トップページ>他山域山行リスト>倉岳山_記録20200802
2020年8月2日(日) 晴 |
同行者:「山の会」メンバー 8名 |
鳥沢(9:05)〜(9:26)虹吹橋〜(9:40)ゲート〜(9:47)小篠貯水池〜(10:24)分岐点(10:26)〜(10:56)引返点〜(11:10)分岐点(11:20)〜(12:06)穴路峠(13:04)〜(13:39)倉岳山(13:57)〜(14:25)立野峠〜(15:39)車道合流点〜(15:56)梁川 |
今回は、中央線沿線の山である倉岳山です。過去2回ほど、5月と11月に登っている山で、真夏の8月訪問は、初めてでした。
詳細は、以下をご覧下さい。
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9:00にJR中央線鳥沢駅前に集合し、9:05に出発。
8月に入って、長かった梅雨がようやく明けたようで、今日は、とても暑くなりそうな天気だ。メンバー8名とともにまずは、国道20号線を戻るように歩いていく。
歩き始めてすぐ、これは、帽子だけでは暑いと、私も雨傘を日傘代わりに取り出した。
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[JR中央線鳥沢にて下車] |
[駅前から歩き始める] |
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虹吹橋を渡る時、桂川を見下ろすが、その高度感に圧倒される。 |
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[桂川を見下ろす(下流側)] |
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対岸に渡っても、車道歩きが続く。
右手を見たら、雲がかかった扇山と、その奥に百蔵山が視界に入った。(写真下)
中央線沿線の山々の中では、両山ともに富士山の眺めが素晴らしい。大月市・秀麗富嶽十二景の山にも選定されている。ちなみに、これから向かう高畑山、倉岳山も同様だ。 |
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[百蔵山(左)と扇山(右)] |
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住宅地の坂道を緩やかに登っていくと、宅地が終わり、ゲートの前に到着した。(写真下)
他の登山パーティとともに、ゲートの扉を開けて未舗装路を進んでいく。 |
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[ゲートを通過する] |
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右手に貯水池の水面が現れた。
なんだか東山魁夷の日本画に出て来そうな、印象深い光景だ。
9年前、初めて倉岳山に登ったときは、この貯水池の水が全くなかった。7年前の2度目は、水があったのだが、水面の色は、ごく普通の色だった。そんな訳で、今回、何枚もデジカメのシャッターを押下。 |
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[小篠貯水池] |
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10:24、高畑山、穴路峠の分岐点に到着。
小休止した後、高畑山へ向かう。 |
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[高畑山分岐点を出発] |
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しかし、高畑山への急登の途中で、アクシデント発生。メンバーの一人が、体調不良で下山することに。体調不良の当人曰く、「完全なる二日酔いで、発熱や、風邪の症状も無し。」 ということで、他のメンバーは、そのまま高畑山に向かうことにして、体調不良メンバーと私は、ここで引き返すことにした。
11:10、再び高畑山分岐点に戻った。
ここで小休止して水分補給。体調不良メンバーと話をして、自力下山できると判断し、別行動をとることにした。下っていくメンバーの後姿を見送る。 |
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[分岐点に戻った] |
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高畑山分岐点から、沢沿いに進み、単独で、穴路峠に向かう。そうすれば、メンバーは、高畑山から倉岳山に向かう際、この峠を通るので合流できると考えた。
12:06、穴路峠に到着。
ここで、下山した体調不良のメンバーから、LINEで、無事、車道に出たとの連絡が入っていたことに気がつき、折り返し、連絡をとった。
その後、高畑山に向かったメンバーとLINEでやりとりし、高畑山でランチをとり、ここ穴路峠には、13:00頃の到着予定であることを確認。ということで、こちらも、この穴路峠でランチタイムとした。腰を下ろして、ランチタイム用のパンを食べる。ここは、峠だけに涼しい風が吹いてくる。待つには、絶好の場所だった。
やがて、体調不良のメンバーからは、鳥沢駅まで戻ったとの連絡が入り、ひとまず一段落。
それにしても今回、LINEなどのメッセージ連絡は、便利なツールだとつくづく思った。 |
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[穴路峠に到着] |
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13:04、穴路峠にて、メンバーと合流し、倉岳山に向かう。
たっぷりと休んだ後なので、ここからの急登が結構キツい。 |
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[倉岳山への登り] |
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13:24、倉岳山の登りの途中で、小休止。暑いだけにスタミナが消耗する。
