トップページ>他山域山行リスト>大丸山・六国見山_記録20211005
港南台(6:54)〜(7:09)横浜栄高校手前の分岐点〜(7:26)港南プール分岐点(7:28)〜(7:33)いっしんどう広場〜(8:11)大丸山分岐点〜(8:12)大丸山(8:17)〜(8:19)大丸山分岐点〜(8:35)市境広場(8:37)〜(9:01)天園(9:03)〜(9:24)大平山(9:30)〜(9:53)覚園寺分岐点〜(10:11)十王岩(10:16)〜(10:22)建長寺分岐点(10:29)〜(10:38)今泉台4丁目入口〜(11:03)六国見山(11:10)〜(11:18)展望広場(11:26)〜(11:40)大船高校前バス停〜(12:05)北鎌倉 |
今回は、天園の先、六国見山まで足を延ばしてきました。
ハイキング日和でしたが、いささか10月とは思えない暑さでした。
詳細は、以下をご覧下さい。
|
港南台駅6:54、出発する。
今日は、今までのぐーたらな出発時刻を反省し、気合を入れて、早めに自宅を出た。
....やはり、気合が大事。
上空を見上げると、雲の無いスカイブルーが広がる。やはり、今日を選択して良かったと思えた。 |
|
[港南台駅を出発] |
|
いつものように横浜栄高校200mぐらい手前にある分岐点に到着。ここには、円海山周辺の市民の森案内板が立っている。左折し、坂道を登っていく。 |
|
[横浜栄高校手前の分岐点にて] |
|
いっしんどう広場に向かう途中、定点撮影地点になってきた「鎌倉天園方面の光景」を撮影する。道の横には、「瀬上池が見えますか?」の小さなプレートがある。残念ながら、瀬上池は、濃緑の樹林帯に埋もれて、見ることが出来ない。
遥か遠くに天園の先にある鎌倉のゴルフ場のクラブハウスが見えていた。今日は、あの尾根筋を歩く予定だ。 |
|
[大丸山・鎌倉天園方面を望む] |
|
いっしんどう広場に到着。(7:33)
休憩中のハイカーは3人。こんな時刻でも、既にハイカーの姿が目立つ。ちなみに、横浜栄高校手前の案内板から、ここまですれ違ったハイカー&ランナーは、10人。ランナーというのは、トレイルランナー風よりも、マラソンランナー風(短パン・ザック無し)の人々の方が圧倒的に多かった。
写真を撮っただけで、通過する。 |
|
[いっしんどう広場にて] |
|
7:42、「かながわの美林50選 円海山周辺の森」標柱の前を通過。
かなり経年劣化が著しい。「円海山」の「円」の文字が読み難くなっている。 |
|
[かながわの美林50選 円海山周辺の森] |
|
イタチのプレートが貼りつけてあるベンチにて、西側の光景を撮影。
ここも定点撮影地となっている。今日は、どうにか薄らと富士山を見ることが出来た。(写真下では、ちょっと見難い)
....この5月から、ようやく眺めることが出来たけど、まだ30点レベル。 |
|
[薄らと富士山(望遠)] |
|
天園に続くメインルートを南下していくが、大丸山に寄り道しようと、途中で左折し、階段を登っていく。今日は、調子がいいのか、息が苦しくなる前に登り切った。
8:12、大丸山頂上に到着。頂上には、黒い犬を連れた中高年男性が一人、ベンチで休憩中だった。東京湾を眺めようと柵に近づいたが、逆光でよく見えず、カメラを向ける気になれなかった。男性に挨拶して、先に出発する。(8:17) |
|
[大丸山にて] |
|
再びメインルートを南下していき、市境広場に到着。
ここから左手には、金沢区の住宅街に通じるルートが分岐している。
右手の遠景は、住宅街の奥に丹沢北部の山並みがごく薄く見える程度だったので、特に腰を下ろすことなく、さっさと出発。 |
|
[市境広場にて] |
|
8月に通った天園ルートを進む。
「ああ、ここか。」と記憶に残っていた切通が目の前に現れた。 |
|
[切通を進む] |
|
8:58、分岐点に到着。
今回も、8月の時と同様、右に進んで、天園の最高地点に向かう。 |
|
[瑞泉寺方面との分岐点] |
|
9:01、天園に到着。
横浜市内最高地点の説明板の前で撮影。
説明板によると、横浜市内の最高地点は、この付近とのこと。栄区上郷町で高度159.4m。周囲を見渡すと、この説明板が立っている辺りが天園の最高地点と思えた。 |
