トップページ他山域山行リスト>筑波山_記録20221227


筑波山

 山行日
2022年12月27日(火)  晴 単独行
 コース
つつじヶ丘(9:25)~(10:06)弁慶茶屋跡(10:08)~(11:02)女体山(11:22)~(11:45)御幸ヶ原(11:54)~(12:08)男体山(12:23)~(12:39)御幸ヶ原(12:56)~(15:03)筑波山神社~(15:24)筑波山神社入口
 2022年最後の山行は、筑波山にしました。日本百名山に選ばれている、この山には、まだ一度も訪れたことがなく、今まで大山や塔ノ岳から眺めるだけの山でした。
 詳細は、以下をご覧ください。


 考えてみれば、今回、茨城県の山に登ること自体、初めてで、また、つくばエクスプレスで、終点つくばまで乗ることも初めてだった。
 秋葉原駅の自動券売機で、乗車券とバスの往復運賃が割引となる「筑波山あるきっぷ」を購入する。出てきた乗車券は、小田急での丹沢・大山フリーパスと同じようなものだ。
 その後、秋葉原6:40発の区間快速に乗車。北千住の手前で地上に出る。秋葉原に着いたときは、まだ暗かったが、すでに明るくなっていて、今日の天気は、よさそうだと、ひと安心。
 7:34、つくばに到着。
 地下駅からエスカレータで地上に出ると、道路は、直線で道幅が広いことに気づく。筑波山行のバス乗り場に着くと、すでに10人程度の登山者が並んでいた。
 8:00発、つつじヶ丘行のバスに乗車。乗客は、20人程度。殆どが登山姿だった。
[つくばセンターからバスに乗車]

 左に筑波大学の敷地に立つ樹林帯を見ながら、バスは、直線道路を走っていいく。
 やがて、道幅が狭くなり、市街地エリアから出たと思ったら、右手前方に筑波山が見えてきた。2つの山頂は、結構、尖がっているなというのが、第一印象だ。
 8:45、筑波山神社入口に到着。驚いたことに、ここで殆どの登山者が降りてしまった。
 8:59、終点つつじヶ丘に到着。
 バスから降りると、いきなり冷たい風が、頬を刺す。これは、思っていた以上に寒いと、すぐに売店に入る。すると、登山バッチが目に入り、まだ登っていないものの、思わず買ってしまった。
 9:25、ネックウォーマーや手袋を装着し、出発。(写真下)
[つつじヶ丘を出発]

 いきなり急な階段登りが始まった。ハアハア言いながら、登り切ると、東屋が建っていた。そこで小休止とし、ザックを置く。
 周囲の景色が新鮮で、デジカメを手に持って撮影開始。
 まずは、振り返ってつつじヶ丘方面を撮影する。遠くには、霞ヶ浦が見えていた。(写真下)
[つつじヶ丘方面を振り返る]

 南西側に目を向けると、富士山と丹沢が薄っすらと見えていた。(写真下)
 こちらの標高が600mちょっとあり、手前の大室山と富士山が被らないせいか、富士山は、結構、高くて大きく見えるという印象を持った。
[富士山が薄っすらと見えた(望遠)]

 東京方面は、スカイツリーがしっかりと肉眼でも見えたので、思わず撮影。(写真下)
 相変わらず風が強い。テーブルの上に手袋を置いていたら飛ばされてしまった。これから暑くなることを想定し、中に着ていたダウンを脱いで出発する。
[スカイツリー方面の眺め(望遠)]

 なかなか景色がいいではないかと、筑波山の魅力度が自分の中で急上昇。
 この先が楽しみだと思いながら、登山道を進むと、小広場に出た。(写真下)
 地図を見て、ここが、弁慶茶屋跡だと知る。ちょうど左から筑波山神社からの登山道が合流していた。
[弁慶茶屋跡]

 目の前に大きなチョックストーンが出現。これが、「弁慶七戻り」と呼んでいる場所だ。傍に立っている説明板には、『古くから、神々の世界と現世を分かつ場所とされてきた石門。頭上の岩が今にも落ちそうで恐れおののいた弁慶が「七戻り」したといわれる石です。』と書かれてある。
[弁慶七戻り]

