トップページ>他山域山行リスト>丸山(秩父)_記録20240310
2024年3月10日(日) 晴 |
同行者:「山の会」メンバー 8名 |
芦ケ久保(9:13)〜(9:16)道の駅果樹公園あしがくぼ(9:23)〜(10:02)登山道入口〜(10:44)日向山分岐点〜(10:52)766m峰(10:57)〜(11:14)車道横断点〜(11:32)県民の森東屋(11:48)〜(12:12)丸山(展望台)(13:06)〜(13:46)大野峠(13:52)〜(15:29)国道299号線合流点〜(15:51)芦ケ久保 |
今回は、久しぶりに秩父の山へ「山の会」メンバーと行ってきました。快晴の下、今回の山、丸山は初めての訪問でした。詳細は以下をご覧下さい。
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品川から池袋に出て西武池袋線に乗車。飯能で西武秩父行きに乗換え、正丸トンネルを抜けてようやく目的地の芦ケ久保に到着。
駅から一段低い場所にある道の駅「果樹公園あしがくぼ」に向かう。(写真下) 今回は駅前でなく、リーダの判断からこの施設内の東屋が集合場所となっている。駅前よりもトイレが広く、東屋は腰掛けられ、スペースも広いというのがその理由。
集合場所の東屋に行ってみると、吹き曝しではなく半透明のシート等で囲まれていたので暖かかった。メンバー9人が揃ったところで予定より早めに出発。(9:13) |
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[道の駅果樹公園あしがくぼ(振り返って撮影)] |
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すぐ横瀬川を渡り、国道299号線へと進む。(写真下) 国道沿いに少し歩いた後、北に見える斜面を登っていく。案内板を見ると、この辺りは果樹公園となっていて、〇〇農園という農園が集まっている。シーズンによってイチゴやプラム、ブドウ、リンゴとフルーツ狩りが楽しめるようだ。 |
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[道の駅を出発] |
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舗装路の坂道を登っていくが、意外と勾配がキツイ。未舗装の林道並みだ。アキレス腱が伸びるのを意識しながら登っている途中、ふと振り返ったら、武甲山の姿があった。(写真下)
削り取られた階段状の斜面には雪が付着し、横縞が強調されて見える。 |
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[振り返ると武甲山] |
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その後、舗装路が終わり、山道となる。すると徐々に雪が目立ち始めてきた。(写真下) まだ標高700m程度なのにこんなに雪が残っているとは...出発時には想像できなかった。 |
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[登山道に雪が出てきた] |
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防火帯のような直線路を進んでいく。左右は、完全な植林の壁となっている。(写真下) 足下は雪道だが固くて歩き易い。
途中、尾根の先端のようなところに到着。地図を見たら、766m峰だった。ここは、南側の植林が少なかったので、日当たりがよく、雪が消えていた。 |
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[完全な雪道となる] |
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だが、その後は雪がしっかりと残り、再び植林の壁が左右に続く。(写真下)
11:14、標高850mを少し越えたところで、雪のない車道にぶつかる。除雪されているのだろうか。横断しようとしたらバイクが1台、目の前を通り過ぎていった。 |
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[植林帯の登りが続く] |
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さらに登り詰めていき、11:32、小ピークにある東屋に到着。県民の森の案内板があり、このあたりが県民の森だということが分かった。(写真下)
しばし小休止。その後、この先の丸山頂上も県民の森エリアに含まれていることを知る。 |
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[県民の森 東屋にて] |
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11:48、東屋を出発し、雪道を下っていき、車道に出た後、登り返して丸山に向かう。この登りが北側斜面になるせいか、一番の積雪量だった。標高1000mに満たないのにこの積雪量には驚かされる。
12:12、展望台のある丸山頂上に到着。(写真下左・右) 頂上には、数えてみたら約50人の登山者が休憩中だった。芦ケ久保駅から、殆ど登山者の姿を見ていなかったので、山頂でこの人数にはビックリ。我々も展望台下にてランチタイムとした。
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[丸山頂上に到着] |
[丸山頂上標識] |
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ランチタイム後、展望台に上ってみる。