|
[説明板が立つ天園での横浜市最高地点] |
|
西側に緩く下っていくと、右手に天園の案内板が立っている。(この案内板については、8月山行に記載) |
|
[天園での案内板] |
|
天園の案内板付近からの相模湾を望む。(8月山行時と同じ眺め)
遥か先に稲村ヶ崎が見える。平地には、街並みしか見えない。 |
|
[相模湾を望む(望遠)] |
|
天園からさらに西側へ進んでいく。
右手にゴルフ場のティーグランドが現れた。(ここまでは、8月山行時にも来ている)
このホールは、打ち下ろしのコースで、今回、ボールを飛ばす方向の先にみなとみらいのランドマークタワーが見えることに気がついた。(写真下)
あの建物は、どこからでも目立つな〜と、今更ながら思う。 |
|
[ティーグランドの後方からランドマークタワー方面を望む] |
|
今回は、さらに西へと進んでいく。
ゴルフ場(鎌倉カントリークラブ)のクラブハウスの先にある小高い丘を登ると、大平山の標識を見つけた。その標識には、海抜159.2m、鎌倉市最高地点と書かれてある。(写真下左)
先程の天園での横浜市側の最高地点は、159.4mだ。ゼンリン地図(地理院地図より市境が分かりやすい)を見ると、最高地点のすぐ近くに市境線が走っている。だとしたら、フラット気味の天園において、市境線上でも159.3mぐらいあるのではないか...そんなことを思いながら、ザックからペットボトルを取り出し、一口飲んだ。
また、振り返ってクラブハウスの方を望遠で撮影していたら、東京湾が見えていることに気がついた。(写真下右)
....ちょっと意外。 |
|
|
[大平山の山頂標識] |
[東京湾が見えた(望遠にて)] |
|
さらに西へと進む。殆どフラットな尾根歩きだ。
右下の住宅街が登山道から近いなと思ったら、十字路に出た。
ここは、昨年12月に訪れた覚園寺方面と今泉台6丁目入口との分岐点だ。その時は、右手の今泉台6丁目入口から登ってきて、左の覚園寺方面へと下っていった。今泉台6丁目公園という住宅街の中の公園広場から、たったの2分で、天園ハイキングコースの尾根筋に登れてしまうことにビックリしたことを覚えている。 |
|
[十字路での道標] |
|
十字路を過ぎて4分後、右手に分岐し、登っていく経路を発見。(写真下左)
ちょっと寄り道することに。
高台まで進むと、ちょっと低い前方に送電鉄塔が立っていた。どうやら、この経路は、送電鉄塔の巡視路のようだ。その送電鉄塔の向こうにランドマークが見えていたので思わず撮影。(写真下右)
送電鉄塔に続く経路は、ヤブに覆われていたので、ここで引き返す。 |
|
|
[右手の経路に寄り道] |
[ランドマークタワー] |
|
西へ西へと進んでいくと、突如、右手に石碑を発見。
文字を読むと、「かながわの景勝50選 鎌倉十王岩の展望」と書かれてあった。どこが十王岩?と思ったら、右手の上がそうだった。 |
|
[かながわの景勝50選の石碑] |
|
登山道を外れ、岩に近づいて見ると、岩が彫られてできた磨崖仏が3体ぐらい見られた。岩が軟らかいためか、だいぶ風化している。磨崖仏は、皆、南側の鎌倉の山々と相模湾の方を眺めるように鎮座していた。 |
|
|
[十王岩の磨崖仏] |
[磨崖仏の前から眺める山と海] |
|
山と海が見えるだけで景勝50選に入るのか?と思った後、東側に続く踏跡があったので、そちらに少し進んで、海側を眺めると、鎌倉の市街地(特に若宮大路の直進路)が見えた。
この光景だから、50選に入ったのだろうと、推察。
若宮大路の見える方向からして、ここは、ちょうど八幡宮の裏手付近に当たるようだ。しばし、若宮大路を見入る。 |
|
[若宮大路が見えた(望遠)] |
|
10:22、ちょっとした広場に出たと思ったら、ここが、建長寺への分岐点だった。(写真下左)
建長寺側に少し下ると、建長寺への道は、拝観料が必要であるとの注意カンバンが立っていた。(写真下右)
|
|
|
[建長寺分岐点] |
[建長寺ルートへの注意事項] |
|
分岐点にて、建長寺方面を見下ろす。
