トップページ他山域山行リスト>大丸山_記録20210608


大丸山 〜円海山周辺の市民の森〜

 山行日
2021年6月8日(火)  晴       単独行
 コース
港南台(8:22)〜(8:43)横浜栄高校手前の分岐点〜(9:13)いっしんどう広場(9:20)〜(10:10)大丸山分岐点〜(10:12)大丸山(10:27)〜(10:30)大丸山分岐点〜(10:38)横浜自然観察の森分岐点〜(11:10)上郷・森の家(11:17)〜(11:27)森の家バス停〜(11:33)上郷バス停〜(11:41)上郷・森の家〜(12:03)横浜自然観察の森自然観察センター(12:22)〜(12:34)市境広場(12:38)〜(13:03)横浜自然観察の森分岐点〜(13:56)いっしんどう広場(14:52)〜(15:40)港南台
 今回は、大丸山付近で、まだ訪問したことのない上郷・森の家方面を歩いてきました。
詳細は、以下をご覧下さい。


 8:22に港南台駅を出発。
 今回、早めのスタートとしたら、周囲は、登校中の高校生だらけとなった。高校が複数あるので、制服は、異なっているのだが、男女ともに全員と言っていいほど、皆、リュック姿なのにビックリ。そんな時代なのかと、己の知識が、ガラパゴス化していることを知る。
 ....スポーツバッグすら見かけず。
[港南台駅前にて]

 高校生と同じ方向に歩いていく。
 やがて、横浜栄高校手前の分岐点(円海山周辺の市民の森の案内板が立っている)から、坂道を登っていく。

 8:57、右手の視界が広がる。(写真下)
 手前の窪地あたりが瀬上池らしいが、池らしいものは、木立のために見えない。奥の山並みは、大丸山方面のようだ。
[大丸山方面を望む]

 円海山無線中継所付近で、西側を眺める。(写真下)
 本来ならば、富士山の雄姿が拝めるのだが、今日は、靄っていて、全く見えない。
[西側を望むが、富士山は見えない]

 いっしんどう広場から、鎌倉天園へのメインルートを進む。
 途中で、右手に住宅街と直線道路が眺められた。(写真下)
 視界が良ければ、この直線道路の奥にちょうど富士山が見える所だ。
[西側の住宅街を望む]

 10:10、大丸山分岐点に到着。
 今日は、ここで左折し、大丸山に寄り道する。
[左折して、大丸山に向かう]

 ザックが軽いので、階段を一気に登っていけた。
 10:12、頂上に到着。頂上には、人の姿が無く、静まり返っていた。
[大丸山頂上に到着]

 取りあえず、大丸山の山頂標識を撮影し、
 「さて、戻るか」
と思い、階段側に向かうと、何やら人声が聞こえてきた。
[大丸山の山頂標識と三角点]

 目の前に、小学生集団が現れた。階段の途中で、すれ違うのは、危険と思い、頂上で待っていると、いつまでも列が続く。ざっと見ても、130人以上は、いるだろう。皆、マスク装着だ。引率の先生らしき大人も6,7人混じっていた。おそらく小学校高学年の1学年分の児童が訪問してきたと思われる。これだけの訪問者が来れば、大丸山も、さぞかし満足だろう。
 ようやく、列が終わったところで、頂上を後にする。
[小学生集団が出現(振り返って撮影)]

 大丸山分岐点に戻ったところで、さらに南下していくルートを進む。
 すると、すれ違ったばかりの単独女性が、後ろから追いついてきたので、話を聞いてみると、今度、児童を引率して、ここに来なければならないという学校の先生だった。今日は、個人的な下見ということで、大丸山分岐点まで行って引き返してきたとの事。
 そこで、先程から気になっていた質問をしてみた。
 「大丸山の頂上に小学生が、わんさかやってきたのですが、彼らは、いったいどこから登ってきたのでしょうか。」
 「上郷・森の家からですよ。バスが何台か駐車していました。」
 「なるほど、そこからならば、1時間もかからないですね。」
 そんな会話を歩きながらしていたら、Y字路に到着。左は、鎌倉天園方面、右は、横浜自然観察の森方面だ。(写真下)
 ここで、単独女性と別れて(何故か、その女性は、左を進んだ)、今回は、右を進む。
[右折して横浜自然観察の森に進む]

 横浜自然観察の森は、今回、2度目の訪問となる。
 初めて訪問した時は、グループで樹木観察を目的として、やってきたが、今回は、上郷・森の家に向かうために途中、このエリアを歩いている。
 咲いている花は、ないかと、ゆっくりと歩いていたら、後方から小学生の声が聞こえてきた。
 先程の小学生集団が、もう山を下りてきているようだ。
 ちょうど丁字路にぶつかり、細い道が右に続いていた。「円海山周辺マップ」を見ると、この細い道を下っていくのが、上郷森の家には、一番近いルートと判断できたので、右折する。背後から聞こえてきた小学生の声が遠くに聞こえる。彼らは、丁字路を直進し、自然観察センターの方に向かっているようだ。
 その後、いくつもの分岐点を通り過ぎ、11:03、「アキアカネの丘」という前に出た。(写真下)
 手前の説明板によると、ここは、草地の生きもののすみかということらしい。(いろいろな種類のバッタやキリギリス、カマキリなど) なお、草地は、そのままにしておくと、林に移り変わっていくので、草刈を行なっているとのこと。
[横浜自然観察の森「アキアカネの丘」にて]

