トップページ>他山域山行リスト>三浦アルプス_記録20240503
風早橋(7:32)〜(7:46)仙元山(7:53)〜(8:36)クリーンセンター分岐〜(9:01)葉山町消防署〜(9:09)実教寺〜(9:34)観音塚分岐点(9:43)〜(9:57)観音塚(9:59)〜(10:37)一色住宅バス停〜(10:56)湘南国際村入口交差点〜(11:03)葉山マルシェ〜(11:47)新沢バス停分岐点(D17)(12:09)〜(13:03)新沢バス停分岐点(D13)〜(13:05)新沢バス停分岐点(D12)〜(13:37)栗坪橋〜(13:53)新沢バス停〜(14:07)上山口小学校バス停(14:25)〜(14:52)送電線鉄塔(14:55)〜(15:11)上山口小学校分岐点〜(15:29)畠山分岐点〜(15:31)乳頭山(15:40)〜(15:42)畠山分岐点〜(15:47)畠山・田浦分岐点〜(16:07)田浦橋〜(16:18)田浦緑地展望台(16:23)〜(16:39)田浦梅の里入口〜(17:03)JR田浦 |
今回は、三浦アルプスの枝道ルートをいくつか一筆書きで歩いてきました。まずは、山行ルート図をご参照ください。具体的には、
(1)クリーンセンターへの分岐路 …下り
(2)実教寺への分岐路 …登り
(3)観音塚から一色住宅への分岐路 …下り
(4)新沢停留所への分岐路(D16) …登り
(5)新沢停留所への分岐路(D12,D13) …下り
(6)上山口小学校への分岐路 …登り
です。詳細は以下をご覧下さい。 |
JR逗子駅から佐島マリーナ入口行のバスに乗車し7:29、風早橋にて下車。バス停から少し進路方向にスペースがあり、そこで準備していざ出発。(7:32)
今日の天気は上々で暑くなりそうだ。今回も昨年秋と同様、すぐ左の階段を登る近道ルートで仙元山に向かう。 |
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[いつものように風早橋を出発] |
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7:46、仙元山頂上に到着。今日は眺望に恵まれ富士山が望めた。(写真下)
撮影を終えて出発する。この先、5/1の昼から一晩降った雨のせいか道が濡れていた。 |
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[仙元山頂上にて] |
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8:13、いよいよ三浦アルプス名物のアップダウンが始まる。40段程度の階段を下った後、200余段の登り階段となる。(写真下) |
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[200余段の階段登り] |
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大山尾根への分岐点を過ぎ、下っていくと白い立札が立っている。ここがクリーンセンターへの分岐点だ。(写真下) 右手の分岐路に入る。初めての道なのでワクワクしてしまう。 |
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[クリーンセンター分岐点] |
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道幅が狭くなり、濡れているので非常に滑りやすい。ここで尻餅をつきたくないなと思い、小股で慎重に下っていく。すると前方に舗装路が見えた。(写真下)
意外と短い距離だ。分岐点から4分ぐらいしか経っていなかった。 |
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[すぐに舗装路に出た] |
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車道を下っていく。途中クリーンセンターの横を通るが、クリーンセンター自体は建替え工事中だった。道なりに進むと、葉山町役場の横を通り、9:01、バス通りに出た。右手には消防署があり、ちょうど職員の人たちが体操を行なっている最中だった。(写真下左)
ここでバス通りに出ず、Uターンするように左折し、住宅街の坂道を登っていく。その角に「仙元山ハイキングコース登山口」という逆三角形の案内板を見つけた。(写真下右)
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[葉山町消防署] |
[仙元山ハイキングコース登山口の案内図] |
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住宅街の坂がキツい。登り続けると正面に寺が見えてきた。Googleマップからここが実教寺と分かった。(写真下) |
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[実教寺入口] |
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実教寺を右に見ながら住宅街を直進する。すると正面に小さな道標を発見。左が「仙元山ハイキングコース」と赤い文字で書かれてある。(写真下) この道標があるという事は、ここで道迷いする人が多いのだろう。ということで左折し坂道をさらに登っていく。
やがて住宅街が終わり、山道に入った。 |
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[電柱の下部に小さな道標[←仙元山ハイキングコース]] |
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山道と言っても仙元山ハイキングコースという事だけあって歩き易い道だ。どんどん突き進むと、道標があり、右手に分岐路を発見。直進は、仙元山で、右折は観音塚だ。(写真下)
ここで右折してもいいのだが、ほんの少し仙元山の方に進み、もう一つの分岐点に進む。 |
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[観音塚分岐点] |
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すぐに観音塚への分岐路と道標を見る。(写真下) 仙元山から来た場合は、この分岐路で左折し観音塚に向かう所だ。
ここで小休止とする。すると私と同じように実教寺から歩いてくる家族連れや若いグループが続々と目の前を通過していく。皆、観音塚ではなく仙元山に向かっている。今日が好天気ということで仙元山までのハイキングのようだ。
...休憩中の僅か9分間で14人。それ以外に仙元山→観音塚を歩くハイカーが4人。仙元山→実教寺が1人。すごい人気だ。 |
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[少し先の観音塚分岐点] |
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小休止後、観音塚に向かう。樹林帯の細い道を歩き続け、9:57、観音塚に到着。(写真下)
馬頭観音撮影後、右手の枝道を下ろうとしたら、なんと珍しいことに若い男女1組がこのルートを登ってきた。これから北上し森戸川に下りた後、二子山方面に向かいますとの事。「お気をつけて」と挨拶後、枝道を進む。 |