 大岩が目立つ登山道を進むと、正面に狭い道が見えた。(写真下)
 これは、稲村神社に続く道だとわかった。ちょっと寄り道して神社を訪問する。
 ここには、高天原(たかまがはら)という説明板が立っていた。内容は、下記。
 『高天原とは、日本神話で、天照大神をはじめ多くの神々が坐す「天上の世界」。その天照大神(太陽神であり、天皇の祖神)を祀る筑波山神社の摂社「稲村神社」があります。』
 稲村神社の祠は、大岩の上に建っていた。参拝して、引き返す。
[稲村神社へ寄り道]

 「母の胎内くぐり」、「陰陽石」、「国割り石」などの説明板を見る。このようにこの辺りから、大岩に対し、説明板が続くことが分かった。
 「出船入船」という説明板を見る。(写真下)
 『石の姿がまるで出てゆく船と入ってくる船が並んでいるように見える。船玉神(ふなたまかみ)を祀り、この岩より熊野灘を遥拝する。』と書かれてある。
 いや~、個人的には、なかなか面白い。だが、撮影したり、ひとつひとつ説明板を読んでいると、どんどん時間が過ぎていく。これでは、予定以上に時間がかかりそうだ。
[出船入船]

 道が下りになったところから、広葉樹の冬木立が目立った。よく見たら、ブナではないか。(但し、ブナだけでは、ない) こんな標高が低いのにブナ林があることに、ちょっとビックリ。
 思わず、冬木立に女体山ピークを入れて撮影。(写真下)
[ブナ林を通過]

 女体山頂上に近づいていくと、急登になっていく。これは、キツいな~と思いながら、ゆっくり登っていたら、後方から来た男子中学生4人にあっという間に追い抜かれた。
 11:02、ようやく頂上に到着。ここには、日本百名山 筑波山の石柱が建っていた。(写真下)
[女体山頂上に到着]

 霞ヶ浦方面を撮影。周囲に高い山がないため、とても標高877mとは思えないワイドな光景が広がる。(写真下) 頂上には、丸太の柵が設置されてあり、霞ヶ浦側の岩場には行けないようになっていた。
[霞ヶ浦方面の眺望]

 頂上直下には、筑波山神社女体山御本殿があり、参拝。
 登山者の参拝する姿が目立つ。
[女体山御本殿]

 女体山から、男体山の方へと下っていく。せきれい茶屋の前を通り過ぎた後、道幅が広くなり、御幸ヶ原に出た。(写真下)
[御幸ヶ原に到着]

 御幸ヶ原から北側の山並みを眺めていたら、日光男体山や女峰山などが見えていることに気がつく。さすが筑波山、日光の山々は、かなり近いなと感じた。
[女峰山(右)、日光男体山(中央)の眺め(望遠)]

 御幸ヶ原から、男体山を目指す。
 階段登りが続き、登りきると、筑波山神社男体山御本殿が見えてきた。(写真下)
 参拝する前に展望台に向かう。
[男体山御本殿]

 展望台から東京方面を眺めると、千葉寄りの東京湾が光って見えた。(写真下)
 午後になると、東京方面には、一面雲が浮かび、残念ながら、午前中のようにビル群を、はっきり眺めることはできなかった。
[東京湾が光っていた(望遠)]

 女体山と同じような形の男体山御本殿を参拝した後、御幸ヶ原へ戻る。途中、女体山のピークが見えた。(写真下)
[女体山ピークを望む(望遠)]

 再び、御幸ヶ原に戻ってきた。(写真下)
 ここから、ケーブルカー沿いに下っていく御幸ヶ原コースに入る。昨日の三浦海岸コースは、比較的平坦だったので、特段、右膝の痛みは、出てこなかったが、今回は、結構な下りだ。ということで、右膝にサポーターを装着し、ストックを2本取り出す。
[御幸ヶ原に戻ってきた]