まずは、武甲山の右手奥に見えたのが両神山だ。(写真下) |
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[展望台からの眺め(両神山)(望遠)] |
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さらに視点を右に移動させると、白い山が見えた。浅間山だ。(写真下) 左奥に黒斑山などの第一外輪山が見える。浅間山手前に位置する山は西御荷鉾山と分かった。
北側に視線を向けると、赤城山や男体山・女峰山も見えている。カメラ撮影では、イマイチだったが、素晴らしい展望だ。これで丸山での印象が強烈に残った。 |
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[展望台からの眺め(浅間山)(望遠)] |
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13:06、丸山を出発。今回は、ぐるりと時計回りで芦ケ久保に下山する予定だ。下りでも結構雪が多いなと思ったが、電波塔手前で右折し、南東斜面の下りになった途端、登山道の雪が消えてしまった。(写真下)
ドロドロした道となっていて非常に滑りやすい。今回、替ズボンを持ってきていないので尻餅はアウトだと思ったら緊張感がこの上なく高まってきた。 |
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[ドロドロした道] |
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ドロドロ道の下りが終わった後、日当たりのいい樹林帯を通り過ぎていく。気分よく進んでいくと、いきなり展望が広がる。リーダの話だと、ここはハンググライダーの離陸地点とのことだった。(写真下) |
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[ハンググライダー離陸地点にて] |
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ハンググライダー離陸地点でしばし眺望を味わう。遠方を眺めていたら、薄っすらと筑波山が見えていた。(写真下) その後、視点を右にずらしていくと、東京スカイツリーも発見。だが、残念ながらスカイツリーは、うまく写せなかった。 |
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[遠くに筑波山を眺める] |
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ハンググライダー離陸地点を後にし、さらに下っていくと東屋の前に出た。大野峠だ。この東屋で小休止。ここには車道が通じている。車道には轍の部分だけ雪がなかったが、道の中央には雪がしっかりと残っていた。先ほどのバイクは、ここを通ってきたのだろうか。
...経験上、雪上のバイクは超スリリング。オフロードバイクでも。
東屋の少し先に立っていた「よこぜイラストマップ」と大野峠の標識を撮影。(写真下) |
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[大野峠] |
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13:52、大野峠を出発。車道を横断して植林帯の中に入っていく。(写真下) 樹高のある植林がビッシリ詰まっている斜面をジグザグに下る。日陰のためか雪はしっかり残っていた。 |
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[植林帯の下りに入る] |
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14:33、沢に出た。ここでチェーンスパイクを外し洗う。地図で確認すると大野峠からここまで高度差約250m、植林帯を下っていた。だが、その後も植林帯が続く。但し勾配は、だいぶ緩やかになった。
15:20、突如展望が広がり、諸に西日を浴びる。(写真下) ようやく植林帯歩きが終わったとホッと一息。(沢に出た所から標高差200m下っている)
なお、(写真下)の左上には両神山が肉眼ではハッキリ見えていたのだが、あまりにもコントラストが強すぎて、薄っすらと飛んでいる状態。 |
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[ようやく植林帯から出てきた] |
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国道299号線に合流し、西武秩父線芦ケ久保駅に向かう。西日が強く、かつ日陰の無い国道歩きは、最後の難関だった。15:51、無事芦ケ久保駅に到着した。 |
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[芦ケ久保駅に到着] |
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今日は快晴の下、楽しく歩けました。そして初訪問だった丸山頂上は、素晴らしい展望地だったことに感動を覚えました。また帰路の途中、飯能にていつもの中華料理店に立寄り反省会を実施。生ビールと中華料理で満腹となり、帰りの西武池袋線では爆睡でした。
ご同行の皆様、有難うございました。
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※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。
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