トップページ他山域山行リスト>棒ノ折山_記録20211128


棒ノ折山

 山行日
2021年11月28日(日) 晴        同行者:「山の会」メンバー 4名
 コース
ノーラ名栗・さわらびの湯(9:27)〜(9:36)有間ダム〜(9:51)白谷沢登山口(9:55)〜(10:18)藤懸の滝〜(10:31)天狗の滝〜(10:44)白孔雀の滝〜(11:09)林道横断点1(11:14)〜(11:27)岩茸石〜(11:53)ゴンジリ峠(11:56)〜(12:09)棒ノ折山(12:42)〜(12:53)ゴンジリ峠〜(13:11)岩茸石〜(13:24)林道横断点2(13:30)〜(13:37)展望台跡〜(13:41)林道横断点3〜(13:48)林道横断点4〜(14:59)さわらびの湯(15:47)〜(15:52)ノーラ名栗・さわらびの湯
 6年振りに棒ノ折山に行ってきました。棒ノ折山と言えば、当初、奥多摩の高水三山の一つ、岩茸石山から眺めた時、単なる植林帯の地味な山と思ってました。ですが、初めて訪問した時、登山コースは、変化に富み、頂上の展望も素晴らしく、これは、人気の山だな〜と、痛く感動した記憶があります。
 
詳細は、以下をご覧下さい。


 9:14、ノーラ名栗・さわらびの湯という長い名称のバス停にて下車。
 以前は、ノーラ名栗という名称は、無かったが、調べてみたら、2020年8月に北欧文化を体験できる複合施設としてノーラ名栗がオープンした。フィンランド式のアウトドアサウナやグランピング、北欧風のBBQなどを楽しむことができるとの事。(ノーラ名栗Webサイトより)
 そのため、バス停名にも変更されたようだ。
 9:17、準備を終えて、出発。
[バス停が長くなっていた]

 名栗湖に向かって坂道を歩いていくと、やがて、ロックフィル型の有間ダムが左前方に見えてくる。
 9:36、目の前に湖が広がった。(写真下) 湖面の色を見ただけで、冷たそうな印象。
 ダム天端は、舗装路となっており、そこを歩いて、湖の対岸に向かう。
[名栗湖を望む]

 白谷橋を渡り、白谷沢登山口から湖岸を離れ、いよいよ登山道に入る。
 最初は、単純に沢沿いの道を進んでいく。(写真下)  
 この辺り、シーズン最後の黄葉が見られた。
[白谷沢沿いの登山道を進む]

 沢沿いの道は、やがて両側が岩壁に挟まれ、ルートは、水流近くの岩場を登ったり、水流を跨いだりと、変化に富む。水量が多かったら、歩行は、ちょっと困難になりそうだ。
 こんなルートが関東ふれあいの道? 今回2度目の訪問だが、やはり驚いてしまう。
[登山道が水流沿いに続いている]

 天狗の滝を右に見ながら、岩場を登っていくと、ゴルジュ帯となる。先程より両側の岩壁が長く続いている。ちょっとした沢登りの気分。
[ゴルジュ帯を行く]

 ゴルジュ帯から右上を望む。対岸岩壁の上は、樹林帯となっていた。(写真下)
 この後、クサリ場を経由し、白孔雀の滝の左岸を登っていく。
[右を見上げる]

 沢沿いのルートを終え、林道に上がってきた。
 横断した先の小広場で、小休止。
[林道を横断する(林道横断点1)]

 小休止後は、沢から離れ、ハアハア言いながら、斜面を直登した後、左に巻いていく。
 この辺りは、完全に冬枯れ状態の木々となっていた。
[山腹を左に巻いていく]

 左に巻いていくと、尾根の背に合流した。
 ここは、岩茸石と呼ばれ、十字路となっている。(写真下) ここで右折し、尾根筋の山道を行く。
[岩茸石にて]