建長寺は、鎌倉五山第一位の臨済宗 建長寺派の大本山。もう何十年も訪問していないが、12月上旬の紅葉シーズンでは、素晴らしい紅葉が境内で観賞できると言う。(今度、建長寺から登ってみたい) |
|
[建長寺を見下ろす] |
|
建長寺分岐点から西へ進むと、尾根筋の高度がどんどん低くなり、最後は、階段を下っていき、今泉台4丁目の住宅街に出た。ここには、天園ハイキングコースへの道標が立っている。(写真下左)
ここからは、一戸建ての住宅街を進んでいく。(写真下右) |
|
|
[住宅街に出た(振り返って撮影)] |
[住宅街を進む] |
|
地理院地図で現在位置を確認しながら、坂道を下っていき、丁字路に出た。
ここで、右手の登り坂に入る。これが、六国見山へのルートだ。
ちなみにGPS機器、スマホ(GPS機能あり)も持っているが、こういう場合は、紙ベースの地理院地図を利用し、ルート探しを楽しんでいる。 |
|
[丁字路にて右の坂道を登る] |
|
最初は、車が通れる舗装路だったが、進んでいくと、階段になり、車は通れなくなった。
地理院地図で、現在位置を確認しながら歩く。 |
|
[階段を登っていく] |
|
再び、車道に出た後、坂を登っていくと、住宅地の端に到着。(写真下左)
この先には、山道が続いていた。地理院地図通りだ。ここで、小さな道標を発見。(写真下右) |
|
|
[舗装路終了] |
[小さな道標] |
|
登山道に入ると、急な登りが続く。
今までの住宅街から一変して、樹林帯となり、遠景は、全く木々で見えなくなった。 |
|
[樹林帯を登っていく] |
|
登山道のど真ん中に三角点を発見。(写真下左) こんな場所にあると、躓きそうだ。
また、三角点の少し手前で、右手に小さな山頂標識を発見。ブロックにも六国見山の文字が見えた。(写真下右) だが、この山頂標識が、三角点から少し離れている理由が良く分からなかった。
登頂記念のセルフ撮影を開始するが、ヤブ蚊が多く、両腕を相当刺された。撮影後、即座に出発。
|
|
|
[六国見山の三角点] |
[六国見山の山頂標識] |
|
一本道を進んでいくと、11:18、展望広場に出た。
ここには、方位盤が設置されており、そこには、下記のように書かれてあった。
『六国見山は、かつて山頂から六つの国、相模・武蔵・伊豆・上総・下総・安房が望め、西には富士山、北には筑波山が眺望できたと伝えられるところです。』
....富士山、筑波山が見えたということは、駿河、甲斐、常陸の国も見えたという事では? |
|
[展望広場にある方位盤] |
|
南側は、相模湾が一望できた。鎌倉の街並みは、だいぶ左寄りに見えた。結構、西側まで歩いてきたことを実感、
ここでは、中高年4人組がベンチに腰掛け、のんびりと休憩中だった。 |
|
[相模湾側の眺め(展望広場にて)] |
|
振り返って北東側を望むと、やはり、ここでもランドマークタワーが見えた。
....どうしても撮影してしまう。 |
|
[ランドマークタワーが見えた(望遠)(展望広場にて)] |
|
展望広場から大船高校の方へ左に桜の林を見ながら、下っていく。
11:32、道標が現れる。(写真下)
ここから階段を下っていき、住宅街に出た。 |
|
[大船高校方面に下ってきた] |
|
住宅街を進むと、バス停を発見。
大船行きのバスが走っていて、次のバスは、12:21。時計を見ると、11:40。まだ40分もあるので、北鎌倉まで歩くことにした。(この時間帯では、バスの運行が1時間に1本だった) |
|
[大船高校前バス停] |
|
地理院地図で確認しながら、住宅街を歩く。途中、階段道を使用したり、ルートに変化があった。
12:05、無事、北鎌倉駅に到着。 |
|
[北鎌倉駅に到着] |
|
今回は、六国見山まで歩いてきました。もっと時間がかかるかと思いましたが、予定よりも早く北鎌倉駅に到着することが出来ました。
幾度も通っている大丸山界隈ですが、まだ富士山の眺望が宿題として残っています。秋が深まれば、冠雪の富士山がくっきりと見られるかなと、今後に期待したいところです。
|
※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。
|