからは、15:00になったらドアを開けますよと言われた。
 15:20、バスは、予定時刻通り、登頂に満足している我々を乗せて出発した。
 [既に帰りのバスは、バス停前に停車していた]


 10年ぶりに瑞牆山に登ってきましたが、登山ルートは、以前と変わっていなかったという印象です。今回は、瑞牆山頂上で、当初、雲で見えていなかった金峰山の五丈岩が、一瞬、雲が動いて見えたのが印象的でした。
 参加メンバーの皆様、お疲れ様でした。




※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。