トップページ他山域山行リスト>羊蹄山_記録20220630


羊蹄山

 山行日
2022年6月30日(木) 曇一時雨→晴→曇 同行者:「山の会」メンバー 2名
 コース
京極登山口(6:23)〜(6:45)一合目〜(7:34)四合目(7:40)〜(9:27)八合目〜(10:24)合流点〜(10:40)羊蹄山(10:45)〜(11:00)三角点(11:02)〜(11:05)合流点〜(11:37)八合目〜(12:58)四合目〜(13:49)一合目〜(14:08)京極登山口
 6/27旭岳、6/28十勝岳と登ってきましたが、最後の羊蹄山は、6/29が終日、雨予報、6/30は、曇予報でしたので、6/29を登山無しとし、羊蹄山は、最終日の6/30に実施ということにしました。(6/30夜に新千歳空港から帰京予定)
 詳細は、以下をご覧下さい。


 6/28、19:00前に倶知安に到着。その後、店にて乾杯した際、「明日は、終日雨予報」ということで、羊蹄山登山は、6/30に延期する事に決定。ということで、ホテルに戻っても、部屋に集まり、飲み会を継続。
 ....町にはコンビニがあるので、酒もツマミも調達が簡単。遅くまで飲んでしまった。

 29日朝、ゆっくりと起きると、天気予報通り、雨が降っていた。ということで、昨夜話していたように今日は、3人で小樽へ観光することにした。
 すると、山間部の倶知安は、確かに雨だったが、海沿いの道に出ると、雨は全く降っていなかった。ということで、小樽では、雨を気にすることなく、観光する(海の幸を食べるetc.)が出来た。
 その後、雨と濃霧のニセコに向かい、趣きのある五色温泉に日帰り入浴。
 夕方、雨の中、倶知安に戻り、ホテルで紹介してもらったイタリアンの店に入り、ワインを飲みながら、倶知安での食事を楽しんだ。
[小樽] [ニセコ五色温泉]

 30日朝、5:32、倶知安のホテルを出発。
 雨は降っていないが、予報通りの曇天。
 羊蹄山の登山口は、幾つか存在するが、今回は、最短コースタイムのルートである京極登山口を選択した。途中、道の駅「名水の郷 きょうごく」にてトイレ休憩後、京極登山口に向かう。
[道の駅「名水の郷きょうごく」にて]

 6:11、京極登山口に到着。(写真下)
 ちょっと道が細くて、分かりにくい所だった。駐車スペースには、既に1台の車が駐車しており、羊蹄山に向かっているようだ。
 入山届を記入後、隣の「ヒグマ注意」の赤い立札が目に入る。
 「5月26日、羊蹄山山頂お釜内で、熊の目撃情報がありました。登山の際は十分にご注意ください。」との事。
 6:23、ストックとクマ鈴を取り出し、出発する。
[京極登山口]

 ジャガイモ畑を左右に見ながら直線状の農道を進む。
 正面が羊蹄山の筈だが、ガスが畑近くまで漂い、裾野すら見えない状況だった。まあ、昨日登っていたら、大雨の中の行軍となった筈で、今回の日程余裕計画が羊蹄山で、見事、適合したことを一人ほくそ笑む。
 6:31、羊蹄山登山道の立札を見る。(写真下)
 ここから、いよいよ登山道に入っていく。
[羊蹄山登山道の立札を見る]

 登山道に入ると、左右に畑はなく、草ヤブがうるさい道となる。(写真下)
 こりゃ、山中どころか、登山道に入って、3分以内でヒグマに遭遇するかも、と思えてきた。
[左右が草ヤブとなる]

 さらに進むと、登山道が見えなくなるほどの草ヤブとなった。(写真下)
 昨日の雨で、葉が濡れているため、なるべく触らぬように歩いていたが、ここは、覚悟して前を進む。但し、登山道自体が、消えている訳でななく、草刈がされていないため、左右の草が伸び放題となっているだけだった。
 だが、こんなヤブだと、本当にヒグマに遭いそうで、思わず、本能的に「ウォー!」と声が出た。
[ますます草ヤブとなった]

 草ヤブは、幸いにもすぐ終了し、林道を横断する。その先は、登山道が明瞭に続いていた。
 6:45、一合目の標識を発見。(写真下)
 左右のササは、濡れているが、登山道は、どうにか触れずに歩ける道幅だ。
[一合目を通過]

 登山道が濡れており、滑りやすい。だが、登山道の道幅が、多少広がり、左右のササなどに触れることは無くなった。
 7:34、四合目に到着。(写真下)
 ここで、水分補給。ペットボトル1本目を初めて飲む。振り返っても、樹林が濃く、ガスがあり、遠景は、何も見えない状況だった。
[四合目に到達]

 一段とガスが濃くなってきた。時々、大声を出しながら、登っていく。
 ....NASさんも発声。ホントにクマが出てきそう。
 倒木があったり、段差が大きい登りが出てくる。(写真下)
 8:17、小雨が降ってきたが、幸いにも10分程度で止んだ。
[急な登りが続く(振り返って撮影)]

 8:32、六合目標識の前で、水分補給。
 8:41、ガスに覆われている中、登山道横で、ウコンウツギの淡黄色の花が咲いていた。(写真下)
[ガスに覆われる]

 9:27、八合目を通過。(写真下)
 ガスがあるものの、少し明るくなってきた。
[八合目で小休止]

 9:51、ついに雲の上に出た。(写真下)
 ここまで、地味なガスの中を登ってきた甲斐があったというもの。日が照り出し、眩しい。ここで小休止。ペットボトル2本目を飲む。暑くなり、首に掛けていたタオルを頭に巻いた。

