トップページ他山域山行リスト>大丸山・天園_記録20210806


大丸山・天園

 山行日
2021年8月6日(金)  晴      単独行
 コース
港南台(8:56)〜(9:15)横浜栄高校手前の分岐点〜(9:36)いっしんどう広場〜(10:12)大丸山分岐点〜(10:15)大丸山(10:34)〜(10:38)大丸山分岐点〜(10:43)横浜自然観察の森分岐点〜(10:56)市境広場(11:03)〜(11:32)天園(11:38)〜(11:42)天園休憩所〜(11:57)ゴルフ場ティーグランド前(12:06)〜(12:08)空き地〜(12:13)天園〜(13:09)栄プールバス停(13:21)〜(13:36)西ヶ谷バス停
 この8月も、大丸山を訪問し、その後、少し足を延ばして、天園まで行ってきました。とにかく酷暑の下、汗ビショビショの山歩きとなりました。
 今回は、いろいろな事を体験?しました。
 詳細は、以下をご覧下さい。


 日が高くなる前に自宅を出ようと思ったが、ズルズルと出発が遅れ、結局、港南台駅をスタートするのは、今までと変わらない時刻となってしまった。
 8:56に港南台駅前の道路を横断する。
 ....とにかく日差しが強いので、7時前には出発したかったのだが。
[いつもの港南台駅を出発]

 8月に入ったということで、日光が一段と強烈になり、一番暑く感じる。舗装路の照り返しが早くもキツイ。歩道は、自ずから日陰を選んで歩くようになった。
 9:15、横浜栄高校手前の分岐路で、円海山周辺の市民の森案内板の前に立つ。(写真下)
[横浜栄高校手前の分岐点にて]

 何気なく、案内板の現在位置を見ていたら、「おやっ」と思った。(写真下)
 現在位置を指している場所が違っていたのだ。
 本当の現在位置は、オレンジ色矢印(写真に追記)が示す分岐路で、案内図上の現在地は、ここから坂を下った横浜栄高校寄りの次の分岐路を指している。
 初訪問のハイカーにとってみたら、ちょっと混乱しそうだ。
[円海山周辺の市民の森 案内図のアップ]

 分岐路から、上り坂(瀬上市民の森の端となっている)を進む。
 木陰が無いかと期待しながら、歩いていくと、実際に木陰が現れ、ホッとする。だが、日向に出た瞬間、地獄の暑さとなる。そんな折、駆け下りてくる3人の陸上部?の男子高校生とすれ違う。この猛暑の中、走るなんて恐ろしいと思っていると、その後、やはり、駆け下りてくる陸上部らしき女子高校生とすれ違う。信じ難い光景と思いつつ、先を進む。

 9:33、左手から港南プールからの道が合流する。ここで、南側を眺める。(写真下)
 暑い割には、結構、遠くまでクリアに見え、遥か遠くの天園近くのゴルフ場がクッキリと見えた。
 ちなみに西側を眺めると、今日も富士山は、雲に隠れて姿が見えない。いったい何連敗しているのだろうか。
 ....いまだ初日が出ない。
[天園方面を眺める]

 いっしんどう広場に到着。ここのベンチにハイカーの中年男性4人が休憩中だった。
 ちょっと立ち止まって道標を撮影する。(写真下)
 今回も先月同様、メインルートの天園コースを進んでいく。
[いっしんどう広場を通過]

 9:54、いつもの西側の住宅街定点撮影地点。(写真下)
 天気が良ければ、奥に富士山が見えるビューポイント。だが、前述の通り、今日も富士山は、見えない。
[いつもの撮影地点]

 10:15、大丸山頂上に到着。
 山頂標識と三角点を撮影。(写真下) ちなみに山頂標識には、「横浜市最高峰 大丸山 156.8m」と記載されている。
 このところ、毎月訪問中の大丸山である。こんな暑い中、誰もいないだろうと思っていたら、案の定、誰もいなかった。木陰となるベンチに腰掛け、小休止。
 ここで、コチコチの冷凍ペットボトルを取り出すが、まだ全然解けていなかった。冷凍でないペットボトルとブレンドして、早く解けるようにしていたら、手ぶらの中高年男女1組がやってきた。
[大丸山頂上にて]

 だが、彼らは、日陰の無い柵近くで、東京湾の景色(写真下)を2,3分眺めたら、すぐに引き返してしまった。風がなく暑いだけなので、確かに長居は、できないだろう。
 再び一人だけになると、今度は、やけにミンミンゼミの鳴き声が鼓膜に響いてきた。
 個人的には、アブラゼミの鳴き声は、全く気にならないのだが、このミンミンゼミの鳴き声を近くで聞くと、無性にイライラしてくる。とにかく、ミーン、ミーンという鳴き声が、うるさく感じてしまうのだ。
 そんな訳で、ミンミンゼミの前を退散。
[大丸山頂上から東京湾の眺め]