 12:56、御幸ヶ原コースを出発。
 いきなり、急な階段下りとなる。このコースを登りに使ったら、最後は、キツいだろうなと思えた。
 今一つ、Wストック操作に慣れておらず、どうしても左手の動作が緩慢になってしまう。
 ....左手の筋肉に力が入らない。
[急な階段を下っていく]

 下り始めて30分、やはり、この急な下りは、右膝には、影響大だった。徐々に痛みが出てきて、かなりスローな歩行になってしまった。やはり、膝を曲げた時、ふくらはぎの付け根で痛みが発生している。以前からの症状だ。
 やはり、膝サポーターも、急斜面では、役に立たないな~と思えた。
 ....サポーターを初めて装着した頃は、サポーターの効果があったように思えたのだが。
 お蔭で、後ろから下ってくるハイカーにどんどん道を譲るハメに。(写真下)
[後ろからドンドン追い抜かれる]

 ケーブルカーに近づく。ちょうど2台のケーブルカーがすれ違う場所だった。
 望遠で、レールとケーブルカーを撮影。(写真下)
 このとき、レールには、ポイント切換機がなく、内側のレールは、不連続になっていることに気がついた。こんな状況で、よく脱線しないものだ。
 気になったので、帰宅後、調べてみた。すると、下記文章を発見。
 『ケーブルカーの車輪は、左右で形が違います。片方の車輪は平らで幅が広くなっていて、レールの上に乗っているだけですが、もう片方の車輪は真ん中に溝が入っていて、レールをはさむようになっています。ケーブルカー同士がすれ違うときにぶつからないのは、溝が入っている車輪が乗っているレールの方へ進むようにできているからです。』
 (Web サイト:筑波山ケーブルカー&ロープウェイから引用)
 なるほど!左右で車輪の形が違うというのが、ミソだった。鉄道と言ったら、JRのようなレールと車輪だと思い込んでしまう先入観がいけなかった。やはり、脳ミソが硬くなっているようだ。
 ....大山ケーブルも同じ仕組みなのだろうか。今度確認してみたい。
[ケーブルカーをしばし眺める(望遠)]

 14:58、筑波山神社が見えてきた。(写真下左)
 ようやく登山道が終わったところで、ちょっと時間を計算してみた。
 御幸ヶ原から、神社まで2時間7分かかっている。途中、立ち止まったのは、ケーブルカーを撮影した時だけで、約6分使っている。よって、約2時間かけて下ってきたことになる。コースタイムは、御幸ヶ原での案内板で70分と記載されてあったのを思い出した。
 「70分の下りが、120分か。1.7倍かかっている。」と、ちょっと絶句。


 神社を参拝後、石段を下っていく時、まだ右膝にズシンとくる痛みが出てくる。
 ふと振り返ると、神社の奥に女体山の頂上が見えていた。(写真下右)
[筑波山神社に到着] [神社を振り返る]

 15:23、右膝に痛みを覚えながら、舗装路を下っていき、大鳥居の前に出た。ようやく筑波山神社入口バス停が見えてきた。
 道路を渡り、バス停側から大鳥居を眺める。(写真下)
 この巨大な鳥居は、バスに乗って来るときも、車窓からよく見えた。
[大鳥居を振り返る]

 15:24、バス停に到着。
 次のバスは、16:10。まだ時間は、たっぷりある。そんな訳で道路を渡った先に靴洗い場があったので、靴を洗ったり、撮影したりして時を過ごす。
[筑波山神社入口バス停に到着]

 バス停近くにて、日が傾き、薄い橙色に染まった空とスカイツリーを撮影。
 この撮影後、バスに乗車し、つくばセンターに戻った。
 [ここでもスカイツリーが眺められた(望遠)]


 筑波山は、展望の良さ、岩見物しながらの登山、ブナ等の樹林といった面で、なかなか魅力ある山だと思えました。今後、新緑や紅葉の時期でも訪問したくなりました。
 一方、右膝の痛みは、ちょっと深刻になってきました。平地であれば、長距離を歩いても、殆ど痛くないのですが、急な下りであればあるほど、痛みがでてきます。この対策を真剣に考えなければならなくなりました。
 ....ひょっとして来年度山行は、絶望か?



※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。