トップページ他山域山行リスト>丸岳_記録20211114


丸岳

 山行日
2021年11月14日(日)  晴    同行者:[山の会]メンバー 12名
 コース
乙女峠バス停(9:19)〜(9:57)乙女峠(10:03)〜(10:43)丸岳(10:55)〜(11:30)長尾峠〜(11:46)料金所トイレ(11:53)〜(13:21)湖尻水門分岐点〜(13:22)芦ノ湖展望公園(13:31)〜(13:32)湖尻水門分岐点〜(14:13)湖尻水門〜(14:39)桃源台
 「山の会」山行として、5年振りに箱根/丸岳に行ってきました。この時季は、紅葉シーズンで箱根は、観光客で賑わうタイミングでしたが、今年は、如何に。
 詳細は、以下をご覧下さい。


 国府津から御殿場線に乗り、御殿場到着。改札口を出ようとすると、精算する乗客が長い列を作っていた。(臨時窓口を設けていたにもかかわらず) おそらく、JR東日本からsuicaで乗車してきた人々なのだろう。こちらは、切符で乗車しているので、あっさり通過。
  ....今日は、御殿場で男子ゴルフトーナメントが開催。

 御殿場駅箱根乙女口にて、ユネッサン・天悠行きの箱根登山バスに乗車。このバスは、休日だと、8:15、18:20の2便しかない。貴重なバスだ。
 8:31、乙女峠バス停にて下車。
 まだバス停は、日陰で、気温が低い。道路横の外気温掲示板は、9℃を表示していた。
[乙女峠バス停に到着]

 本日の富士山は?と、バス停から富士を眺望。
 今まで箱根では、見かけなかった怪しい笠雲と吊るし雲が浮かんでいる。なんとか天気が崩れないことを願うのみだ。なお、山頂には、少し雲がかかっていた。
[富士山に笠雲と吊るし雲あり]

 バスタ新宿からの桃源台行き特急バスで「山の会」メンバー(東京組)が到着。
 バスタ新宿7:05発で定刻は、9:05着だが、今回は、9:09着と許容範囲内の到着だった。
 ....2年前は、同じバスで10:19着だったので、結局、2時間近く待った。
 ということで、9:19、バス停を出発する。
[乙女峠バス停を出発]

 この乙女峠へのコースは、2年振りだが、登山道に変化は、あまり見られない。
 黙々と、乙女峠を目指す。何といっても楽しみは、乙女峠からの富士山の眺望だ。
[乙女峠を目指す]

 9:57、乙女峠に到着。
 ザックを下ろして、早速富士山を眺める。
 富士山をバックにした記念撮影ポイントは、他の登山者も多く、待ち行列が出来ていた。
 
先程の笠雲が横に広がるとともに、山頂近くの雲が消え、富士山の頭自体は、はっきり見えた。
[乙女峠からの富士山]

 10:03、乙女峠を出発。
 大勢の登山者が、左折して、金時山に向かう中、我々のグループだけ、反対方向に歩いていく。

 あれ〜、ちょっと雰囲気が違う。
 歩いていて、そう思った。
 そうなのだ。どうも紅葉のタイミングが過ぎてしまったようだ。紅葉した葉が落ちてしまい、冬木立に近かった。5年前に殆ど同じタイミングで訪問しているのだが、それとは違う。今年は、紅葉が早かったようだ。 
[丸岳に向かう]

 10:43、丸岳に到着。
 ここで、若い高校生ぐらいの男子グループが大きなザックを背負って、反対方向からやってきた。芦ノ湖キャンプ村でテント泊して、これから金時山を目指し、乙女峠に戻って御殿場まで歩くとのこと。いや〜、元気で何よりだ。
[丸岳に到着]

 丸岳から神山・芦ノ湖方面を眺める。
 ちょうど逆光となってしまったが、奥行き感のある芦ノ湖が見られる。
[丸岳からの芦ノ湖方面の眺望(逆光)]

