トップページ>他山域山行リスト>編笠山_記録20230524
2023年5月24日(水)・25日(木) 晴・曇 |
同行者:すみれさんチーム(往3人,復5人) |
2023/5/24:観音平(10:29)〜(11:28)雲海(12:09)〜(12:56)押手川(13:07)〜(14:51)青年小屋(15:18)〜(15:52)編笠山(16:12)〜(17:00)青年小屋(泊)
2023/5/25:青年小屋(6:50)〜(8:12)押手川(8:25)〜(9:03)雲海(9:19)〜(10:00)観音平 |
久々に八ヶ岳の青年小屋に行ってきました。調べてみますと、前回は、「山の会2」メンバーとともに2019年4月、前々回は、すみれさんチームとともに2017年10月に訪れています。ですが、この過去2回は、残念ながら、天候に恵まれておりませんでした。今回、前日の天気予報では、晴の予報となっており、天候は、期待できそうでしたので気合十分です。
詳細は、以下をご覧ください。
....ちなみに「すみれ」さんというのは、鍋割山荘の奥さんによって名付けられましたハンドルネームです。 |
小淵沢にて、あずさ3号から下車し、すみれさん、TKU さんと合流。松本方面から来られるHHさんを待つ間、初めて駅建屋の屋上に行ってみることに。
東側には、富士山が。北側には、西岳、編笠山、権現岳の山々が眺められる。(写真下左) 南側では、甲斐駒や鳳凰三山がクッキリと見えている。(写真下右)
....地蔵岳のオベリスクもくっきり。
今日は、昨日の天気予報通り、眺望が期待できる山行になりそうだ。
この後、HHさんが到着され、小淵沢駅からタクシーで観音平に向かう。
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[小淵沢駅屋上にて(1)] |
[小淵沢駅屋上にて(2)] |
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10:16、観音平に到着。目の前の駐車場には、自家用車が20台以上、既に駐車していた。今日は平日の水曜日だが、こんなに登山者が多いのだろうか。
10:29、登山届を提出して出発。 |
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[観音平に到着] |
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最初は、平坦な樹林帯を進んでいく。
日差しは強いのだが、木陰のお蔭で、それほど暑さは感じない。 |
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[観音平を出発] |
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新緑のカラマツ林を見上げる。考えてみたら、この新緑の時に訪れたのは初めてだった。 |
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[カラマツ林の新緑] |
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続いて、ツツジが咲いているエリアが現れた。最初は、すでに散ってしまった木だったのだが、登るにつれて、満開のツツジが目の前に現れた。このツツジは、トウゴクミツバツツジだろうか。おしべをざっと数えると、8本以上あるのが分かった。
こんなにツツジが咲く登山道だったことを今回、初めて知る。 |
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[トウゴクミツバツツジ?が満開] |
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11:28、雲海に到着。(写真下左)
時間的にも宜しいかと、ここでランチタイムとした。金沢から来られたHHさんから、地元の笹寿司を頂く。ここでは、ネタの中からまず連子鯛を選択。(写真下右)
いや〜、毎度のことながら、この押し寿司は、美味しい。鯛の食感と香ばしい酢の味覚が何とも言えない。
....HHさんからは、毎回、この笹寿司を頂き、誠に恐縮です。 |
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[雲海に到着] |
[金沢の笹寿し(連子鯛)] |
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ランチタイムを始めたとき、富士山が見えていることに気がついた。(写真下) では、霞んでいるが、まだ肉眼では、十分見える。ということで、富士を眺めながら笹寿司を味わうという贅沢なひと時を過ごす。 |
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[富士山が見えた!] |
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雲海を出発し、樹林帯の登りが続く。残念ながら、先ほどまで見られたツツジの花は、見当たらない。黙々と登っていくと、ポツンとベンチが1つある。ここで小休止。(12:35)
12:48、左手に道標を見る。(写真下) 雲海を出発してから、2つ目の道標だ。ここまで来れば、押手川は、近い。 |
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[もうすぐ押手川] |
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12:56、押手川に到着。(写真下) ここは、編笠山頂上ルートと青年小屋ルートの分岐点。
すぐ横では、沢の水がチョロチョロと流れている。日なたに腰を下し、小休止。木陰だと涼しすぎるような気温になってきた。 |
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[押手川に到着] |
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13:07、押手川を出発し、青年小屋ルートを進む。7分後、押手川展望台に到着。富士山は見えるのだが、手前の木の枝などが煩く、撮影としてはイマイチ。ということで、あまりシャッターを押下する気にならず、出発。
相変わらず、樹林帯の中を登っていく。
13:56、右手の樹林帯が途切れて、三ッ頭のピークが見えた。そう思った後、右後方を眺めると、富士山が鎮座していた。ここは、手前の樹林が邪魔にならなかったので、何枚も撮影。(写真下) |
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[振り返って富士山を望む] |
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14:29、「青年小屋20分」の道標の前を通過。青年小屋を指す標識は、地面に落ちていた。(写真下) 20分とあるけど、そんな時間で行けたっけ?と思う。ここからの登りがキツく感じるのだ。 |
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[道標[青年小屋20分]を通過] |
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ハアハア言いながら、登山道を進む。それほど急登ではないのだが、先が樹林で見えず、ちょっとハイペースな感じ。(写真下) |
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[青年小屋への最後の登り] |
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14:51、青年小屋に到着。道標地点から22分で登ってきた。ということは、道標記載の通り、若い人であれば、20分で登れる時間のようだ。
