トップページ>他山域山行リスト>聖岳_記録20220423
2022年4月23日(土) 晴 |
同行者:「山の会2」メンバー5名 |
根府川(7:02)〜(7:29)離れのやど「星ヶ山」入口〜(7:39)分岐点(7:46)〜(8:15)林道終点〜(8:51)尾根筋合流点(8:59)〜(9:02)白銀林道合流点〜(9:08)清水橋〜(9:14)尾根取付点〜(10:09)前聖山(10:22)〜(11:02)聖岳(11:48)〜(12:05)林道終点〜(12:48)清水橋(12:56)〜(13:13)小田原城CC合流点〜(11:38)分岐点〜(13:45)離れのやど「星ヶ山」入口〜(14:07)根府川 |
今回は、箱根の聖岳が対象です。聖岳というのは、白銀山の東側、かつ星ヶ山の北側に位置している標高837mの山です。恐らく、箱根の山でも、訪問者が殆どいない山の一つだと思います。事前情報が得にくい山でしたので、ヤブがどの程度あるのか、全くわかりませんでした。
詳細は、以下をご覧下さい。 |
今回の山行は、どのくらい行程時間がかかるのか、わからないため、集合時刻は、7:00とした。
また、聖岳に一番近い駅だと判断し、集合場所をJR東海道線 根府川駅改札口とした。
早めの東海道線に乗り、30分前に到着。ここは、石垣山(早川・片浦ウォーキングトレイル)の山行で、先月、降りた駅だ。こんなにも早く、またこの駅で降りるとは、思いもしなかった。
同行メンバー全員が集合し、本日の山行説明をした後、7:02に駅前を出発する。 |
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[根府川駅が出発点] |
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駅は、同じでも、今回は、前回と違って、駅前を走っている道路を左に向かう。
車道を進んでいくと、Y字路に出合う。(写真下)
ここで、右の登り坂へ進む。小田原城CCゴルフ場に向かう車道だ。 |
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[右折して小田原城CCへの道を進む] |
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今日は、天気に恵まれ、雲一つない青空が広がっている。
そんな折、坂道を登っていくと、左手に新緑の立派な巨木が現れた。どうやらケヤキのようだ。思わずデジカメ撮影。 |
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[ケヤキ?の大木] |
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山と高原地図「箱根」で確認しながら、西へと進んでいく。
7:29、離れのやど「星ヶ山」入口の前を通過。
「離れのやど」の意味が、最初、よく分からなかったのだが、客室が全棟1棟建て離れのログハウスだという事を知り、納得。
....ちょっと泊まってみたくなるような宿だ。 |
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[離れのやど「星ヶ山」入口] |
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離れのやど「星ヶ山」を過ぎると、道がY字路となり、左右に分かれていた。(7:39)
直進路は、歩いて来た道の延長で、小田原城CCに通じる道だ。一方、右の道は、きのこ苑「お山のたいしょう」に向かう道となっていた。
手元の地図で確認する。
1)右の道
・山と高原地図「箱根」
白銀林道に合流している。
我々が予定しているルートからすると、直進路よりも近道となっていた。
・地理院地図
白銀林道の手前で終わっており、白銀林道には達していない。
2)直進路
・山と高原地図「箱根」&地理院地図
小田原城CCゴルフ場に向かう道で、途中にて白銀林道に繋がっている。
但し、遠回りのルートとなる。
当初は、地理院地図だけを見ていたので、直進路を採用するつもりだったが、ここで、メンバーから、山と高原地図「箱根」の情報が入り、判断する必要が出てきた。
さて、どちらを選択するか。
直進路は、安全確実だが、遠回りなので時間がかかる。右の道は、距離的には、短いが、地理院地図では、行き止まり表記となっている。
「ここは、チャレンジだ!」
ということで、右の道を行くことに。
7:47、きのこ苑「お山のたいしょう」の看板を右に見る。(写真下) |
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[右手に「きのこ苑 お山のたいしょう」] |
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舗装路は、植林帯を突き進みながら、高度を稼いでいく。(写真下)
ここまで来ると、民家は全く見られない。 |
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[舗装路を進む] |
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そのうち、落石が路上に現れ始めた。この辺りも豪雨の影響を受けているようだ。
すると、完全に道が倒木で塞がれていた。(写真下)
何となく、この先が怪しく感じられる。 |
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[倒木が現れる] |
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舗装路を進むと、植林帯から抜けて、ススキとササヤブが目立ってきた。(写真下)
この先は、ススキが左右に繁っていて道幅が極端に狭くなっていた。どうも、この先で、舗装路が終わっているようなので、小休止とし、ヤブ漕ぎの準備を実施。
....もう心の準備は、出来ていた。 |
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[この先、道が怪しくなる] |
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10mぐらい進んだら、あらら、やはり、地理院地図の表記が正しかったことが判明。白銀林道に合流する前に道は、終わっており、この先は、猛烈なササヤブとなっていた。(8:15)
....やはり、信じるべき地図情報は、国土地理院!
