トップページ他山域山行リスト>鉢岡山・日連金剛山_記録20191123


鉢岡山・日連金剛山

 山行日
2019年11月23日(土) 雨 同行者:「山の会2」メンバー5名
 コース
藤野(8:13)〜(8:18)日連大橋〜(9:26)宝山(9:31)〜(9:41)日連山(9:51)〜(10:09)杉峠(10:13)〜(10:46)鉢岡山(10:58)〜(11:50)杉峠〜(12:07)峰(12:12)〜(12:17)日連金剛山(12:26)〜(12:55)金剛山バス停(12:59)〜(13:15)日連大橋〜(13:29)藤野
 「山の会2」メンバーとともに今回、神奈川県北部の藤野エリアにある日連アルプスと呼ばれる山々を歩いてきました。あいにく、天気は雨となってしまい、歩き難い状況でした。
 詳細は、以下をご覧下さい。


 前日の天気予報だと、今日の天気は、午後から曇りとなっていたが、その後の状況では、どうも悪い方向に向かっていた。そんな訳で、今回、朝からの雨は、覚悟の上だった。駅前にて雨具を着用し、傘を取り出す。
 藤野駅を8:13、出発する。(写真下)
[本日のスタート地点:JR藤野駅を出発]

 日連大橋を渡る。相模川(相模湖?)の周辺は、紅葉のピークだったが、雨のせいで雲が低く、山一帯は、ガスに覆われた状況だった。
[日連大橋を渡る]

 続いて日連橋を渡る。この橋は、相模川(相模湖?)の入り江の出口に架けられたもので、高度差が半端なかった。また、手摺が低いので、余計、下を見るのが恐ろしい。
[日連橋を渡る]

 民家と畑のあるエリアを地図を見ながら、歩いていく。左下には、日連神社が見えた。
 8:47、登山道入口に到着。「日連アルプスハイキングコース」という案内板が目に入る。
 この案内板を見て、今後のコースを確認した後、出発する。
[登山道入口に到着]

 最初は、歩き易い登山道だったのだが、9:08、急登となる。トラロープが設置してあり、順番に登っていく。こんなルートを登山道にしなくてはならないのかと思うほど、急だった。
[すごい急斜面]

 9:26、宝山頂上到着。
 何とベンチの下に三角点を発見。三角点を撮影するのが一苦労だった。
 周囲は、木立で囲まれ、黄葉している。晴れていれば、印象がだいぶ変わったことだろう。
[宝山頂上にて]

 9:41、日連山頂上に到着。しかし、ここは、樹林帯の中で、遠景は、期待できそうになかった。雨は、降り続けており、ガスに囲まれていた。日連山というメジャーな名称なので、全員での記念撮影を実施し、出発する。
 10:09、登山道を進んでいくと、五差路に出た。ここが、杉峠だった。
 ここで、地図を取り出し、左前方の道に入る。鉢岡山へのルートだ。
[杉峠にて]

 鉢岡山に向かうと、丁字路に出た。右手には、民家が何軒か目に入る。ここは、直進していく。(写真下)
[鉢岡山ルートを確認する]

 1本道を進むと、謎の建屋に遭遇。2階建てのようだが、2階に屋根がなく、2階の床が1階の屋根になっているだけの建屋だ。雨から逃れるには、ここしかないようなので、1階を使わせてもらい、小休止とした。
[謎の建屋を発見]

 その後、さらに一本道を進んでいく。すると、どうだろう。尾根筋沿いに続く道の左側斜面に自家用車が1台、落ちていた。窓ガラスはなく、もうだいぶ時間が経っているようだ。
 先程の謎の建屋といい、車といい、ちょっとミステリアスな鉢岡山へのルートだ。
[謎の車に遭遇]