その後、稜線に出て、緩やかな尾根筋を進む。
13:39、倉岳山頂上に到着。他の登山者が、4、5人休憩中だった。
富士山方面を見ると、完全に雲の中。
やはり、この季節での富士山の眺望は、難しいようだ。だが、反対側の北側の展望は、木の間から権現山や扇山の山容を眺めることが出来た。不思議なのは、この倉岳山は、標高990m、扇山は、1137.8mで、扇山の方が高いのだが、何となくこちらの方が高いように見えることだ。
....単なる錯覚? |
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[倉岳山に到着] |
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20分弱、休憩した後、出発することに。今日は、粘っていても富士山方面の雲の動きは、全く変わらず。他のグループもほぼ同時に出発していった。 |
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[倉岳山を出発] |
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14:25、倉岳山からの下りに飽きてきたころ、立野峠に着いたのだが、風がないので、休まず通過していく。(写真下)
この峠の道標は、特徴的で、以前の記憶が残っていた。 |
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[立野峠で左折] |
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立野峠から30分ぐらい下った所にある水場にて小休止。(写真下)
ここにはベンチもあり、休憩するには、ちょうどよい。 |
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[水場ベンチにて小休止] |
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月屋根沢沿いに下っていく。
ここからは、楽しみにしていたトチの木巡りだ。植林帯の中にトチノキの大木が点在している。
見上げながら、デジカメ撮影。 |
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[トチノキ(1)] |
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ここにも、対岸にも、と言う具合にトチノキの高木が点在している。
それを見つけて、手前の樹木が邪魔にならないようなアングルを探すのが結構、面白い。 |
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[トチノキ(2)] |
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ちょうど逆光のせいか、新緑のような葉の色だった。何度もシャッターを押してしまう。 |
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[トチノキ(3)] |
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トチノキ巡りが終わってしまうと、この月屋根沢沿いの道が、この先、長く感じてしまう。
15:39、ようやく車道に出た。昨今の台風のせいだろうか、前方の登山道が崩れてしまい、途中で階段が出来ていた。(写真下) |
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[ようやく車道に出た] |
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車道を下っていき、梁川大橋で桂川を渡るが、行きの時以上に橋の高さがあるような感じだ。よくこんな場所に橋を架けたものだとその土木技術に感心してしまう。 |
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[桂川を見下ろす(上流側)] |
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15:56、梁川駅に到着。
駅下の店が何年か前に閉店していまい、冷えた缶ビールが飲めなくなったのは痛い。だが、駅前の坂を登っていくと、飲料の自販機を発見。ビールは無いものの、この自販機があるのとないとでは、大違いだ。ということで、早速、冷えたサイダーを一気飲み。
その後、トイレで着替えて、電車を待った。 |
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[梁川駅に到着] |
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今回は、メンバーの1人が体調不良で途中でリタイアというアクシデントが発生しましたが、本人の自覚症状から自力下山で対応できたのは、幸いでした。ですが、今回は、住宅街のアプローチが長かったので、その時点で判断できなかったかと反省しています。
注)
最近、気がついたのですが、国土地理院地図では、「月屋根沢」、手許の2012年山と高原地図「高尾・陣馬」では、「月尾根沢」と記載されていました。ここでは、地理院地図の名称を優先することにします。でも、梁川駅にて「梁川駅周辺案内板」を見てましたら、「月尾根自然の森」という名称を見つけました。どうやらキャンプ場のようです。一方、大月市観光協会のサイトで倉岳山の紹介がありますが、そこでは、月屋根沢と記載されています。どうも混在化しているようです。
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[本日出会った花:イワタバコ] |
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※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。
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