 山頂からの階段を下って、再び天園ルートに戻る。

 10:43、横浜自然観察の森分岐点を通過。(写真下)
 ここで、前方から中高年女性3人組ハイカーとすれ違う。今回も、ここまで、ハイキングする中高年の男性、女性と何度もすれ違っている。
 今回、すれ違う男性のスタイルは、ザックを持たず、帽子を被り、片手にタオルで巻いたペットボトルを持つというのが多い。
地元のオジサンが1〜2時間、散歩するスタイルだ。一方、女性は、ザックを背負った通常のハイカー姿が多い。女性も殆ど地元の方だと思われるが、慎重な人が多いのだろう。
[横浜自然観察の森分岐点]

 10:56、市境広場に到着。
 ここのベンチで、ザックを下ろして小休止。ようやくコチコチの冷凍ペットボトルが解け、冷たい飲料となった。喉の渇きを満たした後、天園に向けて出発する。
[市境広場にて小休止]

 天園方面の山道を進むと、切通のような箇所が現れる。(写真下)
 ここは、まだ市境広場から2,3分程度歩いた場所で、切通とは言えないレベルかもしれない。
[切通その1]

 11:07、先ほどよりは、切通っぽい箇所を通過する。(写真下)
 左右の岩を削って、山道を通している。鎌倉に近づいてきたと思わせる雰囲気が漂う。
[切通その2]

 11:09、山道左手に市境界石を発見。(写真下)
 横浜市と鎌倉市との市境沿いに歩いていることが分かる。
[鎌倉市との境界石]

 11:12、3つ目の切通を通過。
 ここまでくると、言う事なし。立派な切通というイメージだ。(写真下)
[切通その3]

 さらに一本道を進んでいくと、左右が背丈のあるササヤブとなった。
[ササヤブの中を行く]

 11:29、分岐点に出た。左は、瑞泉寺や天園休憩所へのルート。但し、未だ瑞泉寺へのルートは、通行止めとなっているようだ。ここは、建長寺と書かれてある右手のルートを進む。
[瑞泉寺・建長寺の分岐点]

 すぐ分岐路に出るが、今度は、道標に従い、左を進んでいく。

 11:42、天園に到着。(写真下左)
 ここには、横浜市内最高地点(159.4m)の説明板が立っている。(写真下右)
 横浜市最高峰である大丸山の標高は、156.8mで、2.6mほど足りない。大丸山にとっては、残念無念この上ない。(最高峰と最高地点が異なるのは、本当にややこしい)
[天園に到着] [横浜市内最高点の説明板]

 最高地点から西へ下っていくと、相模湾が見えた。(写真下)
 ちょうどこの辺り、昔、峠の茶屋があった所だ。
 この後、少し下って、現在も営業している天園休憩所に寄り道してみた。店のおばさんの姿は、見かけたが、平日の暑い時間帯ということで、特にお客さんの姿は、見られなかった。
 再び、相模湾が見えた所に戻る。
[相模湾の眺め]

 相模湾が見えた所の近くに立つ、天園の案内板(写真下)には、天園北側に道が記載されてあった。(オレンジ色の矢印を追記)
 今回は、天園の後、まだ歩いたことのない栄プールへのルートを進む予定でいた。そこで、この案内板に書かれた道を利用して、北側の栄プールへ行こうと、西側のトイレ方向へ出発する。
[自然教室を5人で出発]

 右手の分岐点に注意しながら進んでいったのだが、結局、トイレの前(道の反対側は、ゴルフ場のティーグランド)まで来てしまった。
 せっかくなので、ここで少しゴルフコースを眺めながら、小休止。
 その後、どこで見落としたのだろうと思いつつ、引き返す。
[ティーグランド後方からゴルフコースを眺める]

 引き返す時、北側に道があるのを発見。だが、ここは、先ほどの案内板に記載されていた分岐路の位置と違って、かなりトイレ寄りだ。とにかく進んでみると、駐車場代わりの空き地に出た。
 しかし、この先は、行き止まりだった。せっかくなので、大丸山方面の稜線を撮影する。(写真下)
 来た道を引き返し、分岐路を探しながら戻っていく。
[大丸山方面の眺め]

 12:12、天園の案内板まで戻ってきてしまった。結局、この天園の案内板に書かれてあるような道は、ないということが判明。
 横浜栄高校手前の分岐路に立つ案内板のように、ここも現在地の位置が違うのかと思ったが、そんなことはなかった。また、ここで国土地理院の地図を見てみたが、やはり、探した分岐路は、載っていなかった。