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[観音塚] |
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最初の急な下りにはロープが設置されてあった。(写真下) 踏跡は、それなりにしっかりしている。ここは、以前下ったことのあるルートなので自信を持ってどんどん下る。 |
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[枝道を下っていく] |
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10:14、目の前に民家が見えた。(写真下) だが、ここにきてルートが不明瞭になってしまった。前回どうやって下ったのか全く覚えていなかったが、苦労した記憶はない。ということで見えている民家の方に近づくように踏み込んでみると経路が現れた。それを辿ると最後は民家の横を通り住宅街の車道に出た。 |
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[住宅が見えた] |
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住宅街では坂を下る様に進んでいき、バス通りに出た。(写真下)
バス通りを左に進むと、すぐに一色住宅バス停を見る。この後、しばらくバス通り(県道27号線)を歩いていく。 |
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[一色住宅バス停に出た(逗子方面を眺める)] |
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10:54、湘南国際村入口の交差点が見えてきた。(写真下)
十字路の交差点に立つと、左はトンネルが見えた。このトンネルの上が三浦アルプス(南尾根)縦走路だ。右は、まだ行ったことのない湘南国際村に通じている。
...湘南国際村には行きたい用事があるので、年内に一度は行くつもり。
この十字路を直進していく。 |
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[湘南国際村入口交差点手前にて] |
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湘南国際村入口の十字路を過ぎ、100mぐらいで左折する。この先に縦走路から新沢バス停に下りてこれるルートがあるので、それを登りルートで辿ることが今回の計画だ。
11:02、葉山マルシエという店の看板の前を通過。(写真下) この後、店の横を通過する。 |
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[葉山マルシエの看板] |
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GPSで地形図を見ながら進む。縦走路上の尾根に登るには、まず左手に見えている沢の右岸に行かなくてはならない。左手に堰堤が見えた。(写真下) 地形図ではこのすぐ上流側で対岸に続く破線ルートがある。だが、実際にはそのような経路は見当たらず、沢に降りれそうな箇所にはロープが張ってあった。ということで、これでは渡れないと、残念ながら引き返すことに。 |
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[堰堤を左手に見る] |
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先ほどの堰堤を見た後、右手の沢沿いを眺めていたら、何か白い物が見えた。何だろうと近づいてみると、それがガードレールだと分かった。さらに近づいてみたら、ガードレールがあるのは、沢に架かっている小橋だった。(写真下)
これは、渡れそうだと近づいていく。
...踏跡が草茫々で蛇が出そうだった。 |
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[小橋を発見] |
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小橋を渡ると山道が続いており、沢の右岸沿いに進んでいく。これがどうやら地形図上の破線ルートのようだ。左から小沢が合流している地点に到着。この小沢を渡り、進んでいくと左は、斜面の登り(ロープ有)、直進は、山道(但し、枝が垂直に置かれてある)の分岐路に到着。(写真下左右)
GPSで現在位置を確認し、左が縦走路に出るルートで、右の直進路は以前、縦走路に出たようだが、事前情報では現在、通行止めとなっている山道だと判断。それゆえ木の枝が設置されていると推察。ここはロープを使い、左の斜面を登っていく。
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[左方向はロープが設置してある登り] |
[直進方向は通行止めの枝が設置] |
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急な登りは、濡れていて靴が何度か滑った。今回、たまたま登りルートだったが、下っていたら尻餅必至だったろう。この枝道は、急斜面が続き、疲れる尾根登りだと認識。
11:47、見上げると前方に道標が見えた。ようやく縦走路に合流したとわかり、ホッとする。(写真下) ) ここで、しばし小休止。 |
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[新沢停留所分岐点(D17)に出た] |
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縦走路を東へ向かう。森戸林道終点分岐点付近の登りで親子3人連れとすれ違う。この急な下りを小さな男の子が下っているのを見てちょっとビックリ。
...お父さんが、星一徹のように見えた。 その後、小さなアップダウンを繰り返し、新沢停留所分岐点(D13)に到着。(写真下左) ここで右手の新沢停留所ルートを進む。トラバースするように進むが、踏み跡がハッキリしない。恐らく誰も歩いていないのだろう。やがて丁字路にぶつかるので左折する。すると、新沢停留所分岐点(D12)の前に出てきた。(写真下右)
引き返して、先ほどの丁字路を直進する。 |
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[新沢停留所分岐点(D13)] |
[新沢停留所分岐点(D12)] |
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最初は、足下の草が多かったのだが、段々と道が明瞭になってきた。13:19、ちょっとした段差のある所では、右にロープが設置されてあった。(写真下) |
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[小さな段差にロープ有り] |
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13:28、小沢に出てきた。目の前に土管が目に入る。(写真下) この時、アッと思った。この土管と小沢の光景に記憶があったのだ。てっきり初めてのルートだと思ったのだが、帰宅後調べてみたら、2011年2月に下っていた事が判明。