地理院地図を取り出し、進行ルートを確認。
ここで、選択肢は、下記2つ。
1)西側のヤブを突き進んで、白銀林道に出る
2)北西の急斜面(地図上では土崖表記あり)を登り、尾根筋に出て、そこから経路(地図上では破線)を通り、白銀林道に出る。
まずは、1)をチャレンジしようとしたが、ヤブが濃くて、とても進めたものではなかった。ということで、自動的に2)を選択するハメに。
皮手袋を着用し、北西側の急斜面を登っていく。(写真下) |
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[急登のヤブを登っていく] |
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昨日の雨のせいで、ズルズル滑る急斜面をどうにか登ると、その先は、もっと急斜面になっていたので、登るのを諦め、西側(左)にトラバースしていく。 |
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[左へトラバース] |
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右に登れそうなルートを発見し、ササヤブの中を登る。
ササを手で掴みながら、登っていけるので、かえって楽だった。 |
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[ササヤブを登る] |
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ヤブが薄くなったと思ったら、植林帯の尾根筋に出た。
ここで小休止。(8:51〜8:59) ペットボトル1本目を取り出し、水分補給。
地図通り、尾根筋には経路がついていた。西に向かって出発する。(写真下) |
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[尾根筋を出発] |
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尾根筋をほんの2,3分歩いただけで、白銀林道に出てしまった。(9:02)
右折して、林道を進む。
近道ルートの筈だったが、この時間だと、直進路採用の方が早かったかもしれない。まあ、面白さの面では、こちらだろう。 |
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[白銀林道に出た] |
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こんな山奥なのに舗装されていることに違和感を感じてしまう。やはり、白銀林道だから舗装されているのだろうか。 |
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[白銀林道を進む] |
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9:08、清水橋に辿りつく。
ここで立ち止まり、現在位置を把握した後、地図上で、この先の前聖山への取付き点をメンバーと再確認する。 |
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[清水橋を通過] |
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「ここが、先程、確認したあたり。」
と、前聖山への取付き点に到着。ここは、清水橋から300mぐらい進んだ場所だ。
地図上では、広葉樹表記となっていたが、実際は、植林帯で、ヤブは、ほとんどない。これならば、歩き易いだろうということで決定。 |
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[尾根への取付点] |
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植林帯の中にてシカ糞を発見。ここにもシカがいるのかとちょっとビックリ。そうだとすると、ヒルがいるかもしれないという不安感が募る。
....だが、結果的にヒル被害には逢わず。
9:41、右からの尾根と合流する所で小休止。今回も空腹感を覚え、ここでパンを1袋食べてしまった。また、1本目のペットボトルは、殆ど空になった。
9:54、出発。ここから西方向に登っていく。相変わらず、周りは植林帯だ。
足下には、ササが目立つ。(写真下) |
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[前聖山への登り] |
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10:09、前聖山頂上に到着。360度、植林に囲まれた山頂で、視界は、残念ながら広がらなかった。
二等三角点と頂上標識代わりの貼り紙(写真下)を見る。
張り紙には、「前聖岳」と書かれてあったが、山と高原地図「箱根」や箱根・湯河原登山詳細図では、「前聖山」と記されている。
....聖岳を聖岳と呼ぶならば、本来ここは、前聖岳というのは、確かに正論。 |
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[前聖山頂上] |
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10:22、前聖山を出発する。
GPS等を利用し、下る方向を決定する。この辺りは、経路がはっきりしていなかった。
10:26、少し下ったら、植林帯の下のササヤブが人手で、刈ってあることに気がつく。その刈ってある箇所を歩いていくが、たまに5cm以上伸びている刈られたササの切株を踏んでしまうと、バランスを崩す事になる。
....アブナイ。アブナイ。
GPSを見ると、前聖山を下り終えた地点ぐらいから。ほぼ地理院地図上の破線を歩いていることが分かった。 |
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[聖岳へ向かう] |
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10:42、道幅の広い経路に出た。ここで右折する。(写真下) ここからも、地理院地図で破線で表記されたルートを辿っていく。
すると、10:44、驚いたことに前方から単独男性とすれ違った。
聞けば、聖岳からの帰りとの事。すごい蜘蛛の巣でしたということで、お礼を申し上げた。それにしても、この山域を単独で歩くというのは、凄い。 |
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[幅広経路に合流し、右折する] |
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幅広だった経路が、いつの間にか普通の経路になっていた。その経路を進み、北東からの尾根と合流する。(10:50) (写真下)
左折して、山頂方向へ進む。 |
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[尾根筋に合流] |
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10:53、植林帯の経路は、頂上方向から離れ、右下に下っていくので、ここは、左上に続いている尾根筋の踏跡に入る。(写真下)
登りが徐々にきつくなってきた。すると、右からの経路と合流した。この経路は、先程、右下に下っていった経路の続きだろう。 |
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[経路から外れて左の尾根筋を登っていく] |
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11:02、聖岳頂上に到着。
前聖山と同様、植林帯の中の平らなピークだった。ということで展望には、恵まれていない。
山頂標識を発見し、ここでランチタイムとした。 |
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[聖岳山頂標識] |
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聖岳頂上から西の方に進むと、植林帯の間から富士山が望めた。
また、やたらと車の走行音がうるさいなと思ったら、眼下にターンパイクを走る車が一瞬、見えた。 |
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[聖岳頂上から富士山を望む(望遠)] |