 ということで、再び、天園最高地点まで戻り、ここに貼ってあったモノクロの天園の地図を見る。(写真下) この地図だと、この最高地点から北上するルートが、栄プール行きのルートだと分かる。
 先程の天園の案内板での栄プールへの道表示は、何だったのかと思いつつ、この北上ルートを進んでみる。
[天園の最高地点まで戻る]

 樹林帯の中を下っていくと、すぐ丁字路となり、左は、「栄区・野七里・上郷」、右は、「金沢文庫」の道標が金網に掛かっていた。これで、天園最高地点の地図は、正しいことが分かった。左折して、ハイキングコースを下っていく。(写真下) 
 山道の左右は、遠景が見えない程の樹林帯が続いている。こんなに山深いとは、予想外だった。なお、右手には、金網が続いていたが、これは、東側の霊園との境界のためと思えた。
[ハイキングコースが続く]

 12:42、山道の右にコンクリートの上り階段が現れた。スマホで地理院地図を見てみると、直進の山道は、行き止まりのようで、ルートは、右の階段だと分かった。
 ここで、この上り階段に腰を下ろし、小休止とした。ザックからオニギリを取り出し、昼食をとる。(12:42〜13:05)
 腰を下ろした正面(北西)は、手前がヤブで、その先は、樹林帯だ。(写真下) 地理院地図だと、奥は、ゴルフ場となっているが、コースの芝生が殆ど見えず、意識して眺めないと、ゴルフ場だと気がつかない。
[北西側は、樹林帯]

 腹を満たし、さあ出発と、上り階段を進むと、すぐに下り階段となったが、その下りが半端なかった。(写真下) 最近、老眼が著しく進み、距離感がますます鈍感になっている。こんな長い階段を一気に下っていったら、途中で、絶対、足を踏み外すと、妙に確信が持てた。
 ということで、階段の端の手摺を使って、ゆっくりと下っていく。
 ....ここは、本日の核心部。
[栄プールへ続く階段]

 長い階段下りが終わると、舗装路に出た。すぐ右手に栄プールのバス停(終点)を発見。(写真下)
 なお、この横浜市の栄プールは、令和2年3月末をもって営業を終了しており、今やバス停名だけが、残っている状況。そのうち、バス停名は、変更されるのだろう。
 バスダイヤを見ると、大船駅行きが、平日2本、土休日は、1本のみ。港南台駅行きは、平日・土休日ともに3本。なんともローカルなバス停だ。
 まあ、この栄プールバス停の時刻は、事前調査で分かっていたので、ここから、さらに歩くことは、想定の範囲内だ。
[栄プールバス停]

 栄プールの東側に走っている環状4号線に出れば、そこそこバスの本数があることは、知っていたので、今日の帰りは、環状4号線を走るバスを利用して戻ることを考えていた。だが、スマホの地図を注意深く見ておらず、環状4号線に下っていく車道を見逃してしまい(住宅街は、高台にあり、環状4号線は、低地にあり、その間を連絡する道は限られていた)、住宅街の中、一直線に北上している主道路をひたすら歩いていた。というのも、地図を常にウォッチしなくても、そのうち、環状4号線に合流できるだろうと思っていたからだ。
 
 すると、前方にバス停を発見。西ヶ谷というバス停だった。
 先程の栄プールからのバス路線だなと思ったのだが、バスダイヤを見てビックリ。
 大船駅行きは、栄プールと同じ本数だったが、港南台駅行き(平日35本)、金沢八景駅行き(平日17本)(もちろん土休日もそれなりの本数)という充実ぶり。
 時計を見たら、13:36。次のバスは、13:53の港南台駅行き。ということで、このバス停にて本日の山行は、終了とした。
[西ヶ谷バス停に到着]

 バスを待つ間、北東側に見える円海山方面を撮影。(写真下)
 [バス停付近から円海山方面を眺める]


 帰宅後、バスルートを調べましたら、栄プールの一つ先のバス停(上郷ネオポリス)が、事実上のバスの発着点であることを知りました。(つまり、栄プール〜上郷ネオポリス間が、超ローカル路線)
 よって、その次のバス停である西ヶ谷も本数が多いことが分かりました。
 ちなみに、栄プールバス停の後、上郷ネオポリスのバス停に立ち寄れば、西ヶ谷バス停まで歩かなくても済んだのですが、そのバス停が、主道路から少し外れていたため、見落としてました。
 まあ、仮に発見したとしても、栄プールと同じダイヤと思って、近寄らなかったかもしれません。



※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。