トップページ>他山域山行リスト>恵那山_記録20201116
2020年11月16日(月) 曇後晴 |
同行者:NASさん |
広河原(5:35)〜(6:02)広河原登山口〜(7:23)1716m地点〜(8:32)2071m地点〜(9:02)恵那山(9:08)〜(9:23)恵那山山頂小屋〜(9:28)最高地点(9:30)〜(9:35)恵那山山頂小屋(9:49)〜(9:59)恵那山(10:01)〜(10:28)2071m地点〜(11:29)1716m地点〜(12:44)広河原登山口(12:50)〜(13:23)広河原 |
昨日の伊吹山に続いて、今日の目的地は、恵那山です。
恵那山の各登山口から頂上までの時間を調べますと、
神坂峠ルート 5時間
広河原ルート 4時間10分
黒井沢ルート 4時間20分
でした。また、登山口に行くまでの時間を考えますと、どれも林道走行となりますが、やはり、広河原が最短でした。(ネット情報で、広河原へ続く林道が通行止めという情報は、特に見つかりませんでした)
ということで、中央高速道の園原IC付近の宿を予約し、広河原を目指して、早朝出発しました。
詳細は、以下をご覧下さい。
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4:10起床。宿を5:06に出発。まだ外は、真っ暗だ。
NASさんの車に同乗し、真っ暗な道を進むが、前を見るだけでは、進路方向がよく分からず、スマホのGPSで自分の位置を確認しながら進んでいく。
5:20、ゲートが現れ、この先、進入禁止となっていた。左手に駐車エリアがあるということを事前に知っていたので、そちらに進む。ちょっとした広場になっているようだ。車から降りて、いざ出発。(5:35)
周辺がどんな様子か、全く分からないまま、ゲートを横から抜けて、林道を進む。 |
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[広河原のゲートを出発] |
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ライトを点けて歩くが、これは、ちょっと気味が悪い。クマとか、イノシシなどが現れないかと、ヒヤヒヤ。NASさんとは、特に会話もせず、黙々と歩く。 |
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[真っ暗な林道を進む(ストロボ撮影)] |
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歩き続けて27分、そろそろ、登山口に着く頃だと思っていたら、左手に「恵那山広河原登山口」というカンバンを見る。
ここで、フリースを脱いだ後、左の河原に下りていく。 |
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[登山口に到着(ストロボ撮影)] |
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木橋で沢を渡るが、薄暗くて、ちょっと緊張。その後、対岸の斜面に取りつく。登山道は、明瞭だ。
登り続けると、少し明るくなってきたので、ライト無しで歩けるようになった。
6:46、右手に道標を見る。(写真下)
恵那山まで2.5kmで、2/10とある。その前に1/10の道標を見ている。どうやら、道標は、10か所あるようだ。道標1/10と2/10の表示レイアウトは、全く同じで、距離の数値と〇/10の数値が変わるだけのようだ。 |
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[同じレイアウトの道標が立っていた] |
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3/10の道標を過ぎ、この辺りは、ササが茂っているが、登山道の左右は、見事に刈られてあった。これならば、ルートを見失うこともない。(写真下) |
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[ササのある樹林帯を進む] |
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7:18、4/10の道標の前に出た。ここは、緩やかな登りの途中といった所。GPSと地図で確認すると、1710m地点あたりだという事が分かった。 |
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[この辺りは、緩やかな登り] |
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7:27、左手の視界が広がる箇所に出た。左後方の山並みに陽が当たる光景を望む。(写真下)
ちょっと立ち止まって何枚も撮影してしまった。
しかし、どのあたりかというと全く自信がない。おそらく東側の光景だろう。 |
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[日が差してきた。振り返って山並みを撮影] |
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だが、前方からガスが出てきた。どうも恵那山の頂上方面は、ガスに包まれているようだ。
日が出ていたのは、さっきまでで、その後は、曇り空となる。
右手は、白樺林となっていた。(写真下) |
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[ササが刈られてあり、ルートは、明瞭] |
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7:53、道標(6/10)を通過。恵那山まで1.3km。
8:07、道標(7/10)を通過。恵那山まで1.0km。勾配が急になってきて、ペースが落ちたような気がする。このあたりは、ガスってしまい、ひたすら足下を見ながら進む。
8:32、道標(8/10)を通過。恵那山まで0.7km。道標の表示板が支柱から落ち、下に置かれてあった。GPSで確認すると、この辺りが標高2071m地点のようだ。
だいぶ緩やかな登りとなった。ガスに覆われてから、本当にガマンの登山となった。
8:45、道標(9/10)を通過。恵那山まで、あと0.3mだ。(写真下) |
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[標高2105m辺り] |
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前方に広場が見えると思ったら、そこが頂上だった。左にミニ展望台があり、右手に山頂標識が見えた。(写真下)
我々以外、誰もいない。静寂な山頂だ。ガスに囲まれ、四方は、何も見えない。山頂標識の前で記念撮影した後、先に進むことにする。というのも、この先に恵那山最高点という地点があることを聞いていたためだ。
頂上から北西に続く登山道を進んでいく。 |
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[恵那山の頂上] |
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何と雨が降ってきたので、雨具(上)を着用する。また、ビックリしたのが、この後、結構、下ってしまったということだ。
