トップページ他山域山行リスト>日連アルプス_記録20231110


日連アルプス

 山行日
2023年11月10日(金) 曇一時雨    同行者:「山の会2」メンバー 23名
 コース
藤野(9:32)〜(10:14)登山道入口〜(10:51)宝山(10:59)〜(11:07)日連山(11:09)〜(11:27)杉峠(12:05)〜(12:41)鉢岡山(12:51)〜(13:12)杉峠(13:15)〜(13:33)峰(13:50)〜(13:57)日連金剛山(14:01)〜(14:36)金剛山バス停(14:38)〜(15:04)藤野
 平日の金曜日、「山の会2」で、神奈川県北部の日連アルプスに行ってきました。前日の天気予報では、昼から雨と言われてましたが、果たして当日の天気は如何に。
 詳細は、以下をご覧下さい。


 JR中央線藤野駅前に集合する。今回、23人という大所帯なので、3つのグループに分けて出発。(9:32) 実は、出発前の9時過ぎに雨がポツポツ降ってきて、これは、最初から雨中山行かと思われたが、幸いにもすぐに止んでしまった。
 ということで、完全な曇り空の下、いつまた降ってくるかヒヤヒヤしながら歩いていく。
[藤野駅前にて]

 日連大橋を渡る。(写真下)
 今回は、グループ3つ目の最後尾を歩く。正面には、今回登る予定の金剛山(日連)方面が見えた。個人的には、2019年以来、4年ぶりの日連アルプスだ。
 ....その時も天気がイマイチだったのを覚えている。
[日連大橋を渡る]

 10:14、住宅街を抜けて登山口に到着。ここにはコースの案内板が立っている。(写真下)
 ここから登山道となるが、残念ながら、ここで雨が降り始めてしまった。予報よりも早く降り始めたことにガッカリだ。
[登山口にて]

 登山道を登ったり、トラバースしたりした後、急登が始まる。(写真下) 日連アルプス一番の急登だが、ロープが付いているので、それほど苦にはならない。だが、雨が降っているので、いつも以上に集中力を高める。
[ロープのある急登が始まる]

 急登を終えても、登りは続く。登山道に真っ赤な落葉が散乱していたのが印象的だった。
 10:51、宝山頂上到着。(写真下左) ガスに覆われ、近くの樹林しか見えない。初めてのピークということで、小休止。この頂上には三角点があるのだが、その位置は、ベンチ下だ。(写真下右)
[宝山] [ベンチの下に三角点]

 続いてすぐ、日連山に到着。(11:07) (写真下左)
 このエリアの名である日連という名が付いた山だが、至って地味な山頂だ。周囲は、樹林に囲まれ、おまけにガスが漂っている。
山頂標識を撮影した程度で出発。(写真下右)
[日連山] [山頂にて]

 11:27、杉峠に到着。(写真下)
 なんと、ここで奇跡的に雨が止んだ。ということで、急遽、ランチタイムとした。ここは、十字路となっているのだが、北側の経路は、4年前と同様、通行止めのままだった。
 12:05、出発。藤野駅を出発する際、雨が降り続いていたら、藤野15名山の一つ、鉢岡山は、パスする話が出ていたのだが、雨が止んでいるので、予定通り、鉢岡山へ向かう。
[杉峠にて]

 鉢岡山に向かう途中、白い乗用車が斜面に捨てられていた。(写真下) 前回訪問(2019-11-23)時も、見た記憶あり。
[相変わらず乗用車あり]

 12:41、鉢岡山頂上に到着。(写真下) 前回訪問時と、さほど変化は無いように見えた。藤野15名山の山頂標識の横に鉢岡山烽火台跡の標柱が立っている。残念ながら樹林に囲まれ、視界は広がらない。小休止した後、出発。
[鉢岡山に到着]

 鉢岡山から引き返す時、右手をふと見たら、景信山、小仏峠、小仏城山の山並みが見えた。天気が良ければ、立ち止ってじっくり眺めたいところだ。(写真下)
[景信山方面を望む]

 13:12、再び杉峠に戻ってきた後、西へと進み、13:33、峰山頂上に到着。(写真下)
[峰山へ到着]

 ここは、展望のいい頂上だ。幸い、雨が止んでいるので、どうにか遠方の視界が広がった。標高は低いが、鶴島御前山の尖がったピークが目立つ。(写真下)
[西側の光景]

 ここで緊急事態発生。女性メンバー1人の首筋にヤマビルを発見。すぐに取り除いたが、噛まれた箇所から出血が見られた。ということで、出血箇所を応急処置。この日は、気温が低かったので、ヤマビルが出てきたのは、想定外の出来事だった。 
 ....でも結局、今回現れたのは、この一匹だけだった。
[ヤマビルを発見]

 13:57、金剛山(日連)に到着。祠に参拝し、小休止。
 頂上に立っている金剛山神社という説明板には、以下のように書かれてある。
『この神社は、火之迦具土の神を祭神として祀り、古くから住民に崇められています。社殿の創立年代は不明ですが、金剛山への信仰は、天保時代(1830年代)からとも言われています。
  明治三十年(1897年)四月十一日には杉集落の大部分が焼失するという大火があり、防火意識が高まりました。大火災を戒める為に四月十一日を例祭日と定め、栃木県古峯ヶ原の古峯神社に代表者が代参して地域の安泰を祈願します。そして一番祈祷のお祓いを受けたお札を、金剛山神社に納札します。また、各戸にお札を配布し火防を願います。(以下略)』
 ....南西側にも金剛山(名倉)、金剛山(鶴島)という同じ山名の山があるが、皆、火伏信仰の山なのだろうか。
 14:01、金剛山バス停に向かって下山開始。
[日連金剛山] [金剛山を出発]

 ここからの下りは、いきなり急斜面から始まる。ここで右膝痛が出てしまっては、団体行動に支障が出るなと思い、ストックを使用して慎重に下っていく。だが、右膝を庇った歩き方になるので、どうしてもスピードが出ない。結局、少し遅れてメンバーと合流。
 ....やはり、迷惑をかけてしまった。
[急斜面の下り]

 一直線の下りになると、それほど斜度がキツくなかったので、だいぶ歩き易くなった。
[一直線の下り]

 14:34、車道に出た。(写真下) 正面には、金剛山神社の赤い鳥居が立っている。
 ここまで、右膝痛が出てこなかったので正直ホッとした。だが今回、急な下りでは、右膝に体重をかけるのが恐ろしいことが分かった。右膝は、まだ完全復活ではなかったのだ。
[バス通りに出た]

 藤野駅行きバスは、行ったばかりということで、藤野駅まで車道を歩いていく。幸い、雨は、降っていない。結局、天気予報とは異なり、午後に入って雨に降られることは無かった。(写真下)
 ....今回は、晴男・晴女が多かったようだ。
 [藤野駅に向かって車道を歩く]


 結局、雨に降られたのは、日連アルプス登山口から杉峠までの1時間10分程度でした。紅葉のタイミングには、少し早かったですが、一部紅葉している箇所もあり、楽しめました。
 また、幸いにも右膝痛は出てきませんでしたが、完全復活ではないことも判明しました。
 ご同行の皆様、お世話になりました。誠に有難うございました。



※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。