トップページ他山域山行リスト>雁ヶ腹摺山_記録20201018


雁ヶ腹摺山

 山行日
2020年10月18日(日) 晴後曇 同行者:「山の会」メンバー3名
 コース
大峠(8:56)〜(9:56)雁ヶ腹摺山(10:12)〜(10:54)白樺平〜(11:10)姥子山(西峰)〜(11:25)姥子山(東峰)(12:00)〜(12:13)姥子山(西峰)〜(13:32)金山峠〜(14:06)大垈山分岐点〜(15:28)山口館跡
 富士山の眺望を期待して、雁ヶ腹摺山へ行ってきました。その後、姥子山にも寄ってきました。朝は、晴れていましたが、結果は、如何に。
 詳細は、下記をご覧下さい。


 大月からタクシーで、大峠へ。
 タクシーが大峠に到着したら、すぐ富士山の撮影にチャレンジ。雲の動きが速く、すぐ富士山にかかってしまう。それでも、どうにかギリギリで富士山が写せた。(写真下)
[大峠にて(タクシーから降りてすぐに撮影)]

 8:56、大峠を出発。
 ここには、駐車場があり、自家用車が6,7台駐車している。ようやく紅葉が始まったという感じだ。
[大峠を出発]

 まだ緑が目立つ樹林帯を進む。
 だが、日が差し込んでくる中、足下のモミジ系の落ち葉を拾う。後で調べてみたら、ハウチワカエデのようだ。
 やがて、登りがキツくなっていく。やたら白っぽい幹の木が目立つなと思い、近づいて見たら、白樺だと分かった。その白樺も黄葉し始めていた。
[自然林の中を行く]

 頂上かと思ったら、目の前に緩やかな斜面の草原が現れた。(写真下)
 頂上に近づくと、一般的に言って、登りがキツくなるものだが、ここは、逆。ちょっと予想外の光景だ。奥が、少し高くなっている。どうやら、あの辺りが頂上のようだ。
[草原に出た]

 振り向いたら、富士山が見えていた。だが、ガスが切れず、富士山の雄姿は、今一つ。(写真下)
[雁ヶ腹摺山頂上直下での富士山]

 9:56、雁ヶ腹摺山頂上に到着。大峠からちょうど1時間で到着した。
 ここで小休止。振り返って富士山方面を眺めるが、ガスが成長して、富士山の姿は、全く見えなくなってしまった。ガスが切れるのを期待して、少し粘ってみたが、状況は変わらず。諦めて10:12、出発する。
[雁ヶ腹摺山頂上にて]

 姥子山を目指して下っていく。そんなに急斜面という訳ではないので、地表が乾いていたら、スタスタと下っていけるのだが、実際は、地表も、落葉も濡れていて、非常に滑りやすい。そんな訳で、太腿に余計な力が入ってしまう。
[頂上からの下り]

 10:54、白樺平の分岐点で、姥子山と書かれた方向へ進む。(左折)
 11:03、林道(舗装路)を横断する。上空は、完全に曇り空となってしまった。(写真下)
[林道を横断する]

 姥子山への登りとなる。ここも紅葉が始まったばかりという光景だ。
 あたりは、ガスが漂う。大峠での天気から比べると、予想外の天候だ。
[姥子山を目指す]

 11:25、姥子山(東峰)頂上に到着。
 ランチタイムとした。ここも、雁ヶ腹摺山と同様、富士山のビューポイントなのだが、今は、360度、ガスの中。非常に残念。なお、ランチタイム中、雁ヶ腹摺山のピーク辺りがほんの一瞬だけ、見えたのだが、デジカメ撮影は、できなかった。
 12:00、出発する。
[姥子山に到着]

 姥子山(東峰)の下りで、たまたま一瞬、ガスが切れた。(写真下)
 この光景は、デジカメで撮影に成功。これから紅葉が進みそうだ。
[林道に戻る途中にて]

 12:18、林道に戻り、左折し、林道を進む。
 12:24、林道から離れ、左折し、登山道に入る。すると、これまた、滑りやすい斜面が出現。(写真下)
 再び、大腿を鍛えることになった。
[滑りやすい斜面が続く]

 その後、舗装路に出て、しばらく下った後、分岐点で、舗装路から外れ、登山道に入る。
 登り返した先が、金山峠だった。(13:32)
[金山峠]

 金山峠を少し進んだところで、道が分岐する。(写真下)
 ここは、左の巻道が山行ルートで、直進路は、この先のピークの送電鉄塔に通じている送電鉄塔の巡視路。何年か前、「山の会」の別パーティで、このルートを歩いた時、ここを直進してしまい、その後、迷って、南の尾根を下り、沢沿いのルートで、金山鉱泉に下山したということを聞いていた。
 そんな訳で、この分岐点からの先が気になっていた。
[金山峠のすぐ先の分岐点]

 左の巻道(山行ルート)を少し進むと、右上に樹林の中の送電鉄塔を見る。さらに進むと、送電鉄塔からのルート(ピンク)と巻道ルート(黄色)が合流していた。(写真下)
 結局、道迷いしたのは、分岐点で直進し、送電鉄塔下で、このルート(ピンク)が分からず、右手の尾根筋に下っていってしまったのが、原因だと判明。
 それにしても、先ほどの分岐点で、左の巻道が山行ルートだという道標があれば、全く問題ないのに何故、道標がないのだろうか。
[合流点(ピンク:送電鉄塔から、黄色:山行ルート)(振り返って撮影)]

 14:06、大垈山への分岐点を右折する。今回は、大垈山に寄り道せず、最短で、金山鉱泉(山口館跡)に向かう。
[大垈山分岐点を通過]

 それにしても長い尾根下りだ。14:54、小休止。(写真下)
 地図を見ると、この先で、尾根筋を外れ、右の急斜面を下っていくようだ。
 ここで、メンバーの一人が携帯を取り出し、携帯の電波が入ることがわかったので、帰りのタクシーを携帯で呼ぶ。あと30分もあれば、下れると判断し、15:30を指定。
 14:59、出発する。
[途中で小休止]

 急斜面の下りとなり、ジグザグ路となった。だが、途中、倒木が何度も登山道を塞いでいたりして、思わず時間を消耗する。
 タクシーは、15:30には、やってくる筈。そんな訳で、ひたすら気合を入れて下っていく。
[急斜面を下っていくが倒木が多い]

 最後に沢を渡り、対岸の林道に上がったら、タクシーが待っていた。時計を見たら、15:28。

 タクシーに乗って、舗装路を下っていく中、先ほどの尾根の途中で、よく携帯の電波が入ったものだと思えた。入らなければ、待ち時間は、もっと長くなり、もっと歩かなければならなかった筈だ。非常にラッキーだったなぁと、一人感動していた。(メンバーの携帯がガラケーだったのが、幸いしたのかも)
 こうして、タクシーで大月駅に戻った。
 [予約したタクシーが待っていた]


 富士山がクッキリ見えなかったのは、残念でした。このところの山行では、どういう訳か、富士山の眺望がよくありません。次に期待したいところです。
 なお、翌日の月曜日、両足の大腿四頭筋が痛くて、まともに歩けませんでした。次の火曜日も筋肉痛が残り、何と水曜日になっても筋肉痛が続きました。こんなに長く筋肉痛が残ったのは初めてです。今回の下りが、どれだけ大腿の筋肉を酷使したのかがよく分かった症状でした。



※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。