トップページ他山域山行リスト>伊吹山_記録20201115


伊吹山

 山行日
2020年11月15日(日) 晴 同行者:NASさん
 コース
スカイテラス駐車場(11:53)〜<中央登山道>〜(12:14)伊吹山(12:34)〜<西登山道>〜(13:03)スカイテラス駐車場
 今回は、NASさんに誘われて、伊吹山に行ってきました。
 20代の頃、新幹線に乗って出張する時、琵琶湖手前に雪が積もった大きな山が、とても印象に残ってました。後日、その山が、伊吹山だと知りました。
 そんな訳で、だいぶ前から知っていた伊吹山ですが、訪問するチャンスは、なかなか出来ませんでした。今回、楽々コースとして、伊吹山ドライブウェイを使い、山頂に行ってきました。
 詳細は、以下をご覧下さい。


 NASさんの車に同乗し、一路東名高速で、西へと向かう。
 今回、第2東名を走行したが、このルートは、自分にとって初めてだった。静岡県は、殆ど山の中で、浜名湖の遥か北側を通り、景色が単調に感じる。以前、バイクで中国縦貫自動車道を走ったことがあるが、それと同じような印象を受けた。
 ....NASさんからず〜と、鬼滅の刃のレクチャーを受けていた。

 名神高速に移り、10:47、関ケ原ICで高速を下りる。ここまで渋滞もなく順調だ。
 そこから15分ぐらいで伊吹山ドライブウェイ料金所に到着。
 11:20、退避エリアにて、前方に伊吹山頂上らしき山が見えたので撮影する。(写真下)
[伊吹山ドライブウェイの途中から、伊吹山の眺め]

 終点の駐車場が近づいてくると、道路のガードレールの外側にカメラマンの数が増えてきた。三脚に超望遠レンズを設置していることから野鳥を狙っているようだ。後で、スマホで、「伊吹山 野鳥」で検索したら、イヌワシという鳥の名前がヒットした。どうやら、このイヌワシ撮影が目的のようだ。

 ※イヌワシ:全長75 - 95センチメートル。翼開張168 - 220センチメートル近くになる。全身の羽衣は黒褐色や暗褐色。(Wikipediaより)

 11:35、駐車場に到着。紅葉シーズンではあったが、幸い駐車場は、まだ余裕があった。
 車外に出ると、結構、風が強く、気温が下がっているのが、分かる。
 11:53、サブザックを背負って出発する。
[スカイテラス駐車場に到着]

 階段を登っていくと、「伊吹山頂お花畑ご案内」という案内板が立っていた。花情報以外に書かれたコース案内情報として、ここには、3つのコース(東、中央、西)があることを確認。なお、中央遊歩道(注)で、「山頂まで約20分」という文字を見る。

 (注):案内板には、「遊歩道」と書かれてあるが、最近のネット案内では、「登山道」に変更されている。

 我々は、最短コースの中央登山道を進んでいく。少し登った所で、右手の駐車場を見下ろす。その奥には、伊吹山地が続いていた。(写真下)
[駐車場を見下ろす]

 登山道は、歩き易い階段状の斜度で、それほど苦にはならない。すれ違うのは、観光客や家族連れだ。リズムよく登っていく。
[整備された階段道]

 前方の視界が広がる。頂上が見えてきた。(写真下)
 結構、登山姿の人々が目立つ。
[頂上が見えてきた]

 12:14、頂上に到着。単独登山者、2,3人のグループは、伊吹山頂という単純な標識(写真下左)の下で、団体さんは、隣にある日本武尊の前で、記念撮影していた。
 周囲は、ガスに覆われてしまい、遠景は、全く見えてなかったのが残念。
[伊吹山山頂標識] [山頂にある日本武尊像]

 さて、これで頂上に達したので下山路は、西登山道で下ろうとした時、道標に三角点というのを発見。急遽バックして、三角点へと向かう。(やはり、三角点も訪れておきたい)
 三角点は、山頂標識から少し離れており、「日本百名山伊吹山一等三角点1377.33」と書かれた立派な標柱が立っていた。(写真下)
[三角点を訪問]

 再び、頂上標識の前を通過。その後、シーズンオフで閉じた山小屋の前を通るが、多くの登山者が湯を沸かしたりして休憩していた。ちょうど風除けになる場所だった。装備や服装から見て、どうやら、平地の登山口からの登山者の人たちのようだ。こんなに多くの登山者が下から登ってくるのかと、いささかビックリ。
 ある意味、ここは、丹沢塔ノ岳のような場所だと思えた。
[頂上付近を再び通過]

 西登山道を下っていく。
 途中、分岐点で、びわこ展望台 80m・1分の方へ寄り道してみる。
[頂上付近を再び通過]

 残念ながら、琵琶湖方面は、ガスが覆い、全く見えず。だが、眼下の一般登山道が、ガスの切れ間から見えた。
 まだ登ってくる登山者や下山者の姿も見える。比率は、半々ぐらいだろうか。
 米原市上野登山口から頂上まで、約3時間半ぐらいらしい。ここから見ると、上の方は、全く樹林帯でなく、岩場のようで、その下は、草原状態だ。これなら、ずっと展望のいいルートだろう。このルートを見下ろしながら、いつか花が咲く頃にこのルートを登ってみたい、そう思った。
[伊吹山登山道を見下ろす]

 再び、西登山道に合流し、下っていく。
 
駐車場が見えてきた。北側は、伊吹山地が続いている。
 だが、雲が多く、遠景は望めなかった。
[駐車場方面を眺める]

 12:56、駐車場に戻ってきた。
 ふと西側を眺めると、ガスが切れて、薄らと琵琶湖が見えていた。(写真下)
 琵琶湖は、やはり海のように見える。湖に浮かぶ竹生島は、江ノ島のようだ。もう少し、琵琶湖がクリアに見えたら、印象は、だいぶ変わっただろう。非常に残念。
 NASさんは、「今回、琵琶湖が見えただけでも満足すべきだ。」と言う。しかし、やはり、先ほどのびわこ展望台で、琵琶湖を一望したいという欲求が高まった。
 ....これは、再訪必至。
[琵琶湖方面を眺める]

 13:01、駐車場に到着。来た時よりも車の数がだいぶ増えていた。
 13:02、サブザックを車に積んで、駐車場を後にする。
[駐車場に戻った]

 帰りは、紅葉を撮影しながらと思ったが、なかなかシャッターチャンスが無かった。それよりも、車酔いし始めた。(写真下)
 ....結構、カーブが多い。
[伊吹山ドライブウェイを下っていく]

 伊吹山ドライブウェイを下り終えた後、再び名神高速に乗る。
 次なる目的地は、恵那山だ。
 [名神高速道を戻る]


 考えてみたら、関西の山を登ったのは、初めてでした。
 伊吹山、なかなか巨大な山だと思えました。また、人気の山だという事も分かりました。文中でも記載しましたが、花の咲く頃、登山口から登ってみたいと思える山でした。是非とも実現したいと考えています。



※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。