...13年前の記憶が蘇ったことに記憶力は、まだあると自信を持ったが、最近の記憶は自信なし。典型的な老人の記憶構造だ。まあ、そもそも記憶力があれば、最初からここが初ルートだと思わないだろう。 |
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[土管のある小沢に出てきた] |
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小沢に出た後、経路が不明になり、左岸に上って竹林エリアの中を歩いていく。
13:37、栗坪橋横の経路から橋のメイン道路に合流。(写真下) 2011年2月の時は、栗坪橋を渡っていた。ということは、今回は、土管のある小沢に出た後、前回と違うルートでこの栗坪橋に辿り着いたようだ。 |
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[栗坪橋に出てきた(振り返って撮影)] |
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栗坪橋からは地形図を見ながらバス通りに向かう。
13:53、新沢バス停に到着。(写真下) 新沢は「しんざわ」と読むことを再確認。 |
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[新沢バス停] |
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新沢バス停からしばらくバス通り(県道27号線)を歩く。
14:01、左前方にピークが二つ見えた。帰宅後調べたら、左は、茅塚、右は、東京南線3・4号線32の送電鉄塔が立つ小ピークだと分かった。 |
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[左奥に茅塚] |
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14:07、腰を下せる場所はないかと探していたら、上山口小学校バス停には屋根と椅子があり、誰もいなかったので、ここでランチタイムとした。ペットボトル2本目を開けて飲む。涼しい風が吹き、居心地が良すぎてなかなか立ち上がることが出来なかった。
14:25、出発する。 |
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[上山口小学校バス停にてランチタイム] |
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14:28、葉山町立上山口小学校横を通過。(写真下) 今日は休日なので学校は静かだった。 |
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[上山口小学校] |
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小学校を過ぎてから、道がいくつかあったので登山口がどこかでウロウロ。GPSを見ながら、ようやく縦走路に続く破線ルートに乗った。
14:52、送電鉄塔(東京南線3・4号線33)に到着。(写真下) 南側には湘南国際村方面の台地が眺められた。 |
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[送電鉄塔(東京南線3・4号線33)] |
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15:00、茅塚直登コースとの分岐点に到着。(写真下)
ここで昔、右へ進み、茅塚に登ったことを思い出した。ということで、ここも初めてのルートではなかった。(この先、上山口小学校分岐点までは初ルート) |
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[茅塚への分岐点] |
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15:11、上山口小学校分岐点到着。(写真下) 新沢停留所への枝道(2ルート)より、この道は明瞭で、かつ斜度が一定で歩き易かった。 |
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[上山口小学校分岐点に到着] |
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そのまま北上していき、15:31、乳頭山頂上に到着。東京湾方面を眺めると、海ほたるが薄っすらと見えてきた。(写真下) |
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[乳頭山頂上からの眺望(望遠)] |
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乳頭山からバックして、先ほど通過した畠山分岐まで戻り、左折して畠山方面に進む。(写真下) その5分後、畠山に行かず、田浦梅の里分岐点で左折する。 |
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[畠山方面に向かう] |
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横浜横須賀道路を渡り、16:18、田浦緑地展望台に上ってみる。(写真下)
東京湾の眺めにしばし見入る。風が時々吹き、涼しい。 |
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[田浦緑地展望台にて] |
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展望台から素直に尾根を下り、住宅街を歩いた後、17:03、JR田浦駅に到着。(写真下) |
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[JR田浦駅に到着] |
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今回、面白かったのは、一度諦めかけた新沢停留所に下る最初の枝道(今回登りで踏破)でしょう。久々にGPS上の地形図に集中しました。ですが、今回歩いて気がついたのは、枝道に入ると一切、道標がないことです。(仙元山ハイキングコースとなっている実教寺ルートを除く)
つまり、縦走路での分岐点道標を見た後は全く道標(手書きを含めて)のないルートを歩かなくてはなりません。ですのでバス停に着くためにはGPSが必携だと言えます。
結果的に久々に歩行時間の長い山行となりましたが、カシミール3Dですと歩行距離は、17.854kmでした。ちなみに累計標高は1183mでした。これほど歩いても、右膝の痛みは出ていないので、1泊2日程度の山であれば、登れるかなと思えてきました。 |
※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。
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