小屋に入り、ザックを置いた後、TKUさんと編笠山を目指す。(15:18) 残りのお二人は、小屋で留守番となった。 |
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[青年小屋に着いた後、編笠山を目指す] |
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ストック1本を使用して、登りにくい岩場を登っていく。空身なので、足取りは軽い。
15:32、岩場が終了したところで、振り返る。(写真下)
ギボシや権現岳がクッキリと見えるが、後方の赤岳はまだ見えない。
この先は、樹林帯の登りとなり、これが長く感じるのだ。 |
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[編笠山頂上への途中で振り返る] |
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樹林帯を黙々と登っていくと、15:52、ようやく編笠山頂上に到着。
山梨百名山の「編笠山」山頂標識が富士山寄りに立っていた。(写真下) |
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[富士山方面の眺望] |
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南アルプスは、北岳、甲斐駒、仙丈ヶ岳と横並び。
(写真下)には写っていないが、北岳の東側には、鳳凰三山の稜線も見えている。 |
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[南アルプス方面の眺望] |
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頂上の眺望は、まだまだ続く。
八ヶ岳方面では、阿弥陀岳、赤岳、ギボシ、権現岳とクッキリ。(写真下) |
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[赤岳方面を撮影] |
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他にも中央アルプス、御嶽山、諏訪湖や蓼科山、北アルプス(槍の穂先や大キレット、穂高、後立山連峰)も眺めることができた。(写真下)では、北アルプスがはっきりしないが。
16:12、頂上を後にする。 |
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[北アルプス方面を撮影] |
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17:30、夕食。ここで、6年ぶりにSKさんご夫妻にもお会いし、缶ビールで乾杯。名物アジフライ等を頂く。その後は、久しぶりの再会ということで、HHさん持参のウィスキーをハイボールで頂戴しながら、しばし談話。
思えば、すみれさんチームとは鍋割山荘でお会いしたのが、そもそもの始まりで、それから、車山界隈のスノーハイクや、鍋割山荘泊り、青年小屋訪問の他、白山にもご一緒させて戴いたりと、早くも10年以上のお付き合いが続いていた。
....残念ながら、コロナ禍で一時中断。
今日の小屋番の方は、管理人竹内さんの息子さんだった。もう20代の好青年になられていて、ちょっとビックリ。(以前、ここで見かけた時は、まだ中学生ぐらいだったと記憶) |
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[夕食に缶ビール] |
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翌朝、日の出の頃、外に出て富士山を撮影。(写真下)
残念ながら、空が東雲色に染まることはなかったが、一面、雲海が広がっていた。 |
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[富士山と雲海] |
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出発前、青年小屋の外で全員での記念撮影。帰りは、SKさんご夫妻も一緒となり、計6人で下山となった。ルートは、登りの時と同じだ。
赤提灯に挨拶してから出発。(6:50)
....提灯は、いつの間にか六代目となっていた。 |
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[青年小屋を出発] |
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「青年小屋20分」道標の前を通過。(写真下) |
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[道標[青年小屋20分]を通過] |
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登山道の石の間で、氷が張っていた。(写真下)
今朝、凍った氷のようだ。 |
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[氷が張っていた] |
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カラマツ林が現れると、だいぶ下ったような気がしてくる。
幸いにも今回は、右ひざの調子がよく、全く痛みが出ていない。4月末の塔ノ岳の下りで、右膝の痛みが出たので、気になっていたのだが、杞憂に終わりそうだ。 |
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[カラマツ林が現れる] |
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ツツジの咲く前を通過。
下りの時の方が、ツツジのアングルは、よかったのだが、曇り空だったのが、残念。 |
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[トウゴクミツバツツジ?の横を通過] |
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10:00、観音平に到着。駐車場の車は、数えると36台。こんなに登山者は、来ていないと思う。山菜採りの車が含まれているのではないかと推測。 |
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[観音平に到着] |
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観音平からタクシーを呼び、延命の湯へ。
平日で10:00に営業したばかりということで、浴場はガラガラだった。ゆっくりと湯に浸かった後、食堂で風呂上りの生ビールを味わい、再びタクシーで小淵沢駅に戻り、帰路についた。
....結局、帰りのあずさ内でも、飲み続けた。 |
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[いつものように延命の湯に寄り道] |
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すみれさんチームの皆様
今回は、お誘い戴き、誠に有難うございました。天候に恵まれ、絶好の登山日和でした。編笠山からの光景が今でも目に焼き付いています。今後とも、宜しくお願い申し上げます。
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※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。
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