 10:56、丸岳を出発し、外輪山の稜線を歩いていく。この先も、今までと同じように歩き易い山道だ。
 11:14、富士見台に到着。(写真下)
 ここには、「富士山と芦ノ湖が見えるのはここだけ」と書かれてある。
[富士見台にて]

 富士山の頭には、生憎、雲がかかっていた。(写真下左)
 だが、芦ノ湖方面は、手前の木々やササが伸びて、残念ながら、よく見えない状況だった。(写真下右) 
[富士見台からの富士山] [富士見台からの芦ノ湖]

 11:30、長尾峠の分岐点を通過。
 左右がササで覆われた特徴ある登山道を進む。この光景を見ると、箱根を歩いているという実感が湧いてくる。
[箱根外輪山を行く]

 11:40、トイレ道標を発見。(写真下)
 以前は、なかった道標だ。今回、ここでトイレ休憩とした。
[途中にトイレ道標あり]

 トイレは、箱根スカイライン箱根料金所の傍に建っていた。まだ新しくて綺麗なトイレだ。
[綺麗なトイレあり]

 再び登山道に戻り、稜線沿いを歩いていく。時々、バイクや自動車の排気音が聞こえてくる。

 12:25、ちょっとした広場で、ランチタイムとした。本来ならば、もう少し先の富士見ヶ丘公園でランチするつもりだったのだが、反対方向から来たハイカーに聞くと、風が強くて、あそこではランチが出来ないと言われたのだ。

 ランチ後、13:03、富士見ヶ丘公園に到着。
 言われた通り、冷たい風が吹きつけ、長居はできない。やはり、先ほどの広場でランチして、正解だった。富士山には、雲が纏わりついて、景色としては、今一つ。
[富士見ヶ丘公園からの富士山]

 振り返ると、歩いてきた丸岳(頂上の電波塔が目印となる)が見える。その右には、金時山。その奥には、丹沢の表尾根方面、大山まで見えていた。
 だが、以前とは、紅葉の度合いが違っていた。やはり、紅葉が終わっているようなイメージだった。
[富士見ヶ丘公園からの丸岳、金時山方面(大山まで見えた)]

 富士見ヶ丘公園を出発し、1063m峰の登り(これが結構、きつい)をクリアし、下っていくと、湖尻水門分岐点に出た。ここで、左折せず、直進し、すぐ先の芦ノ湖展望公園に向かう。

 13:22、展望公園に到着。箱根スカイラインの駐車場が西側にあり、ドライブ観光客も訪問できる所だ。ここから、芦ノ湖方面を見渡す。(写真下)
 だいぶ芦ノ湖に近づいてきたのがわかる。芦ノ湖の水面は、その色のせいだろうか、なんだかとても冷たそうに見えた。
[芦ノ湖展望公園からの眺め]

 13:31、展望公園を出発し、少し戻って、湖尻水門分岐点から東に下っていく。
 結構、長い下りが続くな〜と思っていたら、一面、赤い絨毯が現れた。(写真下)
[赤い絨毯]

 湖尻水門分岐点から下り終えた後、14:10、湖尻水門の手前にて小休止。(写真下)
[湖尻水門手前にて小休止]

 湖尻水門の前を通過し、芦ノ湖キャンプ村に出た。
 2018年、2019年と、ここでBBQして、宿泊したのが懐かしい。来年は、ここのキャンプを計画してもいいのでは、とメンバーと話す。
 また、ここでの紅葉が本日一番の見頃だった。
[芦ノ湖キャンプ村を通る]

 14:39、桃源台に到着。今回は、予定した通りの帰着時刻だった。
 皆様、お疲れ様でした。
 [桃源台に到着]


 今回の紅葉は、訪問タイミングが悪かったかなと思ってましたが、紅葉自体、あまり発色が良くなかったのでは、とも思えました。毎年、この11月中旬は、「山の会」では、箱根を計画しますので、来年に期待したいと思います。



※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。