トップページ他山域山行リスト>幕山_記録20200224


幕山

 山行日
2020年2月24日(月) 晴 同行者:「山の会」メンバー 8人
 コース
幕山公園バス停(9:38)〜(9:43)休憩所(9:51)〜(10:15)梅林最高地点〜(10:29)東屋(10:37)〜(11:12)幕山(11:57)〜(12:25)東屋〜(12:34)梅林最高地点〜(12:55)休憩所(13:14)〜(13:19)幕山公園バス停
 2年ぶりに幕山を登ってきました。初めて訪れたのが、2016年2月、次が2018年3月ということで、どういう訳か、個人的には、2年毎に訪問している山となっています。訪問時期は、いつも梅の咲く頃です。今年は、暖冬ですので、開花は早いかなと思っていました。
 さて今回の訪問タイミングは、如何に。
 詳細は、以下をご覧下さい。


 メンバーとの集合時刻は、9:15であったが、早めに着いたので、改札口でメンバーを待つ。やはり、新型コロナウィルスのせいなのか、改札口から出てくる観光客の数が少なく感じる。(外国人が減っているようだ)
 集合時刻前にメンバーが揃ったので、バス乗り場に向かう。バス運行は、例年通り、この時期は、増発ダイヤになっていたが、さらに臨時便が用意されていて、9:18発の臨時バスに乗車できた。
[湯河原駅に早めに到着]

 9:30、幕張公園に到着。
 この時季だけ払う入園料は、200円。ここでもキャッシュレス化が進み、スイカで支払う。
 坂道を登っていくと、幕山の山腹に梅林が広がる光景が目に入る。湯河原梅林のネット情報では、先週から既に見ごろと判定されていたので、もうピークが過ぎたかなと心配だったのだが、杞憂に終わった。
[幕山に近づく(画像だと白が目立たない)]

 休憩所にて、準備を終え、9:51、出発する。
 改めて眺めてみると、白梅林の中の紅梅がいいアクセントになっている。
 歩き始めると、1本の白梅の木に紅梅が咲いている枝が混じっている、不思議な梅の木を見つけた。小さな説明板には、「輪(りん)違い」と書かれてある。さらに「ウメの野梅系園芸品種。花は白や淡紅色に咲き分ける八重咲です。」とあった。ウツギにも二色空木というのがあるが、梅にも同じような品種があるようだ。
[梅林に入る]

 近くで白梅を見ると、まだしっかりと咲いていて、まだピークを過ぎていないことを認識。
 
そんな折、白梅の枝の先端にメジロが飛んできた。一瞬の出来事だったが、たまたまカメラを取り出していたので、撮影に成功。(写真下)
 頻繁に動く鳥が撮れたなんて、久々のような気がする。
 ....というか、日本画ではなく、本物のメジロを見たこと自体、初めてかも。
[メジロを発見]

 梅林を進んでいくと、満開の紅梅を見掛ける。(写真下)
 濃い桃色で、一つ一つの花が大きく、八重咲だ。説明板によると、「楊貴妃」という品種とのこと。今回は、この紅梅の印象が強く残った。
[紅梅が印象的(振り返って撮影)]

 梅林の中の登山道を進んでいくと、梅林最高地点に到着。
 ここで、梅林を見下ろす。(写真下)
 どうも画像では、白梅がはっきりしないが、実際は、もっと明瞭な白だった。
[梅林最高地点(振り返って撮影)]

 10:29、途中の東屋で小休止。
 陽が差し込んで暖かい。思わず、ペットボトルで喉を潤す。
[東屋で小休止]

 10:37、東屋を出発。
 冬木立が続く中、大きくジグザグに登っていく。今回、メンバーの登るペースが速かったのか、周囲の景色を眺める余裕が、あまりなかった。
 このジグザグ路に飽きてきたころ、傾斜が緩くなった。ようやく頂上に近づいたようだ。 
[冬木立の中、登っていく]

 11:12、幕山頂上に到着。
 頂上に登ってビックリ。既に大勢の登山者が休憩中だった。ざっと見ても、200人は、いるだろう。
 山頂標識の前で記念撮影を撮った後、頂上奥の方に腰を下ろして、ランチタイムとした。その後も、昼前ということで、どんどん登山者が増えていく。今日は、天気に恵まれ、梅林の開花タイミングもいいので、登山者が増えるのも当然といえば、当然だろう。
 11:57、正午直前に下山開始。
[頂上に到着] [頂上での記念撮影]

 下りは、登りと違って、スタスタと歩ける。そんな中、左手を眺めると、相模湾が広がった。
 残念ながら、少し霞がかかり、初島などは、クッキリ見えなかった。
[相模湾を見下ろす]

 東屋、梅林最高地点を通り過ぎ、再び、梅林の中を下っていく。
 暖かいので、撮影するには快適だ。
[再び梅林に戻る]

 逆光の中で見る白梅が美しい。(画像では、白が目立っていないが、実際は、もっと白い)
[もうすぐ休憩所]

 休憩所に戻る手前にて、菜の花が咲いていたので、思わず撮影。
[菜の花が既に咲いていた]

 同行メンバーの何人かは、休憩所にて梅ソフトクリームを食べたりして、観光客に交じりながら、小休止。梅ソフトクリームは、人気があるようで、店の前に列が出来ていた。
 ゆっくり休んだ後、バス停に向かう。
 バス停に近づくと、湯河原駅行きバスがちょうど発車するところで、バス時刻を意識した訳ではなかったが、ジャストタイミングで乗車できた。
[バス停に向かう]

 13:37、湯河原駅にて解散とした。
 だが、せっかくなので、有志で、今回は、湯河原温泉の日帰り入浴に寄り道。
 駅から奥湯河原行きのバスに乗り、公園入口で下車。「こごめの湯」に向かう。
 ....予想外の急登
 風呂は、時間が早かったせいか、空いていて、おまけに風呂場も広く、快適なひとときを過ごす。
 ....やはり、風呂上がりのビールは、最高!
[こごめの湯に入る] [風呂上りの乾杯]


 2年ぶりの幕山でしたが、天気に恵まれ、快適な山行でした。
 やはり、天気のいいときに白梅、紅梅を観賞するのは、気持ちが和みます。
 同行の皆様、お世話になりました。



※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。