トップページ>他山域山行リスト>陣馬山・高尾山_記録20240521
2024年5月21日(火) 晴 |
同行者:「山の会」メンバー 1名 |
和田(8:35)〜(8:40)最初の登山口〜(9:09)尾根合流点(9:12)〜(9:45)陣馬山(9:58)〜(10:40)明王峠(10:45)〜(11:50)景信山(12:44)〜(13:09)小仏峠(13:12)〜(13:33)小仏城山(14:09)〜(14:35)一丁平〜(15:10)高尾山〜(15:21)御本社〜女坂〜(15:35)浄心門〜(15:45)山上駅(15:50)=(リフト)=(16:02)山麓駅〜(16:05)高橋家(16:29)〜(16:38)高尾山口 |
夏山登山に向けての平日トレーニング第1弾ということで先月、YUTさんとは大山三峰山に行きましたが、第2弾として今回は2年前に通っていた陣馬山・高尾山としました。
詳細は、以下をご覧下さい。 |
2年前と同じくJR中央線藤野駅にて8:10発の和田行きバスに乗車。平日の火曜日にもかかわらず登山姿の乗客は13人(我々2人を含む)と多かった。
8:25終点和田に到着。登山届を投函し、8:35出発。...この時刻でも同じバス乗客で、出発はビりだった。 |
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[和田バス停にて下車] |
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車道を歩いた後、8:40、登山口に到着。(写真下) ここから急登が始まる。 |
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[登山口にやってきた] |
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登山道に入ると、昨日の降雨で地面が濡れていて滑りやすい。このため余計なエネルギーを使ってしまう。そのせいか、まだ歩き始めて30分ぐらいしか経っていないのだが、異常な程、疲労感を感じる。これはいつもと違うなと思えてきた。 |
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[尾根筋へ登っていく] |
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9:09、尾根の合流点に到着。ここで水分補給しながらバテ気味な原因について考える。最初は滑りやすい道が原因だと思っていたが、どうもペースの速さと暑さが原因のようだ。今回も先頭を行くYUTさんのペースが大山三峰山と同じように速いことに気がついた。(ヤマビルがいないにもかかわらず)
また、ここで暑さ対策として首にタオルを巻く。 |
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[尾根合流点に到着] |
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尾根筋に乗り、登りの傾斜は、いくらか緩くなった。おかげでそんなに疲労感を気にしなくなった。 |
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[歩き易い道が続く] |
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9:29、和田からの2つ目の合流点を通過。その後、2、3分すると左右にヤマザクラの大木が目立ってきた。2年前の4月に歩いた時は、地面に花びらが散乱していたことを思い出す。 |
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[ヤマザクラの大木が続く] |
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陣馬山頂上に近づくと階段登りが続き、息が苦しくなる。だが、先行者のYUTさんのスピードが落ちない。この登りを終えれば冷たい缶コーラが手に入ると思い、引き離されないように気合を入れて階段を登っていく。
9:44、頂上手前の清水茶屋の前に到着。(写真下) 平日でも営業(但し木曜定休)していた清水茶屋が今日は何故か休みとなっていた。ということで冷えた缶コーラが得られず。
...このショックは大きい。なお、他の茶屋2軒は平日が休み。 |
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[清水茶屋が休みだった] |
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9:45、陣馬山頂上に到着。ザックを下して周囲の山々を見渡す。まずは富士山。だが、今日も富士山の姿は雲に隠れて見えず。何回か陣馬山を訪れているが、富士山が眺められた記憶が余りない。今回も残念な結果となった。
眺めがよかったのは、北側に聳え立つ大岳山だ。(写真下) 遠い割にはクリアに見えていて、その独特の山容から大岳山だとすぐに分かった。 |
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[かながわの景勝50選「陣馬山」の石碑] |
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山頂には10人ぐらいの登山者が休憩中だった。(写真下) しかし、日陰がなくて暑い。周囲の山々の撮影を終えた後、出発する。
...だが、冷えたコーラが飲めなかったショックは隠しきれない。 |
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[陣馬山には10人ぐらいの登山者が休憩中] |
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陣馬山を出発し、頂上を下っていくが、どうも今日の体調がイマイチで、暑さに慣れていないような気がしてきた。ということで、YUTさんには今回、この後いくつか現れる巻道(今まで通ったことがなかった)を利用することをお願いする。
10:22、右に巻道を発見。この分岐点には道標が立っていなかったが、巻道に入っていく。(写真下) するとトレラン男性(単独)とすれ違った2分後、トレラン男性2人と立て続けにすれ違う。トレランの人たちは皆、巻道を通るのかと思ってしまった。 |
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[右の巻道を行く] |
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巻道の途中、マルバウツギ(たぶん)が満開だった。(写真下) 今まで花らしい花を見かけていなかったので思わず撮影。 |
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[マルバウツギが満開] |
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10:28、本道に出た。(写真下) やはり巻道だとアップダウンが少ないので歩き易い。 |
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[本道に合流] |
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奈良子峠、明王峠、底沢峠と歩き、10:56、防火帯のような幅広の草地を歩く。(写真下)
モロに直射日光を浴びてしまい、これが結構ツラい。 |
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[木陰のない防火帯のような道を行く] |