 10:46、一本道を突き進んでいくことで、無事、鉢岡山頂上に到着。
 ここには、相模原市防災無線 鉢岡山中継局という機械設備が設置されてあった。周囲は、植林帯が殆どで、歩いてきた方向だけ、遠くの方まで見えそうだったが、今日は、ガスのため、全く見えない。全員での記念撮影を撮って、頂上を後にする。
[鉢岡山にて]

 鉢岡山から来た道を引き返し、謎の建屋にてランチタイムをとった後、杉峠まで戻ってきた。
 五差路で、今度は、金剛山方面へのルートを進んでいく。
 雨は、相変わらず降り続いている。

 12:07、峰頂上に到着。ここは、晴れていれば、視界が広がり、展望のきく場所だということが分かった。だが、今日は、ガスだけで、全く見えない。そんな状況なので、長居はせず、次の金剛山へと向かう。
[峰にて]

 12:17、金剛山に到着。西側にも金剛山があるが、そちらは名倉金剛山で、こちらは、日連金剛山と呼ばれる。ここ日連金剛山の頂上は、名倉金剛山よりも、だいぶ広かった。
 また、祠の傍には、説明板が立っていた。
『金剛山神社
 この神社は火之迦具土の神を祭神として祀り、古くから住民に崇められています。社殿の創立年代は不明ですが、金剛山への信仰は天保時代(1830年代)からとも言われています。
 明治30年(1897年)4月11日には、杉集落の大部分が焼失する大火があり、防火意識が高まりました。大火災を戒める為に4月11日を例祭日と定め、栃木県古峯ヶ原の古峯神社に、代表者が代参して地域の安泰を祈願します。そして一番祈祷のお祓いを受けたお札を、金剛山神社に納札します。また、各戸にお札を配布し火防を願います。
 現在、祭礼は4月11日またはその前後日に、金剛山神社奉納演芸会を開催しています。この本殿・覆殿は平成23年(2011年)に杉自治会、祭典実行委員会、杉青年会の皆さんの協力で建立しました。
                           平成27年(2015年)10月 杉自治会』
 
地元の人々に崇められていることが、よく伝わってくる内容だ。
[日連金剛山にて]

 12:26、金剛山を出発し、金剛山バス停方面に下ることにする。急斜面となっていくが、周囲の紅葉が素晴らしい。晴れていたら、もっと映えるだろう。 
[金剛山を下っていく]

 下っていくと、ガスの中、薄らと下界の方が見えてきた。どうやら相模川方面が見えているようだ。
 この辺りまでが、今回の紅葉のピークだった。
[この辺りは、紅葉の真っ最中]

 急な下りを進み、ようやく車道に出てきた。
 登山口の入口には、赤い鳥居が立っていた。鳥居の横に、ここにも「日連アルプスハイキングコース」の案内板があることに気がついた。表示内容は、同じのようだ。
 車道に出て左折すると、金剛山バス停だ。だが、タイミングの合うバスダイヤが、なかったので、ここから藤野駅まで歩くことにした。
[バス通りに下りてきた]

 雨は、相変わらず降っている。
 日連大橋を渡る途中で、相模川の紅葉を撮影する。(写真下)
 幸い、ガスが消えているので、比較的、遠くまで見渡す事が出来た。
[相模湖の紅葉]

 藤野駅に向かっていく途中、左前方奥に「緑のラブレター」が見えてきた。ちょっとガスがかかって、薄いベールに包まれた状態だ。手前には、紅葉した樹林がある。思わずデジカメ撮影。
[奥には、緑のラブレターが見えた]

 13:29、藤野駅に戻ってきた。
 バス乗り場の傍で、雨具を脱ぐ。今日は、久々に最初から最後まで雨の中の山行となった。
 [JR藤野駅に到着]


 今回は、なかなか面白いコースだったと思います。ですが、雨の中だったので、紅葉シーズンでも、正直なところ、印象は、今一つでした。次回は、晴れた日の紅葉シーズンに歩いてみたいと思っています。




※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。