 10:00、ガレ場の直登となる。すると、前方から単独男性が下ってくるのが見えた。京極コースを下山するという事は、おそらく、登山口に駐車してあった車の人だろう。
 ....下ってくるスピードが速く、男性とは、会話する機会もなく、アッと言う間にすれ違ってしまった。
[雲の上に出た]

 ガレ場から左の樹林帯に入る。10:09、ダケカンバの木に取り付けられた九合目の標識を見る。
 この先、ダケカンバの樹林帯は無くなり、岩場を登るようになった。(写真下)
 木陰が無くなってしまい、暑さが増す。おまけに急登になり、一気にエネルギーが消耗されるが、もう少しで山頂だと思いながら、一歩一歩前進。
[岩場を登っていく]

 10:23、ひらふ(倶知安)コース合流点に到着。ここは、火口縁で、正面には、火口が見下ろせた。
 ようやく、ここまで来れたと、小さく感動。この後は、山頂まで、フラットに近い歩きだ。
[合流点に到着]
 
 火口の向こうに雲海から頭を出している山並みが見えた。(写真下)
 後日、調べたところ、おそらく標高から見て、狩場山ではないかと推測。
[雲海の奥に山並みあり]
 
 合流点から時計回りに進み、岩場の山頂に到着。(10:40)
 こんな快晴の下で、山頂に立てたことが嬉しい。
 他の登山者は、10名以下程度で、とても静かな頂上だった。
[羊蹄山頂上]

 頂上から戻る途中で、火口を見下ろす。残雪と池が見える。この火口に5月、ヒグマが目撃されたということだが、どうして火口に下りたのだろうか。
[火口を見下ろす]

 10:54、山頂手前の平坦部で休憩した後、出発。(写真下)
 雲海を眺めながら、火口縁を引き返していると、成層火山の羊蹄山は、改めて富士山の小型版のようなイメージだと、しみじみ感じ入る。
[来た道を引き返す]

 行きの時、見落とした一等三角点をYUTさんが発見。(写真下)
 2人に待ってもらい、ちょっと撮影。以前は、ここが山頂扱いだったらしい。ちなみに三角点の標高は、1892.7m。現在の山頂(最高地点)の標高は、1898m。やはり、山頂=最高地点であるのが、シンプルだ。
[三角点に寄り道]

 11:05、合流点を通過し、下りに入る。
 行きと違って、雲海に突入するように下っていくのは、なかなか気分がいい。(写真下)
[下りとなる]

 11:25、ガスの中を下っていく。(写真下)
 登山道が濡れていて、滑りやすく、下りの場合、特に要注意だ。
[ガスの中を下っていく]

 七合目を過ぎ、急な下りを慎重に下っていく。(12:05)
 ガスがますます濃くなり、登山道も、木も葉も、全て濡れている。
[急斜面を慎重に下る]

 12:38、五合目の標識を発見。登りの時に見落とした標識だ。この標識は、道が曲がるような所ではなかったので、どうやら気がつかなかったようだ。
[五合目を通過]

 12:58、四合目にて、ペットボトル3本目を少し飲む。
 四合目を過ぎると、登山道は、滑りやすい泥道になっていた。(写真下)
 ....お蔭で、泥道の中で、尻もちしてしまい、お尻がドボン状態となってしまった。それも2回。(丹沢などでも経験したことがない出来事)
[泥道を下っていく]

 13:53、草ヤブの中を下っていく。行きと違って、この先が分かっているので、比較的、安心。
 でも、やはり、ヒグマが出て来そう。
[草ヤブを通過]

 やがて、草ヤブが弱くなる。ここまで来れば、登山口は、近い。
[草ヤブが弱くなる]

 13:59、農道に出た。(写真下)
 農道は、乾いていて、雨が降ったような形跡が、全くなかった。
 左のジャガイモ畑の奥には、盆地に民家が点在しているのが見える。いかにも北海道だという光景だ。
 ....でも、お尻が気持ち悪い。
[農道に出た]

 14:08、京極登山口に戻ってきた。入山届に帰着時刻を記入する。
 案の定、駐車スペースには、先行の自動車の姿は、なかった。
 その代わりに別の車が1台、駐車していた。どうやら、下山時、六合目と五合目の間ですれ違った単独男性の車のようだ。
 ....ズボン等を着替えた。
[京極登山口に戻ってきた]

 京極登山口を出た後、コンビニ(ローソン)に行き、コーラのペットボトルを買って、一気飲み。
 その後、近くの京極温泉に入浴する。(写真下)
[京極温泉に立ち寄る]

 全身、汗だらけで、気持ち悪かったのが、ようやくサッパリして落ち着いた。

 16:12、京極温泉から、新千歳空港に向かう。
 当初は、高速を使用せず、支笏湖に出ていけば、予定通り空港に到着すると考えていたが、Googleマップで確認すると、支笏湖に出るためのR453の美笛峠が通行止めであることが判明。だが、カーナビには反映されていなかった。ということで、Googleマップのルートガイドを正として走ることにする。このルートは、白老から高速に乗って空港へ行くルートだった。そのうち、R453に近づいて来ると、カーナビもGoogleマップと同じルートを表示するようになった。ようやく通行止め情報が反映されたらしい。
 ....それにしても最近のIT技術は、素晴らしい。

 結果として、予定より早く、空港に到着できた。レンタカーを返却し、空港カウンターに荷物を預け、一息ついたところで、空港内の飲食店にて、3人で祝杯を上げたのだった。
 [高速利用で新千歳空港へ向かう]


 今回の北海道3山登山は、予定通り、3山に登頂でき、大満足な結果となりました。
 また悪天候の登山を避けた結果、小樽の観光もできたりと、充実した5日間となりました。
 NASさん、YUTさん、ご同行、誠に有難うございました。



※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。