トップページ他山域山行リスト>金時山_記録20240625


金時山

 山行日
2024年6月25日(火) 曇      同行者:「山の会」メンバー4名
 コース
金時神社前(9:31)〜(10:14)公時神社(10:18)〜(10:38)金時宿り石(10:45)〜(11:21)矢倉沢峠合流点(11:28)〜(11:52)金時山(12:37)〜(12:58)矢倉沢峠合流点(13:01)〜(13:22)矢倉沢峠うぐいす茶屋〜(13:59)金時登山口〜(14:04)仙石
 「山の会」メンバーとともに箱根/金時山に行ってきました。週末の箱根は、激混みとなるため、今回の金時山は平日登山としました。また、個人的には金時山については、今まで乙女峠側から2回登っただけでしたが、今回初めて公時神社から登りました。
 詳細は、以下をご覧下さい。


 箱根湯本駅で下車し、御殿場プレミアムアウトレット行きバス乗り場に向かう。もうすでにバスを待っている列が見えてきた。近づいてみると並んでいる人たちは皆、外国人だ。それもアジア系、中東系、欧米系と多彩な状況。その後、箱根湯本始発である目的のバスがやってきて、車内で再度確認するが、30人ぐらいの乗客は、やはり外国人しか見当たらない。日本人は自分一人だけだ。ここは、ホントに日本か?と思えたひと時だった。
...ちなみにバス乗り場にて案内をしていたスタッフは、日本人だったが英語で対応していたので日本語は聞こえてこない。
 9:28、金時神社入口にて欧米系の外国人男女1組とともに下車。(写真下) その2人は、すぐに公時神社の方に歩いていった。私は、反対側のバス停に向かい、バスタ新宿から来る他メンバー4人を待つことにした。
[金時神社入口にて下車]

 反対側のバス停でダイヤを確認すると、バスタ新宿からのバスは9:39到着となっていたが、20分ぐらい到着が遅れているとの情報が他メンバーからLINEで入ってきた。
 10:02、バスタ新宿からのバスが到着。(写真下) ようやく他メンバーと合流。少し金時山方面に歩き、トイレ前でストックを1本取り出す等、準備開始。
 10:13、出発する。
[他のメンバーが反対側から到着]

 出発するとすぐに公時神社に到着。(写真下) 初めての訪問だ。鳥居を潜って奥に進むと社殿が見えてきた。社殿はそんなに古くなく、調べたら昭和36年に建てられたものだと分かった。参拝した後、右手の登山道を進む。
 『公時神社は、箱根霊山のひとつ金時山東麓に鎮座するお社であり、金太郎伝説で有名な坂田公時命がお祀りされています。
 御祭神の坂田公時命は、平安時代中期、源頼光の四天王の一人として活躍し、酒呑童子退治にも同行したと伝えらえる勇猛な武将であります。その武勇は「今昔物語集」や「古今著聞集」によく記されていますが、一般には、幼名の「金太郎」で知られ、童形で鉞を持ち、金の字の腹がけ姿で熊に跨る金太郎は、昔話や童謡などで広く親しまれています。』 
公時神社WEBサイトより
[公時神社を参拝]

 神社を後にし、金時山へのルートを進む。緩やかな直線状の登山道が延々と続いている。(写真下) ウォーミングアップにはちょうどよい登りだ。
[直線状の緩い登り]

 10:31、県道731号線「道路愛称:はこね金太郎ライン」を横断する。(写真下) この県道が整備されたことで、この先のトンネルを抜けた場所にある金時見晴パーキングに駐車すると、金時山頂上はかなり近くなったようだ。
[林道を横断]

 10:38、金太郎が住んでいたと言われる宿り石に到着。(写真下) 大岩で左右に割れている。だが、石割山のように割れた間が通れるようにはなっていなかった。
[金時宿り石の前を通過]

 宿り石を過ぎると進路が東となり、緩い登りとなる。その後、進路が北に変わると、急登が始まった。樹林帯の中なので、ひたすら登っていく。やがて東へ水平に進むようになると、前方に矢倉沢峠方面からの合流点が見えた。(写真下) ここで小休止とした。
...いつものように冷凍ペットボトルの麦茶(伊藤園)に冷凍でない麦茶(サントリー)をブレンドして冷えた麦茶を飲む。
[矢倉沢峠方面からの合流点]

 合流点からは、樹林帯の中、急登、水平道、急登と変化のあるルートとなる。
 11:37、左手の光景が広がった。(写真下) 神山方面には雲がかかっていて、その西側の芦ノ湖は靄っていて薄っすらと見えるだけだった。
[仙石原方面の眺め]

 11:52、頂上が見えてきた。(写真下) しかし、樹林帯から抜けたせいか、風が強い。
[金時山頂上が見えてきた]

 さて富士山はどうだろうかと、北西側を眺めると、どうにか山容を拝めることができた。(写真下)
 だが、その後3分も経たないうちに雲に隠れてしまった。
[かすかに富士山の姿]

 ものすごい強風で帽子が飛ばされないように注意しながら山頂にてランチタイム。気がつくと到着の時はそこそこ登山者がいたのだが、皆出発していき、山頂はガラガラ状態になった。(写真下左)
 下山直前に富士山は見えないものの、全員で記念撮影。(写真下右) 撮影をお願いしたのは、ちょうど傍で休憩中のインド系と思われる背の高い女性。撮影後、聞いたらニューヨークから来たとの事。金時山も富士山同様、外国人訪問が多くなっていくようだ。
[風が強く登山者は増えず] [バックの富士山は見えなくなっていた]

 12:37、金時山頂上を後にする。来た道を下っていく。樹林帯に入ると、強風は吹いていなかった。
[来た道を下っていく]

 12:58、矢倉沢峠合流点で再び小休止。その後、ここで行きのルートから離れ、矢倉沢峠方面に下っていく。すると、合流点のすぐ先で視界が広がった。靄のかかった正面の明神ヶ岳方面を撮影する。(写真下)
[明神ヶ岳方面が見えていた]

 水平な樹林帯を進む。この辺りは、歩いていて気持ちがいい。(写真下)
[樹林帯を行く]

 階段状の下りとなる。左右は、背の高いササだ。(写真下)
[ササの背丈が高い]

 13:22、矢倉沢峠うぐいす茶屋の前を通過。(写真下)
[矢倉沢峠うぐいす茶屋は閉店]

 最初は、歩き難いV字状の土の登山道が現れたが、その後、整備された登山道に出ると、右手には別荘が見えてきた。(写真下)
[整備された階段道]

 13:48、舗装路に出たが、この辺りは、まだ別荘地エリアだ。(写真下)
 どんどん坂道を下っていくと、バス通り(国道138号線)に出た。左折して金時登山口バス停を通過する。
[舗装路に出た]

 14:04、ゴールの仙石バス停に到着。ここまで来れば、桃源台からのバスが来るので本数が一気に多くなる。(写真下) ここで缶コーラを買って飲みながら、箱根湯本行きのバスを待った。
...バス停には飲料自販機あり。また、バス停の奥にあるスーパーでは酒も売っていた。
 [仙石バス停にて]


 今回は、シモツケの花がやたらと目立ちました。
[シモツケの花]
 下山後、塔之沢温泉に入り、サッパリしたところで反省会。お疲れさまでした。
 [風呂上りの乾杯]



※山行時間には、撮影時間を含んでおりますので、ご注意下さい。