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11:48、聖岳頂上から来た道を引き返す。
前聖山からのルートとの合流点を過ぎ、メインの幅広経路をさらに進んでいくと、目の前に立派な舗装路が現れた。(写真下)
「これって、何?」
と思い、近くの林道標識に近づく。すると、「星ヶ山林道終点(3.32km)」とあった。地理院地図や山と高原地図でも記載されている聖岳東側の林道は、何と舗装路だった。 |
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[星ヶ山林道終点付近] |
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星ヶ山林道終点からすぐ左折し、保護柵沿いに東へと尾根筋を下っていく。この尾根を下っていけば、行きの時、通った清水橋に出て来れる筈だ。
幸い、植林帯内のササヤブは、刈ってあり、歩き易くなっていた。 |
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[星ヶ山林道終点から左手斜面を下っていく] |
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右手の保護柵の向こうに星ヶ山方面の山が見える。ゴルフ場コース(小田原城CC)がほんの少し見えていた。 |
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[星ヶ山方面の眺め] |
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右手の植生保護柵が終わったところで、下ってきた植林帯のササが刈ってあったエリアも終了していた。(写真下)
「あらら、こりゃ大変。」
この先の尾根筋は、完全にササヤブとなっていた。 |
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[ササが刈ってあったのは、ここまで] |
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下っていけそうな経路が無いかと、ウロウロしたが、残念ながら、見つからない。保護柵終了点から左へ20mぐらい進んだところで、地図とGPSで進路方向を確認した後、
「やはり、このあたりですかね。」
と、覚悟を決めて、人の背ぐらいあるササヤブに突入する。
メンバーの間隔を空け過ぎると、ルートを見失ってしまうので、慎重に進む。 |
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[ササヤブに突入] |
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ササヤブに入った瞬間、これは、濃い〜と思いながら、前進していく。こんな状況が続くとなると、下りの時間が読めないなと思っていたら、
「あれっ」
ササヤブは、あっけなく終わってしまった。ヤブは、ほんの2,3分だったのだ。
その後は、自然林の尾根が続いている。ヤブは、薄く、これなら簡単に下っていけそうだった。
なんてツイているのだろう!そう思いながら、気分よく下っていく。 |
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[ササヤブを抜けると、自然林の尾根となった] |
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自然林の下りの中、ふと左手を見ると、樹林の間から、前聖山の丸い山頂が見えた。 |
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[左手に前聖山] |
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12:32、目の前が植林帯に変わった。
左は、沢の源頭部のような感じで急斜面が現れたので、少し右寄りに下っていくと、急斜面になった。そこで、さらに右へシフトしていくと、今度は、右も急斜面になっていた。幅広い尾根だと思ったが、実際は、そうでもなかった。ということで、右に行き過ぎないように軌道修正しながら、下っていく。 |
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[植林帯に変わった] |
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植林帯の傾斜が緩くなった。
小さな沢を渡ることで、左側が下り方向だと分かり、そちらの方へ下っていく。すると、前方に白いガードレールのようなものが見えてきた。 |
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[植林帯の傾斜が緩やかになった] |
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12:48、清水橋直前の車道に出てきた。予定していた通りに歩けたことで、気分は最高。地図とGPSを使うことで、迷わずに下ることが出来た訳だった。
ここで小休止。 |
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[清水橋に予定通り下ってきた(振り返って撮影)] |
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帰路は、行きと違って、素直に白銀林道を下っていく。この辺は、未舗装だった。 |
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[林道を進む] |
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ふと左手を見ると、相模灘が広がっていた。海岸線を見下ろすと、東海道線の白糸川橋梁が見える。あそこまで下るのかと思うと、まだまだ距離があることを認識。 |
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[左に相模灘] |
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13:13、右手から小田原城CCの道が合流する。(写真下)
13:16、Y字路となる。右手に白銀林道が分かれる。ここは、左の道を下り、根府川駅に向かう。 |
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[小田原城CCからの道と合流] |
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13:38、Y字路に到着。左手から行きのルートで採用した、きのこ苑「お山のたいしょう」へのルートが合流する。 |
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[行きの道と合流する(振り返って撮影:左が今、下ってきた道)] |
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行きで見かけたケヤキ?を再度撮影。
新緑で、とても清々しく、枝振りがよくて、力強いことに痛く感動。 |
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[再び、ケヤキ?の大木を撮影] |
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14:07、根府川駅に戻ってきた。こんなに早く戻ってこれるとは予想外だった。もっとハードな山行になるかと思っていたのだ。
駅前自販機で、冷えた炭酸飲料を買って一気飲み。下山後の達成感が満たされた瞬間だった。 |
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[根府川駅に戻ってきた] |
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今回は、地図読みしながら登るという非常にワクワクする山行でした。事前情報が乏しい山でしたので、どれほどササヤブがあるのか未知数でしたが、実際のところ、ササヤブが一部しかなかったのは、幸いでした。
箱根の山が一段と面白く感じられるようになってきました。
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※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。
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