水平に進んだ後、緩い登りとなる。すると、何やら小屋を発見。
近づくと、これは、トイレだと判明。 |
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[トイレの建屋] |
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緩い登りが続く。進んでいくと、山頂小屋が見えた。
相変わらずガスで周囲がはっきりしない。さらに北西へと進んでいく。 |
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[山頂小屋の前に出た] |
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山頂小屋から登って5分ぐらいの所で、最高点の標識を右に発見。
記念撮影を実施。これで、恵那山頂上と最高点、両方を訪れたので、悔いは、ないだろう。ちなみに最高点は、2191m。頂上の三角点のある位置は、2190.3mだ。 |
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[恵那山の最高点] |
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山頂小屋まで戻ってきた。(9:35)
小屋の中で食事をしようかと思ったが、窓のシャッターが閉じてあり、中は、真っ暗。ライトを点けながら、食べる気になれず、小屋の外での軽食タイムとした。幸い、雨は止んでいたが、腰を下ろして食べているうちに寒さを感じるようになり、身体が冷え込む前に出発する。(9:49) |
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[雲の下に出たら、快晴となっていた] |
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再び、頂上を通過。
ミニ展望台の上からNASさんを撮影。(写真下) |
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[ミニ展望台の上から] |
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頂上を過ぎると、10:11、単独男性とすれ違う。
続いて、10:27、単独男性とすれ違う。ここまで降りると、ガスの下に出たようだ。
10:34、単独女性とすれ違う。今日は、平日の月曜日ということで、登山者が少ない。よく考えてみたら、登り4時間程度であれば、山頂でのランチタイムで、いいはずだ。我々は、今日中に東京に戻るつもりだから、早朝出発しているに過ぎないという事に今になって気がついた。
10:56、立ち止まって、雨具を脱いでいると、後方から単独中年男性に追いつかれる。
ここで、男性と立ち話。晴れていれば、進路方向の左前方には、御嶽山が、正面には中央アルプス、右前方には南アルプスが見渡せるという。特に冬の光景は、最高ですよと言われ、先に下っていった。
確かによく見ると、右前方奥に南アルプスの稜線が見えていた。(写真下) |
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[雲の下に出たら、快晴となっていた。右奥に南アの稜線が見える。] |
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11:25、道標(5/10)を通過。恵那山まで1.6km、広河原登山口まで1.5kmという地点で、ほぼ中間点。支柱には手書きで、1756mと書かれてあった。
その後、GPSで確認すると、11:29に地図上の1716m地点付近を通過していた。
11:31、ガスが消えて、左側に樹林の奥に恵那山の全容が見えていた。(写真下)
今、山頂だったら、360度の光景が見渡せたと思うと、ちょっと残念。 |
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[左手に恵那山の山容がクッキリと見えてきた。(中央のピークが頂上)] |
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どんどん下っていく。
12:12、道標(2/10)を通過。
この辺りは、まだ薄暗く、登る時は、よく分からなかったが、結構、急登だったということが分かった。12:29、急斜面のジグザグ路の途中で、道標(1/10)を見る。広河原登山口まで、あと0.3kmだ。 |
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[あともう少し] |
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12:40、眼下に沢が見えてきた。もう少しだ。 |
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[沢が見えてきた] |
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12:44、広河原登山口に到着。
ここで2本目のペットボトルを空にした。ザックカバーを外す。
NASさんは、ストックを畳んでいた。 |
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[登山口に戻ってきた] |
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林道をテクテク歩いて、13:23、駐車エリアに到着。
真っ暗の時の印象とは、だいぶ異なり、駐車エリアは、結構、広かった。 |
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[駐車エリアに戻ってきた] |
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林道を下っていき、月川温泉に寄り道。ここで、温泉入浴。
平日ということで、空いており、ゆったりとすることが出来た。
また、ここで嬉しいことが一つ。今回、恵那山には、有人の山小屋もないし、登山口に店もない。ということで、恵那山のバッチは、諦めていたのだが、ここで入手することができた。 |
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[野熊の庄 月川(げっせん)にて日帰り入浴] |
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飯田山本ICから中央高速に乗り、宝剣岳や八ヶ岳、甲斐駒、鳳凰三山を見ながら、東京へ。
渋滞に巻き込まれることもなく、快適なドライブだった。 |
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[中央高速で帰路につく] |
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今回は、ガスに覆われた山頂でしたが、無事登頂出来たのは、何よりでした。
NASさん、ご同行、並びに運転有難うございました。 |
※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。
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