トップページ他山域山行リスト>白銀山_記録20211218


白銀山

 山行日
2021年12月18日(土) 晴       同行者:「山の会2」メンバー 6名 
 コース
台の茶屋(7:39)〜(7:51)取付点(7:54)〜(8:28)三角点(8:32)〜(10:24)三所山(10:27)〜(10:42)老懐山〜(11:21)白銀山〜(ランチ&周遊)〜白銀山(13:15)〜(14:42)天狗沢横断〜(15:14)発電所前
 1年振りに箱根/白銀山を訪問してきました。ルートは、1年前と逆ルートを採用です。
 詳細は、以下をご覧下さい。


 箱根湯本駅で集合し、7:25発、上畑宿行きのバスに乗車。
 7:34、台の茶屋にて下車。
 ここが、本日のスタート地点だ。湯本駅から歩くと、台の茶屋まで40分かかるが、バスなら9分で到着できるので、時間短縮化が図れる。
 しかし、全く陽が差し込んでこないので、立ち止まっていると、とにかく寒い。
 7:39、準備完了で、いざ出発。
[台の茶屋にて下車(バス停は、上り側にだけあり)]

 台の茶屋から南下し、小田原湯本CCのゴルフ場に通じる舗装路を登っていく。
 7:48、Y字路を右手の細い道に入り、進んでいくと、目の前に大きな堰堤が現れ、その手前の道を進む。(写真下) 
 この先で、左側斜面に取り付く。
[白銀山への取付点に向かう]

 いきなり、少しヤブになっている斜面を登っていく。
 ここは、1年前下ってきたルートなのだが、全然、印象が違う。どうも違うルートを登っているようだ。
[取付点から少しヤブを登る]

 登り切ると、尾根筋に出る。ここから先は、尾根筋に登っていけばいい。
 8:28、三角点に到着。
 ここで小休止とした。
[三角点にて小休止]

 三角点を過ぎると、植林帯の急登になっていく。だが、日が照り出したので、明るくなり、植林帯でも地味なイメージではない。
[植林帯を登る]

 左:植林帯、右:自然林という境界付近を登っていく。
 ふと右手を見ると、市街地が見えた。おそらく、酒匂川流域の平野部のようだ。中央部分は、曽我丘陵だろう。 
[酒匂川周辺の平野を眺める]

 9:38、急登に入る。ここは、踏跡がそれほど明瞭ではない。適当に登りやすい箇所を上がっていく。すると、地形図上での758m地点に続く真っ平な尾根に登り上がった。1年前は、もっと西側を下ったのだが、今回は、かなり東側を登ってしまった。
 
 10:04、植林帯の登りとなる。(写真下)
 直登すれば、最短ルートなのだが、あまりにも斜度がきついので、左側斜面に続く経路を辿っていく。その後、傾斜が緩くなった所で、ピークの方へ右折し、方向転換した。
[植林帯の急登を避け、左斜め方向に登る]

 10:24、三所山に到着。
 山頂標識が外れていたので、針金を直して樹木に掛けた後、撮影。(写真下)
 この辺りは、薄らと雪が残っていた。
[三所山にて]

 三所山から下っていき、白銀山方面に進む。(写真下)
 1年前は、こんなにササが繁っていなかったのだが、今回は、ササが経路を覆っていた。コロナ禍のせいだろうか、山道の整備が全く実施されていないようだ。
[ササが繁っていた]

 老懐山に寄り道する。
 「この辺りの筈」と思いながら、左手を見ていると、山頂標識を発見。(10:42)
 だが、もう文字が殆ど読める状態ではなかった。(写真下左)
 1年前は、どうにか薄く「老懐山」が読めた(「老」の字は薄かったが)のだが。(写真下右)
[今回の老懐山山頂標識] [昨年12月での老懐山山頂標識]

 老懐山からメインルートに戻って、白銀山を目指す。
 この先は、比較的、1年前と変わらない状況の山道だ。ササが山道に覆い被さって歩き難いという訳では、なかった。
 11:21、白銀山頂上に到着。
 三角点には、雪が付着していた。(写真下)
[白銀山頂上の三角点]

 山頂標識は、どこ?と探すと、かつての山頂標識や道標が三角点から離れた所で見つかった。
 去年は、「白銀山山頂」と言う白い文字が読めたのだが、今回は、雪が付いていることもあり、どうにか読める程度。
[今回の白銀山山頂標識・道標] [昨年12月での白銀山山頂標識・道標]

 白銀山頂でランチタイムとし、その後、周辺をゆっくりと散策する。
 13:15、白銀山を出発。
 発電所に向かって下っていくのだが、いきなりササヤブとなり、ビックリ。(写真下左)
 1年前は、逆方向から登ってきた時、手入れがキチンとされた山道だった。(写真下右)
 あまりの変化に唖然。
[ササが密集] [昨年12月(但し、逆方向を見ている)]

 右手に丹沢の山並みが樹林の間に見えた。
 白銀山の山頂は、ササに囲まれ、地味だが、途中、景色が広がる箇所が殆どないというのも、地味さを助長させている。
 ....頂上に、仏果山のような展望鉄塔が欲しい。
[奥は、丹沢方面]

 13:41、尾根巾が広がると同時に斜度が緩くなる。ここで、下る方向を地図やGPSで確認。このあたりは、道迷いしやすいと思えた。
 やがて急斜面に変わる。
 14:02、再び、斜度が緩くなったところで、
旧三角点(御枡局三角点)を見つけた。
 この旧三角点は、前回も見ており、まだ記憶に残っていた。
[御枡局三角点]

 その後は、自然林の中の急な下りとなる。尾根も細くなって、歩き難い。
 だが、直線的に下っていくので、効率は、いい。
[急斜面を下っていく]

 14:39、尾根筋から降り立った。小さな道標「白銀山」を今回も発見。
[小さな道標]

 天狗沢沿いに下流に向かう。
 この辺りは、1年前歩いているので、道迷いしないのが、今回の強みだ。
[天狗沢に出た]

 箱根新道の橋桁を通過する。
 この辺りは、1年前、逆コースをウロウロしながら歩いたが、今回は、しっかりとルートが頭に入っていたので、どんどん進んでいけた。
[箱根新道下を通過]

 15:14、発電所前バス停に到着。
 なんと、15:20の箱根湯本行きバスがあり、ラッキーだった。
 [発電所前バス停に到着]


 今回は、1年前の白銀山の逆コースを歩きましたが、どちらから登っても、白銀山は、キツいなというのが実感です。でも、そのうち、また登りたくなってくるような気がします。
 というのも、白銀山の山頂標識が、その後どうなっていくのか、気になるからです。



※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。