 左は、植林帯、右は、自然林の尾根を登っていく。
 ここまで来たら、下山者と多く、すれ違い始めた。意外にも、朝早くから棒ノ折山に向かっていた登山者が多いことを知る。
[尾根筋を登っていく]

 ゴンジリ峠を通過した後、しばらくは、平坦な道が続いていたが、再び、植林帯の急登になる。
 相変わらず、下山者が多い。
 ....画像には、出ていないけど
[急登が続く]

 12:07、植林帯が終わり、やがて目の前がフラットになる。(写真下)
 ようやく棒ノ折山の頂上に到着だ。既に頂上には、40人ぐらいの登山者が休憩中だった。
 ここでランチタイムとする。
[棒ノ折山頂上に到着]

 ザックを置いて、頂上からの眺望を楽しむ。
 関東平野の方を見ていたら、スカイツリーを発見。やはり、良く目立つ建造物だ。
[スカイツリーを望む]

 山頂標識の向こうには、奥武蔵の山々が続く。その向こうは、日光の山々が見える筈なのだが、残念ながら、今日は、雲が多く、はっきりしない。(写真下)
 ここに初めて来たのは、6年前。山頂標識は、6年前と全く変わっていなかった。
[棒ノ折山山頂標識]

 頂上で昼食を済まし、12:42、頂上を出発。ゴンジリ峠から岩茸石まで来た道を引き返す。
 最初の植林帯の下りで、まだまだ大勢の登山者とすれ違う。相模大山のような雰囲気で、人気の山だなと、しみじみ思う。
 岩茸石からは、来た道ではなく、直進し、尾根筋を進んでいくと、林道を横断する。(林道横断点2)
 ここで、最後の紅葉を見ることが出来た。(写真下)
[林道横断点2にて]

 続いてカヤトの小ピークにて左下に名栗湖の一部が見下ろせた。(写真下)
 そういえば、前回も、ここで名栗湖を撮影した記憶があった。
 (すぐ先の右手に展望台跡あり)
[展望台跡の少し手前にて]

 13:41、林道横断点3を通過。(下山ルートで2回目の林道横断点)
 林道を横断する度にちょっと小休止してしまう。(写真下)
[林道横断点3にて]

 13:48、林道横断点4を通過。(下山ルートで3回目の林道横断点)
 植林帯の尾根筋をどんどん下っていく。植林の樹高があるため、残念ながら、視界は不良。
 だが、とても明るい植林帯なので、歩いていて、気分は悪くない。
[植林帯の尾根を行く]

 14:48、民家の横に出てきて、舗装路に出た。
 14:56、メンバーの一人、MNAさんが温泉に入らず帰宅という事で、さわらびの湯の手前で別れる。

 
14:59、さわらびの湯に到着。
 前回は、この温泉に入っていないので、今日は、これを楽しみにしていた。
 館内に入ると、それほど混んではいなかったので、ゆったりと湯に浸かることができた。だが、その後、脱衣所に戻ってくると、続々と客がやってきて、これは、実にいいタイミングで入館したものだと思えた。入館が20分程度違うだけで、混雑度がだいぶ違うのだ。
 バス時刻を考慮して、15:47、さわらびの湯を出る。
[さわらびの湯にて入浴]

 ノーラ名栗のキャンプ設備を見ながら、バス停に向かう。
 15:52、バス停に到着。すでに待ち行列が出来ていたが、幸い、バスでは、座ることが出来た。
[ノーラ名栗・さわらびの湯バス停にて]

 飯能にて、久しぶりの反省会を開く。
 生ビールと餃子が旨くて、もう天国気分。
 [飯能にて久々の反省会]


 6年ぶりの棒ノ折山訪問でしたが、相変わらずの人気を保っていました。結構、若い登山者が多かったような気がします。また、どういう訳か、今回も青空の広がる好天気でした。棒ノ折山とは、天気の相性がいいようです。
 今回は、沢あり、尾根あり、展望あり、温泉あり、反省会ありと、山歩きを十分満喫することができました。同行者の皆様、有難うございました。



※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。