トップページ他山域山行リスト>三浦アルプス_記録20191214


三浦アルプス

 山行日
2019年12月14日(土) 晴 同行者:「山の会」メンバー 13名
 コース
風早橋(9:27)〜(9:55)仙元山(10:06)〜(10:58)観音塚(11:03)〜(11:22)新沢分岐点(D17)〜(13:00)上山口小学校分岐点〜(13:15)乳頭山(13:23)〜(13:33)田浦梅林分岐点〜(13:51)京急田浦分岐点〜(14:04)馬頭観音〜(14:47)沼間小学校〜(14:54)東逗子
 「山の会」メンバーにて、三浦アルプスを歩いてきました。9月に「山の会2」の方で、乳頭山を訪問しましたが、今回は、「山の会」にて乳頭山を訪問しました。素晴らしい快晴でしたので、非常に気分のいい山行でした。
 詳細は、以下をご覧下さい。


 JR逗子駅にてメンバーと集合し、バスに乗車し、風早橋にて下車。
 本日は、参加人数が多く、全部で14名となった。
[風早橋にて下車]

 葉山教会の坂道を上る前に全体ミーティングを開催。リーダーのSIYさんから、本日のコース案内を聞き、準備体操を行った後、出発。
 いきなり舗装路の急坂で息が切れるが、登り切って、教会横の道を進むと、樹林帯の中の登山道となった。(写真下)
[教会を通過すると、樹林帯となる]

 やがて、仙元山の斜面を登るようになる。
 ふと左を見ると、海が見えてきた。これは、楽しみと、自然と足が速くなっていく。
 9:55、仙元山に到着。じっくりと相模湾、富士山、丹沢、江ノ島を眺望する。今日は、富士山もクッキリで、飽きずに見続けた。
[仙元山にて]

 仙元山から下って、小ピークを一つ越えると、その後、急な階段が現れた。(写真下)
 おまけに長い。見上げてしまうと、ちょっと心が折れそう。
 登り切った小ピークで、小休止。今回は、アップダウンが多いので、チョコチョコ休みそうな感じだ。
[急な階段]

 10:58、観音塚到着。
 このピークでも小休止。馬頭観音像の側壁には、「寛政」という年号が読み取れた。江戸時代でも1800年の少し前だと分かる。ということは、この観音像、すでに200年ぐらいは、経っていることになる。随分と長いこと、風雨に耐えて建っているものだ。そんな感傷に浸っていると、冷たい風が顔に当たり、ハッと、今、登ってきたという現実に意識が戻った。立ち止まっていると、寒さに負けてしまいそうだ。11:03、歩き始める。
[観音塚にて]

 観音塚を下り、再び登り返す。
 今日は、覚悟した通り、アップダウンが多い。それを実際に歩いてみると、結構キツイ。
 登り終えた先は、水平道となり、マテバシイと言われる並木が続く。歩いていると、この無数に伸びたの幹や枝にドキッとしてしまう。(写真下)
 この並木が終わる頃に三浦中央道路3級基準点という円形標識を見つけた。確か、この下にトンネルがあり、南北に道路が走っている筈だ。
[マテバシイと言われる並木を通過]

 11:39、森戸川林道終点への分岐点を通過。以前は、小さな手書き道標しかなかったのだが、今は、見落とすことのないような立派な道標が立っていた。
 分岐点を過ぎると、ササが現れる。登山道は、その中に続いていた。(写真下)
[ササが現れる]

 12:04、「大桜」と手書きされた文字が道標の柱に書かれてあった。(写真下)
 大桜とは、後方の桜の大木を指すのだろう。幹が左右に広がって伸びている。
[大桜にて]

 大桜の後、トラロープが設置してある急斜面を下っていく。今までの中で一番の急斜面だ。
 鞍部まで行くと、例の如く、登り返しとなる。
 だが、ここの登り返しは、たいしたことなかった。
 新沢停留所分岐点を2ヶ所通過した後、左後方に富士山が見えた。よく見ると、江ノ島も見えている。思わず、望遠でデジカメ撮影。(写真下)
[富士山と江ノ島の眺め]

 12:24、広場でも何でもなかったが、腹が減ってきているので、日当たりのいい、風避けのできる木立のエリアでランチタイムとした。12:45、腹を満たして、いざ出発。やはり、空腹感が無くなると、パワーが出る。
 12:54、送電鉄塔横を通過し、上山口小学校分岐点の道標を見て、いよいよ乳頭山に近づいてきた。すると、右手には、東京湾が見えてきた。(写真下) 
[乳頭山手前にて]

 13:15、乳頭山頂上に到着。
 ここは、記念撮影を撮っただけで通過していく。
[乳頭山に到着] [全員での記念撮影]

 前回9月、乳頭山に登った時とは、逆方向を歩いていく。
 乳頭山からの下りの途中、右手に確か木があったのが、今回、根こそぎ倒れていたことに気がついた。やはり、今回の台風15号か19号のせいだろう。
[前回と異なり、木が倒れていた]

 その後も9月に歩いたルートを逆コースで歩くが、全く様相が異なっていた。植林帯が倒木だらけとなっており、登山道は、植林のトンネルと化していた。今年の台風が異常だったことを如実に物語っていた。
[植林帯は、倒木だらけ]

 14:04、馬頭観音は、今回、参拝しただけで通過していく。
[馬頭観音を参拝]

 東逗子に向かって歩いていくが、倒木を何ヶ所か、見掛ける。
[根こそぎ倒れた樹木]

 14:47、一気に沼間小学校グランドまで下ってきた。(写真下)
 ここで、小休止とした。
[沼間小学校前にて]

 住宅街を進み、14:54、横須賀線東逗子駅に到着。
 今日は、珍しく上空に雲がなく、ゴールまで澄みきった青空が広がっていた。
 [東逗子駅に到着]


 9月の台風前に歩いた時と、様相が変わっていることにビックリしました。今回の台風の威力というものをまざまざと見せつけられた気がします。また、久々に仙元山からの富士山の眺めを味わいましたが、海を挟んでの富士山の光景は、なかなかいいものだと感動しました。 




※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。