トップページ>他山域山行リスト>甲州高尾山_記録20231112
2023年11月12日(日) 晴 |
同行者:「山の会」メンバー 5名 |
大滝不動尊奥宮(9:33)〜(9:55)展望台(9:59)〜(10:18)丁字路(10:20)〜(10:44)棚横手山(10:56)〜(11:12)丁字路〜(11:16)富士見台(11:18)〜(11:50)甲州高尾山東峰(11:53)〜(11:58)甲州高尾山(12:28)〜(12:31)宮宕山(剣ヶ峰)〜(13:21)柏尾山(13:25)〜(14:02)大善寺バス停(14:07)〜(14:40)勝沼ぶどう郷 |
今回の山行は、「山の会」メンバーとともに甲州高尾山に行ってきました。この山は、私にとって初訪問の山で勝沼ぶどう郷駅に降り立ったのも初めてでした。
詳細は、以下をご覧下さい。 |
JR中央線勝沼ぶどう郷駅に8:09到着。集合時間より1時間早く着いてしまった。ということで、駅前をブラブラしていたら、屋外展示されている電気機関車を見つけた。
....かつての鉄道ファンの血が騒ぐ。
説明板には、電気機関車EF6418 とあり、昭和41年(1966)5月に製作され、主に貨物車を牽引し、中央線などを走り、その後、南武線、青梅線、篠ノ井線などで活躍した後、平成17年(2005)3月に現役を引退したと書かれてあった。長年、地元で活躍した機関車がこのように展示されているのは嬉しいことだ。
....EF66やEF65_ 500番台と違って、重連を考慮した前面貫通形(前面にドアが付いている)が個人的には好み。
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[勝沼ぶどう郷駅にて下車] |
[EF64形電気機関車] |
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9:06、全員集合したところで、勝沼ぶどう郷駅からタクシー2台に分乗して大滝不動尊奥宮に向かう。途中、法面保護工事された箇所を見かける。そういえば、かつてこの甲州高尾山山行を計画したが、この林道が崖崩れで通行止めだったので、諦めたことを思い出した。
9:23、大滝不動尊奥宮の駐車場に到着。(写真下) ここには、トイレが設置されてある。準備運動を済ませた後、登山スタート。 |
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[大滝不動尊前の駐車場奥に到着] |
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すぐ目の前に仁王門が建っていた。(写真下左)
どうやら、登山ルートは、この不動尊の中を通っていくようだ。ということで、門を通り、石段を登っていく。(写真下右) 右手には、前滝と呼ばれる滝が見える。
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[仁王門] |
[石段を登る] |
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登っていくと前方に本堂が見えてきた。その後ろに黒い壁が見え、滝(雄滝)だと分かった。本堂の裏には、滝がいくつかあるのだが、今回は、滝見物はパスし、先に進む。 |
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[大滝不動尊奥宮] |
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奥宮を出ると、幅広の十字路に出た。(9:53)
道標に従い、展望台への道を進んでいく。(写真下) |
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[展望台に寄り道] |
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展望台には、十字路からすぐに到着。(写真下)
甲府盆地の奥は、どこだろう。今日は、雲が多く遠景が望めないのが残念。 |
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[展望台にて] |
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展望台から引き返し、林道を歩いた後、尾根の腹を登っていく。
尾根筋に出た後、左折し、棚横手山を目指す。意外と急な登りとなる。(写真下)
すると、棚横手山からの下山グループとすれ違う。ひと気のない山だと思っていたので、ちょっとビックリ。 |
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[棚横手山への登り(振り返って撮影)] |
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10:44、棚横手山頂上に到着。山梨百名山「棚横手山」の標柱の奥には、視界が広がり、富士山が見える。だが、今日は、裾野しか見えてなかった。それでも富士山をバックに標柱の前で記念撮影。(写真下) |
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[棚横手山にて] |
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棚横手山から来た道を引き返す。この尾根筋を下っていけば、甲州高尾山だ。(写真下)
見れば前方に秋の光景が広がっていた。登りの時は、皆の歩行ペースが速く、足下しか見てなかったので全く気がつかなかった。 |
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[棚横手山から戻る] |
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前方にコブのようにピークが続いているのが見えた。あのどれかが甲州高尾山だろう。
まだ距離は、ありそうだ。(写真下) |
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[甲州高尾山方面を眺める] |
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林道手前で、階段を下っていく。ここは、眺望がいい。(写真下)
前方には、富士山が見えているのだが、ここでも雲で富士山の裾野しか見えていない。 |
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[遠くに富士山の裾野] |
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尾根筋に出てきた丁字路をそのまま直進していき、富士見台に到着。(11:16)
だが、富士山は、やはり見ることは出来なかった。ということで、すぐに出発。(写真下) |
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[富士見台にて] |
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甲州高尾山に向かっていく。周囲が赤くなってきた。この辺りが紅葉のピークなのかもしれない。(写真下) この尾根筋は、以前、山火事が発生し、視界がよくなったという話だったが、今は、草木がだいぶ伸びているのがわかった。 |
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[紅葉が進む] |