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いつものように右手に見える植林帯の奥に小仏城山方面の稜線を見る。(写真下) 今日は、とても遠く感じる。 |
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[定点撮影地:奥に小仏城山] |
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堂所山(ここは従来も巻いていた)を右から巻くと、その後、巻道がいくつか現れ、分岐点道標には、巻道と丁寧に書かれてある。ということで、右手の巻道に入っていく。(写真下)
...何故かこのルートでは、巻道は全部右手にある。 |
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[巻道を行く] |
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巻道を通ることでアップダウンが減り、かなり時間短縮になることが分かった。やはり、巻道歩きだとトレーニング効果が薄れることを認識。だが、景信山に近づくと巻道がなくなり、小ピークを幾度か越えるというアップダウンルートとなり、この点は、なかなかキツイ運動だった。
最後の登りを終えて、11:50、景信山に到着。ここでランチタイムとした。 |
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[景信山に到着] |
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景信山から関東平野方面を眺める。(写真下) 今日は、靄ってしまい都心の高層ビル群が見えなかった。 |
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[関東平野側の光景] |
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ランチタイム後、小仏峠に向かって出発すると、驚いたことに下側の茶店の建屋がすっかり消えていた。テーブルが並んでいた箇所は、広場になっている。(写真下左)
さらに進むと奥に今までのテーブル等が山積みにされていた。(写真下右) 「景信茶屋青木」が小仏城山に移動するとは聞いていたが、どうやら景信山の茶店自体は撤去されるようだ。 |
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[景信茶屋青木が消えていた] |
[積上げられたテーブル] |
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テーブルが消えたお蔭で、小仏城山方面の撮影が楽になった。(写真下)
一番手前の小仏城山の稜線の次に見える稜線(比較的よく見えている)は、石老山だ。さらにその奥に薄っすらと稜線が見え、小仏城山の右奥に高い独立峰が大山だと判明。その西側に続く山は、東丹沢の山々だがハッキリしない。 |
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[小仏城山(左)方面の眺め] |
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景信山から小仏峠に下りてきた。(写真下) 特に休憩らしい休憩はとらず、道標などの撮影だけして小仏城山へ登り返す。 |
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[小仏峠にて] |
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13:33、小仏城山に到着。(写真下左) ここには、二つの茶店があり、一つは「城山茶屋」、もう一つは「春美茶屋」だったが、4月に来た時、「春美茶屋」が「山の茶屋青天狗」に変わっていた事を思い出した。つまり、先ほど見たように景信山の「景信茶屋青木」が消えて「山の茶屋青天狗」に移ったということになる。
メガ盛りかき氷のある「城山茶屋」は残念ながら休みだったが、「山の茶屋青天狗」は営業中だったので、かき氷を注文。(写真下右) だが、ボリュームがあり、半分ぐらい食べた段階で頭が痛くなってきてペースが落ち、食べ終わるのにずいぶん時間がかかってしまった。
...かき氷を注文しなかったYUTさんをだいぶ待たせてしまった。 |
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[小仏城山頂上に到着] |
[メロン味かき氷を注文] |
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かき氷のために小仏城山でだいぶ時間を費やしてしまったが、十分休憩できたので体調は復活し、疲れは感じなくなった。
15:05、高尾山頂上手前の大見晴台で丹沢方面を眺める。(写真下) ひょっとしたら富士山が見えるかもと思ったが、ますます雲が増えてしまい、丹沢ですら殆ど見えていなかった。 |
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[高尾山大見晴台にて] |
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高尾山頂上からは1号路を下っていく。(写真下左) 途中、セッコクの花を発見。個人的には箱根の道了尊で見たのが初めてだったが、ここでも見ることができた。(写真下右) |
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[石段を下っていく] |
[セッコクの花を見つけた] |
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その後1号路を下っていく際、前回4月にリフトで降りた味が忘れられず、YUTさんには、本日2度目のお願いでリフトで下ることを承諾してもらう。(写真下)
...ちなみにYUTさんは前回4月の山行には不参加。 |
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[ズルしてケーブルカーを利用] |
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リフトから降りた後、清滝駅前の一本のサクラの木が目に入る。(写真下) 前回、満開の花を咲かせていた木だ。 |
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[サクラの木(高尾山清滝駅前にて)] |
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高尾山口駅に向かう途中、前回同様、高橋家に立寄り、「冷しとろろそば」を注文。やはり、この蕎麦は美味い。(写真下)
...高尾山は、リフト下山と「冷しとろろそば」がクセになりそう。 |
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[冷しとろろそばを注文] |
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今回は、陣馬山への登りにて体調が今一つと思われましたので、その後、巻道を選択しましたが、結果的には、トレーニングのためというより、かき氷や蕎麦のための山行になってしまい、YUTさんには大変ご迷惑をお掛けしました。ですが、これに懲りず今後も宜しくお願い致します。
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※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。
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