 舗装路に出た後、ゆっくり下り坂を進む。
 やがて、自然観察の森から出て、上郷・森の家のアウトドアフィールドにやってきた。ここは、BBQなどが出来るエリアだ。そこをチラッと見た後、車道を下っていく。
 右手には、緑一色のフラットな尾根が続いている。(写真下)  どうやら、先程歩いてきたメインルート(いっしんどう広場〜鎌倉天園に続くルート)のようだ。こうして眺めると、この辺りは、横浜市とは思えない程、樹林だらけの奥深いエリアであることに気付く。
[東側の尾根を望む]

 11:10、上郷・森の家(本館)の前に到着。
 ここは、研修・宿泊が可能な横浜市の施設(運営は、民間)だ。 私の周囲には、ここを利用したことがあるという人が、結構多いのだが、私自身は、今回、初めての訪問だった。
 こんな時間のせいか、建屋内には、人影が見えなかった。
 飲料の自販機が建屋入口にあったので、思わず炭酸飲料を購入。やはり、冷えた炭酸飲料は、喉ごし爽やか。
 日陰で小休止した後、再び歩き始める。
[上郷・森の家本館前にて]

 本館から、下り坂を進む。
 すると、バス(やや小さめ)が何台か駐車していた。これらが、先程の小学生集団のバスのようだ。
 さらに進み、県道23号原宿六浦線に下りてみた。(写真下左)
 現在、車もバイクも所有しておらず、ここを通る機会がなかったので、この県道は、何十年振りかの訪問だ。こんなに道が良かったっけと思いつつ、時の流れを感じてしまった。
 その後、北上し、上郷バス停まで歩いた。(写真下右)
[県道23号線に出てきた] [上郷バス停まで県道を歩く]

 上郷バス停から再び、森の家エリア内に入り、別ルートで、本館前に出てきた。(写真下)
[再び、上郷・森の家に戻ってきた]

 その後、再び横浜自然観察の森エリアに入り、直進していく。
 ここは、自然観察センターに続く道のためか、道幅が広く、舗装されている。
[自然観察センターに向かう]

 12:03、横浜自然観察の森エリア内の自然観察センター前に到着。
 ここで、ランチタイムとし、外のベンチに腰掛ける。
 周囲では、中高年女性2人組が隣のベンチでランチタイム中だった。
 また、近くの草地では、先程の小学生集団が、小さなグループに分かれて、野外観察をしていた。
[自然観察センター]

 こちらが出発するのと、ほぼ同時に小学生集団は、集合の号令がかかり、森の家の方へ移動していった。その光景を見送った後、こちらは、いしんどう広場〜鎌倉天園ルートへと進む。

 12:34、市境広場に到着。(写真下)
 ここは、文字通り、横浜市と鎌倉市の境にある広場。ここのベンチにて小休止とした。
[市境広場にて(振り返って撮影)]

 12:38、市境広場から引き返す。
 すると、途中で、ヤマザクラの大木を前方に見る。(写真下)
 「あれっ、来る時、こんな大木、見掛けたかな」と一瞬、思ったが、考えてみたら、このルートは、行きで通っていなかったことに気がついた。(行きは、もう一本西側のルートを歩いていた)
 ....こんな大木を見逃すとは、老化現象が加速していると思ったが、そうでなくて良かった。
[ヤマザクラの巨木]

 一気にいっしんどう広場に戻ってきた。
 男性が一人だけ休憩中だった。
 ここは、風が吹いてきて心地よい。ベンチにて残りのパンを食べた後、横になる。気がついたら、30分以上、寝ていた。
 ....硬いベンチの上で、よく眠れたと思う。
[いっしんどう広場に戻ってきた]

 円海山無線中継所の前を通り、舗装路に出たら、直進して坂を下っていく。
 その後、左折して、車道横の歩道をゆっくりと下る。(写真下)
 本来ならば、正面奥に丹沢や奥多摩方面の山々が見えるはずだが、今日は、サッパリ。
[本来ならば、遠くに山々が見えるのだが]

 15:40、港南台駅に無事、戻ってきた。
 今日は、後半、風が吹いてきて、結構、涼しい山行だった。
 [港南台駅に戻ってきた]


 今回、ヤマユリが咲いているのを1ヵ所、発見しました。
 6月初めで、もう咲くのかと、ちょっと予想外の光景でした。
[ヤマユリが、もう咲いていた]



※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。