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11:29、防火帯のような尾根筋に出た。ここも山火事跡ではないかと思えた。(写真下) 視界が広がる。だが、丹沢と違って周囲の山がどこの山なのかサッパリ分からない。 |
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[草原に出た] |
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登り切ったら、景色が広がる山頂らしい所に出た。ここが甲州高尾山かと思ったら、右手に「甲州高尾山東峰(仮称)」と手書き標識がぶら下がっていた。(写真下)
ここには、先ほどすれ違ったグループがランチで休憩中だった。 |
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[甲州高尾山東峰(仮称)の標識] |
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この東峰は、見晴らしがいい。歩いてきた方を眺める。(写真下)
手前の尾根筋が高いせいか、近くの山並みしか見えていない。だが、南東側には滝子山と思える山が見えていた。 |
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[東峰からの眺め(振り返って撮影)] |
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11:58、甲州高尾山頂上に到着。(写真下) ここで記念撮影した後、ランチタイムとした。山火事の発生後は、南側の視界が広がっていたらしいが、今では草木が育ってしまい、樹林に囲まれた頂上となっていた。これならば、先ほどの東峰の方がランチタイムには良かったかなと後悔。 |
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[甲州高尾山頂上にて] |
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ランチタイム終了後、12:28に甲州高尾山を出発。ほんの2、3分で、宮宕山に到着。山頂標識は、「甲州高尾山嶮ヶ峰」と書かれてあった。(写真下)
標識の傍に三角点を見つけた。 |
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[甲州高尾山嶮ヶ峰] |
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12:36、林道を横断し、尾根筋の続きを進むと、急斜面となり、高度差100mぐらい、ジグザグに下っていく。登りだったら、ちょっと辛そうな斜面だ。さらに下っていくと、鞍部となり、緩く登り返して930mピークを通過する。その930mピークの下りは、傾斜が緩くなり、紅葉ゾーンにぶち当たった。(写真下) |
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[紅葉ゾーンに入る] |
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12:56、右手の樹林帯に隙間があり、そこから視界が広がる。(写真下)
よく見たら、正面真下にぶどうの丘が見えた。
遠くの稜線は、帰宅後、カシミール3Dで調べてみたら、水ヶ森(中央やや右)が見えているのが判明。その南側には帯那山が見えているはずだが、特徴がないため、位置がよくわからず。 |
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[ぶどうの丘方面を見下ろす] |
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13:02、急な下りとなった。鞍部から登り返し、798mピークを通過すると、緩やかな下りとなる。やがて送電鉄塔下に到着。ここが柏尾山だった。(写真下) |
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[柏尾山にて] |
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柏尾山から南側に下っていく途中で、タクシー会社に電話し、大善寺から乗車する予定だったが、タクシーが全て出払っていて配車不可能であることを知る。それならば、とにかく大善寺バス停まで歩こうという事になった。
13:59、大善寺の前を通過。(写真下) |
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[大善寺] |
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大善寺バス停に到着。ここで、バスダイヤを調べると、丁度良い時間のバスがないことが判明。ということで、歩いて駅に向かうことに。 |
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[大善寺バス停] |
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国道20号線から直ぐ離れ、斜面をトラバースするように道を行く。左手には、甲府盆地が広がる。(写真下) この道の左右は、収穫を終えたぶどう畑が広がっている。こんな間近にぶどう畑を見たのは、初めてだ。 |
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[勝沼ぶどう郷駅に向かう] |
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舗装路歩きが続き、だんだん足の裏が痛くなってきた。14:40、ようやく勝沼ぶどう郷駅に到着。これにて、山行は終了。
今回の山行は短くて楽勝と思っていたが、予想以上に棚横手山から大善寺まで長い下りだったことが印象的だった。 |
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[勝沼ぶどう郷駅に到着] |
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【補足】
甲州高尾山山行のもう一つの楽しみは、温泉とワインです。
ということで、駅からぶどうの丘へタクシーで向かいます。小高い丘を登っていき、ぶどうの丘「天空の湯」の前で降車。「天空の湯」の入口前で振り返ります。(写真下)
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[天空の湯にて] |
振り返れば、今日歩いた稜線がクッキリ。 |
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[甲州高尾山(中央)方面(天空の湯から)] |
温泉では、アルカリ単純泉に浸かりながら甲府盆地を一望に収め、大満足。その後、風呂から上り、ワインで乾杯しました。
....1コインで、1プッシュ。これが楽しみだったのだ。 |
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[ワインサーバー(コイン式)] |
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※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。
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